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1: 世界@名無史さん 2007/06/24(日) 13:19:53 0
古今東西、食文化の歴史について語りましょう。







685: 世界@名無史さん 2007/08/28(火) 22:31:22 0
オランダ船で日本に持ち込まれる胡椒は、一度熱湯に浸されたものだったという。
日本で発芽して、胡椒栽培されたら儲けが減るから。

686: 世界@名無史さん 2007/08/29(水) 00:37:54 0
正倉院の目録にも胡椒があるから、きっと蒔いてみたんではないかな。
ずっと安い下剤の牽牛子の種ならすぐ蒔かれて結構栽培が上手くなって、1000年後には空前の園芸ブームに一役買うんだけれどね。

688: 世界@名無史さん 2007/08/29(水) 20:27:09 0
>>686
え~と、あさがおの事ですよね?

693: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 00:24:51 0
アサガオを漢語で「牽牛子」と書くのは、種が牛一頭と交換できるほど高価な下剤になったから。

696: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 01:43:58 0
>>693
牽牛子の「牽牛」は牛飼いのことだよ。七夕に花が咲くヤツの種だから、牽牛子だよ。
標準的な短日開花性の植物で、土用の頃から咲き始めるから、そういうんだよ。
換牛子ではないんだよ。

740: 山野野衾 ◆CXSSL1llHI 2007/09/01(土) 17:46:24 0
>>696
唐代以前から存在した呼び名について説くのに、後世の書で恐縮ですが、とりあえず『本草綱目』に、牛と替えたという語源説が出ています。
田に出て牛を曳かせるような人が用いるのによいからともいう。
下剤としての利用は和気氏の医学書や辞書にも見られますが、12世紀前半までには、(少なくとも畿内では)一般に知られていたようです。
なお、服用は一粒で充分で、何粒も子供に飲ませると却って危険だそうですから、一般人が利用しようと思わない方が無難なようですね。

781: 世界@名無史さん 2007/09/03(月) 13:02:37 0
>>696
http://www.ctb.ne.jp/~akiizumi/soumoku/asagao/asagao.html
(一部編集して引用)
万葉集のアサガオについては諸説がある。・・・
A.アサガオ(牽牛子)説について
今日にいうアサガオである。漢名は牽牛子(けんごし)。
牽牛子については和漢三才図会に明の李時珍の「本草綱目」によれば、この薬(牽牛子)は初め農夫が薬の謝礼に牛を牽いていったところからこの名がついたとある。

アサガオの種子は採取しやすく、それほど高価であったとは思えない。
アサガオの開花期が七夕の前後にあたっているので、牽牛星にちなんで名付けられたものに相違ない。

694: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 00:42:40 0
豚は良いね~。人類の生み出した文化の極みだよ。そう思わないか? 
効率最高の食肉製造機ですよ。植物性食品だけでは、どうしても必須アミノ酸比率が悪くなるけど、豚はどんなものでも食べて(やや誇張あり)最高の効率をもって食肉に変えてくれるのですから、人類にとってこれほどありがたい食用家畜はないね。 
逆に、食用にしか使えない、食われるためだけに存在する生き物、というのは 人間がいない自然界では成立不可能なわけで、人類は禁断の生物を作り出してしまったのか?!各地にある豚を「おぞましい獣」と見る観念には上記のようなタブー意識が根っこにあるのではないでしょうか?

695: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 01:00:58 0
牛は食用以外に乳を搾らせ、犂を曳かせ、という役目がある。
鶏は卵を産ませ、時を知らせる。
羊は毛を刈らせる。

豚なんて、オスでもメスでも食われてなんぼだものねぇ。
映画『ベイブ』を思い出す。

697: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 02:05:55 0
牛や羊のの場合
・セルロース(草の主成分、人間の栄養にならない)を、脂肪に変換する
・草の濃度の低い蛋白質を濃縮する
というふうに、粗飼料を上質の食料に変換する装置に擬制できる。

豚は粗飼料では飼育できず、澱粉を与えなければならない。
「どんなものでも食べて」というのは誤まりだ。粗飼料では育たない。
澱粉を脂肪に変えるのは人間の体の中でもできるわけで、それほ豚にやらせるのは目減りの多い醗酵くらいの効果しかない。

698: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 02:18:22 0
ただ、豚は人糞も餌にできる。

703: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 10:42:37 0
>>698
中国の田舎で、バケツに糞するとその人糞を豚が貪り食うという話を聞いた。

707: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 19:18:32 0
>>703
昔の沖縄でもトイレと豚小屋がつながってる

700: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 07:39:31 0
環境条件によっては豚も放牧可能
現代において可能な場所はほとんど残されてないだろうけど

702: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 10:19:56 0
豚はストレスに弱いので、犬を使って群れで追うようなことは出来ないんだよ。
猪突猛進とかいうだろ、びっくりすると全力疾走してしまう。

705: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 12:07:21 0
昔の欧州だと、豚飼いが秋に雑木林で放牧してドングリ食わせていたとか本で読んだ。
もしかして、トリュフを豚に探させるのはその頃の名残かもしれんね。

706: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 15:27:57 0
もともと豚は森の生き物だしな。

709: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 19:39:15 0
幕末の奄美大島の風俗を記した「南島雑話」という書物は、民族学者にとってはまさにバイブル的存在。
しかし地元の人にとっては、ある意味恥ずかしい書物だった。

豚便所の項に、「尻に食らいつかんばかりの豚」の絵が書かれているからだ。

712: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 20:21:17 0
豚は塩分を欲しがるから、便所で飼う。
別に糞便で肥るわけではないよ。

734: 世界@名無史さん 2007/09/01(土) 15:27:52 0
>>712
塩っ気が大好きな牛や山羊は便所で飼わないよね?

744: 世界@名無史さん 2007/09/01(土) 22:54:37 0
>>734
糞便では足りない。質でも充足しない。
前近代では、塩もそれなり高価なもので、大体がきくなら家畜になんか使いたくないものだ。
牛や馬では必要だからしょうがなく与える。
豚の場合には便所に入ってこさせていればコトが足るから゜、あえて塩を与えるような
ことはしない。

713: 世界@名無史さん 2007/08/30(木) 20:58:22 0
中国には、手足を切り落とし目をくりぬいた人間を生きたまま便所に放り込む”人豚”という刑があったとか・・・

715: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 00:14:58 0
中国と言えば大躍進やら文化大革命やらで経済がめちゃくちゃになって餓死者があふれていた頃、人民解放軍の首脳達は旧時代の名料理人を雇って、毎晩贅沢な材料を使ったご馳走で大宴会を開いていたそうで。おかげで旧時代の贅沢な料理の知識が残ったとか。

716: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 01:24:47 0
ちゃんとした料理の作れる人は共産主義を嫌って台湾や香港に逃げてしまっていて、残ったプロレタリア料理人は、名前だけ知っているような紛い物の料理を高官たちに食べさせていたというが。

717: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 01:40:31 0
それ、よく聞くな。資料によっては北京の料理人を貶めるためとある場合もあるが蒋介石逃げるときにも一流の料理人連れてったとも聞くしな。

まあ残ったのが最低のカス料理人ばっかでもないだろうし、田舎者を満足させる程度の
奴はそれなりにいたんじゃね?
所詮、田舎者なんて味付け濃くするだけで、適当に作っても満足するという話はわが国にもあるしw

718: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 01:43:03 0
講談社新書の「中華料理の迷宮」に当時の食事風景がある。

党の幹部が外国人を招いて会食している。
冬瓜のスープの中に入っていた銀杏をよく見たら、毛沢東のありがたい言葉が彫り込まれている。
一同、「このスープを飲むのは畏れ多い!」と、銀杏を大事に持ち帰ったとさ。

一方、大躍進で大事な鉄鍋まで炉に放り込んでしまった人々は飯も炊けず人民公社で集団炊事していたが、その食事は何故か「すっぱくて不味い」味だったとか。

720: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 06:49:24 0
中国人の食事マナーはてんでなっていないが、それは文化大革命によって文化が破壊されただけで、もともとはそうではないらしい。

721: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 08:54:40 0
ほんまかいな

722: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 09:02:43 0
>>721
ちゃんとした家柄の中国人の食事マナーが良かったので聞いてみたら、自分は家でちゃんとしつけられたが、大半は文化大革命で破壊されたという答えだったそうだ。

724: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 10:11:14 0
フランス革命では庶民の食文化は向上したというのに

725: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 10:51:26 0
>>724
庶民の食事マナーが向上するのはその後100年くらいかかったようだが>フランス革命

728: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 15:36:07 0
豚はどんぐりを食べるんだよ
これがいみがあるし
生きてるうちにどんぐりで太らせて殺してソーセージにする
これで冬を越す

ドイツのやり方

729: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 16:31:34 0
どんぐりはよほど手を入れないと、人は食えないものねぇ。
縄文クッキーのようなトンデモのせいで、結構簡単に食えると思っている人もいるみたいだけど。

730: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 19:16:42 0
いや、簡単に食えるどんぐりもあるから話がややこしいんだと思うぞ。

731: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 21:33:28 0
>>730
>簡単に食えるどんぐりもあるから

椎の実のことか

どんぐりはアク抜きするのに手間と時間がかかるからな

732: 世界@名無史さん 2007/08/31(金) 22:35:39 0
砕いて水に晒すだけでいいんだけれど。
食いにくいのは水溶性のタンニンで、水に晒して洗うというか、澱粉だけ取り出してしまえば、食べられる。タンニンを捨てて澱粉だけ取り出すのはさほど難しくないよ。
橡のようにサポニンを含むものは難しいがな。

733: 世界@名無史さん 2007/09/01(土) 06:29:52 0
秋の熊って、脂身がどんぐりの風味でナンとも美味しいんだよね。

742: 世界@名無史さん 2007/09/01(土) 21:38:53 0
平安京には便所が無く、貴族はおまるに用を足し、庶民は路上に垂れ流していた。
路上のウンコは犬のエサになったということだ。

「病草子」に、縁側でゲロと下痢便垂れ流す女に犬がうれしそうに寄り付く、という絵がある。

751: 山野野衾 ◆CXSSL1llHI 2007/09/02(日) 00:00:53 0
>>742
『餓鬼草紙』でも、犬が便を食べていますね。こういう場面ではこれを描くという法則が定まっていたらしい。類型的なもの。

750: 世界@名無史さん 2007/09/02(日) 00:00:48 0
人糞肥料はあまり推奨しない。
人体から排泄された寄生虫の卵が野菜に付着し、感染する可能性が高いからだ。

752: 世界@名無史さん 2007/09/02(日) 00:08:54 0
鎌倉時代に、乾燥させたウンコの俵詰めを肥やしとして売買していたらしい。

753: 世界@名無史さん 2007/09/02(日) 00:11:09 0
現代でも鶏糞は乾燥させて使用します。
牛糞や豚糞は藁と混ぜて醗酵させてから使う。
ナマは毒。

754: 世界@名無史さん 2007/09/02(日) 00:13:59 0
肥溜めも糞を醗酵させる場所だな。

755: 世界@名無史さん 2007/09/02(日) 00:22:15 0
肥溜めはウジが湧く。
殺虫剤でもなかなか死なない。
大便を藁とまぜた堆肥の山を作って醗酵させるほうが効率がいい。
尿は不要。

834: 世界@名無史さん 2007/09/09(日) 00:45:36 0
話を歴史に戻せば、シベリアに抑留された日本兵は一日に黒パンを200gと松葉の煮汁(ビタミン補給用)しか与えられなかった。

17世紀頃の英国の囚人は、腐りかけたオートミールや臭い塩漬け肉しか与えられなかった

835: 世界@名無史さん 2007/09/09(日) 01:02:56 0
船乗りはもっとひどい。

836: 世界@名無史さん 2007/09/09(日) 02:00:44 0
具体的に

837: 世界@名無史さん 2007/09/09(日) 02:09:30 0
蛆虫の湧いたビスケット

838: 世界@名無史さん 2007/09/09(日) 02:27:56 0
うじの湧いたチーズなら

840: 世界@名無史さん 2007/09/09(日) 06:22:13 0
航海ものによく出てくる「塩漬け肉」「豚肉の塩漬け」ってさ、要するにハムのことじゃないかと思うんだが、実際どうなの?
何か違いはあるの?この機会に聞いておきたい。

845: 世界@名無史さん 2007/09/09(日) 09:08:17 0
>>840
本来は乾燥してから塩に漬けるのに海軍に卸してる業者が手抜きして生の肉をそのまま塩につけただけ
当然中の肉汁が染み出て塩分が薄まり腐ってる

848: 世界@名無史さん 2007/09/09(日) 11:19:51 0
>>840
生の固まり肉を大量の塩に漬け込んだもの
イメージとしては、燻製する前の豚肉
食べる時は、塩抜きして煮込む

856: 世界@名無史さん 2007/09/09(日) 17:32:40 0
昔々シベリア抑留者の話。
そこの収容所の中の人は、岩塩の鉱山で働いていた。
もちろんそこで取れる塩は国有財産なので、勝手に持ち出す事は出来ないのだが
「収容所で使う」
と言えば、
「仕方が無い、もってけ」
ということで、収容所内に大量の塩が持ち込まれ大量の塩を食事にかけて食べていた。
そのためそこの抑留者は、体が浮腫んですごかったんだそうだ。

しかし、食塩の大量摂取が原因と思われる死亡者は、1人も出なかったとか。

もちろん、ひとつの例だけで物事を決め付ける気は、無い。

857: 世界@名無史さん 2007/09/09(日) 17:44:22 0
>>856
塩分の取りすぎでじわじわ寿命が縮む前に、他の原因で死ぬからな。
収容所の例なんか参考にならん。

863: 世界@名無史さん 2007/09/10(月) 00:01:57 0
スマトラ島の野生ゾウは、塩ほしさに民家を襲うそうです・・・

872: 世界@名無史さん 2007/09/10(月) 22:05:34 0
ジャングル戦をやってる兵士は、塩の補給をしないとマジで倒れるそうだな。
2次大戦のフィリピンで、日本軍は海岸地帯を米海軍に押さえられて内陸部に逃げ込み、塩が無くなって兵士はバタバタと倒れた。
米軍はベトナムで塩を錠剤にして兵に配布していた。

876: 世界@名無史さん 2007/09/10(月) 22:56:00 0
本多勝一はニューギニア高地人調査の際、日本から塩の錠剤を持ち込んだ。
塩が貴重なこの地では、大喜びされるだろうと踏んでのことだ。しかもかさばらない。

しかしその精製された塩の錠剤を口にした村人たちは、「これは塩ではない!」と吐き捨てた。
日ごろ、塩水の湧き水から苦労して作り出した灰混じりの塩を使う村人には、白い塩など存在そのものが信じられなかったのだろう。

しっかしこの当時の本多の本は面白いのに・・・

884: 世界@名無史さん 2007/09/11(火) 09:56:21 0
日本人の研究者が熱帯の内陸に行くと蝶や蜂や花虻にたかられまるそうな。
野外で立ちションすれば、蝶やらカナブンやらが群がって尿をすするそうな。
持ってきた醤油や梅干が切れて、現地の人の出してくれる食べ物だけで10日くらい過ごすとそういうことはなくなるそうな。

904: 世界@名無史さん 2007/09/12(水) 23:49:00 0
肉と乳しか食わない中央アジアの遊牧民の栄養バランスも謎だしな。
茶が入ってくる以前はいったいどうやってビタミンとってたのかと。

919: 世界@名無史さん 2007/09/13(木) 03:54:33 0
>>904
モンゴル高原では現在でもチーズやバター、ヨーグルトの類いを含めて羊や山羊、馬などから乳製品をそれぞれ200種類以上つくり出し、用途に摂取しているそうだ。

夏場は家畜乳がたくさん採れるため、これを様々に加工して乳製の発酵食品からビタミンやその他の栄養素を補給しているらしいが、冬場は夏よりも摂取できる乳製品が少なくなるためビタミンなんかも不足してしまう。(一応家畜を潰して肉や内臓からミネラルを補給できるが、「家畜は財産」なのでそうそう数がまかなえるわけではない)
冬場はどうしても野草の類いは少なくなるし鍋に肉とかバター溶かすような高コレステロールな食事になるので歳をとると内臓疾患やリューマチとかになりやすとも。

それで古代や中世は冬場、間引いた家畜の干し肉とか高原に自生する野生のセリや薬草の類いでしのいでいたそうだが、いつの頃からか彼らもお茶を愛飲するようになり、夏も冬も鍋一杯の乳酪に茶場を入れて飲んでいるようだ。

922: 世界@名無史さん 2007/09/13(木) 06:06:20 0
>>904
茶と言うからビタミンCを指していると思うが、ビタミンCを含まない乳を出すのは牛くらいなものじゃないか?

引用元: ・食物と酒、嗜好品の歴史 24皿目@世界史板



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