51P199XTEKL



1: 世界@名無史さん 03/04/14 06:58
湯名なのだと女王とか結構いるけどそんなに規模が大きくない場合女の子が領主や一族の当主になったりすることってどの程度あったんですか?
また、どんなの人がいたのか知りたいです
関連記事
領主・当主が女の子だったことってあるの?








371: 世界@名無史さん 05/01/22 22:18:03 0
360 :世界@名無史さん :04/10/02 09:13:23
ヨーロッパでは嫡男子がいなければ嫡女子が当主ですよね?

メアリー・スュツアートには庶子の兄がいたけど、女王になった。
(庶子といっても母親は貴族の出)



あ、そうですか。
庶子っていうけど、母親は正式な結婚をしていなかったわけですか。

372: 爵位等の継承。 05/01/22 22:31:24 0
モールバラ公爵家は、二代目は女性でした。初代に男の子が居なかったからです。
三代目は、彼女の息子がなりました。

現ノーサンバラント公爵は、最初、ノーサンバラント伯爵でした。
初代伯爵は、他の公爵など持っていましたが、死亡時は娘だけが残っていました。
二代目伯爵は、その娘の夫でした(彼は、その爵位を公爵へ上げましたが)。

他に、こういうのもあると思います。A男の子供は、B女のみ。B女の夫Cとの間にD男が居る。
A男の爵位は、D男へ直接引き継がれる
(Aの死亡時、Dが生まれていなければ、一時空位となる ☆)。

(☆:王によって爵位が収公される危機だよね)

また、こういうのもあるかも。A男の子供は、B女のみ。B女の夫Cとの間は子供はない。
その後、BとCは離婚し(あるいは、Bが早死にし)、Cは別の女との間に、E男を作る(作っていた)。
結局、E男が継ぐ。

また、こんなのも。A男の娘B子の夫Cが爵位を継ぐ。BとCの間に子供が居ない。
そのとき、Cの後は、Cの甥が継ぐ。あるいは、Cが前の妻との間にもうけた息子が継ぐ。
または、B子が早死にした場合、Cの後添えが生んだ息子が継ぐ。
プシュミル家のオタカル2世が、オーストリア公爵位について、これに似たことをやりました。

373: 世界@名無史さん 05/01/25 10:56:19 0
そもそも女の継承を認めないからと言うんで、父の弟の家系や祖父の弟の家系に移るなんてことも。

376: 世界@名無史さん 05/02/27 15:00:03 0
>>373
限定相続とか限嗣相続とか訳はさまざまですが、王位や爵位でなくても、男系男子しか、財産を相続できない場合もあったようです。当主が自分で作った財産は自由ですが、代々の領地は1番近い男系男子(又従兄弟の子とか)「高慢と偏見」がこの例で、娘が4人いても、土地(ちょっとした地主程度)は相続できない。
だから結婚が不利。
推理小説にもでてきますが、イギリスの例しかわからないので、欧州では一般的だったかどうかは知りませんが。

377: Ryuju ◆RlujhF6VrA 05/02/27 16:05:12 0
ある家に子供が三人、うち男子が二人いて、一人(長男)が子供を作らずに死に、もう一人(次男)が聖職者になってた場合、普通は聖職者から還俗して男が継ぐのか、妹もしくは姉に当たる女の子が継ぐのか、どっちだろう。

あと、兄弟二人でも長男に女の子しか生まれなかった場合も気になる。
食い扶持確保のために、次男以降が聖職者になる例は結構あったと思うんだけど。

379: 世界@名無史さん 05/02/27 21:06:25 0
>>377
ルネサンス頃までは、ケース・バイ・ケースだったようです。要するに実力主義。
女子継承権があっても、庶出の兄が継承権を主張して勝ったり、嫡子が幼いと弟が司教クラスでも還俗して勝ったり。嫡子がなければ庶子を認知しておくとか。ルネサンス期になると食い扶持確保というより、聖職者は外交官だから長男以外で最も優秀な男子は聖職者にするのが、名門の慣例のようです。
12,3歳から僧籍に入れて、20歳前後で枢機卿になれるから、あとを継ぐより有利。
チェーザレ・ボルジアも次男だったので、17歳くらいで枢機卿になっています。

380: 勇者トンヌラ ◆CSZ6G0yP9Q 05/02/27 22:49:18 0
>>378-379
爵位スレで何度も触れていますが、女子に相続権がない国の方が珍しいのです。
サリカ法はフランスの王位相続を解決する為に引っ張り出してきたこじつけでしかありません。封の家産化が進んだか否か、というのが女子相続を認めているか否かのボーダーラインを形成しているように思います。

また明確な長子相続制が確立したイングランドも全体で見れば珍しいケースです。
当主以外が聖界に入るのは珍しくありませんが、生きる為というよりはその家が聖界に持っている特権の維持という性格の方が強いと思います。
サリカ法典

サリカ法典は、フランク人サリー支族が建てたフランク王国の法典。ラテン語で記述されており、編纂にあたってはローマ人の法律家の援助を得たと言われているが、ローマ法とは異なり、金額が固定された金銭賠償(贖罪金)に関する規定が主であり、自力救済を原則としていたことにも特色がある。

また、サリカ法の相続条項を拡大解釈して女王及び女系継承を禁じたフランス王国の王位継承法と、それに準じた他国の相続方式も、しばしば便宜的にサリカ法と呼ばれる。


386: 世界@名無史さん 05/03/14 22:25:32 0
ヤドヴィガについて詳しく書いてある本って無いですかね?

ヤドヴィガ (ポーランド女王)

ヤドヴィガ・アンデガヴェンスカ(1373年10月3日/1374年2月18日 - 1399年7月17日)は、ポーランド王(在位:1384年 - 1399年)。

女性の君主でありながら女王(regina, queen)ではなく王(rex, king)の称号を持つが、これはヨーロッパでは非常に稀な例である。ハンガリー名はヘドヴィグ(Hedvig)。カトリック教会の聖人で、女性君主、王妃および統合ヨーロッパの守護聖人である。


390: 世界@名無史さん 2005/04/26(火) 02:13:39 0
>>386
ヤドヴィガについては、詳しい本は結構出ている。ただ、絶版になっているものは多いが、英語とドイツ語とポーランド語でけっこう出ている。私自身けっこうかき集めた。
ヤドヴィガよりも、その姉のマリアについての本のほうが少ない。ハンガリー語でしか出ていない。

書籍リストを挙げたいところだが、ただ、今、ちょっと忙しいので整理できないので、数ヶ月後になってもいい?

とりあえず簡単に挙げておくと、
Oskar Halecki:Jadwiga of Anjou and the Rise of East Central Europe.
が現在では一番簡単に手に入る研究書・ただ、ヤドヴィガについては少女ながらかなりの政治力を発揮したという観点。わたし個人としては疑問。
Lois Mill: So Young a Queen.
Charlotte Kellog: Jadwiga, Poland's Grean Queen.
Monica Gardner: Queen Jadwiga of Poland.
この二つは、子ども向けの読み物という感じだが、わりと考証と記述もしっかりている。ただ、入手困難だし、日本国内でも所蔵されていないはず。

Fr. Boleslaw Prybyszewski: Saint Jadwiga - Queen of Poland
これは、カトリックの聖人としてのヤドヴィガに焦点をあてたものだが、政治的なことも書いてあるし、写真も豊富。
ほかにドイツ語とポーランド語はいくつかある。

391: 世界@名無史さん 2005/04/26(火) 02:19:06 0
ヤドヴィガについていえば、わりと研究書などの類では、カトリックに配慮しているのか、業績があったとの見地にたっているが、これは疑問。だって、10歳で単身クラクフに入って即位して、さらに12歳でヨガイラと結婚させられているわけだから、実権がまったくなかったと見るべきだろうね。
そもそも11歳のときには、許婚者だったオーストリアの王子と密会しているところをクラクフの貴族に引き離されていて、幽閉されているわけだし、ヨガイラと結婚後も母と姉がハンガリーの叛乱軍に幽閉されたときに何の反応も出すことができなかったし、貴族の陰謀で誣告されて王位を失いかけたり、ヨガイラがいないすきに誘拐されそうになったりしているから。
わりと薄幸の姫君って感じ。

ただ、姉のマリアのほうが、もっと不幸。1386年のハンガリー王国南方で発生した叛乱軍に捕えられて、身包み剥がされて幽閉、拷問されているし、さらにマリアは目の前で母親を殺されている。
でも、これで発狂しなかったのは不思議だが。

395: 世界@名無史さん 2005/05/13(金) 04:13:01 0
ヨーロッパ城物語を見ていると女城主はよくでてくるぞ。

396: 世界@名無史さん 2005/05/31(火) 11:32:34 0
日本の中世だって女性の地頭は結構普通にいるだろ。

397: 世界@名無史さん 2005/06/02(木) 17:34:18 0
八条院領は、八条院暲子内親王(後白河帝の異母妹)が所有していた荘園群です。

399: 勇者トンヌラ ◆CSZ6G0yP9Q 2005/06/02(木) 20:11:42 0
>>395-396
女性にも家産の相続権や所有権はあったので、別に珍しい話では無いかと。
これがレーエン保持権になると話は変わってきますが。

400: 世界@名無史さん 2005/06/03(金) 09:19:10 0
レーエン保持?

408: 世界@名無史さん 2005/06/10(金) 12:38:38 0
>>400
レーエンってのは封の事。軍役を代償として与えられた領土だから
とうぜん従軍できない女や子供には相続権が発生しなかった。
時代が降るに連れて曖昧になっていく事が多かったけど。

410: 世界@名無史さん 2005/06/10(金) 23:04:17 0
てか西欧の封建制は、日本の中世荘園のように一つの土地に対する権利関係が重層的に錯綜しているようなことってあるの?

411: 勇者トンヌラ ◆CSZ6G0yP9Q 2005/06/11(土) 00:22:14 0
所有権と用益権は分離している事が多かったですし
一つの集落に複数の領主が存在する事も少なくありませんでした。
一般的に下位の封臣になるほどに、細分化されている傾向にあると思います。

412: 世界@名無史さん 2005/06/12(日) 06:04:36 0
西欧の場合、一つの土地に対して複数の領主がいる場合、土地自体を領主ごとに分割してしまうのですか?
それとも土地自体は分割せずに「この土地の収入の何割は誰々、何割は誰々」というような感じで年貢を納入させるのですか?

413: 世界@名無史さん 2005/06/12(日) 20:32:03 0
どっちもあるとしか言いようがない。

414: 世界@名無史さん 2005/06/16(木) 21:15:32 0
西欧の中世って、税は物納?or金納?

427: 世界@名無史さん 2005/07/04(月) 14:31:13 0
>>414
9世紀末初頭のパリ近郊の農民(コロヌス)の一家の場合 夫婦、子ども3人
耕地8ボナリウム2アントシンガ(単位が判りません)
葡萄畑2アルパン(1アルパンは約8000平方メートル)
採草地8アルパンを保有
金納 年間 人頭税一人4ペンス 軍役代納税銀貨2シリング(物納するなら牡牛1頭+羊) 
物納 年間 若鶏3羽 卵15個 森林使用料として葡萄酒大樽2個
賦役 毎週2日領主の直営地を耕作 毎週1日領地の雑用 他に荷物運搬年数回 

428: 世界@名無史さん 2005/07/04(月) 15:18:03 0
歴史の表舞台に出てくる女政治家ってろくな奴がいないような。

429: 世界@名無史さん 2005/07/04(月) 19:33:29 0
>>428
あなたはマーガレットを馬鹿にするのですか?

430: 世界@名無史さん 2005/07/05(火) 10:04:35 0
どんな功績があるの?

431: 世界@名無史さん 2005/07/05(火) 16:53:15 0
>>430
公社売り払いに始まるマネタリズムによる国家財政建て直しと、舐めて戦争吹っかけてきた小国を機動艦隊で粉砕して破産寸前に追い込んだこと。だけかな。

432: 世界@名無史さん 2005/07/05(火) 20:12:55 0
小国というイメージではないがな。
まあ確かにそうともいえるかw

439: 世界@名無史さん 2005/07/20(水) 22:27:50 0
「この内閣には私以外に男はいないのか!」

カコヨ杉

447: 名無しさん@そうだ選挙に行こう 2005/09/10(土) 20:28:54 0
ベルジナ・ブット(パキスタン)
タンス・チルレル(トルコ)

イスラム国で稀有な女性首相だが、マーガレットタンの偉業に比べると・・・ウーム

454: 世界@名無史さん 2005/11/24(木) 23:00:50 0
エカチェリーナ1世

ヨーロッパで農民から皇帝に成り上がった珍しい例

461: 世界@名無史さん 2006/01/11(水) 21:53:41 0
>>454
エイレーネ・テオドラ・ゾエなど女帝がそれなりにいたビザンツからの伝統。

463: 世界@名無史さん 2006/01/13(金) 03:49:57 0
捕虜になったら?

468: 世界@名無史さん 2006/01/26(木) 17:43:34 0
>>463
カトリーヌ・スフォルツァの運命

474: 世界@名無史さん 2006/03/32(土) 20:28:09 0
アンゴラの女王ジンガは既出かゑ?

475: 世界@名無史さん 2006/04/09(日) 01:13:52 0
パルミラのゼノビアはなぜか影薄いね・・・

476: 世界@名無史さん 2006/04/09(日) 13:51:39 0
ゼーノビアは飽くまでも君主ではなく、カエサルの妻にして
アウグストゥスの母だった筈。

478: 世界@名無史さん 2006/04/10(月) 16:35:49 0
>>476
アウグストゥスと言ってもカエサルの息子のことではなく、自分の息子のウァバラトゥスに勝手にアウグストゥスを名乗らせたもので、誤解なきよう。

481: 世界@名無史さん 2006/04/12(水) 02:33:53 0
国家元首じゃなくて伯爵とか大地主とかの当主ならロシアには普通にいた。

で、無駄話なんだが『フェビアの初恋』という結構面白い小説があって主人公はメイフワラー号以来の家系を誇るボストンの大富豪の長女で寄宿学校を卒業して実家に帰ってくる。そこで社交界デビューのための舞踏会が催されるのだが、これを仕切った彼女の従兄はまず選りすぐりの令嬢75人と青年300人に招待状を送る。男女比は4対1が適当らしい。
そこを読んでいて俺は思わず笑い出したのだ。

その少し前にツルゲーネフの『猟人日記』を読んでいて、田舎令嬢という言葉が出てきたのを思い出したからだ。選りすぐりの田舎令嬢が75人だったらスゴイだろうなと。

ロシアの地主貴族はペテルブルクやモスクワに住んでいる者もいるが、領地に住んでいる者も多い。領地住まいの貴族の娘は広い館でメイドにかしずかれ、コックが作る料理を食べ、家庭教師にフランス語を習い、ピアノを習ったりして教養を積み、未来の夫の到来を待つ。一人娘だと大富豪なら求婚者も多数あるが、そうでなければ独身のまま齢を重ね、死後は遠縁の者に爵位や領地が行くケースも多い。

美食を味わい、教養を積む田舎令嬢。ロシアの片田舎に流れてくるコック、ロシアの片田舎に流れてくるフランス人、ロシアの片田舎に流れてくるピアニスト。偽物の美食、偽物の教養。そして財産目当て以外の何者でもない偽物の白馬の王子様。今からは想像もつかない世界だね。

485: 世界@名無史さん 2006/05/24(水) 12:38:00 0
西欧だと、女子相続権がかなり普及してたから、女君主は多かったけど、だいたい、すぐに他家の男と結婚して、婿の方が主役になる感じか。
マリア・テレジアみたいに、夫を従えて活躍するのは珍しいか。

487: 世界@名無史さん 2006/05/25(木) 19:50:52 0
>>485
してねーよ。何を言っているんだと、君は。
財産権と封の相続権は全く違うぞ。

498: 世界@名無史さん 2006/06/11(日) 12:54:42 0
>>487
それで君は何を言いたいのかが分からない。
フランツが第一シルトに居なかったとでも言いたいの?
彼はテレジアの配偶者であるので、オーストリア大公位も持ってた筈。
(もっとも君主という意味でのものでなく、大公婿とでも訳すべきか)
えーと後、既出だと思うんだけど、ロートリンゲンとトスカナの交換はポーランド継承戦争の戦後処理の一貫だから結婚云々は直接関係しないよ。
もちろん間接的要因ではあるけどね。

499: 世界@名無史さん 2006/06/11(日) 18:21:17 0
>>498
すいません、話の腰を折るようで恐縮なんですが
あなたの言う「シルト」って何ですか?

文章の前後の意味を読む限り
ドイツ周辺一体を意味してるんでしょうかね。

500: 世界@名無史さん 2006/06/11(日) 20:47:24 0
>>499
横レスだがヘールシルト制ってのはドイツ特有の階級制度。
俗に帝国諸侯と呼ばれる皇帝から直接、封を受けてる諸侯を頂点にピラミッド的な階層があったわけ。

488: 世界@名無史さん 2006/05/25(木) 22:21:48 0
> 財産権と封の相続権は全く違うぞ。 

分かりやすく解説プリーズ。

489: 勇者トンヌラ ◆CSZ6G0yP9Q 2006/05/26(金) 22:48:41 0
>>380と併せて見て頂きたいですが、簡単に言えば自分の家に伝わる財産と領地(封)を連続して授かる権利というものが区別されていたという事です。封は軍役など様々な義務の代償として授けられたものですから、それを履行する実力・資格を持つ者
つまりは成人した男子でなければ当初は継承を認められませんでした。
この権利が家の財産として見做されるようになると、義務を果しえない幼年者や女性にも認められるケースが出てきた所もあったという事です。。

引用元: ・領主・当主が女の子だったことってあるの?




新装版 歴史をさわがせた女たち 外国篇 (文春文庫)
永井 路子
文藝春秋
売り上げランキング: 215,363