41yPqW9+I+L



1: 世界@名無史さん 2006/05/18(木) 22:08:50 0
近代以降、非西欧世界の国々は西欧化を余儀なくされ、それに反発し、西欧に対抗して排外的・保守的なイデオロギーを発展させていったが、アジア主義・スラヴ派・汎アラブ主義・アフリカ主義などの反西欧思想について語ろう。








8: 世界@名無史さん 2006/05/23(火) 23:34:01 0
体が近代化すると心は反西欧化するみたいだな。
つーか、体が近代化せざるえなかった人ほど西欧礼賛か反西欧。
つまり近代化の尖兵ほど反西欧化しやいってことだろ。
官僚とか文化人、大学生、で一番顕著なのがマスコミ。
近代化に直面して反西欧化しない国なんてないじゃねーの。
どこの国でも一緒ってとこが、近代化の普遍性を物語ってるな。

9: 世界@名無史さん 2006/05/24(水) 00:25:38 0
>>8
西欧化が急速に進むと、アイデンティティが失われるのではないかという不安に苛まれるんだよな。
そういうときに「スラヴ主義」「アジア主義」「アフリカ主義」といったロマンティシズムが人々の心を捉える。

外交の面からいうと、こういう欧米諸国への反発は無いほうがいいのだが、困ったことに、ナショナリズムが骨抜きにされてしまうと、その国や民族は発展することができなくなってしまうというジレンマが存在する。

14: 世界@名無史さん 2006/05/25(木) 00:28:01 0
>>9
ナショナリズムだって幻想だとかいう人もいるけどなんか違うんだよな。
ナショナリズムには近代化に不可欠な経済的必要性がありそうなんだよなあ。
いいとか悪いとかは別としてさ。
実際ナショナリズムを単なる思想と考えると失敗する、共産主義みたいに。
でも「アジア」はなあ。単なる宗教じゃんって感じ。

15: 世界@名無史さん 2006/05/25(木) 01:54:06 0
>>8
>体が近代化せざるえなかった人ほど西欧礼賛か反西欧。

現代はグローバリゼーションとともに英語圏の文化が世界各地に広まって、「文化侵略だ」みたいな反発が起きているが、こういう現象は古代から存在した。
広大な帝国支配が成立し、平和な状態が長く続くと、支配的な文化が中小の規模の文化を駆逐していく。ローマ帝国において、ラテン語とギリシア語が共通語になり、属州民の言語が消滅していったのがその典型。
使徒パウロのように、ユダヤ人でありながらギリシア語が母語である人間も出てくる。

10: 世界@名無史さん 2006/05/24(水) 01:36:04 0
孫文、宮崎滔天なんかも大アジア主義者の系譜だな。
いわゆる陸軍の「支那通」なんてのも、本来はアジア主義者的な思想背景の影響が濃い。

11: 世界@名無史さん 2006/05/24(水) 09:36:18 0
そもそもアジア(Asia)という概念自体が西洋起源。西洋人がやってくるまではアジアなんて概念自体が存在しなかった。

>いわゆる陸軍の「支那通」

そういう連中には、最初は中国びいきだったのに、中国の実態を見て失望し、やがて蔑視するようになるというパターンが多かったらしい。
だから日本が中国を含むアジアの盟主になるという考えにも疑問を持たなかったんだろう。

13: 世界@名無史さん 2006/05/24(水) 18:24:41 0
313 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/28(金) 17:13:41 ID:c5xkQsfs
日本ではほとんど知られていないが、アフリカには「アフリカ主義」というものが存在する。
しかし、植民地時代の過去において共通の苦難を経験してきた、ということの他には、アフリカ全体に共通するものは意外と少ないのである。
「アフリカ」とは何か、とこれらのアフリカ主義者たちに尋ねても、欧米白人文明とは違うのだ、という否定反発要素しかでてこない。
どう違うのかと質問すると、我々は欧米白人文明とは違うのだ、ともう一度抽象的に同じセリフを反復するだけなのである。

20: 世界@名無史さん 2006/05/26(金) 14:22:05 0
ロシアの劇作家フォンヴィージン(1745~1792)は、フランスへ出かけて、いままで思い描いていた西欧と実際に見る西欧の落差に失望・幻滅して、次のように書いている。

「今までの旅行者たちは、フランスは地上の天国だなどと書いて、恥知らずにも嘘をついていたのです」
「この地で重要なことは、何を話すかということよりも、どう話すかということなのです。必ずしも真理が追求されているわけではありません」
「フランス人は誰でも、権利としての自由を持っています。しかし、彼らの実際の状態は奴隷状態です。自由とは名ばかりのものです」

現代の日本人がヨーロッパに行って、その憧れを打ち砕かれて反転し、ヨーロッパに対して攻撃的になるのと共通するものがある。

24: 世界@名無史さん 2006/05/26(金) 23:30:09 0
>現代の日本人がヨーロッパに行って、その憧れを打ち砕かれて反転し、ヨーロッパに対して攻撃的になるのと共通するものがある。

これも支那通と通じるものがある。戸部良一の『日本陸軍と中国―「支那通」にみる夢と蹉跌 』あたりでその辺のことが書いてある。

33: 世界@名無史さん 2006/05/29(月) 20:09:18 0
そもそもアジアなんて文化的或いは地域的な纏まり自体が存在はしない。

北はモンゴルからシベリア、南はオーストラリア近辺からインドネシア、そして東は日本列島からポリネシア諸島、西はインドからアラビア半島近辺には共通した社会も文化も言語も信仰も自然環境も民族性も歴史も存在しない。

単に欧州や地中海近辺の東方を便宜的にアジアと言ったに過ぎない。

34: 世界@名無史さん 2006/05/29(月) 21:09:25 0
>>33
モンテスキューは、

「アジアには本来的意味での温帯がない。そして、酷寒の風土に位置する土地が直接酷暑の風土に位置する土地、すなわち、トルコ、ペルシア、ムガール、中国、朝鮮、日本と接している……ヨーロッパでは、反対に、温帯が広がっている」

と書いているが、現在でもヨーロッパ人のなかには、日本のことを暑い国だと勘違いしている人が大勢いる。

38: 世界@名無史さん 2006/06/03(土) 05:34:43 0
>>34
むしろ夏と冬でその両方あわせもつアジアの温帯という視点が落ちてるからな。
まあそれは本来的な温帯ではないんだろうから
その意味ではモンテスキューは正しい

41: 世界@名無史さん 2006/06/03(土) 12:16:57 0
アジア主義は戦後は左翼の受け皿になったもんな。

「なんで同じアジア人なのにアジア人を差別するんだ」とか言う奴いるし。
アジア人同士は互いに憎みあい蔑みあっるのが普通だっつーの。
西洋じゃないから、アジア人同士仲良くって事こそむこうが勝手に決めたレッテルに自分を合わせてるって気づいてないよな。

43: 世界@名無史さん 2006/06/03(土) 15:16:33 0
ヨーロッパでは冷戦が終結してイデオロギー対立がなくなったころから、「ヨーロッパ/アジア」「西洋/東洋」という考え方が強くなってきた。

そもそも日本語でThe Westを「西側」と翻訳したことから日本人の間に誤解が生じたように思う。欧米ではThe Westは西洋のことで、資本主義国でも日本は入らない。

例えばドイツの歴史家オットー・ダンは、
「ヨーロッパとは、地理的なものではなく、両アメリカも含まれる西洋の文化共同体である。西洋の共同体結び付けられながら、中世後期からこのヨーロッパは、近代の大プロジェクトを共有することによって築き上げられていった」
と書いている。

アメリカ大陸の先住民がまったく無視されていることに注意。

50: 世界@名無史さん 2006/06/04(日) 17:19:53 0
最近の中国では、征服と破壊を目的とする西洋の航海モデルとはまったく異なって、鄭和の船団が伝えようとしたのは平和・友情・互恵貿易と相互尊重の精神であるとか、鄭和の遠洋航海は、人類の歴史において、西側の社会ダーウィニズムが唱える弱肉強食のモデルのほかに、平等で互いに尊重しあい、調和を共有するという東方のモデルも存在することを物語っているなどと主張されている。
あと、中国の宗教には「和をもって貴しとなす」「すべてを包容する」という五千年におよぶ文化と伝統があるとか。

52: 世界@名無史さん 2006/06/04(日) 19:48:37 0
礼の秩序とか言うならわかるのだが。

53: 世界@名無史さん 2006/06/04(日) 19:51:50 0
ttp://www.tama.ac.jp/blog/note/175.html
※リンク切れ
アジア人は所詮アジア人であり、いくら換骨奪胎しても西欧人そのものには変身できない。自分がなり切ったと思っても相手はそうは認めない、というのは西欧諸国に住んだ人なら誰でも体験したことである。

↑汎スラヴ主義にしろアジア主義にしろ、本当は西欧の仲間に入れてもらいたいんだけど、西欧からは無視され、撥ね付けられるからその反発で走る、ってパターンがあるね。

54: 世界@名無史さん 2006/06/04(日) 20:43:25 0
そう考えると欧米に憧れを失い、まったりとした日本が一番って感じのここ最近の日本のナショナリズムは、世界史的にはかなり新しい現象なのかもしれない。
もしかしたら今のところ日本だけなのかもしれないな。

55: 世界@名無史さん 2006/06/04(日) 23:01:50 0
>>54
だよな。
ロシアもいまだに西欧派vsスラヴ派的な対立構図があるようだし。
57: 世界@名無史さん 2006/06/04(日) 23:38:21 0
>>55
金がなくなって没落した層が国家にすがるのはネオナチと同じだろ。
90年代からあるバリエーションにすぎず日本はむしろ後発だ。

67: 世界@名無史さん 2006/06/10(土) 07:30:55 0
インドの民族主義者は、コンピューターの開発は0と1によって成り立つインド起源の二進法がなければ根源的に成り立たないとか、デモクラシーはインドの歴史が築き上げてきた
ものであり、西洋起源のものではないとか主張する。

68: 世界@名無史さん 2006/06/11(日) 08:32:37 0
アフリカの民族主義者は「我々こそが人類の祖なのだ。白人やアジア人は所詮、派生物に過ぎない」とか言いそうだな。

72: 世界@名無史さん 2006/06/13(火) 03:01:41 0
最近、中国出身の余英時という学者は、『中国近世の宗教倫理と商人精神』(平凡社)で、宋代に行われた儒教の改革が新しいタイプの商人を生み出し、それはヨーロッパにおける資本主義とプロテスタンティズムとの関係に匹敵すると主張している。

国家が発展すると、必ずこの手の議論が出てくるな・・・

77: 世界@名無史さん 2006/06/14(水) 20:34:30 0
>>72
金大中も、

「アジアにも西欧に劣らない人権思想と、国民主権の思想があり、そのような伝統もありました・・・わが韓国にもそのような伝統があります。東学という民族宗教の創始者たちは『人すなわち天なり』(人乃天)、「人に仕えるに天の如くせよ』(事人如天)と教えています。こうした人権と国民主権の思想だけにとどまらず、それを裏付ける多くの制度もありました。ただ、近代民主主義の制度を西欧が先に発見しただけであります」

と演説していたな。

99: 世界@名無史さん 2006/09/16(土) 13:34:35 0
「アジア」は、「欧州じゃない東の方」っていう欧米人の定義に過ぎないと思うけど、敢えて歴史的共通項を見出そうとすると何かある?
東アジアに限定すれば、儒教とか中華秩序と言えなくもないけど、アジア全域となるとモンゴル支配くらいしか思いつかないけど。

要は、欧州抜きで「アジア」って定義できるんだろうか?

101: 世界@名無史さん 2006/09/16(土) 16:45:16 0
>>99
支配層が異動しうる範囲が1つの政治圏だとすると、前近代では王侯相互の通婚範囲が1つの世界圏。ヨーロッパとは、前近代に於いて連続してフランク王国裔と血縁関係・婚姻関係のある王侯の支配した地域。

だけれども……この定義だと、ブルガリアとかギリシャなんかは微妙に定義から外れるんだよな。

102: 世界@名無史さん 2006/09/16(土) 17:03:57 0
>>101
ヨーロッパとは旧カトリック教会圏のことであると主張する人もいるね。
東方正教会圏の中ではロシアが「西欧化」して王侯貴族が婚姻関係を結んだが、それでもロシアは異質な国である、という感覚は最後まで消えなかったように思える。

100: 世界@名無史さん 2006/09/16(土) 14:20:17 0
ごくおおざっぱだが、「ユーラシア大陸の非キリスト教圏」?

でなくば「ユーラシア大陸のうち、キリスト教を除く、ユーラシア大陸生まれの宗教が根付いている地域」ってところか。

日本やマフィリンドなど島嶼部や、シベリア部分はどう含めたものか・・・

103: 世界@名無史さん 2006/09/17(日) 01:34:15 0
アイザイア・バーリンは、フランスの普遍主義に対する反発として出てきたドイツ・ロマン主義を取り上げて、

「遅れをとっていたり搾取されている多くの社会や、程度の差はあれ見下されている社会が、自らの劣等的立場に憤慨した場合に見せるリアクションの典型例である。そこでは、史実であれ想像であれ、過去の勝利や栄光、または己の民族や文化の誇るべき特質などが持ち出されてくる」

と評している。

104: 世界@名無史さん 2006/09/17(日) 23:00:16 0
フランスの普遍主義自体が、イギリスが作った「近代国家」「民族」という機能に対抗したものだろ。
イギリスは産業革命の必要に応じてこの機能を作ったが、フランスは人工的・意識的にそれを真似せざるえない立場。だから思想としては「イギリスの方が進んでいるがフランスの方が正当・普遍」と主張せざるえない。この思想自体、矛盾極まりない。普遍性と特殊性を同時に主張している。
でもこれがその後近代化した全ての国々のリアクショションの典型。
日本を始め例外は一切ない。

フランスは「近代化を押し付けられた国」の元祖ってこと。

105: 世界@名無史さん 2006/09/17(日) 23:29:52 0
>>104
モンテスキューやヴォルテールがイギリスを賞賛したのに対し、フォンターネ、ヘルダー、ゾンバルトなどのドイツの知識人がフランスやイギリスを貶したのはなぜ?

108: 世界@名無史さん 2006/09/20(水) 13:16:00 0
>>105
手放しで賞賛してたわけじゃない。
自国批判にイギリスを利用してた感も強い。フォンターネ、ヘルダーはドイツ人じゃないだろ。ドイツ人になろうとしてた。他国を否定することで自国の確立を熱望してた時期。

107: 世界@名無史さん 2006/09/18(月) 19:51:35 0
>>104
フランスの場合、中華思想も強いように思えるけどな。
フランス語は各国宮廷の共通語だったし。

108: 世界@名無史さん 2006/09/20(水) 13:16:00 0
>>107
中華思想は普遍思想のプレ段階。世界は中心と周辺で構成され、その外側は非人間界という世界観だから、中心と周辺とを、差別はするが区別はしない。逆に、日本と日本以外を区別する日本人の思考からは、世界共通の思想は発生しずらいだろ。必要無いからな。

外国のサイトで「日本にはなんで世界的に著名な思想家がいないのか」て質問を見たよ。日本にそういう思想家がいて当然と考えるからこんな質問するんだろうが、日本人だとこの疑問自体が思い浮かばなくね?

116: 世界@名無史さん 2006/10/14(土) 02:07:51 0
日本は反西洋で、ドイツは反仏・反英で、フランスは反英なんだね。
結局「アジア」が幻想なように「西洋」も幻想なのかもしれないなあ。

近代化という主体なき巨大な潮流を、素朴な物語的思考で把握した時の近代化の主人公。あるいは悪の根源。
それが「西洋」だったり「アングロサクソン」だったり「ユダヤ人」という幻想なのかもしれない。

118: 世界@名無史さん 2006/10/14(土) 20:35:51 0
俺たちが西欧文明といってるのは、欧州中世世界が、自ら産み出した近代化と衝突し、妥協と調整をくり返しながら成立したもの。近代化の一部ではあるが、同時に近代化に対処するための一種の処方箋でもある。
要は近代西欧文明は最初から、反近代化の成分を含んでるってこと。

この処方箋は欧州が自ら血みどろの歴史、言ってみりゃ人体実験で作り上げたもんだから、近代化のインパクトを吸収する上で非常に良く効く。ただし、必ず副作用が出る。反近代化成分を含んだ薬なので、効き過ぎると反西欧になり反アングロサクソンになり、末期症状には、近代の超克とかユダヤの支配とかSFじみた妄想を抱く。世界中から症例が報告されてる。

要は人種、民族を問わず「西欧文明に感化された者ほど反西欧になる」のは、薬の効き過ぎ、薬中ってこと。薬はほどほどにってことだ。

142: 世界@名無史さん 2007/07/20(金) 22:51:45 0
ドイツで「ドイツのヨーロッパ化」といえばいい意味の言葉だが、日本で「日本のアジア化」といえば悪い意味の言葉になってしまうのが興味深い。

150: 世界@名無史さん 2007/11/23(金) 20:45:14 0
>>142
ドイツはヨーロッパの中心部だからな
イギリスなんかは完全にヨーロッパ側に入ると地方の政権になるため米国とヨーロッパのバランサーとして維持してる

144: 世界@名無史さん 2007/10/01(月) 02:49:35 0
カタカナの「大アジア主義」は軍部と近衛政権が主導してきた反英米反近代の空虚な概念だが大正時代の「亜細亜主義」は逆に近代化をめざして各国の革命勢力、独立運動が反英の一点で国際的に結びつこうとした運動でもある。
一次大戦の終結でアングロサクソンの支配範囲が絶望的に広がり、これに国際郵便の開始や通信テクノロジーの進歩が刺激になって展開した点はかなり現代と状況が近い。
今こそ再評価されるべ思想だと思う

148: 世界@名無史さん 2007/10/25(木) 16:15:54 0
そもそも西アジア限定だったアジアという概念を極東まで広げたのに無理がある
インド、極東、中東はヨーロッパと同じ独立した文化圏なんだがな

143: 世界@名無史さん 2007/08/23(木) 18:55:37 0
アフリカ主義の話題が出ないね。
AUの成立にいたる思想的な潮流があったりするんだろうか?

155: 世界@名無史さん 2007/11/28(水) 21:41:40 0
アフリカ中心主義は疑似歴史学的な政治活動で、アフリカ系アメリカ人のルーツはアフリカ黒人で構成された古代エジプトまで遡る、と誤った主張をおこなっている。アフリカ中心主義のおこなっている誤った主張には、他に以下のようなものがある

:古代ギリシャはエジプトの黒人のおもだった文化的業績を盗んだ
;イエスやソクラテス、クレオパトラは黒人だった
;ブラックアフリカの奴隷貿易はユダヤ人が始めた。

157: 世界@名無史さん 2007/12/10(月) 13:42:44 0
>>155
ジャマイカには、エチオピアの皇帝を崇拝するラスタファリズムというのがありましたね。

169: 世界@名無史さん 2008/03/06(木) 13:17:30 0
『ASEANにようこそ!』(JICC)

フィリピン人にとっては、自分たちが米国の影響を強く受けているということがプライドなんだ。われわれ日本人からすると、よく理解できない感情なんだけど、現にそう思っているのだからしかたない。
アジアで、唯一のキリスト教国で、米国風の民主主義があって、英語を話す、もっとも
せいようかされたアジア人だってことになってるんだから。それをそう、そのとおりと聞いていれば、フィリピン人は喜んでいるんだ。

170: 世界@名無史さん 2008/03/06(木) 13:17:56 0
米国とフィリピンは、しばしば「親子」にたとえられる特別な関係だ。
植民地時代に行われた教育で、米国を理想の国とする価値観がしみ込んでいる。
「米国とフィリピンは民主主義で結ばれており、全体主義の日本に対して共に戦った」というのがこの国の独立神話である。そして、「フィリピンはひ弱な赤子で、米国の胸に抱かれてこそ、スヤスヤと眠ることができる」というのがフィリピン人の米国観だ。

172: 世界@名無史さん 2008/03/06(木) 13:21:28 0
シンガポールやマレーシアは儒教的価値観だの、アジア的価値観だのを主張しているが、フィリピンにはそういうものが全然見られないという点で、アジアでは特異だな。

引用元: ・【スラヴ派】アジア主義の歴史【アフリカ主義】



近代日本とアジア: 明治・思想の実像 (ちくま学芸文庫)
坂野 潤治
筑摩書房
売り上げランキング: 192,960