250px-秦檜



1: 趙構 2007/01/04(木) 21:28:58 ID:8ATqhmdN0
長らく売国奴の扱いを受けて蔑まれてきたが、最近では評価を見直す動きもある南宋の宰相秦檜。
本当のところは、どんな人物だったのでしょうか?



関連記事
【1】●● 売国奴? 秦檜 ●●





250px-秦檜


秦 檜(しん かい、元祐5年12月25日(1091年1月17日) - 紹興25年10月22日(1155年11月18日))は、南宋の宰相。

金との講和を進め和議を結ぶが、その過程において岳飛ら抗金派の政府要人を謀殺、平民へ落とすなどし、その後も自らの権力保持のために敵国の金の圧力を背景に恐怖政治を敷いたので、後世、その名は売国奴の代名詞となり蔑まれた。

妻は王氏(宰相王珪の子の王仲岏の娘)、実子の名は不詳、養子は秦熺(妻の兄の王喚の子)、養孫(秦熺の子)は秦塤。





5: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/01/05(金) 14:49:12 ID:kUQs2Tdn0
実際のところ、この人は金に内通していたのかな?
岳飛の処刑については、宋朝の伝統的な軍閥解体策も背景にありそうだし。

6: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/01/05(金) 17:12:49 ID:XIePyQBl0
軍閥を解体するのに、個人を「殺す」というところに、実行犯および黒幕たちのえげつなさがある。
軍閥の解体は過去の乱世期にもあったし、むろん殺しもあった。
その多くは皇帝などの武力討伐だったりするわけで、無抵抗な個人を権力をもって嬲り殺すのは、普通に非人道的な行い。
秦檜だけが特に、というわけではないが、比較的開明政策な宋にあっては黒い一点の染みのごとく目立つ。

179: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/21(木) 19:04:35 ID:PCtour800
秦檜は、
1)基本、金とは和睦したい(北宋の伝統)
2)その為、靖康の変の二の舞だけは避けたく、主戦論派を封じ込めたかった。
3)岳飛は和睦反対派の急先鋒、しかも兵権を取り上げても不穏な空気
ここまではわかる。
でも
4)攻勢のなか不利な条件で和睦
これがわからない

180: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/21(木) 20:31:43 ID:i4Vg/AeV0
>>179
金に信じてもらえないのじゃないかと言う恐怖があった、とされている。

181: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/22(金) 06:12:51 ID:4nFfW9By0
金の側だって、信用できないんじゃないか?なにしろ宋側には講和を持ちかけておいての背信行為が何度もあるのだから。

靖康の変では、講和交渉中に主戦派の奇襲なんてあった。岳飛の存在をみると、また同じことを企んでいるのではと疑っても仕方ないかも。

182: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/22(金) 07:36:58 ID:W4zrX4E10
その直前には金が北宋と同じことやってるんだから、それを外交材料としてもよっかったろうが、ともかく早期和平を実現させるためには相手ではなくこちら側が譲歩する必要があったというのが、おそらく秦檜の言い分。
兵が血で取り戻した河南を差し出し、和平策実現の手柄をもって我が世の晴を謳歌したのはまた別の問題ということなんだろう。
岳飛の処刑も、相手に非があり自分は危険を排除した「だけだ」という。
和平はいいが、それを利用して自分の利益にしまくるというのは、下層民にとっては苦々しく思えたのだろう。
もし、秦檜を擁護する動きが当時からでもあれば、少なくとも鉄像は作られていなかっただろう。
鉄像を作ることによって、悪いのは秦檜だ、とする朝廷の印象操作もあったろう。
その意味では、秦檜も犠牲者だが、体勢は秦檜に同情するむきは少なかった。
よって、秦檜のやりかたは感情面で受け入れられない負の面が強かったといえるのじゃないか。

183: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/22(金) 09:20:46 ID:W0ZDnstj0
金の背信は1回
宋は同盟結んだ時期から無数
このあたりの負債処理が問題だったんだろう
あと散々言われているけど「本当の皇帝」である欽宗カードを金が握りつづけていた点も大きいと思う

184: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/22(金) 16:09:06 ID:6t/XTQPN0
そうなると、岳飛は北伐してどうしたかったのかな?
勿論、金を征伐して宋が再統一を果たすっていうのはわかる。
でも、成功して欽宗を奪還すれば、今の主君の高宗の立場は悪くなるし、岳飛は高宗によって引き立てられたようなものだから結果的に高宗に対して裏切り行為を続けていたことになるのかな?
うまく説明できないが、欽宗カードを、高宗・秦檜につきつけていた相手は、金ではなく岳飛だったということ?

185: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/22(金) 16:49:16 ID:W4zrX4E10
つまり、岳飛にしてみれば高宗はあくまで代理であって、真の皇帝は欽宗しかなかったってこと。
…じゃないかな。
岳飛のおめでたい頭(=忠誠心過剰)によると、欽宗を奪還できれば、高宗も欽宗も彼を誉めて讃え
高宗は潔く欽宗に位を譲ってめでたしめでたし。
(当然、それこそ後世から称揚されるべき高宗の潔くも美しい行為であるが)
だから岳飛の中には高宗に対しての裏切りなど思いもよらないことだし、欽宗の奪還と開封の奪取は
忠誠心の証として最上のものだった。
そのために自分の能力を発揮することにも、ある種の楽しみみたいなのも感じていたかもしれない。
で、秦檜が余計な知恵を吹き込んだために、高宗は道を誤った…
悪いのは秦檜!! となる。

ま、そんなとこじゃね?

186: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/23(土) 01:53:58 ID:dEXccOOY0
どうともいえないが岳飛のモットーは尽忠報国
彼にとって忠誠の対象は国であって高宗だの欽宗だのといった特定の個人ではないと思うが

187: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/23(土) 08:49:47 ID:FM8MD2vT0
>>186
いや>>185の言うこと一理がある
当時の岳飛が挙げたスローガンの一つは「二帝奉還」です。
歴史にも例が見られない皇帝が攫われたことは、いわば宋の士人にとっての最大な恥辱で、岳飛の人気の源の一つ。

188: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/23(土) 10:17:41 ID:q8e7qVZ80
なるへそ。
高宗についてウィキで調べると確かに即位当初から正統性に疑問を持たれていたてのはあるみたいね
で、それが秦檜による岳飛以下抗戦派との対立の背景にあったてことか

189: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/23(土) 12:49:55 ID:BiGXTPfk0
実際に、高宗の即位を不当不法として(口実だろうけど)反乱が起こっているしね。
高宗政権(秦檜含む)からすれば危険視せざるを得ないだろう。

>>187
細かいことですが、初ってわけでもないですよ。
蛮族の捕虜になったというのなら西晋の皇帝がいますし、同じく捕虜として北方に連れ去られた皇帝としては五代後晋の皇帝がいます。

190: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/23(土) 14:05:54 ID:4IEfXUgm0
やはりそう考えると、岳飛処刑は行き過ぎにしても秦檜の行動は納得できるもの。
その後の行動は、賞賛されるものではないが

192: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/23(土) 19:01:16 ID:2Z9PY6lu0
>>190
支配者あるいは権力者の論理としてなら、秦檜の岳飛謀殺はわかる、というかよくある行動なんだが…
わかったからといって、それを容認したり奨励したりする気には全くなれん。

193: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/23(土) 20:04:11 ID:BiGXTPfk0
その権力者の論理に対する反発(民衆の感情)の発露が、墓前にひざまずく夫婦像と唾や小便をひっかける行為なんでしょ。
250px-Youtiaostory_hangzhou_statue1

杭州岳王廟(岳飛の廟)にある秦檜夫妻の像。かつてはこの像に唾を吐きかける習慣があった。右が秦檜で、左が妻の王氏。


194: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/23(土) 20:17:28 ID:hMYXeFpn0
でも秦檜の和平のお陰で一番利益を得たのは泥沼の戦争から解放された民衆なんだよなー
秦檜のお陰で助かった者やその子孫が秦檜を憎むという矛盾
岳飛一党の子孫ならまだわかるが……

195: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/23(土) 20:39:36 ID:2Z9PY6lu0
>>194
まぁ、勝手に泥沼化しておいて、救ってやったぞ、って勝手な理論ではある。
たしかに、戦争が慢性化すれば、国境付近の民衆はひどい徴発を蒙っていただろう(あくまでも国家に)。
とはいえ秦檜は浙東とかの利権と絡んでいたから、素直に認めることもできなかったのだろう。
どうであれ、民衆というものは最初は被害者側の立場に立たされるから、文句も言いたくなるだろう。
だが、鉄像に唾をかけられるような仕打ちは、未確認だが、孝宗の国内宣伝もひとつの原因なんじゃなかろうか?
秦檜は自分のやったことが民衆や他の官僚武人たちにとって、どういう意味を持つかはわかっていたようだ。
その論拠となるのは、岳州の改名。
岳飛が真に謀反人なら、彼の名を思い出させるからと言って岳州を改名させんだろう。
で、そういう民心を納得させるためには、悪役が必要で、孝宗は秦檜を最大限に悪役に仕立て上げまくった…
まぁ、火のないところに煙は立たず、だから、もともとある秦檜憎しの念を増幅させたにすぎないのだろうが。

200: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/24(日) 12:56:13 ID:84lldDok0
岳飛が徽宗を奪還していたら、民衆からは総スカンだったような気がする
何しろ常態化した重税に加えて、自分の趣味のための徴発・労役を当たり前とした暴君だから
もし南宋の実権を再度握るようなことになってたら、今度こそ破滅しただろうね

202: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/24(日) 13:03:23 ID:FwHqsya/0
>>200
徽宗は奪還の対象だが、帝位の正統性はもう欽宗に移った。
大差ないかもしれないが、一応欽宗の場合親政時期短すぎて、政治における能力は未知数。そこに想像の余地があって、現政権への不満もそのまま欽宗政権への期待に転じたと思う。

203: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/24(日) 13:11:21 ID:84lldDok0
>>202
でも欽宗も中々素敵な皇帝だよ
開封から金軍が攻囲に疲れて撤退する時は追撃を抑えたくせに、三鎮割譲の時の万全の金軍にいきなり部下に喧嘩売らせて滅亡の直接原因を作っている
金軍に抑留されたときの台詞が「大臣達がわれら父子を誤まらせた」という嘆きの責任転嫁
まぁ、そういう話は一般民衆には知られないだろうけど

211: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/06/26(火) 07:55:33 ID:gFG88HZj0
一番ヒドい奴は、高宗だろう
なんのかんのいって、岳飛の謀殺やら秦檜の政権独占にゴーサインを出したのは高宗
しかし、後世の悪評は一身に秦檜に
自分も被害者気取りだけど、岳飛のように命を失ったわけでもなく天寿を全うしている
岳飛も秦檜も、高宗の踏み台という点では一緒だと思う

224: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/07/12(木) 20:56:52 ID:JwGS/czj0
秦檜ですら躊躇していた岳飛無理やり誅殺を推進させた人物という評が王氏にはあるな

226: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/07/19(木) 23:55:35 ID:63Fht0Kh0
説岳とかでも王氏の方が悪く描かれているな

230: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/08/19(日) 13:10:13 ID:cdAyJao80
説岳とかは妻の王氏は淫乱な悪女に描かれ、金に拘留されていた時は売春みたいなことをしていたかのように描かれているけど、実際どうだったんだろう。

231: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/08/19(日) 13:12:14 ID:8a93rggF0
連れ去られた北宋の皇族の女性がどうなったか考えたら文官の嫁ごときがどんな目にあったか想像つくだろ

小説的だけどもしかしたら王氏は金が秦檜につけたスパイだったりして

232: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/08/19(日) 13:16:08 ID:ihouarj70
主義主張なんて建前で、本音は既得権益を手放したくないだけ。
それが衰えて、今まで出来たことが出来なくなると自分が殺されたような感覚に陥るだろうからな。
まあ未来永劫売国奴として恥を晒すのがお似合い。
岳飛を冤罪で殺して無謬の忠臣にしてしまったのだからな。
実際は危険分子の一人だったろうが処置が苛烈にもほどがある。

233: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/08/20(月) 22:54:37 ID:DniJD1Zs0
>>232
では、どのような処分だったらよかったとお考えですか?

234: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/08/21(火) 07:35:12 ID:p9IA7/+v0
酒を酌み交わして兵権を自ら返還させる

235: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/08/24(金) 08:31:37 ID:d8banlNF0
>>234
無理だろ。私兵を雇ってたくらいだし・・・
むしろスレの統一見解としては、
1、岳飛は軽率
2、秦檜の行動の理解できる
しかし
3、金との交渉過程が理解できない
だったと思う

257: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/07/26(土) 10:31:30 ID:J20FQIqxO
岳飛は軍閥の巨大化を防ぐという宋のイデオロギーと真っ向から対立した。
彼の忠義には鼻から問題があったと思う。

258: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/10/21(火) 20:31:01 ID:CNR0z4uH0
なんかこのスレでも岳飛が特別扱いなのがよく分からない。
本人の将軍としての実力はともかく、政治的には普通の軍閥でしょ?
軍閥が台頭したから処分したっていう単純な話。

論点は
・このタイミングで処分するのが本当に正しかったのかっていう程度の話で。
戦争継続してればもっと有利な状況になったのかどうなのか。

277: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/11/15(月) 12:47:08 ID:93a70cTm0
岳飛による金との戦争続行が国益に反するかどうかは、実現されずに粛清されてしまったから分からない。

秦檜は実際に和平を結び、和議が成立して20年弱は金からの侵攻がなく平和になった。
その間に内政を充実させ(江南の開発など)、政権基盤が安定し、南宋発展の礎を築いた。

結果論だが、この点は評価していいんではないのだろうか。
結局軍閥縮小させても、秦檜死後の金による侵攻をはねのけているし。
秦檜が正義かというと怪しいが、政治的に功績がなかったとはいえないはずだ。

279: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/11/20(土) 20:23:45 ID:crs49VdB0
>>277
>結果論だが、この点は評価していいんではないのだろうか。

評価に値しない。

まず、かなり譲歩した上で和平し、名将を獄死、引退に追いやり、軍閥を解体している。
ここで金が再度、条約を破れば、マジでやばい。
上司の扱いに不満を持つ軍部の一部が造反して、南宋の防衛ラインの一点が敗れれば、南宋は滅亡しかねない。
(元の侵攻の時と同じ)

金が条約を必ず守る国なら、講和もありえようが、宋が過去にどうあろうと、その前提の上で結んだ条約を破って攻め込んできているという前科もある
すなわち、講和には、金がなぜか次回は守ってくれる、もしくは、もはや戦う国力がない、という前提が必要となる。

後者なら、あれほど譲歩する必要はない。
岳飛たちは軍閥解体に抵抗してないのだから、もっと有利な条件で、講和すればいいだけ
条約違反を責めて、黄河まで奪い、歳貢を大幅に減額し、対等の条約を結べば、後々の侵攻も未然に防いでいた可能性も十分にある

前者だとしたら、なぜ、それが分かる?
弱腰な講和を結び、岳飛たちがいなくなったと知れば、金の主戦論がまた持ち上がるかもしれない。
南宋の宰相が、それほどまでに金の政策を操れるはずもないし、深い意図を知ることができるはずもない

すなわち、南宋に対して、功績などはどこにも存在しない
あるのは、高宗個人に対しての保身と恐怖に関する功績のみ

278: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/11/18(木) 19:30:45 ID:RN2mMdD30
要するに現状維持派と失地回復派の派閥争いといっちゃえばそれまでなんだけど、ライバルである岳飛を処刑したということが(しかもでっちあげで妻に後押しされて)言論による士大夫の処刑を禁じた宋の遺訓と男尊女卑や捏造といった最低なイメージが重なりあってるからだろう

281: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/11/21(日) 08:37:35 ID:jWZlk7ub0
侵攻する国力がない≠戦う国力がない

当時の金にとって南宋は、金内部の派閥抗争や女真の本拠から離れていることもあって侵攻するほどの体力はない
が、南宋から攻めてきたら華北を防衛する程度の体力はある
日本が外国と戦うのと違って、これは地続きの中国の話なんだから
この金が抱える問題は、同じく南宋も抱えている。派閥抗争もあるし、補給線の問題も同じ。
それに歴代の南朝亡命政権の持つ、華北出身者を食わせる為に、華南の地から搾取しなければならない事による反発を処理しなきゃならん

282: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/11/21(日) 21:23:57 ID:49TwAWzd0
>侵攻する国力がない≠戦う国力がない
>南宋から攻めてきたら華北を防衛する程度の体力はある

自分の講和の失敗を隠蔽しようという気まんまんの秦檜よりも、前線にいる常勝の名将、岳飛の判断の方がはるかに信頼できるのだがな
とにかく、常勝の岳飛なら、現地調達で補給できていた可能性と同時に、補給を軽視していた可能性も認めよう

しかし、だからどうだというのだ?
なぜ、せっかく奪回した土地どころか、以前の条約で決めていた領土を条約破りを起こした上に敗北し、恥知らずにも再度の講和を願う虎狼の国家と化した金になぜ、あの条件で和平を結ばないといかんのだ?

あの条件でむすぶなら、軍閥の一つでも敗退するか、戦線が膠着してからでもよかろう
そうすれば、軍費がかさんでいる現状や軍閥への反発から、南宋の人々も秦檜を支持するだろう
これなら、多少の敗北でも南宋が滅亡することはない

勝てるなら、もっと、有利な条件で結べばいい
あの条約になんの根拠もない
ただ、ひたすら国益など度外視して和平(秦檜にはなんのデメリットもないw)だけをこいねがったか、金から相当なキックバックがあったか、そう考えるのが普通だろう

大体、金に防御する国力があるなら、あの条件でなぜ和平を結ぶ?
それなら、岳飛たちがいなくなった後で、金が投機的に侵攻すれば南宋滅亡も不可能ではないことになる
その危険性をなぜ、考えなかった?

秦檜がバカでない以上、その時はその時は南宋朝廷をみやげにして、自己保全を考える用意があったと考えても、妄想とまではいえまい
ただし、用済みにされる可能性や、南宋朝廷が主戦論に傾き、自分が殺される可能性があるため、積極的に望みまではしなかっただろうが

よって、秦檜にはなんの功績も存在しない
寄生主を殺さなかった賢い趙高という評価がぴったしだろう

284: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/11/23(火) 14:05:05 ID:XVnG3aUV0
防御する国力ではなく、ズルズルと戦い続ける国力だろ
金にとって華北は本貫の地ではない
宋にとっては奪回し、経営していく土地
一気呵成に奪回して、その後の支配を円滑に行えるならいいんだが数年、数十年の単位で戦って、最後っぺで金に略奪されて満州に引き籠もりされたら宋としては目も当てられないですな
通常営業で華北の赤字をの華南の黒字で賄ってきたってのに華北再生の為に華南に負担を強いるとすれば、その内華南の方で反乱起きるな

補給は全て現地調達案なんて、相手に現地を焼かれたら調達できねーし、調達した土地からは怨嗟を食らうし、馬鹿じゃねーのって感じですわ
「どうせ続かねーから荒らしてまた南に帰ろうぜ」っていう南北朝時代の北伐と同じ発想かよ

289: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/12/05(日) 01:39:03 ID:p8H6UV7e0
秦檜の悪いところは本人の素行の悪さによるところも大きいんだよな。
史官に圧力かけて自分の悪いところは隠そうとしたり、自分の孫を科挙の主席合格者にしようとして本来の主席を落第にしたり。
孫がかわいくても主席の人間を2席にすればいいだけの話だし岳飛の件だって兵権を奪ったのならなにも殺すことはなかった。

和議は正しくても名宰相とは到底言えんわな。

引用元: ・●● 売国奴? 秦檜 ●●