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11: 世界@名無史さん 2014/02/26(水) 14:49:13.22 0
中世の東方殖民て、ドイツ騎士団の侵略もあったけど、モンゴル災害後の復興のために移民を募ってたてのもあるんでしょ?

開拓とかなんかわくわくする。

13: 世界@名無史さん 2014/03/29(土) 23:36:29.19 0
中世ヨーロッパの民衆に関する本だとホイジンガの「中世の秋」がまず浮かぶ。

14: 世界@名無史さん 2014/04/02(水) 21:07:46.19 0

中世ヨーロッパの農村/街/城の生活は買って、次読む予定。
いまは中公新書の物語 食の文化を読み中。
靴底の素材について考えてたら、ネットでは表面素材として皮や布が使ってるというのはわかったけれど、靴底は木を使ってるのか、皮革のままなのかもはっきりしなかった。
これから大きな本屋に行って西洋服飾史の本を漁ってきます。

よい本があったら教えていただけると幸い。

15: 世界@名無史さん 2014/04/03(木) 12:40:53.82 0
>>14
ギースの著書(中世ヨーロッパの○○の生活シリーズ)は、退屈な学術書ぽい文体と違いエンターテイメントとしても楽しく読めますね。
同じ著者の「大聖堂・製鉄・水車」や「中世ヨーロッパの家族」もオススメです。
前者は中世における産業技術の発展史で、中世の風景として良く出てくる水車や風車がどれだけ重要な動力源になってたかなどが読めますね。
後者は、ある紳士が家族にあてた百通もの手紙から当時の暮らしの生々しさが垣間見えます。まさにこのスレタイトルにかなうものです。
講談社学術文庫と中公文庫は気軽に買える文庫本にしては中世ものが充実してますよね。

あと、ご存知かもしれませんが阿部謹也の著書も、中世の民衆の生活をよく描いてますね。
阿部さんが翻訳してる岩波文庫の「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」は、中世ドイツの民衆話で当時の風俗が垣間見えます。
同じ阿部さんの「中世を旅する人々」、「ハーメルンの笛吹き男」も面白いですね。
前者は中世における旅そのものをテーマに、旅路、途中の村々、遍歴職人や流浪民など常に旅する人など多面的に語ってます。
後者はハーメルンの笛吹き男という史実に残ってる事件の真相を、豊富な中世の知識と当時の資料を紐解いて推理してます。
一種の歴史ミステリーとして読める一方、開拓都市の成立過程や生活などが丁寧に描かれてますね。

20: 世界@名無史さん 2014/04/12(土) 11:22:10.54 0
ヨーロッパでは、裸で寝ていなかった

22: 世界@名無史さん 2014/04/13(日) 21:10:24.35 0
>>20
田舎だと夏は裸でわらにくるまって寝るとか聞いたことあった。実態はどんなの?

23: 世界@名無史さん 2014/04/13(日) 22:38:31.26 0
>>22
ちょこっと調べた感じだと

○裸で寝てたよ・・・・翻訳されてたり日本の学者の文献
ベッドの中で服を脱いでそばに置き、裸で寝た。朝起きる時はベッドの中で服を着た。
庶民や旅籠では一つのベッドに雑魚寝が当たり前で、男女混合も当たり前だった。
一方聖職者は個別のベッドを持ち、ナイトガウンを着てねていた。

○肌着ぐらい着てたよ・・・英語でググってしらべた結果
ガウンやシャツやシュミーズを着てる絵も多数あるから、全員裸で寝てたわけじゃない。
シュミーズやチュニックを肌着として中世男女ともに着られていた。

まあ、総合すると、貧乏な農民や庶民は裸で、金持ちや貴族、聖職者はガウンやシュミーズで寝てたってことみたいね。

25: 世界@名無史さん 2014/04/16(水) 15:56:41.82 0
文章上、裸で寝ていたはずの人が、後続で服を脱ぐという文章が残っていたりする。
ゆえに、裸(下着)で寝ていたが、下着を脱いで裸(真っ裸)になったと解釈でき、この時代、下着レベルは身につけていても裸と表現される可能性があった。
現代でもあるけど。

28: 世界@名無史さん 2014/04/21(月) 19:01:27.53 0
料理屋さんは、食材を持参して、料理してもらって食べる場所だった。

29: 世界@名無史さん 2014/04/21(月) 21:11:18.56 0
パン屋も、粉やパン生地を持ち込んで焼いてもらうことが多かった。

31: 世界@名無史さん 2014/04/22(火) 17:32:17.27 0
みんな大好き中世のトイレ
小さく切ったコケや革、布をトイレットペーパーがわりにつかってたんじゃないかという話らしい。

まだ臭う700年前のトイレ発見、排泄物や革・布などお尻拭くアイテムも。
http://www.narinari.com/Nd/20140425563.html

34: 世界@名無史さん 2014/04/23(水) 22:43:23.06 0
>>31
紙のトイレットペーパーはそりゃないだろうけど、お尻を拭くもの、ってのはちゃんとあったんだねぇ。
その時代だとまだまだ地域によって多いもの、少ないもの、っていうのがあるだろうから、場所によっては布を使うなんてもったいない、なんてところもありそうだけど。
しかし、苔か……。

35: 世界@名無史さん 2014/04/23(水) 23:11:07.03 0
苔いいんじゃない、種類によるかもしれんけど
ローマ時代の海綿みたいな感じで、見ようによっては文明的

36: 世界@名無史さん 2014/04/23(水) 23:19:05.70 0
>>35
いや、そんな風にも使えるんだなぁ、と思っただけ。
シート状に採取してそんなことに使えるんだ、と。

37: 世界@名無史さん 2014/04/24(木) 00:00:06.04 0
>>36
コケは森や湿地に入れば簡単に手に入るし、苔むした岩からヘラとかではがして乾かして使ってたのかな?
ミズゴケとかはその吸水性から止血や脱脂綿につかわれてたらしい。
それにミズゴケにふくまれるペリシニウム(抗生物質の発見元)が膿むのを防ぐ効果もあって、青銅器時代から貼り付け用の治療薬として使われてたらしい。

ミズゴケは治療用、緑コケとかシート状のはトイレットペーパー用に採取してたりしてたのかな?

39: 世界@名無史さん 2014/04/26(土) 02:53:13.65 0
エリザベス朝時代、庶民の家のドアは日中開けっ放しと思われる。
密通するときに、ドアを閉めないで、代わりに入り口にシーツを干してごまかして、捕まった例がある。
ドアを閉めた状態で、男女がいると男女関係を疑われた。
ブライドウェル矯正院の記録から。

40: 世界@名無史さん 2014/05/18(日) 18:39:37.28 0
村には旅籠も兼ねた居酒屋があったんだけど旅人のためというより村人のための施設だった。
村人という常連達のたまり場であって、外から来る人に愛想がいいとかは特になかった。
居酒屋は結婚式などの会場にもなり集会場にもなった。
そのため、一揆や反乱を計画する場にもなりがちだったので、居酒屋の主人には通報する義務があった。
その一方で一揆や反乱の首謀者に居酒屋の主人がなることも多かった。

現代のBARのマスターと違って、中世のマスターは命がけだったんだね。

41: 世界@名無史さん 2014/05/18(日) 22:36:42.02 0
町だと、怪しい旅行客は通報義務があった。スパイ、山賊、盗賊対策。
一方、金持ちの旅行客が来ると、裏で情報を流して襲撃もあった。
近世になると郵便の局留め地点になっていた。

売春宿にもなっていた。単独客を1階で見つけて、合意したら2階に行く。
道で客を引いて、居酒屋に連れ込む。上記、矯正院のデータでは、1階のベンチでまぐわったりもした。

中近世では、何らかの組織の入会式が酒場で行われることがあった。
儀式自体がなくなっても酒代が手数料以外に別計算で回収しているのはこの名残とされる。

42: ちゅいお 2014/05/19(月) 15:56:02.44 0
16世紀のフランス人作家・Francois Rabelais
「トイレットペーパーは使い物にならない」
「紙で用を足した後をふいた人は、性器の裏側にいくつかカスがくっついていた」
「一番便利なのはガチョウの首で、あれはよく汚れを落とすことができる」

50: 世界@名無史さん 2014/05/19(月) 21:42:43.19 0
>>42
16世紀のフランス人が「トイレットペーパー」ねw
もう少しましなものをネットから拾った方がいいよ。

51: ちゅいお 2014/05/19(月) 23:54:46.90 0
ふーん、じゃあ渡辺一夫の訳で。「ガルガンチュワ物語」

まず、尻を拭く妙法を考え出したガルガンチュワの優れた頭の働きを父なる王グラングゥジエが認めたことと題する第一之書ガルガンチュワ物語第十三章。

父王はやがて、なるほど左様か、なかでも何で尻を拭くのが一番よかったと思うかな、と問う。ガルガンチュワは答える。

かみなどできたなきしりをふくやつは いつもふぐりにかすのこすなり。

しかし、結論といたしましては、産毛(うぶげ)のもやもやした鵞鳥の子にまさる尻拭きはないと判断し且つ主張する者であります。もっとも、その首を股倉に挟んでやるのが肝心です。
これは、ぼくの名誉にかけてお信じ下さりませ。と申すのも、鵞鳥の雛の産毛の柔らかさと言い、そのほどよい加減の暖かさと言い、お尻の穴に、得も言われぬ心地よさをお感じになりましょうし、鳥の体の暖かさが、忽ち直腸やその他の臓器にも伝わり、遂には心臓や脳味噌のあることろにまで達するからで御座います。

55: 世界@名無史さん 2014/05/20(火) 10:15:41.32 0
まあトイレットペーパーてのも>>31みたいなものが意訳されたんじゃないの?

52: 世界@名無史さん 2014/05/20(火) 00:57:36.86 0
ガチョウでケツふきは結構有名なエピソードだね。聞いたことある。

58: 世界@名無史さん 2014/05/21(水) 00:12:02.30 0
>>52
そんなことしたらガチョウが汚れるじゃん

61: 世界@名無史さん 2014/05/21(水) 01:19:23.53 0
>>58
冗談話として有名ってこと。
中世のお笑いネタのうんこ率は異常。
中世の笑い話のティル・オイレンシュピーゲルのオチはたいていうんこ。
説話の編纂は近世だから近世もうんこ大好きだったということになる。

59: 世界@名無史さん 2014/05/21(水) 00:15:59.18 0
スペインかどっかの博物館には少年使節団が使用した後の鼻紙を展示しているらしい。
当時の人から見れば金箔を使い捨てにするようなものだったんだろうな。

44: 世界@名無史さん 2014/05/19(月) 20:14:47.55 0
中世の馬車の車輪って板を並べて円形に整えた全板式のイメージがあるけど
スポークみたいに中心から放射状の車輪が普通になったのはいつごろからなんだろう?

45: 世界@名無史さん 2014/05/19(月) 20:30:46.58 0
スポークは確か中央アジア発祥だよなぁ
それが一般という意味がわかんねえが軍用ではすでに紀元前からそうだな

47: 世界@名無史さん 2014/05/19(月) 21:20:06.89 0
>>45
伝播したヒッタイトとかラムセスⅡ時代のエジプトとか、6本スポークの戦車だよな

no title

人間2~3人のせる以上の重量だと厳しくて、荷馬車などにはすぐに適用されなかったんかな

46: 世界@名無史さん 2014/05/19(月) 21:04:11.20 0
ざっと中世の車輪を見た感じ、木製スポーク車輪は荷車はじめ水車や糸車や車輪砕きの刑とかでも普通に出てくるね。
ただ攻城槌や重い荷車みたいに車輪に直接過負荷がかかるものは板状の車輪になってるね。
あと安上がりな荷車とかも。

木材の剛性の問題で、車輪の大きさにおける耐久性に限界があったんだろうね。
オールスポーク車輪になったのは、鉄を潤沢に加工できるようになった産業革命以降とかじゃないの?

72: 世界@名無史さん 2014/06/28(土) 12:00:45.08 0
生活風景を再現した動画があったので紹介してみる
「ラトレル詩篇フィルム」
https://www.youtube.com/watch?v=O0AnUM1tt54



劇中セリフは基本的にないので英語が分からなくても楽しめます。
中世農村の日常生活の35の場面をラトレル詩篇(Luttrell Psalter)を元に再現している。

最初の字幕だけ翻訳
”時は14世紀、リンカシャー地方イルンハムの領主サー・ジョフリー・ラトレルは装飾された写本を委託された・・・
その賛美歌の本は極上の絵師によって高品質のイラストが描かれているのがサー・ジョフリーには見て取れた・・・
絵師はおそらくイルンハムの村を見たことがあり、それが詩的かつ象徴的なイメージを吹き込んだのだろう・・・”

73: 世界@名無史さん 2014/07/20(日) 21:10:41.52 0
中世の自作農民…っていうか
当時の鍬・鍬・シャベルとかって農具の値段どの位だったの?

74: 世界@名無史さん 2014/07/20(日) 22:41:19.46 0
中世といっても範囲が広すぎるからなんとも言えない、かな? 車輪付きの鍬とかの大型の農具については領主の持ち物や村単位での所有で、貸し出されていたという記述が中世の農村の生活辺りにあったと思うけど、小型の農具については自前だったんだろうか?
当時の市の売買関係の書類でも漁ると、値段も出てくるのかなぁ?

75: 世界@名無史さん 2014/07/26(土) 20:25:28.03 0
ココで質問して良いのか分からないだけど漫画や小説などで現代人が過去の時代にタイムスリップてあるじゃん。
もし、現代人が中世ヨーロッパの9世紀から10世紀の間にタイムスリップした場合、身分とかどうなるんだ?

現代人が過去に行ったのかは現実的な話じゃないから似多様な存在っぽい人で漂流者とかはどんな扱いを受けたの?
船とか乗って遭難して漂流した人が他国の神聖ローマ帝国の船やらバイキング船などなどの船に保護されたとかあると思う。

やっぱり、奴隷扱いから始まるものなの?

76: 世界@名無史さん 2014/07/26(土) 20:50:27.93 0
身分登録があるわけでも無い。漂流民は、最下級身分に登録されるとかもない。
農民のように見える人は農民。
貴族のように見える人は貴族。
貴族登録簿とかもない。

77: 世界@名無史さん 2014/07/26(土) 20:57:17.96 0
9世紀から10世紀となるとフランク王国やノルマン・コンクェストの時代か。

もうちょっと後の社会が安定した時代なら必ずしも奴隷スタートじゃないだろうけどその時期だと厳しいな。
キリスト教の威光が固まっていず、力こそ正義で自力救済が基本原則の時代だからそのタイムスリップした人がどんな人で、最初に誰にあってどういうことをするかによりそう。

映画タイムラインは14世紀だけど中世フランスに大学生達がタイムスリップしていろんな目にあう映画だから参考になると思うよ

78: 世界@名無史さん 2014/07/26(土) 21:02:17.70 0
まだ人口流動が起きていて身分制ががっちり固められる前だから、うまく変装すれば周りはそういうものとして待遇するとおもう。

ジプシー達が「エジプト方面からきた敬虔なキリスト教徒でござい。ここらの聖地巡礼にまいりました」と名乗ってやってきたのが12世紀といわれてて、最初は同じ信徒としてもてなし宿も貸してたけどいつまでたっても帰ろうとしないので徐々に差別されるようになったとかどうとか。

85: 世界@名無史さん 2014/07/27(日) 00:44:24.69 0
神聖ローマ帝国は、10世紀あたりの農業って多様性が出てきて野菜などが作られるようになったって聞いた事があるんだけどどんな野菜が作られるようになったの?
人参、ソラ豆、えんどう豆があるのは知ってるんだけど他にどんなのがあるの?

86: 世界@名無史さん 2014/07/27(日) 00:54:23.60 0
キャベツ・タマネギ・ニンニク・ビート(赤カブっぽいやつ)

87: 世界@名無史さん 2014/07/29(火) 00:25:28.85 0
くるみとかの木の実系は、どの時代でも食べてるけど育ててる農家の情報を聞いた事がないのでやっぱり自生している分で足りているって事かな?

>>86
ありがとうございます。
結構、栄養にも多様性が出てきてるですね。

88: 世界@名無史さん 2014/07/29(火) 12:06:20.44 0
>>87
10世紀ぐらいだとまだ森もそこまで開墾されてないから木材とか木の実とかベリーとかキノコは森で採取してたみたいだね。
胡桃の木は木材としても人気で高級家具の材料とかにもされていたとか。
他に豚を森につれていって、木の棒でどんぐりを落としてたっぷり食わせてたりしてたらしい。
中世の農業では森林資源は欠かせないものだった。
もちろん薬草やタイムなどの香草なども森からとってくるのが多かったろう。後に庭に植えることはあるだろうけど。

88: 世界@名無史さん 2014/07/29(火) 12:06:20.44 0
>>85,86以外の野菜では、ネギ(リーキ)、レタス、カブ、からし菜、ほうれん草、パセリ
穀物は小麦以外に、ライ麦、大麦、燕麦
果物はベリー、さくらんぼ、モモ、イチジク、アマンド、スモモ、ナシ、リンゴ、マルメロ
木の実はくるみ以外に栗、ヘーゼルナッツ、アーモンド、松の実
後ははちみつ、キノコ、もちろん肉と卵と牛乳とそれらの加工食品、保存食品

新大陸のチート野菜はないけどそれなりに豊かな種類の収穫だったみたい
まあ穀物の生産高がそんなにないからなんでも食べたとも言えるけど

90: 世界@名無史さん 2014/07/30(水) 03:41:05.51 0
>>88
うお、多いなぁ。
穀物がライ麦がある所、麦角が病気で増えてそうだなぁ。
レタスがあるって事は、農民の食事に増えたのか都市に住んでいる人達の食事に増えたのか気になるところですね。
流通の面が馬車があると行っても道がガタガタなのでレタスはすぐに痛みそうだし腐り易いから運ぶのは難しそうだ。

果実で気になったですがリンゴは、今現在の果肉が多く甘味が高いリンゴと違って小さくかなり苦かったって聞いた事があるんですがこの時代のは、現代のと近いですかねぇ?

木の実は、海に近くない人にとってほしい栄養がある種類があるので定期的に取れるようにすれば健康面は飛躍的にアップする段階ではありますね。

キノコは、どんなのが食べられていたんだろうか?
はちみつで思い出したんですが蜜蝋って意外と作るの簡単なんですよね。
鍋に水を張ってハチの巣を入れて溶かしてろ過して水が冷えて蜜蝋が固まるまで待って固まったら質の悪い蜜蝋の出来上がりみたい。(質を高めるにはなんども同じ事をする)
なので時間がありさえすれば作るのは簡単みたいですね。

加工食品で思い出したんですがこの時代は酢ってあるんでしょうか?

94: 世界@名無史さん 2014/07/30(水) 12:32:06.25 0
>>90
ライ麦の麦角菌のせいで神経や精神を病む人が多く、人狼や死ぬまで踊り続ける死の舞踏とかの原因じゃないかと言われてたらしい。

都市ができるにはその周辺に食料やエネルギーをまかなえるだけの生産地が必要で数々の村や荘園があった。
卵やレタスのような悪くなりやすい商品は、近くの農家が毎朝歩いて市場まで運んでたんじゃなかろうか。
馬車にサスペンダーとかないから相当頑丈か振動とか関係ないものしか荷台には積まなかったとおもいます。

リンゴは聖書に出てくる知恵の実のモチーフとして中世でも広く描かれ、熟すれば赤く甘くなったと詩にうたわれてたようだ。
あくまで当時基準で「甘い」なので、現代に比べるとそうでもないのかもしれない。
そもそもヨーロッパのリンゴは今でも基本的に日本より甘くなく、お菓子や料理などにまぜるのが前提なんですよね。
というか日本の果物だけガラパゴスで異常進化してる部分はあるとおもう。値段も海外のフルーツに比べてはるかに高いし。

キノコはキノコ類の総称にもなってる「マッシュルーム」がメインで白いのやブラウンのが牧草地などに良く生えてたらしい。
ほかにもヤマドリ茸(ポルチーニ)、アンズ茸、レアなとこではトリュフ。
日本以上に殺しにかかる毒キノコが多いので今でも山菜取りの事故は多いらしくキノコ識別官という専門職もあるとか。

養蜂は修道院とかでも盛んにやられてたみたいですね。蜜蝋で作った蝋燭は夜間の修行の貴重な光源だったろうし。

酢については、中世以前からありますね。
基本的に酒を醗酵させすぎると酢になるので、ワインビネガー、モルトビネガー(ビールより)、リンゴ酢(シードル酒より)などいろいろあったようです。
イタリア料理の必需品バルサミコ酢も14世紀に発明されてます。
もちろん酢漬けのピクルスもありましてドライフルーツとともに冬場の貴重なビタミン源でした。

99: 世界@名無史さん 2014/08/03(日) 04:16:26.72 0
>>94
酢が中世以前から作られていたのか。
それとピクルスが広まってる感じか。それなら疲れを取るクエン酸があるから健康の面は大分良いのかもしれない。
ただ、肉を定期的に摂取する事ができないから筋肉を回復させるのは難しいっぽい。
肉以外でたんぱく質をとるとなると枝豆とチーズか魚かな。魚も定期的に取れるとは思えないから枝豆とチーズが主な蛋白源なんでしょうかね?

10世紀当たりは、チーズと言えば山羊だったらしいのとこの時代は、牛乳自体が少なかったらしいので牛乳のチーズを作っている時に出る乳清は食するのは難しい感じですかね?

101: 世界@名無史さん 2014/08/03(日) 21:38:41.26 0
>>99
確かに肉は現代に比べて貴重だったけど飢饉でもない限りよく消費していたようだよ。
もっとも消費していたのが羊で放牧しておけばえさは勝手に食べるし育てやすく多産で羊毛も取れる。
ついで豚で多産かつ森でどんぐりを食わせればいいので餌に困らない。
牛は確かにこれらに比べて成長に時間かかるし牧草を植える必要があったけどそれでも羊豚の三分の一から四分の一ぐらいの量は食べられてていた。
塩漬けやソーセージ、燻製肉など加工手段はいろいろあったので年間通して消費も可能だったようだ。
だが小作人などにとってはこれらの肉はやっぱり高級品でより入手しやすい鶏や卵、乳製品でたんぱく質をとることが多かったようだ。
豆も同様によくたべてて、穀物、豆とチーズでつくるポトフやシチューとパン(それもライ麦パンや燕麦パンなど)が主な食事だったとか。
あとは大麦とチーズと各種野菜でつくるポリッジ(雑炊)とか。ちなみに貧者の食事はミルク粥だったらしい。
沿岸部では魚もよくたべられていて、ニシンは季節になると水面が真っ黒になるぐらい群れるので取り放題だったそうだ。
そこで塩漬けや燻製などの保存手段が発達し、これも年間通して消費が可能だったという。
乳に関しては、現代みたいに人工的に妊娠状態を継続させる技術とかなかったから、確かに現代よりは搾乳量は少ないけど、それでもヤギ乳と同じぐらい牛乳とその加工食品(バター、チーズ)は良く食べられてたようだよ。
ホエー(乳精)をどうしたかは知らないけど捨てたりはしなかったかもなあ。

なんにせよ肉、魚、乳のたんぱく質は良く取れる時期にまとめて取って保存加工するのが定番だったようだ。

103: 世界@名無史さん 2014/08/05(火) 05:56:40.94 0
ネットで調べた所、乳製品の山羊乳と牛乳は、山羊乳の方が食べられていると書いてあるサイトか乳製品の説明のみ書いているサイトしかなかったので
牛乳が山羊乳と同じぐらい食べられていたと書いてあるサイトは見やたらなかったです。

関係しそうなデータが手元にある本で「中世ヨーロッパの農村世界」に書いてあった。北フランスのフランドル地方ブルビエールのメロヴィング時代の発掘で出てきた動物の骨を分類で豚39%、牛22%、羊17%、山羊4%、馬6%らしいです。
このデータから見ると牛の消費量が2番目に高いのと山羊より格段に多いので乳製品なら牛乳というイメージじゃないのか?と思います。
このデータから見て牛の方が多いので自分が「山羊チーズが多い」と言いましたが間違っていたみたいですね。 
104: 世界@名無史さん 2014/08/07(木) 05:35:02.66 0
>>103の肉の消費量は14世紀パリのもので「生活の世界歴史 中世の森の中で」に掲載されてます。
「中世ヨーロッパの農村世界」のはメロヴィング期(5末‐8半)の情報で時代とともに食肉の消費傾向が変わったのかもしれませんね。

牛乳と山羊乳については自分も正直よく分からない。けど保存技術を考えると生乳のまま長時間置いておくことは腐敗を招くだけなので、
絞りたてを飲むかバター、チーズなどの加工に回すのが一般的だったと思います。

91: 世界@名無史さん 2014/07/30(水) 08:46:55.93 0
たしか当時のレタスは丸まらないものだよな

92: 世界@名無史さん 2014/07/30(水) 10:59:20.78 0
キャベツやレタスは13世紀くらいにはすでに結球していたって
"世界の野菜を旅する"とか言う本にかいてた
当時はまだなんじゃないだろうか

96: 世界@名無史さん 2014/07/30(水) 12:50:24.59 0
マッシュルームは馬小屋で育てる

98: 世界@名無史さん 2014/08/02(土) 00:44:43.68 0
>>96
嘘だぁ~って思って調べたらマジだった(驚愕)

引用元: ・中世~近世ヨーロッパ、庶民の暮らし その2