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1: 世界@名無史さん 02/02/04 20:00
映画「インドへの道」や「インドシナ」で植民地でのヨーロッパ人の暮らしぶりが描かれていますが、ああいう映画はどれだけ実態を反映しているのですか?
あと、よく本国ではとてもできないような贅沢でインモラルな生活をしていたように書かれている本が多いですが、真相はいかに?








3: 世界@名無史さん 02/02/05 21:18
「インドへの道」で描かれている英国人女性(メムサーヒブ)は植民地時代のかなり後期のもので、初期はそれほど現地人に対する差別は厳しくなかったようです。

あと、現地妻を持ったりしていた人は結構いたようです。
ヴィクトリア朝の英国ではきわめて偽善的な価値観が支配していましたからその息苦しさから逃れるために植民地に魅力を感じていたのでしょう。

4: 世界@名無史さん 02/02/05 21:22
ヨーロッパ人ってひとくくりするけど、傾向としてイギリス人などは現地人と混血する比率が少ない感じだね。スペインあたりだと、混血者がひとつの階層を形成するくらい、混血しまくってる感じがする。

ドイツ、フランスあたりの植民地での混血の比率はどうなのかな。

5: 世界@名無史さん 02/02/05 21:29
>>4
フランスはイギリスに比べると混血率が高いです。
ドイツはイギリスと同じであまり混血しなかったと思います。
あと、オランダも混血率が高い。

6: 世界@名無史さん 02/02/05 21:36
オランダがなければ、カトリックとプロテスタントの違いと言いたくなるんだけどオランダはバリバリのプロテスタントだから、そういう考え方は出来ないな。

う~ん、確かにイギリスは大量の植民地を経営していた割に、混血者というのは圧倒的に少ない感じだ。

同じアメリカでも、イギリスが主体になった北米では原住民と白人の混血ってあまり一般的じゃないけど、スペインが中心になった中米や南米だとメスチーソが大量に存在する。

一体、何が原因でこの違いが出てきたんだろうか。

8: 世界@名無史さん 02/02/05 21:47
>6
やっぱり、それぞれの国民のものの考え方の違いかな?
混血を嫌う国民と、それほど気にしない国民と。

11: @l;@「」 02/02/05 22:56
>9
「英国紳士の植民地支配」中公新書
混血について、単に村落ごと補足されやすかった定着農耕民(中南米)と、部族ごとに細分化して補足されにくかった移動狩猟民(北米)の違いではなかろうか。

12:   02/02/06 00:54
スペインは南米の現地女性を動物扱い。性のはけ口程度にしか扱っていなかった。しかし、フィリピン女性は結構可大事にした、と何かで呼んだ記憶がある。その理由が思い出せない。
知っている人はいますか。

15:   02/02/06 12:00
日本人も相当混血を避ける傾向がある。定住民だけど。
好き嫌いではなく、「避ける」。
やはり、島国気質なのかねえ。

17: 世界@名無史さん 02/02/06 14:33
移民先としての植民地、原料供給地としての植民地の差や直接支配・間接支配および支配理念の違いも原因でしょう。
イギリスは間接支配、フランスは直接支配。
イギリスは現地の習慣尊重。
フランスは現地の文明化。

(もちろん、支配理念がいかなる美辞麗句で飾られてもそれが植民地支配を正当化するものではありませんが)

26: 世界@名無史さん 02/02/06 22:00
レッドリバー植民地って知ってる?
今のカナダ・マニトバ州にフランスが作った植民地があった。
住民のほとんどはインディアンとの混血で、本国からも忘れられたコロニーだったが、人口は5千人近くまで増えていた。
大西洋諸州と上下カナダ(オンタリオ・ケベック)が連合して独立した際、西にあるこの小さなコロニーを仲間扱いしてやろうという政治家もいたが、結局は討伐すべき野蛮人に分類されてしまった。

25: 世界@名無史さん 02/02/06 21:41
モームの小説に、熱帯なのに正装して汗たらたら流しながら生活してるヨーロッパ人の描写がなかったっけ?

39: 世界@名無史さん 02/02/09 10:13
>>25
イギリスじゃあ、今でも日曜日の朝からネクタイを首の上までキッチリしめて、ジャケットを着てくつろぐ人は結構いましたよ。

最初見たとき「これがイギリス紳士かあ」と思っていたけど、よく聞けば普通のおっちゃん(逆にミドルクラス以上は休日にスーツなんか着ない)。オレから見れば昼の披露宴くらいOKな「準正装」なんだけど。

27: 世界@名無史さん 02/02/06 22:34
ヘスケス・ベルという英国人は
「われわれは土着人がわれわれの真似をするのはいい感じがしない。」
「われわれは土人がその本来の衣服を着ているか、もしくは裸でいるのを見るのを好む」
と書いている。

29: 世界@名無史さん 02/02/07 00:13
>>27
明治から第二次大戦までの日本を訪れた英国人達も、日本について似たようなことを言っているね

35: 世界@名無史さん 02/02/07 20:43
サマセット・モームの小説を読むと、植民地時代の生活が描かれている。
「本国の特徴を最もよく知ることができるのは植民地においてである」
ということばがあるけど、基本的に本国の特徴を凝縮したような社会。

40: 世界@名無史さん 02/02/09 11:10
その人間の真の姿は占領地、植民地のような自分の良心以外に行動を抑止要素がないところに行くとよくわかるね。

60: 世界@名無史さん 02/02/09 21:41
ジョージ・オーウェルの「象を撃つ」はビルマでのイギリス人の行動を批判していますね。
オーウェルは警察官として英領ビルマに赴任していましたが、そこで大英帝国の実態に失望したといいます。恐らく英国内では美辞麗句をもってイギリスの植民地支配が宣伝されていたのでしょうね。大東亜共栄圏のように。
でも実態は違った、オーウェルはその実態を見て失望したと。

67: 世界@名無史さん 02/02/11 12:03
遠藤周作一生の記憶

幼少時大連で育った遠藤。
彼がエッセイでしばしば挙げているのが
「馬車に乗った日本人がステッキで御者の背を叩く。で、降りる時御者に金も払わずに立ち去る」
というもの。余程強烈な印象だったんだろうな。

70: 世界@名無史さん 02/02/11 18:20
アメリカ西海岸の日本人排斥運動が盛んになった時、アメリカ政府と日本政府の間で「日米間の交流は教育のある階層だけにしよう」って話になって紳士協定が結ばれたんだよね。
結局いつの時代もドキュンはドキュンってこった。

101: 世界@名無史さん 02/02/17 00:54
ベルギーはアフリカのコンゴを植民地にしていた。
原住民に強制労働させ、ノルマを達成できなかった者は手首を切り落とした。

227: 世界@名無史さん 02/03/07 11:50
この前の「アフリカの世紀」でジンバブエかどっかの白人地主が黒人に追い立てられるって話があったが、黒人の家から比べると考えられないようなゴージャスな家に住んでいた。
黒人が暴動を起こす気分もわかる。

208: 世界@名無史さん 02/02/19 17:35
欧米人がノルマ果たせなかった原住民の手首切り落としたり、ある島の住人を遊びで狩って全滅させたことがあるって本当ですか?

本当だったわ怖すぎ…

211: 世界@名無史さん 02/02/19 18:33
手首:インドの綿織物職人
人間狩り:タスマニア島

212: 世界@名無史さん 02/02/19 18:38
>211
ベルギー領コンゴもいれて。

224: 世界@名無史さん 02/03/06 13:16
フランス領インドシナでは、税金を滞納した女性たちは、首かせをつけられたそうな。
ハノイの博物館に写真が残ってる。
課税は人頭税の他に、田畑、家屋、市場、河川の渡し税、死亡と出産を対象とする生死税、葬式や先祖の祭り、結婚式にもかけられた。

226: 世界@名無史さん 02/03/07 11:33
ジョージ・オーウェルの『ビルマの日々』という小説があるけど、ビルマ人の最大の栄誉は白人の社交の場、カントリークラブのメンバーになることで、そのためには同胞のビルマ人をけしかけて暴動を起こさせることも、殺人もやるというありさま。
チーク材をあつかう白人男は現地妻を持っていて、パリの香りのする若い女に恋をするが、安定した将来を求める女にふられて自殺する。

238: 世界@名無史さん 02/03/18 20:56
インドネシア在住のオランダ人は、暑気払いと称して大量のジンを、朝の空っぽの胃袋に流し込んでいた。また、涼しい風を体に受けすぎると風邪をひくと思われていたので、朝9時に窓や戸を閉めて海風を入れないようにした。
そうすると室内が暑くなるので、カーテンをひいて日光をさえぎる。

239: 世界@名無史さん 02/04/08 19:59
ドイツの植民地政策はどんなふうだったのかな?
ドイツは第一次世界大戦で海外の植民地を全部失ったので、あんまり紹介されてないんだけど。

259: 世界@名無史さん 02/06/24 22:18
>>239
ドイツ人、ものすごく植民地経営が下手そうな・・・
(マジ=マジの反乱だっけ?)
ナチスドイツに興味を持ってい見ていると、彼らの狂信的人種主義は、一夜漬けでないみたいだし。でもベルギーもオランダもイタリアも下手。植民地政策じゃ手馴れた英仏とモラルハザードしちゃうスペイン以外は・・・って感じがする

267: 世界@名無史さん 02/08/09 06:40
>>259
ドイツ領東アフリカ(現タンザニア)で、綿花強制栽培に反対して起きた事件ですね。
強制栽培というと、インドネシアにおけるオランダのそれを連想させますが。

231: アマノウヅメ 02/03/08 15:06
南アフリカ共和国に黒人政権が誕生した時、テレビで特別番組見ました。
平均的な白人の家というのがアメリカの上層中流階級の家くらいで、日本だったら豪邸の上に超がつくくらい。500坪くらいは優にありそうな庭にプールがありました。

10歳くらいのかわいい顔した白人の少年が「今までは世界一すばらしい国だったのにこれからは最低の国になるんだ}と口を歪めて憎々しげに言い捨てていたのが印象に残ってます。

241: 世界@名無史さん 02/04/11 07:58
いつも思うことなんだけど・・・ハリウッドの有名人なんかでも南ア出身の人っているでしょ、ああいう人って、やっぱり普通の欧米人に比べれば、差別意識が強いのだろうか。

例)シャーリーズ・セロン 心臓移植外科手術で有名なバーナード博士の息子、クリスチャン・バーナード(確かモデル)

偏見かもしれないけれど、「南アみたいな特殊な環境で育ったら、黒人差別とかしそうだなあ。」て思っちゃうんだよね。
註)彼らが実際に差別発言をしたとかではないので。悪しからず。

249: _ 02/04/21 19:08
>>241
まあ、あれだけ圧倒的な数のバンツー系住民に囲まれて暮らしてたら、アパルトヘイトとかしたくなる気持ちも分からなくはない。南アで体系的にアパルトヘイトが導入された1948年当時は、しだいにアジア、アフリカでナショナリズムが高まってきて、そのまま行くと(つまり全人種レベルで民主化ってことになると)、バンツー系に国を乗っ取られるという感覚があったと思うよ。
まあ、1994年の全人種参加選挙を経て、結局は半世紀ももたずに政治的には黒人支配になったけどね。

251: 世界@名無史さん 02/04/22 03:30
>>249
いや、そういう是非を問うってことじゃなくて、彼らのようなショービジネス界に生きる人も、やっぱり差別意識ってかなりあるのかなーっていう疑問。
特にアメリカは、ショービジネスとスポーツ界には黒人がたくさんいるでしょ。
そこに、南アフリカと同じ意識で入っていくのかなという疑問があったわけ。

246: 世界@名無史さん 02/04/21 16:33
幕末の日本にいた西洋人の男は、たいてい日本女性をひとりかふたり囲っていたらしいね。(日本は植民地じゃないけど)

248: 世界@名無史さん 02/04/21 18:54
ヴィクトリア朝の英国なんか、偽善的なモラルが支配していたから、本国ではできないことを植民地でやっていたのかな。
本国の厳しい階級制度からも逃れられるし。

253: 世界@名無史さん 02/04/26 14:47
>>248
英国では、1909年に、現地人女性との肉体関係を禁じる回状が植民地省から帝国各地に送られている。どれだけ効果があったかは疑わしいけど。
第二次世界大戦後に、マラウイに渡った地方役人の妻が、「夫がアフリカ人の妻を同居させたがるから」という理由で離婚している。それと、夫たちは自分は現地人の女性を愛人にしながら、妻が現地人の
男性と関係を持つかもしれないということを非常に危惧していた。

250: 世界@名無史さん 02/04/21 19:25
英国人は植民地の現地人を人間とは感じてなかったらしいね
会田雄次の「アーロン収容所」なんか見ると 
既出かな?

254: 世界@名無史さん 02/04/28 18:39
アフリカの植民地では、奥方たちが日焼けを恐れて入浴中も帽子をかぶりつづけたとか。
外出に際しては、つば広帽子をかぶり、日傘をさしていました。

260: 世界@名無史さん 02/06/24 23:39
ヨーロッパだけじゃないけど(つまり日本も含む)、南方に進出して、そこで伝染病で大打撃受けて、植民地支配確立したあとでは衛生状態の改善に尽力するってのは一種のパターンだよな。

引用元: ・ヨーロッパ人の植民地における生活



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