【J】昔話本気で考察スレ、浦島太郎

1: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 11:57:10 ID:OKHo

昔話を本気で考察しよう、浦島太郎は謎が多すぎる

2: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 11:57:27 ID:8q2c

例えば？

3: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 11:57:40 ID:OKHo

①なぜ乙姫は老化する箱を渡したのか

324: ■忍【LV6,スライム,R5】 22/09/10(土) 15:16:14 ID:032M

>>3
本当の姿
つまり夢から覚まさせたかった
あのままじゃ永遠に生き続けて苦しむことになる

6: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 11:58:17 ID:OKHo

②カメを助けた程度であの恩返しがやり過ぎではないか

8: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 11:58:30 ID:3VY3

玉手箱は魂天箱なんやで
竜宮城は冥界と現世を繋ぐ場所なんや

4: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 11:57:53 ID:W0Oo

水中での呼吸が最初だろ

10: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 11:59:03 ID:OKHo

>>4
③なぜ水中なのに長く呼吸が続いたのか

13: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:01:15 ID:phhN

現世との帳尻を合わせるために渡したとか自分だけ若いままなのが苦しくなったら開けろとか色々聞いたことはある

14: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:01:43 ID:FOd9

浦島太郎て隣国からの拉致の暗喩て何かで見た

16: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:03:52 ID:OKHo

>>14
なにそれ

26: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:07:14 ID:FOd9

>>16
日本史で習ったはずやけど昔は日本の漁民も倭寇て海賊行為してたやん
世界史的に見てもそんなんいっぱいおるし
拉致くらいあってもおかしくないやろ

20: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:05:54 ID:ExJ0

竜宮城は間違いなく中国の比喩
建築様式が中国風

21: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:06:01 ID:9hgI

浦島太郎と同じパターンの民話が外国にもあると言う
人類学の課題やな

22: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:06:08 ID:TfPe

浦島太郎は既に死んでいて黄泉の国にいた
乙姫は魂の管理人かなんかで生まれ変わらせるために亀をいじめさせて助けるか試し助けたので竜宮城でもてなしてから生まれ変わらせて現世へ帰した
玉手箱を渡したのは現世で辛いことがあってまた死んでやり直すために体の寿命をすすめさせた

とかどうですか

24: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:06:36 ID:OKHo

>>22
めっちゃいいなそれ

23: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:06:22 ID:G2Dm

酒池肉林で時間も忘れて遊び呆けていたら次第に周囲から取り残されていってしまうことの暗喩や
玉手箱はその現実を見せるきっかけにすぎない

25: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:07:12 ID:r4Vm

漁民のくせに名字もってる謎

28: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:08:53 ID:TfPe

>>25
名字ではなく浦島の太郎という可能性もアリ

33: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:12:04 ID:FOd9

>>28
ただ地名を苗字として後付けしただけやろな
もしくは浦島太郎て下の名前

42: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:14:20 ID:AxPI

果たして名字なのだろうか
浦島という地名の場所にすんでいる太郎さんなのではないだろうか

44: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:15:47 ID:OKHo

>>42
でもそれで浦島太郎さんなんて呼ぶかね？
例えばその地に名を残すほどの偉業を果たしたことがあるのならありそうだけど

54: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:19:40 ID:vGmi

>>44
氏は別にあっても拠点を姓にするのはよくある
源義仲→木曽義仲とか

27: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:07:30 ID:OKHo

浦島太郎ってかなり核心を省いちゃった感あるよな

30: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:11:14 ID:OKHo

竜宮城っていったいどこのことをさしてんだろうな

38: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:13:32 ID:9hgI

>>30
ケルト民族は琳寧を信じてて地下に黄泉の国みたいのがあって出はいりできるそうや

34: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:12:31 ID:i5yY

他国の民話引っ張ってきて海洋国家風にローカライズしたんやろ

39: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:13:36 ID:OKHo

>>34
あ、確かなんかの国にまんま浦島太郎と同じ神話があるって言うの聞いたことあるな

45: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:16:04 ID:mpA0

浦島太郎は竜王説話って呼ばれるものの変形やで
竜王から玉を譲り受けたものが王になるのが竜王説話
日本だとスサノオによるヤマタノオロチ退治が典型的な竜王説話や
この竜王説話の竜王が竜宮城、玉が玉手箱に変形したのが浦島太郎の伝説や

50: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:18:13 ID:BYp0

>>45
絶対今思いついたやろ

57: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:20:32 ID:mpA0

>>50
いや民俗学的に有名な話やで
小松和彦の本なんかでもこの話はよく出てくる
詳しく知りたいなら読んでみるといい

60: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:21:22 ID:BYp0

>>57
なんで玉（玉手箱）開けるとジジイになるんや

69: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:25:15 ID:mpA0

>>60
浦島太郎が異類婚姻譚やからちゃうか
異類婚姻譚はバリエーションあるけど共通するのは異種族と婚姻したものは必ずバッドエンドになるんや

異類婚姻譚（いるいこんいんたん）とは、人間と違った種類の存在と人間とが結婚する説話の総称。世界的に分布し、日本においても多く見られる説話類型である。なお、神婚と異類（神以外）婚姻とに分離できるとする見方や、逆に異常誕生譚をも広く同類型としてとらえる考え方もある。

49: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:17:51 ID:mpA0

竜王説話だと竜王から玉を貰ったものは王になるけど、日本はすでに王=天子がおるから結末が改変されて浦島太郎は鶴になったんやろな

59: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:21:19 ID:OKHo

おじいさんになるエンドはわかるけど、鶴エンドがマジで意味分からん

70: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:25:38 ID:XdHr

鶴エンドは問題ない
鶴亀神社ってのがあるように鶴と亀でセットで昔の人間は連想できたし
浦島太郎（鶴）と乙姫（亀）が明神化（神様になった）って意味

76: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:27:13 ID:FOd9

>>70
どっちも長寿の象徴やから何か関係あるんかな

96: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:32:44 ID:XdHr

>>76
鶴亀はめでたいことのテンプレみたいなもんだったし、三河萬歳とか能や狂言みたいな演芸は最後に鶴亀出して万々歳パターン多いから、昔の人には話の〆としてはベスト
その辺の機微がわからん現代人には意味不明ってだけやね

118: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:36:44 ID:XdHr

例えば狂言見ると最後に
「なほ千秋や万歳と。俵を重ねて面々に。俵を重ねて面々に。俵を重ねて面々に。楽しうなるこそ目出たけれ」みたいな祝言で終わる事が多いんやけど、これは農民なんかを相手に興行してた時の名残で豊作祈願の意味
でも現代人には話に関係ない変な呪文唱えて終わるってなる
そういう要素が浦島太郎の話には多いって事やね

126: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:40:11 ID:BYp0

>>118
レディースアンドジェントルマーンと一緒で定型文やろ
定型文の要素が浦島太郎のどこにあるねん

83: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:29:40 ID:OKHo

あるサイトではこの続・浦島太郎から鶴亀は縁起がいいみたいな話ができたらしい

86: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:30:32 ID:BYp0

>>83
いや
元々鶴亀が縁起ええのが先やと思う

95: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:32:40 ID:OKHo

>>86
ちょっと調べたけど、浦島太郎は室町時代の話、鶴亀は縁起がいいといわれ始めたのは古代中国とか言われてるから鶴亀のほうが先だな

106: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:33:49 ID:BYp0

>>95
玄武ってのがおるから亀は元々縁起がええ

100: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:32:56 ID:mpA0

てか浦島太郎っていろんな民話がミックスされてる可能性があるな
助けた亀に連れていかれるってのは鶴の恩返しみたいなオーソドックスな動物報恩譚やし
竜宮城で玉手箱を貰うのは竜王説話やし
乙姫様と時間の流れがちがうからって別れるはめになるのは異類婚姻譚のパターンやし
玉手箱を開けてはいけないって言われたのに開けてしまうのはよくある「見るなの禁」や

全部よくある民話の類例の重ね合わせやね

103: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:33:35 ID:i5yY

>>100
作ったやつ才能あるな

108: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:34:07 ID:OKHo

あと、鶴亀の話は夫婦円満にも関係あるらしいで、ここ浦島太郎の続編とリンクしそうよな

148: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:44:52 ID:qZNw

浦島太郎は海幸彦の話が変化したものじゃないの

153: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:47:18 ID:OKHo

wikiだと、海幸彦の話は浦島太郎の元ネタだといわれてるらしいねでも誰かが言ってたみたいにいろんな話と混ざったのはありそう

177: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:52:25 ID:mpA0

山に住んでる山幸彦と海に住んでる海幸彦がお互いに道具を交換して山幸彦が海に釣りに行くんやけど
、海幸彦からもらった釣り針をなくして帰れなくなってしまうんや
山幸彦は色々あって海神に好かれて海神の娘の豊玉姫と結婚するんやけど、それで豊玉姫からもらったしおみつたまとしおふるたまっていう二つの玉を使って海幸彦をこらしめるんよ

だから豊玉姫が乙姫のモデルで、二つの玉が玉手箱ってことやな

190: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:56:06 ID:S5xT

>>177
海幸彦はなんでこらしめられるの？なんか悪いことしたんか

196: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:57:11 ID:BYp0

>>190
釣り針無くした山幸彦を虐待するんや
あれ？でも元々山幸彦が全面的に悪くね？

198: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:58:24 ID:S5xT

昔話って過剰防衛というか仕打ちのバランスが変なことよくある気がする

160: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:48:43 ID:BYp0

ただ、辛かったら開けて下さいね
じゃなくて
絶対開けるなよってのがよう分からんな

162: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:49:18 ID:OKHo

>>160
あけてほしくない理由もよくわからん

166: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:50:00 ID:BYp0

>>162
それよ
開けなかったらずっと生きられますよ
とか注釈しろやろ

203: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 12:59:13 ID:TfPe

玉って宝石のことよな？
その箱を開けた効果は話されてるけど中に何があったかは何も情報ないな
空だったんかな
玉手には玉のように美しい手の意味があるって調べたら出てきたから乙姫の美しい手で手渡された箱ってことで、中には玉は入ってなかった説

209: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 13:02:24 ID:XdHr

>>203
玉手箱自体は昔の貴族が化粧道具や貴重品や贈答品を入れるのに使ってた箱の名前だから、豪華な箱くらいの意味しかない

213: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 13:02:50 ID:TfPe

>>209
はぇー
そしたら中身が尚更気になる

227: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 13:07:54 ID:XdHr

>>213
浦島物語バージョンの一つに外に出ると浦島は一気に年をとってしまうので、玉手箱は浦島太郎の魂を保管するために乙姫が渡したってのがある
玉手箱に魂を閉じてる限りはOKやが一旦開けるとアウトって話
結局浦島は最後悲観して開けてしまう

208: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 13:02:09 ID:BuxU

そもそも亀を助けたら竜宮城、つまり楽園に行ったという時点で荒唐無稽と言えるやろ
つまり自分に都合の良い妄想に浸り続けて、ふと我に返ったら何もなし得ず築かず歳だけ取った人間だったって話

211: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 13:02:40 ID:kfQ7

芥川龍之介の浦島太郎思い出したわ??

215: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 13:03:29 ID:kfQ7

>>214
すまん太宰治やったわ?

218: 名無しさん＠おーぷん 22/09/10(土) 13:04:38 ID:hlZA

太宰治も芥川に間違われてニッコリしとるで

引用元: ・昔話本気で考察スレ、浦島太郎

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Comments

[1. 名無しの偉人さん]

浦島太郎（の原型である瑞江浦島子）の初出は雄略天皇２２年７月、住所は丹波国与謝郡筒川。
亀が直接美女に変化し、海には入ったが龍宮ではなく蓬莱山に至って仙人衆と会ったとか。
以上、日本書紀より。

[2. 名無しの偉人さん]

まず、名前が浦・島太郎なんだけどな

[3. 名無しの偉人さん]

道教まわりのエピソードっぽい。

亀（玄武）につれられて竜宮城（紫微宮）に行ったら、不老不死をつかさどる西王母（紫微元霊白玉亀台九霊太真元君）がいて、玉手箱（仙薬）をくれた。

[4. 名無しの偉人さん]

最初は異類を助けること、仙人への一環としての話だったのが教訓話として変質したということかな。

ざっと考えると以下の点があると思う。

・ほいほい人（亀）についていってはいけない
・美人局に気を付けろ
・旨すぎる話には裏がある
・遊興に耽ってはいけない
・下手に贈り物を受け取ってはいけない
・約束をした相手がいなくても約束を破ってはいけない

[5. 名無しの偉人さん]

京都府に浦島神社があったな
でかい亀の甲羅が飾ってあった

[6. 名無しの偉人さん]

浦島太郎は二つの話が混じってるって学生の時に教授が言ってたわ
ベースは神仙譚なんだが、そこに日本の言い伝えが混ざってややこしくなってるんやて
混ざったのは日本全国にある漁師の漂流譚だが、日本じゃ流された漁師の事を「浦島子」と呼んでた
一番古い話だと万葉集に「みずのえ（漢字忘れた）の浦島子」の話が収録されてる
その二つが編纂されるときにごっちゃになって、更にラストを神仙譚のお約束知らん奴がカットしてしもうたんやろと

[7. 名無しの偉人さん]

>>2
キリマ・ンジャロみたいなもんだったのか

[8. 名無しの偉人さん]

一寸法師という現在を先取りしたバッドエンド。

[9. 名無しの偉人さん]

玉手箱は「開けたらいかんよ」って言われてたっけ？
すずめの舌切りでは「箱を開けたらいかんよ」って言われて渡されたのがあった気がするが

[10. 名無しの偉人さん]

そもそも、助けた亀に連れられての部分が明治以降の改変で元々は乙姫を釣り上げた漁師が猛りて妻とし（今で言うレ○プ）紆余曲折の末に罰当てられるも神に成り上がった話
浦島を好青年に改変して、罰当てられて老人になるところで話を切ったからチグハグなことになってる

[11. 名無しの偉人さん]

>>8
最初期の「両親から（異様に小さい障害を）疎まれ自ら家を出た若者が奉公先の娘を陥れて嫁にして成り上がる」という初期ストーリーがハッピーエンドものに修正されていったんだから、現在のなろうの先駆けかもしれん

[12. 名無しの偉人さん]

亀は宇宙人で、地球人の組織に捕まって人体実験をされているところを太郎が助けた
太郎が亀の母星でもてなされている間に地球は汚染され荒廃していた
玉手箱は太郎が地球で生活するための生命維持装置で、中身を解放することで地球の汚染を緩和して人々を救えるが、環境に適応出来ていない太郎は干からびて死ぬ

[13. 名無しの偉人さん]

奈良時代の元号、亀に関係したのが多い。

霊亀、神亀、宝亀。長寿を意味する養老。献上された亀に書いてあったというエピソードのある天平。

ついでに、浦島説話（亀と不老不死）ののる日本書紀が編纂されたのもこの時期。

[14. 名無しの偉人さん]

玉手箱の“玉”は宝石＝ガラス　だから“灰”なんだよ
実際、神話の丹後あたりの遺跡ではガラス製品が出土している

[15. 名無しの偉人さん]

>>12
歴史の裏にそんな真実が…。

[16. 名無しの偉人さん]

猿蟹合戦はキャストが謎過ぎる

[17. 名無しの偉人さん]

そもそもバットエンドでも何でもない
唱歌の歌詞見ても寂しさから箱を開けておじいさんになったとあるだけで、実際の世界から「取り残された」浦島太郎はおじいさんになり現実を手に入れ幸せになった
現実の大切さを描いた教訓話です

近い話で言うと芥川の杜子春
原作の道教要素から儒教的要素を加えた作品
教訓は原作は俗世を捨てろで、芥川は今を生きろ

[18. 名無しの偉人さん]

>>16
猿＝わかる
蟹＝わかる
蜂＝わかる
栗＝ええ・・・・
臼＝ファーーーー
牛のふん＝牛が糞して猿を滑らすでええやん・・・

[19. 名無しの偉人さん]

>>13
唐の影響や

ちなみに海に行って不老不死になる関係は奈良期にかなり散見される
例えば、『古事記』『日本書紀』で田道間守が帝の命令によって、橘を常世の国から持ち帰る話が見られる。
橘は温州蜜柑なので、常世の国は福建省あたりだと推察される

奈良期になってシナからの独立心がわき、アイデンティティが強くなる中で大陸由来のものや、大陸に渡った逸話が変化していったのでは？と考えられるよ
ちな奈良時代の亀由来の改元は、天武王朝の支持が揺らいだことに対して瑞祥を期待するところから。ノッブ時代の改元で元亀になったのも治世が正しいということの瑞祥を求めて。

[20. 名無しの偉人さん]

>>17
杜子春は仙人思想と「胡蝶の夢」をモチーフにしてるけど、親への孝云々で儒教だけとは言い切れないと思うわ
アレこそ仏教の地獄と極楽観からきてるやろ？
道教と仏教が奇妙に交わり合って東アジア特有の奇妙な宗教になった後に、景教の極楽（天国、地獄観）が流入して、そこで儒教の孝の信念が揺らぐって言う南北朝時代から隋唐時代のシナの人々の感性が分かる逸話よ。芥川版は日本人向けにかなりカットしている

[21. 名無しの偉人さん]

>>20
いや
杜子春原作は道教要素って書いてるからちゃんと読んで

[22. 名無しの偉人さん]

順番的には、こうかな。

元々、海の向こうで不老不死が貰える、という情報や伝承はあった。

ある日、実際にそこに行ってきたという、浦島さんという人が現れたので、騒ぎになった。

[23. 名無しの偉人さん]

>>21
上で誰かが書いている通り、道教思想の様に世俗を捨て仙人の道を歩むストーリーが
儒教要素が加わり人との繋がりを尊ぶストーリーに変わったもの
原作杜子春→芥川杜子春(浦島)ってところ

童謡の歌詞にも環境が変わり心細く箱を開けたとある
年老いて現実に追い付いた浦島太郎は幸せだったかもしれない

[24. 名無しの偉人さん]

>>12
時空を超えた愛と友情の壮大な
sfスペクタクル今ここに開幕！

[25. 名無しの偉人さん]

　以前にテレビで考察していたような。

　南の琉球に連れていかれて、温かく冬が来ないので年月がたっていないと錯覚。玉手箱は螺鈿細工で箱そのものが価値があり、中身は始めから入っていなかったというやつ。

　ただ、沖縄でも四季の概念はありそうだけど。

[26. 名無しの偉人さん]

>>12
火の鳥にありそう

[27. 名無しの偉人さん]

>>25
沖縄の冬は気温は低い時で12℃くらいだが、風が強いので体感温度は5℃くらい引いていいと思う。普通に寒いし、マフラーや手袋するぞ。

[28. 名無しの偉人さん]

つうかこれ、長期記憶障害じゃね
数分前から数十年分の記憶が抜け落ちたら、玉手箱を開けた瞬間老人になったと本人は錯覚するだろ

[29. 名無しの偉人さん]

奈良時代の前期で、西王母信仰が流行ってたのかも。

竹取物語も、同じく奈良時代前期の成立ってみたてられるし。（こちらも、月の嫦娥の説話で、西王母と不老不死が絡んでる）

時代はわからないけど、七夕の織姫の親族も、西王母ってことになってる。

[30. 名無しの偉人さん]

>>28
周りの人達、妄言信じて、神社まで作っちゃったのか。

[31. 名無しの偉人さん]

>>27
ですよね。冬の沖縄は海に入られなかったはずだったので。

[32. 名無しの偉人さん]

>>29
竹取物語が奈良時代成立は無理があると思う

[33. 名無しの偉人さん]

>>32
よく知らんけど、Wikipediaの竹取物語、奈良時代初期だと考えられるって書いてある。

[34. 名無しの偉人さん]

>>33
うーん
竹取物語に出てる5人の貴公子のモデルは奈良時代初期の公卿や皇族なんだよな
流石にモデルの親族が生きてる時代に彼らを馬鹿にすることは出来ないから後世と思われ
江戸時代の浄瑠璃や歌舞伎だって、江戸期の話がモデルなのに室町期の話だって誤魔化してるわけだし
あとは帝の旺盛な性欲を非難する内容って説もある。ちょうど平安初期の桓武・嵯峨期に産児制限をしなかったために大量に皇族が生まれて朝廷の財政が破綻がしているから、やっぱり奈良期はちょっとありえないよ。竹取物語のモデルになった話や歌が万葉仮名で読まれていたり、朝鮮や九州あたりの寓話であった可能性もあるけど

[35. 名無しの偉人さん]

>>34
にゃるほど。

一応、富士山噴火の兼ね合いとか、モデルの比定がリアルなこと。娯楽作品なんだから、同時代人の悪口とか、むしろ喜ばれる要素では…。歌もそれだけ後からくっつけたなんて解釈もできる。みたいなことは思ったけど。

その通りかも、とも。

[36. 名無しの偉人さん]

　浦島太郎って何で日本書紀に掲載されているのだろう？
　大和朝廷の正当性を訴える編年体の公式文書にわざわざ載せるような重要な記述だろうか？紀伝体の古事記の方に掲載された方が当然のような話なのに。
　古事記の似たような話である海幸彦・山幸彦と話を分けたのも理由があるのだろうか？当時から別の話扱いだったのか、それとも何か理由があるのか。

[37. 名無しの偉人さん]

>>25
琉球よりさらに南にあるミクロネシアのポンペイ島には亀を追った若者が海底宮殿を発見したって伝説があるよ
ただそれが日本統治時代に浦島太郎が伝わって成立したのかそれ以前からあった伝説なのかは不明

[38. 名無しの偉人さん]

>>36
当時の皇室の基軸理念の一つに、不老不死への信仰みたいのがあって。浦島さんは、その立証につながるリアルエピソードだから。

[39. 名無しの偉人さん]

>>9
最後に希望が残ってるやつだ。

[40. 名無しの偉人さん]

>>38
回答ありがとうございます。
なんか徐福みたいな話ですね、日本書紀が書かれた当時でも徐福は４００年位は前の話なのに。

[41. 名無しの偉人さん]

>>36
日本書紀は日本中の豪族から資料提供して貰った関係上、彼らが始祖としてる存在を必ず登場させなければならない
似たような名前のほぼ同じ話が並列列記されているのもそのため

[42. 名無しの偉人さん]

>>18
猿は身勝手で横暴な男の象徴
蟹は男に苦しめられる女の象徴
つまり猿蟹合戦は女による男への復讐の物語である
その証拠に蟹の仲間は全て女性の武器だ
蜂は舌鋒の鋭さ
栗はちょっと書くのが憚られるアレ
臼はどっしりと重たいSiri
牛のフンは粘り強さ

[43. 名無しの偉人さん]

単に昔の天才が作った出来のいいすこし不思議な話ってだけだろ
教訓なんて込めてないし玉手箱だの竜宮城だのなんてただの作劇上の小道具でしかない

[44. 名無しの偉人さん]

（1）完全につくり話。または他勢力の建国神話の変形。
（2）モデルの人だけは実在した。
（3）モデルの漁師がいて、かつ、長期の漂流体験者。
（4）不思議体験を騙る詐欺師、または異常者がいた。
（5）本物の蓬莱山体験者がいた。若しくは宇宙人。

答えのでない話だろうけど、個人的には、（4）。

[45. 名無しの偉人さん]

浦島関係の話でなるほどって思ったのが偶然見たアニメ妖怪ウォッチのある回で
竜宮城で飲み食いをしたら高額請求をされ払えないと言ったら乙姫からならば寿命で支払って貰うという流れを目にして
そういう捉え方もあるのかぁと感心した覚えがある（うろ覚えで若干間違っているかも？）