【J】浮世絵のセンスは異常

1: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:42:22 ID:Z30

なんであんな絵をあの時代に描けるんや？

2: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:43:07 ID:Go.vl.L1

海外に送る陶器の包み紙にするンゴ

3: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:43:10 ID:3J.3i.L1

相馬の古内裏すこ

4: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:44:03 ID:NM.zy.L1

あれが大衆娯楽でありふれていたってのもまたすごいな

7: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>4
文化として発展しすぎやろ...

5: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:44:34 ID:uK.e2.L8

6: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:44:49 ID:Lm.1h.L17

印刷は革命をおこせる

8: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:44:53 ID:uK.e2.L8

13: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>8
シュールで草

17: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>13
シュールって感じる物をあの時代に作ってたんやなぁ

51: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>8
かわいい

11: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:46:34 ID:L5.7v.L34

浮世絵って躍動感があっていいし
デフォルメも最小限だから好き

10: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:45:40 ID:3J.3i.L1

相馬の古内裏貼って欲しい

12: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:47:11 ID:7F.uw.L35

肋骨多すぎやろ

14: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>12
そこがまた良いんや

16: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>12
設定的にはがしゃどくろって何体もの人骨が集まってるからな
肋骨が増えるのもアリやろ

18: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:50:58 ID:uK.e2.L8

19: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>18
かっこヨ

23: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>18
すげーですなこれ…
人の表情なんかあってあたりまえ
化け物？の一匹一匹にまで表情がある

22: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:53:17 ID:q5.3g.L23

集中線とか技法は今でも生きてる

24: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:53:30 ID:uK.e2.L8

ちな猫と同じ作者

25: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>24
表現の幅が広すぎる...
天才やな

27: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:55:11 ID:7F.uw.L35

川瀬笆水の西洋画風な浮世絵好き

30: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>27
2枚目の雰囲気めっちゃ好き

33: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>27
影の落ちてる感じが最高やな

36: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>27
アウトラインを明確にする浮世絵の技法と微妙なぼかしが両立してる…
カッコいいなあ…

31: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:56:38 ID:zf.ee.L23

ワイは歌川国芳が何だかんだですこ
スカイツリー予言した浮世絵の他にも妖怪系の浮世絵の名作多い

32: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)09:57:57 ID:Ii.tv.L8

わんこかわヨ

47: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>32
簡略化というか記号化ですね
犬だけ見ると現代の漫画絵と区別つかない

34: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)10:00:32 ID:N7.ee.L15

クールジャパンバカにされてるけど浮世絵だけはマジでクール

35: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)10:02:14 ID:DJ.tt.L5

月岡芳年すこ

38: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)10:04:01 ID:zf.ee.L23

川瀬巴水って知らんから調べたら凄い人やな

40: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)10:05:02 ID:vM.1p.L19

多色刷りの版画ってとこがまたすごい

絵師の観察眼もとんでもねぇ

45: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)10:09:41 ID:zf.ee.L23

50: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>45
なにこれうめえー

46: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)10:10:29 ID:JG.tt.L15

48: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)10:16:35 ID:zf.ee.L23

こんなんもはや鬼滅やろ

49: 名無しさん＠おーぷん 20/07/05(日)
>>48
蛇の目がすごい
黒目の部分が正確な円じゃなくて光が反射する部分が欠けてるんです
現代の漫画絵、萌え絵でさらに強調されてる部分ですよ

>>18の大蛇の目もそうなってるから この時代すでに一般化したかきかたなんですね…

引用元: ・浮世絵のセンスは異常

面白いほどよくわかる浮世絵入門 (日本語) ペーパーバック – 2019/8/6

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Comments

[1. 名無しの偉人さん]

宗教の厳格な制約の無さや、庶民の生活水準の高さ、そして印刷技術の進歩が大きいだろうな。

[2. 名無しの偉人さん]

自分の時代のほうが上だと無意識に思っていることの浅はかさよ

[3. 名無しの偉人さん]

北斎や広重は芸術の域に達してるけど
普通に下手なのやパクリも存在するという

[4. 名無しの偉人さん]

この時代は西洋コンプレックスがないから人物の目が小さいなw
だから動物や化物や風景の絵はいいんだけど
なんか人間が写ってるとぜんぶ汚らしい

[5. 名無しの偉人さん]

現代でいう画家でも漫画家でもない絵師と呼ばれる分類に近いからな浮世絵師って
収入も社会的地位もそんなに高くはないし売れてるのはごく一部

[6. 名無しの偉人さん]

>>4
動物も人間も気取ってないところを描写してるのは面白いやん
肖像画や役者絵とはまた違う味わいやね

[7. 名無しの偉人さん]

>>4
※4自身が西洋コンプレックスということかな。
それでも目が大きい=西洋コンプレックスというのはこじつけだと思うけど。

[8. 名無しの偉人さん]

浮世絵は現代のいうところの編集者と絵師が構図とか相談しながら作ってるから、当然ボツ作もあるわけで
いわゆる芸術的絵画というよりは、雑誌のイラストとかの方がジャンルとしては近いと思う

[9. 名無しの偉人さん]

>>7
↑西洋コンプレックス強すぎて認められないひと

[10. 名無しの偉人さん]

鎌倉期に流行った似絵ってそれ以降は廃れてしまったんかね？写実的な肖像画って明治入るまではあまり見らんし。

[11. 名無しの偉人さん]

中国の文化圏にあって、早くから紙を入手出来たのも大きい。
写楽の使っていた紙は、良い物だったらしい。

[12. 名無しの偉人さん]

>>10
写実的、つまり本物そっくりに描くとよくないっていう、言霊とか明治時代に写真を恐れたのと同じような心理がはたらいてたってのは聞いたことがある
正確な出典を示せないので与太話かもしれんけど
誰か知ってたら教えて

[13. 名無しの偉人さん]

米10
明治時代に西洋絵画を学んだ人が花魁モデルに写実的な絵を描いたら
「私はこんなんじゃない」と泣かれたという話を聞いたことがある

[14. 名無しの偉人さん]

写楽の役者絵は写実的に描きすぎてて、美化不足だったから売れなかったと大田南畝が評している。
グラビアはライティングにも構図にも角度にも凝らねばならぬ。現代と一緒だよ。

[15. 名無しの偉人さん]

>>9
そう言うのなら、どの辺が西洋コンプレックスが強すぎるか教えて頂けますか？

[16. 名無しの偉人さん]

今の漫画・アニメの瞳が大きいのは
日本人が目から相手の感情を読み取る癖があるからじゃないの？

[17. 名無しの偉人さん]

少なくとも江戸時代までは目が細くて一重なのがよしとされてたみたい
一重に見せる為の化粧の仕方もあったし
ルイス・フロイス著の「日欧文化比較」においてはこう述べられてる
「ヨーロッパ人は大きな目を美しいとしている。
日本人はそれをおそろしいものと考え、
涙の出る部分の閉じているのを美しいとしている。」

[18. 名無しの偉人さん]

戦後しばらくか、いつだか知らんけど、
欧州の女優やらモデルやら女性の化粧は、
まつ毛ボーボーで目が見開くような、
とにかくでかければいいみたいな見せ方してたな。

今時の欧米のファッションモデルは、
アジア系は大抵モンゴルか朝鮮辺りの引きつった顔ばかり。
あれも公平を装ったつもりかな。

[19. 名無しの偉人さん]

宮崎駿が行ってたが、一つのブームはいい時代が50年しか続かない
浮世絵も50年しかいい時代がなかった
アニメもいい時代になって50年になる、そろそろ終わる
今頃日本文化の輸出でアニメを持ってきてもおわるものをもってきてもしょうがないと
次の良い文化をつくってそれを応援したいなおもうわ、アニメでもいいんだが

[20. 名無しの偉人さん]

ヨーロッパの人々が初めて浮世絵を目にしたときの印象は
現代の我々が初めてポップアートを目にした時の衝撃と同じようなものだったかもね
浮世絵ってそれまで西洋美術が積み上げてきた画法や構図のセオリーを
全く無視してる作風だから

[21. 名無しの偉人さん]

>>15
やめとけやめとけ、議論するだけ無駄
自分の意見に反する奴はすべからく西洋コンプ乙としか言わないだろうから

[22. 名無しの偉人さん]

北斎は娘もすごいよね
江戸のレンブラントとはよう言ったもんだ

[23. 名無しの偉人さん]

>>18
戦前からアメリカの人気アジア系女優は一重切れ長の目だよ
エキゾチック美人というやつだね

[24. 名無しの偉人さん]

>>20
衝撃を受けたり感銘を受けて画風に取り入れようとしたのは
芸術家の人たちだけど、みんながみんなそう受け止めたわけではなく
浮世絵は「平坦かつ稚拙な絵」という評価の方が多かったよ
陶器の包み紙以外に価値を見出さなかった
芸術家は芸術を知る、ということで、一筋縄ではいかない

[25. 名無しの偉人さん]

>>24
明治のお雇い外国人なんかも、絵画の技術は遅れてるってな認識だったらしいしな…

[26. 名無しの偉人さん]

技術としての系統が違うから面白がりはすれども、
商材という意味での芸術品として価値を見出すかは別の話だわな。

集団作業で作ってたりするしやっぱり現代の漫画・アニメ文化に近い。

[27. 名無しの偉人さん]

>>4
女性の目が細いのはそれ流し目というデフォルメだぞ、わざと細く書いてるんだよ
男はギョロ目で大きく書かれてるものが大量にあるだろう
当時の木造家屋で火もめったにともせない今のように明るくない室内で目を目立たせるには目を細めるのが一番効率的だから、だから目を細くはっきり見せる化粧があった
肖像画なんかは男性は多様な目が書かれるのに女性は一様に流し目で書かれてる
別に目が小さかったからああいう絵なんじゃない

[28. 名無しの偉人さん]

俺は浮世絵は好きだが浮世絵をやたらと持ち上げたり日本絵画の代表のように持ち上げる人間は嫌いだ
浮世絵というのは庶民のいわゆるポピュラーアートでしかない
それがこんなに持ち上げられているのは西洋人が評価したの一事に尽きる
西洋人が評価しなかった日本のメインカルチャーであった幕府お抱えの絵師集団やそれに先立つ絵師たちには見向きもしない。西洋至上主義に尽きる
TIMEで前世紀の千人に北斎が唯一日本人として名を連ねてるが江戸時代に戻って北斎にあんたは没後に世界で一番有名な日本人になるといっても信じもしないだろう
江戸時代に一番敬意を受けた雪舟など現代日本で北斎に及びもつかないほど触れられることはない。幕府お抱えの日本を支配した狩野派が師と仰ぎ画聖とまで言われても西洋人が興味を示さなければそんな扱いだ。

[29. 名無しの偉人さん]

>>28
こういうのは、門外から言われて初めて気付くっていうのもあるからね…
逆に地元じゃさっぱりだけど、日本で何故か人気爆発した例もたくさんあるし、
一概に日本人の舶来びいき乙では片付かないと思う、外国でもある話だし

[30. 名無しの偉人さん]

　目が小さいのと、切れ長の目は違うような。目が大きくても目じりが細く長いのが切れ長の目。

　不細工のおかねの人形やお面が、しもぶくれの顔、目が細く垂れている、鼻が引くオデコが出ている。
　江戸時代の話で、美人になりたいとして神様に鼻を高くして欲しいと願う話がある。

　また江戸時代の化粧の本だと、大きな目を小さく見せる方法もあるが、小さな目を大きく見せる方法もある。つり目たれ目を普通に見せる方法。鼻を高く見せる方法も書かれている。また目は顔の中心で強くあるべきとも書かれている。

　目が細いつり目を化粧で対応しようとしているし、当時の美人の基準は現代とそんなに大きく変わっていないように思える。
　
　日本人の平均的な顔を基準に、少し鼻が高く目が細い長く大きい色が白いがと思う。その基準も白人からの影響で現代は多少変化しただろうけど。

[31. 名無しの偉人さん]

>>22
応為の作品は凄い雰囲気あって好きだわ

[32. 名無しの偉人さん]

西洋で持ち上げられた云々とか関係ないでしょ
月岡芳年は歴史自体に全く興味がない人にも好かれると思うから
浮世絵が芸術として評価されない世界線だったとしても掘り起こされて評価されていたと思うよ

[33. 名無しの偉人さん]

所々ガチで現代にも通じるようなやつあるな

[34. 名無しの偉人さん]

絵じゃなくて版画であり印刷物なのがすごい。