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184: 世界@名無史さん 2009/03/25(水) 13:23:54 0
日本と西洋で中世末期までエリート重装騎兵を中核とした軍制だったのがなぜか両者とも14世紀になると歩兵の重要性が増して近世には傭兵・雑兵足軽の時代になる(しかも鉄砲長鑓がメイン)というのは何か意味があるのだろうか?

195: 世界@名無史さん 2009/03/26(木) 01:01:52 0
>>184
>なぜか両者とも14世紀になると歩兵の重要性が増して

飛び道具の性能向上、てのが14世紀に共通して見られるような気がする。
ヨーロッパではクロスボウの威力が増加して特殊な器具を使わないと引けないようなものまでその頃になると現れてくるけど日本でも太平記の頃には徒歩の弓兵に遠距離から大鎧がぶち抜かれるような例が軍記物語に見られるようになるそうで弓の性能の向上を反映してるのだとか。

262: 世界@名無史さん 2009/05/22(金) 13:32:57 0
>>184
しかもなぜか両者とも近世になると両手剣術が流行する

279: 世界@名無史さん 2009/12/26(土) 10:31:21 0
>>262
両手剣の発生は、やはり甲冑の発達によって、手持ち盾の必然性が薄れたからだろうか?

280: 世界@名無史さん 2009/12/27(日) 19:43:57 0
>>279
ずばりそうでしょう。鎧で防御を補える分、両手持ちで攻撃力を上げたのだろうね。
でも、安心しきれず飾り程度の小さな盾を持つ人も居たという。

281: 世界@名無史さん 2009/12/27(日) 19:56:22 0
そうか? 
近世ヨーロッパの両手剣持ちは主に鎧とかろくすっぽつけてないパイク持ちの歩兵相手のものだった気がするが。

286: 世界@名無史さん 2009/12/31(木) 01:01:31 0
>>281
そりゃドッペルゼルドナーだ。
「中世への旅 農民戦争と傭兵」によると
「それでドイツのランツクネヒトの指揮官は、倍給傭兵、つまり特にいい武器を持った連中を第一列におき、彼らが矛槍あるいは太刀をかまえて突撃した。もっと正確に言えば、それは全然突撃などではなく、敵の槍をはね飛ばすために体を回転させながら腰をひねって武器をあちらこちらに振り回すだけであった。ほかの兵は、敵に突撃するために突破口を利用した。しばしば第一列と第二列に、留鉤銃で射撃して隊列に突破口を開くために、銃兵がおかれた」

15世紀のリンゲックの武術書の英訳を読んだことあるけど、フルプレートを着た同士の両手剣での戦いなんかも扱われていて、基本的に相手の装甲の隙間を狙った攻撃を重視する。
日本でいうと介者剣術みたいなもんだ。

287: 世界@名無史さん 2010/01/20(水) 10:03:12 0
両手剣でパイクをぶった切ることは不可能ではないだろうが、方陣組んでじりじり近付くというシチュエーションで、大振りして遠心力を利用するのは難しそうだな。

288: 世界@名無史さん 2010/04/01(木) 21:14:55 0
>>287
重装剣士のいる最前列だけ人数が薄いのかと思ってたけど

188: 世界@名無史さん 2009/03/25(水) 17:56:49 0
第一次世界大戦の前半ぐらいまで、騎兵は欧州戦の花形であり続けた。

189: 世界@名無史さん 2009/03/25(水) 18:24:34 O
第一次大戦どころかポーランドじゃ1940年ぐらいまで槍騎兵がいたらしいね。あくまでも偵察兵の役割だったけど。

192: 世界@名無史さん 2009/03/26(木) 00:14:05 0
>>189
アメリカやポーランドにはいまでも槍騎兵はいる
現在は儀仗用だが
たしかポーランド人の若い将軍が槍騎兵戦法をアメリカに伝えたのでルーツは同じ

204: 世界@名無史さん 2009/03/26(木) 23:40:46 0
>>192
カシミール・プワスキだろ。
ワシントンDCのフリーダム・プラザで大群衆を相手にマーティン・ルーサー・キングがI Have A Dreamの演説をしたときの映像で背景に映る騎馬銅像がプワスキ像だよ。

190: 世界@名無史さん 2009/03/25(水) 21:09:30 0
アフリカ南部では、少なくとも1960年代から1980年代ぐらいまで哨戒に騎馬が活躍してた。

黒人のゲリラは銃や弾薬を担いで一日数十キロ移動するから徒歩じゃとてもかなわんとかで。

196: 世界@名無史さん 2009/03/26(木) 01:03:52 0
銃が実戦に投入されるのも14世紀だな。
最初はクロスボウのほうが威力があったとか何かで読んだようなw

203: 世界@名無史さん 2009/03/26(木) 16:54:06 O
>>196
スペインがテルシオを初めて組織した時はマッチロック式火繩銃とクロスボウの混成部隊とパイク部隊との組み合わせだったからまだ出来て間もない火繩銃だと信頼性がなかったのかも知れない
ともあれスペインはこの火繩銃でフランスの重騎兵とパイクの混成部隊を破り欧州最強国にのし上がったことになるね

このスペインのテルシオを破るのはマウリッツ指導下のオランダであり、ヴァサ朝のスウェーデンであるわけだが
この時期は17世紀以降だからルネサンスは終わっているのでこのスレとは関係ないな

205: 世界@名無史さん 2009/03/27(金) 08:55:43 0
>>203
スペインの黄金時代が16世紀だとすると、15世紀の最強国はフランス?

239: 208 2009/03/28(土) 00:09:26 O
>>205
そうですね
やはり百年戦争終了後の15世紀後半はオスマンを除けばフランスが最強と認めざるを得ない
フランスの重装騎兵、スイスパイク傭兵、ガスコーニュの弩兵の組み合わせに勝てる軍は同世紀後半には見られない
勿論それ以前の百年戦争期全般のイングランド軍やオスマンでさえ勝てなかったアラゴンの無法者傭兵団アルモバルカス
フーリドリヒ2世配下のドイツ重装騎兵とムスリム軽騎旧兵、軽装歩兵の混成軍とかいるけど安定的強さを見せたのはフランス軍でしょう

そしてそのフランスにとって代わって欧州最強国にのし上がったが本格的銃を導入し兵制改革したスペイン
その転換期になったのが1503年のチェリニョーラの戦いでしょう
勿論、この時点でも欧州「戦域」ではオスマンが両国より最強といえるでしょうが
その最盛期のオスマンも大兵を派遣し占領を試みたマルタ島上陸戦では惨敗してますから絶対的強さというわけでもないですからね

193: 世界@名無史さん 2009/03/26(木) 00:35:27 0
ポーランドの槍騎兵戦法ってフランスの騎士がやってたのと何か違うの?

202: 世界@名無史さん 2009/03/26(木) 15:16:43 0
>>193
・中世騎兵のランスが相対した敵の騎兵を馬上から突き落すのに使われたのに対し、ポーランド騎兵は主に陣を構えた敵歩兵に対して使用(しばしば敵歩兵のパイクよりも長い)
・攻撃した後も再度隊列を整えて攻撃し、それを繰り返す
・甲冑が鉄砲に対応していて、致命傷を受けづらい
・全身をくまなく覆う重い甲冑のため混戦時のために常に従者を必要とした中世の騎兵と異なり身軽なので混戦になっても騎乗のまま槍を捨ててサーベルや短銃を使って戦える

こんなところじゃないか?

197: 世界@名無史さん 2009/03/26(木) 09:37:25 0
百年戦争で騎士が下馬して戦うのが画期的だったみたいに言われるけど実際にはけっこう昔から行われてたのだとか

198: 世界@名無史さん 2009/03/26(木) 11:24:17 O
ローマが崩壊してガリアにフランクが覇権を確立したころには純粋な騎乗戦闘専業の騎兵は衰退し始めた
もともとフランク自体が歩兵主体であったから騎乗戦闘専業の騎兵は征服したブルターニュのケルト人や南仏の西ゴート人から召集した
フランク自身も騎馬部隊を編制したが、あくまで騎乗歩兵

騎乗戦闘専業の騎兵、騎士が復活させたのは10世紀頃ノルマンディーに居住したフランス化したノルマン人

ギョーム公率いるノルマン人がイングランドのハロルド王を圧倒したのもハロルド王率いる軍が旧態依然な騎乗歩兵で重装騎兵であるノルマン騎士に勝てなかった
この戦の直前ハロルド王の軍はスタンフォードブリッジで最後のヴァイキングといわれたノルウェー王ハラルド3世を破っているがこのノルウェー軍には騎乗戦闘専業の騎兵はいなかった

これ以降、騎士は西欧諸国で広まり、南伊ではノルマン騎士によりムスリムからシチリアを奪還した
それとほぼ同時期ビザンティンのタグマ(中央機動軍)重装騎兵化しバルカンと小アジアでの覇権を回復した

243: 世界@名無史さん 2009/03/28(土) 00:19:27 0
ヤン・ジシュカはどのような戦法で勝利したのでしょう?

ヤン・ジシュカ(1374年 - 1424年10月11日)は、ボヘミアで1419年から起ったフス戦争の英雄。1415年、フスが異端の罪で火刑にされると、ローマ教皇や時の神聖ローマ皇帝ジギスムントに対して反感を強めたフスの信奉者(フス派)を率いてカトリック派を攻撃(1419年のプラハ窓外投擲事件にも関わっていたとも言われる)。ヴァーツラフ4世の死後、ジギスムントがボヘミア王に即位するとこれに反抗してフス戦争を引き起こした。


244: 世界@名無史さん 2009/03/28(土) 10:12:18 0
>>243
荷車で野戦陣地を築いて騎兵の攻撃を無力化するという割と昔からあった戦術。
Wagenburg

245: 世界@名無史さん 2009/03/28(土) 13:49:25 0
てかヤン・ジシュカは無駄に過大評価されてない?

246: 世界@名無史さん 2009/03/28(土) 13:54:57 0
弟子のプロコプのが実力的には上だと思う。

247: 世界@名無史さん 2009/03/28(土) 14:09:58 0
戦った相手が能力的にはともかく肩書きだけはこれ以上ないぐらい立派だったからじゃね。

248: 世界@名無史さん 2009/03/28(土) 14:44:11 0
アルモガバルスだかアルモガヴァレスはどういう戦法で勝利?

アルモガバルスは、アラゴン王国に仕えた傭兵集団。イベリア半島でのキリスト教徒のレコンキスタで活躍した。14世紀、彼らはイタリア、十字軍国家、レバントでも傭兵となった。


254: 世界@名無史さん 2009/03/29(日) 01:49:52 0
>>248
邦訳が出てるジョン・ホークウッドの伝記にちらっと触れられてたけど
「軽歩兵でありながら騎兵にまで突撃するという大胆さで既知のあらゆる戦術を撹乱した」
といったことが書かれていた。

251: 世界@名無史さん 2009/03/28(土) 14:51:01 0
アルモガバルス


no title


写真みたら勝てそうな気がしてきた

253: 世界@名無史さん 2009/03/29(日) 01:45:14 0
>>251
フランス騎士もトルコ兵もビザンツ兵もたぶんそう思ってたよ。負けたけど。

255: 世界@名無史さん 2009/03/29(日) 02:35:38 0
ローマの補助軍みたいな変な奴らだな。

257: 世界@名無史さん 2009/03/29(日) 10:49:08 O
ただアルモガバルスは後に新大陸発見でも物議をもたらす軍税方式取ってたから
せっかく戦闘で勝っても奪回した地域の住民を怯えさせてしまう

258: 世界@名無史さん 2009/03/29(日) 17:44:36 0
>>257
捕虜にしたギリシャ人をヴェネチア商人に売り飛ばしまくってたんだよなw

259: 世界@名無史さん 2009/03/29(日) 17:46:47 0
ちなみにホスピタル騎士団も似たようなことやってた

263: 世界@名無史さん 2009/06/12(金) 00:35:38 0
中世までは、馬がポニーだってのもあって移動に馬を使いはしても、徒歩で切り合っただろな。

264: 世界@名無史さん 2009/06/12(金) 01:00:01 0
>中世までは、馬がポニーだってのもあって

え?

265: 世界@名無史さん 2009/06/12(金) 02:43:59 0
アラブ馬が入るまでは、そだよ。

しかも、カール大帝の頃ぐらいまで鐙(あぶみ)がなかった

266: 世界@名無史さん 2009/06/12(金) 22:05:03 0
ローマ軍の馬上戦闘時に落ちないための四隅に突起がついた鞍とかケルト人の発明じゃなかったっけ

267: 世界@名無史さん 2009/07/11(土) 19:38:03 0
中世~近代辺りまでの軍の形態とか戦争の方法の移り変わりとかについて分かりやすい入門書とかないですか?

268: 世界@名無史さん 2009/07/13(月) 09:20:44 0
>>267
中世ならMedieval Warfare Source Bookって面白いですよ
暗黒時代、中世初期、中世盛期、中世後期に分けてそれぞれ兵種、編成、戦術、装備などについてざっと解説してる

270: 世界@名無史さん 2009/07/14(火) 09:00:45 0
一番とっつきやすいなら、もしかしたら新紀元社の武器甲冑図鑑かな・・・既読だったらすいません。
時代ごとの防具や軍装の紹介がメインだけど、なぜそのような装備になったかという戦術などの背景も一応簡潔に書いてあります。

289: 世界@名無史さん 2010/06/12(土) 06:02:24 0
中世の戦争って騎士達がメインだと思うんすけど、騎士ってピンキリあれど、そこそこな身分ですよね?戦争に参加した者全てが騎士じゃないですよね? 
騎士の下に一般兵みたいなのが付いてたんでしょうか

だとしたら、その兵士って普段はどうしてたんですかね? まさか全部を王城とかで囲ってた訳じゃないですよね?

290: 世界@名無史さん 2010/06/14(月) 23:34:39 0
>>289
騎士以外でも自由農民は封建的従軍義務があって非常事態には召集されてた。
有名なイングランドの長弓兵もその階層。
あと騎士の従者とか、大貴族お抱えの兵隊とか、都市の防衛には全市民が動員されたり。
盗賊や犯罪者を赦免とひきかえに従軍させたりもしてた。

291: 世界@名無史さん 2010/06/15(火) 04:07:16 0
装備は基本的に自弁
従者は主人が用意してくれるが、自由人は全員自弁で装備を用意する
最底辺の人間が使う武器がスリング

引用元: ・中世~ルネサンス期ヨーロッパの戦争のリアリティ



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