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1: 天之御名無主 2006/04/10(月) 17:53:44
no title








3: 天之御名無主 2006/04/10(月) 18:57:29
>>1
では、ネモ譚の変形の一つを。

ある未亡人とその息子がノーサンバランドのニューカースル北西のロースリー村近くに住んでいました。
ある晩、その男の子は少しも眠くならず、お母さんが床についたあともなかなか寝ようとしませんでした。
いつまでも起きていると妖精がさらいに来ますよ、とお母さんは警告しましたが、息子はその警告を一笑に付して遊ぶのをやめませんでした。

お母さんがろうそくを吹き消してから間もなく、かわいらしい女の子が煙突から部屋に飛び込み、男の子の前でとんだり跳ねたりし始めました。あっけにとられた男の子は「君、なんていう名なの?」とききました。「エインセル(自身)よ」と女の子は答えました。
「それであなたの名前は?」「マイ・エインセル(わたし自身)さ」と男の子は、用心深く答えました。
それから両者は、まるで人間の子ども同士のように、一緒に遊び始めました。
やがて暖炉の火勢が衰えたので、男の子が火を強くかき起こしたところ、燃え殻が一つ跳ねてエインセルちゃんは足に火傷をしました。

彼女はその小さな体に似合わない大きな声で「わあ、火傷をした!」とわめきたてました。
すると、煙突の奥から「誰がやったの?誰がやったの?」という恐ろしい声が聞こえてきました。
男の子が寝床の中に飛びこむと同時に妖精のお母さんが床にとびおりました。
「マイ・エインセルよ!マイ・エインセルよ!」と、この妖精の女の子は言いました。
「それなら、なんでわめいてるの?自分が悪いんじゃない!」そう言ってお母さん妖精は、エインセルを煙突の奥へと蹴り上げました。おしまい。


14: 天之御名無主 2006/04/11(火) 20:55:16
greenbard?

15: 天之御名無主 2006/04/11(火) 21:35:52
>>14
冨山房の妖精辞典からコピっただけ。

6: 天之御名無主 2006/04/11(火) 11:36:44
>>1
これは千葉県の山田町に伝わるお話です。

香取神宮の南に位置する山田地区の農道わきに、高さ22メートル、目通り5メートル、枝の広がりは東西22メートル、南北25メートル、地表より3.5メートルのところから三本の枝に別れ、南側の枝の太さは、2.65メートル、西側の枝の太さは3.2メートル、北側の枝の太さ3.3メートルもある大きな松の木があります。

この松は、松杉科に属するクロマツで外形はアカマツに似ていますが、樹皮は黒色を帯び、葉は強くて太く、新芽は白色を呈します。
昭和42年6月、市の天然記念物指定されたこの松の大樹には数多くの伝説が残されています。
天狗が住んでいたとか、大名が香取神宮に奉納の御台をこぼしたところから生えたとか、頼朝が休んだところだとかいわれています。
松の名称も、千本松、高房の松、また、枝がタコの足のように出ているところからたこ松などの呼び名を持っています。

畑中にポツンと一本だけ切られもせずに残されたのはタブーがあって、この木を切る者は、体中の血が飛び出して死んでしまうと言い伝えられたためでもあります。
松の近くに明治21年戊子3月建てられた碑があり
「高房松いく春の枝のみどりや神の松。於香取郡多田村山田郷旭斎六十八敬書」
ときざまれています。

近くに高房神社があるところから、神の松として敬神の念が里人にうえられていたことも、ここに松が残されたゆえんでもあります。県文化課の久保良主事が9年ほど前、同地の香取小学校教諭時代に調べた資料に基づいて記述したのが前期の伝説で、そのなかに出てくる奉納の御台とは、小見川城主が11月30日に香取神社で行われる“おだいささぎ”の祭りにあげるご飯を運ぶ台のことであります。

また天狗の話は、佐原市大倉の“力”と名乗る屋号を持つ家に伝えられた話で、篤農家の若者と力くらべをした天狗が、何度やっても負けたため、そのほうびに若者の願いを聞いた天狗が背に乗せてすばらしい旅をさせました。
若者はだれにもいわない約束だったが、死にぎわに家人にこの話をしたところ、雷鳴が突然起こって恐ろしい目にあったということであります。

おしまい。

16: 天之御名無主 2006/04/11(火) 21:39:03
>>6
マニアック過ぎw

11: 天之御名無主 2006/04/11(火) 20:44:16
>>1
ニューギニアのお話。

マダンの沖の島にシドドという、若く非常に有能でハンサムな漁師がいました。
シドドは自分には村の娘は単純すぎてふさわしくないと思っていたので、いつまでも独身でした。ある夜シドドが漁に出て、真夜中の星空をながめていると、1つポツンと離れてひときわ輝く星を みつけました。
「もしあの星が、少女だったら、結婚してもいいのだけれど…」
すると突然、黒い羽の鳥がカヌーにおりてきて、とまりました。
「あなたは、もし星が少女だったら 結婚したいと思いましたね。」
シドドがそうだというと、鳥はその星に向かって飛んで行きました。

鳥は星のところにつきましたが、それは星ではなく、かわいい娘が粘土の壷を作っているところでした。
鳥は少女の肩にとまり、シドドの思いを伝えると、娘は承諾しました。
娘はホンパインという名で雷雨の雷とともに、地上におりたち、シドドの妻になりました。
2人には男の子が生まれました。しばらくしてシドドは、ホンパインが村娘と同じようなので、文句をいうようになりました。

すると、ホンパインは粘土の壷作りを村に伝えました。
シドドの父は、嫁が村の出身でないことをよく思っていませんでした。
ある時ホンパインの小さい息子が家の豚を誤って逃がしてしまったとき、祖父は男の子をぶち、母親が人間ではないことを教えました。
男の子が泣きながらホンパインにきくと、ホンパインはそのとおりだと答え、幼い孫をぶつ老人やうぬぼれの強い夫などいない、故郷に帰る決心をしました。
ホンパインは、天にいる母が天からおろした長いサトウキビの茎をつたい、息子と共に空に帰りました。
最後にサトウキビの茎を地上に捨てたとき、村の粘土の壷は皆割れてしまいましたとさ。

終わり。

22: 21 2006/04/13(木) 11:31:49
全く、豆太ほど臆病な奴はいない。
もう五つにもなったんだから、夜中に一人で雪隠ぐらいに行けたっていい。
所が豆太は、雪隠は表にあるし、表には大きなモチモチの木が突っ立っていて、空一杯の髪の毛をバサバサと振るって、両手を「ワアッ!」と上げるからって、夜中には、爺様についてってもらわないと、一人じゃ小便もできないのだ。
爺様は、グッスリ眠っている真夜中に、豆太が「ジサマァ」って、どんなに小さい声で言っても、「しょんべんか」と、すぐ目を覚ましてくれる。
一緒に寝ている一枚しかない布団を、濡らされちまうよりいいからなァ。
それに、峠の猟師小屋に、自分とたった二人で暮らしている豆太が可哀想で、可愛かったからだろう。
けれど、豆太のおとゥだって、クマと組み打ちして、頭をブッ裂かれて死んだほどのキモ助だったし、爺様だって六十四の今、まだ青ジシを追っかけて、キモを冷やすような岩から岩への飛び移りだって見事にやってのける。それなのに、どうして豆太だけが、女ゴみたいにいろばっかりナマッ白くて、こんなに臆病なんだろうか――。

モチモチの木ってのはな、豆太が付けた名前だ。
小屋のすぐ前に立っているデッカイデッカイ木だ。
秋になると、茶色いピカピカ光った実をいっぱい振り落としてくれる。
その実を爺様が木ウスで突いて、石ウスで挽いて、粉にする。
粉にしたやつを餅に捏ね上げて、蒸かして食べると、ホッペタが落っこちるほどうまいんだ。
「ヤイ木ィ!モチモチの木ィ!実ィオトセェ!」なんて、昼間は木の下に立って、片足で足踏みして、威張ってサイソクしたりするくせに、夜になると豆太は、もうダメなんだ。
木が怒って、両手で「オバケェ~~!」って、上から脅かすんだ。夜のモチモチの木は、そっちを見ただけで、もうションベンなんか出なくなっちまう。
爺様が、しゃがんだヒザの中に豆太をかかえて、「ああ、いい夜だ。星に手が届きそうだ。奥山じゃァ、シカやクマめらが、ハナぢょうちん出して、寝っこけてやがるべ、それ、シイーッ」って言ってくれなきゃ、とっても出やしない。
しないで寝ると、明日の朝、床の中がコウ水になっちまうもんだから、爺様は必ず、そうしてくれるんだ。
五つになって「シー」なんて、みっともないやなァ。でも豆太は、そうしなくっちゃダメなんだ。

そのモチモチの木に、今夜は火が灯る晩なんだそうだ。爺様が言った。

「シモ月二十日のウシミツにゃァ、モチモチの木に火が灯る。起きてて見てみろ、そりゃァキレイだ。おらも、子供の頃に見たことがある。死んだお前のおとゥも見たそうだ。山の神様のお祭りなんだ、それは、一人の子供しか見ることはできねえ、それも勇気のある子供だけだ」

「……ソレジャァオラワ、トッテモダメダ……」

豆太は、ちっちゃい声で、泣きそうに言った。だって、爺様も、おとゥも見たんなら、自分も見たかったけど、こんな冬の真夜中に、モチモチの木を、それもたった一人で見に出るなんて、トンデモネエ話だ。ブルブルだ。
木の枝えだの細かいところにまで、みんな火が灯って、木が明るくボォーッと輝いて、まるでそれは、夢みてえに綺麗なんだそうだが、そして豆太は、――ヒルマ、ダッタラ、ミテエナァ……と、ソッと思ったんだが、ブルブル、夜なんて考えただけでも、オシッコを漏らしちまいそうだ……。
豆太は、初めっから諦めて、布団に潜り込むと、爺様のタバコ臭い胸ン中に鼻を押し付けて、宵の口から寝てしまった。

豆太は真夜中に、ヒョッと目を覚ました。
頭の上でクマの唸り声聞こえたからだ。

「ジサマァッ~~!」

夢中で爺様にシガミ付こうとしたが、爺様は居ない。

「マ、豆太、しんぺェすんな、爺様は、爺様は、ちょっと、腹がイテエだけだ」

枕元で、クマみたいに体を丸めて唸っていたのは、爺様だった。「ジサマッ!」怖くて、びっくらして、豆太は爺様に飛びついた。
けれども爺様は、コロリとタタミに転げると、歯を食い縛って、ますますスゴク唸るだけだ。
――イシャサマオ、ヨバナクッチャ!豆太は子犬みたいに体を丸めて表戸を体で吹っ飛ばして走り出した。寝巻きのまんま。ハダシで。半ミチもある麓の村まで……。

外は凄い星で、月も出ていた。峠の下りの坂道は、一面の真っ白い霜で、雪みたいだった。霜が足に噛み付いた。足からは血が出た。豆太は泣き泣き走った。
痛くて、寒くて、怖かったからなァ。でも、大好きな爺様の死んじまう方が、もっと怖かったから、泣き泣き麓の医者様へ走った。
これも年寄り爺様の医者様は、豆太から訳を聞くと、「オゥオゥ……」と言って、ねんねこバンテンに薬箱と豆太をおぶうと、真夜中の峠道を、エッチラ、オッチラ、爺様の小屋へ上ってきた。
途中で、月が出てるのに雪が降り始めた。この冬初めての雪だ。豆太は、そいつをねんねこの中から見た。そして医者様の腰を、足でドンドン蹴飛ばした。爺様が、なんだか、死んじまいそうな気がしたからな。
豆太は小屋へ入る時、もう一つ不思議な物を見た。

「モチモチの木に灯が点いてる!」

けれど、医者様は、

「ア?本当だ。まるで灯が点いたようだ。だどもあれは、トチの木の後ろに、丁度月が出てきて、枝の間に星が光ってるんだ。そこに雪が、降ってるから、灯かりが点いたように見えるんだべ」

と言って、小屋の中へ入ってしまった。
だから、豆太は、その後は知らない。医者様の手伝いをして、カマドにマキをくべたり、湯を沸かしたり何だリ、忙しかったからな。
でも、次の朝、腹イタが治って、元気になった爺様は、医者様の帰った後で、こう言った。

「お前は、山の神様の祭りを見たんだ。モチモチの木には灯が点いたんだ。お前は一人で夜道を医者様呼びに行けるほど勇気のある子供だったんだからな。自分で自分を弱虫だなんて思うな。人間、優しささえあれば、やらなきゃならねえことは、きっとやるもんだ。それを見て他人がびっくらするわけよ。ハハハ」

――それでも豆太は、爺様が元気になるとその晩から、「ジサマァ」と、ションベンに爺様を起こしたとサ。

78: 天之御名無主 2006/11/15(水) 18:21:36
no title

79: 天之御名無主 2007/02/16(金) 15:50:40
失礼します。
題名が分からない昔話があるのですが、御存知の方はおられませんか?
あらすじは以下の通りです。ご協力をお願いします。

鬼「わはははは!おれさまの嫁を村の娘からさしだせ!」
村長「は、はい。ただいま」

鬼「おまえはおれさまが怖くないのか」
娘「私は目がみえませんので」
鬼「目が見えたら良いと思うか」
娘「ええ」
鬼「ならばこの山奥にある秘薬をとってきてやるからここでまってろ。直ったら必ずおれさまの嫁になるんだぞ」
娘「はい」

村人A「あの娘には悪いことをした。鬼めを退治しにいくぞ!」
村人B、C、D「おー!」

鬼「娘、秘薬をとってきたぞ」
娘「ありがとうございます」
鬼「これをまぶたの上にあてれば…どうだ。見えるか?」
娘「ええ。ええ。ほんとうにありがとう」
鬼「わははは。約束どおりおれさまの…ガハッ!」

村人A「よし!鬼をしとめたぞ!」

村人B「こわい思いをしただろう。ほら、もう鬼はいなくなったぞ」
娘「私にとって鬼はあんたたちだ!」

80: 天之御名無主 2007/08/19(日) 14:30:57
民俗学的な解釈のできる昔話だな

85: 天之御名無主 2009/08/02(日) 23:25:14
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86: 天之御名無主 2009/08/11(火) 08:05:56
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87: 天之御名無主 2009/09/06(日) 12:01:21
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88: 天之御名無主 2009/09/13(日) 13:24:35
即死だな
だからあれほど中国製は駄目だと

引用元: ・昔話してよ((´・ω・`))マンマー rigel2