51vu7i3mOOL._SL500_ (2)



1: 世界@名無史さん 2010/02/24(水) 01:31:28 0
古今東西、食文化の歴史について語りましょう。







904: 世界@名無史さん 2010/04/07(水) 22:40:05 0
日本て川短いからか川魚ってあんまり食わんよな。

905: 世界@名無史さん 2010/04/07(水) 22:50:25 P
シャケ、マス、アユ、コイ、フナ・・・
結構食っていると思うが

909: 世界@名無史さん 2010/04/07(水) 23:38:05 0
>>905
スーパー行ってもあんまり見ないし流通量がないだけなんだろうか。
日本の川魚料理とかもバリエーション少ない気がするんだが。
魚と言ったら川魚だったような内陸地が少ないからなのかもしれんけど。

910: 世界@名無史さん 2010/04/07(水) 23:53:26 0
>>909
流通が発達した後の話であれば、わざわざ高くつく川魚より大量漁獲・大量流通の上食いやすい海の魚の方が重要度は高いだろうね。
歴史的にどうだったかというのとは、全く無関係の話だよ。

907: 世界@名無史さん 2010/04/07(水) 23:08:56 0
川の長短と食性って関係あるのか?

909: 世界@名無史さん 2010/04/07(水) 23:38:05 0
>>907
川魚自体の数が少なくならん?
海の方が近ければ絶対数の多い海の魚を多く食うだろうし。

908: 世界@名無史さん 2010/04/07(水) 23:26:07 0
川が短ければ、漁獲高も少なかろう。
鮭が上る北日本ならともかく、南日本では・・・
水郷地帯は別として。

974: 世界@名無史さん 2010/04/10(土) 16:18:57 0
よく中世ヨーロッパではテーブルにくぼみ作ってそこにスープを流し込んでいたと聞くけど、あくまでも憶測の範疇でしょ?

976: 世界@名無史さん 2010/04/10(土) 17:32:13 P
>>974
スープは流し込まなかったが料理は放り込んでた。
スープはツボのまま皆に廻してた。
貧乏だから食器持てなかったの

978: 世界@名無史さん 2010/04/10(土) 18:08:11 0
>食器が持てない

自分で木を削って食器くらい作れたろうに。

980: 世界@名無史さん 2010/04/10(土) 19:35:20 P
その辺は文化的な常識感覚にすぎないでしょ。物理的にはとにかくどこかにあるくぼみに料理を溜めるなり、どこかに溜めたスープをとにかく手許に持ってきて飲めばいい。
大皿料理だって現代に生き残ってるんだし、衛生感覚が大雑把だった時代ならそんなもの

981: 世界@名無史さん 2010/04/10(土) 20:18:52 0
食器は無くても、全員ナイフ持参の宴席だから、大皿の塊肉などの争奪から刃傷沙汰は当たり前だった様だね

984: 世界@名無史さん 2010/04/10(土) 22:51:30 0
>>981
ナイフは万能だった。
肉を突き刺してたべる道具でもあり、護身用武器でもあり、ひげ剃りでもあり、歯に詰まったたべかすをほじくる道具でもあった

985: 世界@名無史さん 2010/04/10(土) 23:14:45 0
確か支那では地主や官吏がクワやスキなどを管理してて農作業するときに貸し与えてたんだよな。

986: 世界@名無史さん 2010/04/11(日) 00:01:12 0
ベッセマー法が普及するまでは鉄はとても高価なものでした。

鉄へ精錬する為には、鉄鉱石や砂鉄などの『原料』他に、炭やコークスなどの『燃料』が必要でした。

鉄と言っても精錬の具合によって段階がありまして、銑鉄→錬鉄とありまして、銑鉄とは別名「鋳鉄」とも言いまして 鋳型に流し込んだりする堅くてもろい素材です。炭素が抜けきっていないので硬度が増している分 歪みや応力に弱くて割れます。セラミックや瀬戸物みたいなイメージ。
これを村の鍛冶屋がトンカン トンカンやって真っ赤な鉄を叩きます。叩きまくります。
叩くことによって鉄中の炭素や不純物が飛び出して、炭素含有量が下がるので柔らかくなります。
叩いたり捏ねたりしながら出来た段階の鉄を『錬鉄』と言います。

原材料から溶かして鉄の粗素材取り出すのに約10倍、粗素材から錬鉄を取り出すにまた約10倍、近代製法以前のやり方だと1tの鋼(はがね)得るのに20倍くらいの燃料が必要になってきます。(動力は別です)
たたら製鉄だともっと効率がよくなりますが「たたら」の場合は毎回『設備』を作り直しです。

鉄は高価だったんです(マジ)

996: 世界@名無史さん 2010/04/11(日) 06:57:30 0
>>986
れんてつと鋼鉄は同じもの?

997: 錬鉄とは 2010/04/11(日) 08:36:22 0
>>996
錬鉄と鋼鉄は全く違うものです。ベッセマー法が理解出来ればすぐ判ります。

近代製鉄になる以前では、溶け出した銑鉄(原材料を溶かして作ったもの)をパドルで引っかき廻してました。
『溶けた』と説明してますが、実際には水飴状のドロドロ状態で、前近代とかですと熱量が足らなくて赤熱化した柔らかい餅みたいな感じなんですよね。
これを職人さんが一生懸命 長い棒でこねくり廻していました。
練りあげるように精錬してたから『錬鉄』って言われてたんですね~

よく『反射炉』とか日本史で聞いたりしますが、これは炎の輻射熱を逃がさないように湯(溶けた鉄)まで導いてる構造の溶鉱炉なんですね。
石焼窯のピザとか思い出してくれると理解が早いです。
耐熱煉瓦で炎を上下左右で囲んでしまうと熱を放射して逃がす事が出来なくなるので熱が篭るんです。
鉄が溶解しだす温度まで昔はなかなか到達させれなかったのでこういう工夫をしたんです。
やっぱりコレもパドル(長い棒)でエッチラオッチラか掻き回します。

998: 錬鉄とは 2010/04/11(日) 08:58:11 0
長い棒でエッチラオッチラか掻き回しますやり方を『パドル法』と言いまして、古代の中国でも行っていました。主に前近代的ヨーロッパでのやり方です。
このやり方だと大量には出来るのですが鉄の精度がよくありません。
昔の日本はこの方式を取らずたたら製鉄を行っていました。ぶちゃけて言うと少数精鋭主義です。

昔の鍛冶屋さんがトンカントンカンやってるのイメージが有りますが、あれは叩き付ける事で不純物を追い出す工程でもあるんです。
叩き出す方がより不純物を取り除くことが出来るのですが 叩き出しだと量がさばけません。
ですが少量ですが日本古来のやり方だと日本刀の刀匠が鍛え上げるような良質な鋼が得られるです。
これが『昔の日本古来の鉄は質がよかった』と言われる所以です。
この叩き出すやり方を 『鍛造』と言います。鍛造製の部品とかはちょっと高級品な訳です。

長くなりましたが、
前期代的『前工程』の産物が錬鉄、前期代的『仕上げ工程』を経たものが鍛造された『鋼はがね』です。
この 『鋼はがね』と言うのは昔の人の命名ですがら厳密性がなくて結構いい加減です。
9: 前スレからの続きです 鋼鉄とは 2010/04/11(日) 09:28:39 P
鉄の精錬(精度を高める工程)について説明してきましたが、最後に鋼鉄について。

これまで『前近代的手法』と説明してきましたが、これはどれも物理的手法な訳です、早い話が こね回す力技な訳でして手法にも限界があります。
そこにベッセマーさんって方が化学反応的に精錬する方法を考え出しました。
Fe(鉄)に不純物が混ざっているとします、炭素と酸素がまざっているとしたら、FeO 酸化鉄 と FeC 炭化鉄です。
この FeO と FeCに 高純度の酸素を吹き付けます。
すると FeCから 炭素を奪って COが出来ます 一酸化炭素です。
すると この一酸化炭素ガスが FeOに吹き付けられて 鉄から酸素分を奪ってFe と CO2 二酸化炭素になります。
不純物を含んだ鉄にガス(酸素)を吹き付けるだけで 鉄と二酸化炭素に分かれちゃいました。
しかも急激な酸化反応なのでそれ自身が猛烈な高熱を産み出して 鉄を溶かしてくれます。
この新しい溶鉱炉の事を converter と言いまして欧米では反応炉と言います。(日本では転炉と言います)
【注意】実際には高熱の釜の中の状態では二酸化炭素よりも主に一酸化炭素ガスが循環します。

この転炉で作られた近代化科学的手法で精錬された鉄のことを『鋼鉄』と言います。
あー 長かった。 長々とやってスミマセンでした

13: 世界@名無史さん 2010/04/11(日) 09:49:49 0
>>9
たたら製鉄で空気を送り込むのがそういうことでしょ?

15: 世界@名無史さん 2010/04/11(日) 10:09:18 P
>>13
>たたら製鉄で空気を送り込むのがそういうことでしょ?

大気の成分って高純度な酸素じゃないでしょ? 約窒素80%に約酸素20%、酸素を一単位送るたびに4単位の不要物質も送っています(しかも熱を奪っちゃう)、ふいごとかで空気を送り込んで加熱するのはおのずと限界がありまして、たたら製鉄だと3昼夜ぶっ通しで空気送ったりしてました。
それでも鉄は液状に溶けなくて餅状態で錬鉄が不十分なのです。

しかしこのベッセマー法ってやり方だと純粋100%の酸素を吹き付けるので、不純物が混ざる心配も無く それ全てが熱エネルギー化して化学反応してくれます。

それまで30時間以上掛かっていた工程が1時間ほどで済むようになりました。
逆に言うとコストも時間も30倍以上効率化出来たって事です。
大量生産、鋼鉄の時代の幕開けです

26: 世界@名無史さん 2010/04/13(火) 19:50:10 0
焼酎とウィスキーに本質的差異があるのでしょうか?
ピートで濾過すること?

27: 世界@名無史さん 2010/04/13(火) 21:02:51 0
>>26
一般に蒸留酒って言ったってアルコール成分だけ抽出してる訳じゃないぜ?
蒸留によってアルコール濃度を高めているだけであって、元々の醸造方法の風味とかは残りますよ
んで焼酎とウィスキーですが、焼酎は麹で醸しますしウィスキーは麦芽発酵ですな
蒸留した後、木製の樽に入れて風味が移るともいうしやっぱり違うんじゃないかな?
極論で言うと蒸留で水分飛ばして濃度(風味)を強めた感じじゃないかな?
その過程で甘みや辛味とかの豊穣さとかも飛びそうだけど

29: 世界@名無史さん 2010/04/15(木) 21:37:53 0
>>27
ウイスキーは、「シェリー酒作った樽」に入れて、寝かせると聞いたことがありますなあ。

30: 世界@名無史さん 2010/04/16(金) 01:18:23 0
焼酎でもシェリー樽仕上げあるよ
http://item.rakuten.co.jp/jizake-i/10815/

31: 世界@名無史さん 2010/04/16(金) 01:20:00 0
http://www.tsujicho.com/oishii/recipe/w_food/espana/sherry.html

辻のオッサンがシェリー酒のうんちく披露しているな。

32: 世界@名無史さん 2010/04/16(金) 01:26:56 0
辻のオッサンのコラムから抜粋

英国も遅まきながら17世紀にはインドに「東インド会社」を設立、航海中の人気のお酒がシェリーでした。こういう歴史があって英国ではシェリーがポピュラーな飲み物なのだとか。
加えて、1707年イングランドとスコットランドが連合条約を結び一つになると、スコットランドのウイスキーに《麦芽税》が科せられるようになりました。スコッチ・ウイスキーの自由な製造が難しくなり、ますますシェリーの人気が増しました。

そういうことか。

38: 世界@名無史さん 2010/04/18(日) 07:15:29 0
英国の話で思い出したが、あれだけ英国の料理が充実しないのは、しかも何百年に渡ってそれが続いた理由は一体何なのだろうね? 

聞く所に拠ると、イギリスでは何世代にも渡って、親が子供に、「ブラック・プリンに代表される、イギリス料理を全部好きにならなければ、『生粋のイギリス紳士』には成れないんだぞ!」 と洗脳して、それが何百年も続いた為に、イギリス料理の質が何世紀にも渡って向上しなかったという話だった。 

例えばロンドンでは何百年間も政府の政策によって外国料理店が排斥されていたんだが、この数十年間にその政策が変わりスパイス等を豊富に使うアジア料理店などが増え始めて、流石のイギリス人も自分達は何百年にも渡って不味いイギリス料理で、洗脳されて来たという事実にやっと目が覚め始めたという話だった。

これは、真に受けて良い話かな? 

40: 世界@名無史さん 2010/04/18(日) 09:57:07 0
>>38
いや、食文化に多様性が出るなんてむしろ日本とかのが例外のような気がする。
大抵の諸外国の場合、食文化は保守的で排他的、これはどの国も大差ない。

日本のように多種多様に外国料理取り入れてるほうが珍しい気がする。
こういうのって日本と台湾ぐらいじゃね?

52: 世界@名無史さん 2010/04/19(月) 10:26:32 0
>>38
シャーロック・ホームズは結構美味いもの食べてそうなんだがな。
料理本も出てるし。

54: 世界@名無史さん 2010/04/19(月) 13:04:06 0
>>52
ホームズ料理本は2冊も出てるね。っていうか持ってる。
ただ、料理は美味そうなんだが、レシピがかなり複雑で、素人で再現できる自信がないので作ったことがないw

39: 世界@名無史さん 2010/04/18(日) 07:23:17 0
英国の水は石灰分を含んだ硬水で、日本のような軟水の水とは違っている。
料理のセカイでは水が料理の良し悪しを分けるとも言われ、この辺の事情が一因だと思われる。

632: 世界@名無史さん 2010/05/20(木) 04:35:03 0
>>39
英国の水ねぇ……石灰質は、ドーバー海峡の両岸からジブラルタルからシチリアからペロポンネソスからヨーロッパの暖かいところはみーんな石灰質の沖積地層で、水は石灰分の多い硬水。
飯の美味い、フランスもイタリアもスペインも、水は硬水だよ。大体、葡萄酒の産地になってるようなところは全部が石灰質の土壌で水も硬水。で、決まって、葡萄酒の産地は料理が美味いときてる。

スコットランド、北欧、中欧・東欧は、楯状地を氷河が削った跡に泥炭が積んだ地質なので、水は軟水。
ここら辺はイングランドと同様に料理の不味い地域。

水ではなくて、言葉がゲルマン系のところが飯が不味いと言う方が、傾向を表している。

41: 世界@名無史さん 2010/04/18(日) 10:38:25 0
なんというか、必要以上に食にこだわるのを卑しいというか、そういった感覚があるらしい。
生きるために食ってるのであって、食うために生きてるのではない、そういうものにとらわれるのは人生の無駄だよ、って感じ?

42: 世界@名無史さん 2010/04/18(日) 12:57:07 0
うまいものを食いたい金持ちは、フランスやらイタリアやらから料理人を呼んで来て作らせていたようだけどね。

56: 世界@名無史さん 2010/04/19(月) 14:54:46 0
ホームズは祖先にフランス系も混じっているので、わりと美食が分かるというのが通説かな?
実際、イタリア系だかフランス系のレストランで食事をしていた描写もある。

とはいっても実際は食べ物に拘らない側面もあり、食事や軽食の描写があったのは作中4~5回くらいで、大半は2~3行程度だった筈。

57: 世界@名無史さん 2010/04/19(月) 15:01:19 0
ホームズと飲食というと、「最後の事件」で、フランツ・ヨーゼフ皇帝のワインセラーにあったとかいうトカイ・ワインを嗜んでるのが印象的だったな。
初読時は工房だったんで気づかず読み飛ばしたんだが、後に気づいて「この贅沢者ぉ!」と思ったんで良く覚えている。

58: 世界@名無史さん 2010/04/19(月) 15:45:24 0
最後の事件は滝壺の前で格闘する話だよ。
>>57は、「最後の挨拶」だな。

俺は花嫁失踪事件のディナーが印象に残ってるかな。
ただコールド料理と出てきて、冷たい料理?と不審に思ったけど。

67: 世界@名無史さん 2010/04/19(月) 23:34:33 0
ホームズってそんな食い物の話しないよね?
スクランブルエッグとトーストばっかしくってる印象。

79: 世界@名無史さん 2010/04/20(火) 12:10:25 0
>>67
今聖典が家にないんだけど、ちょっと思いつくところで、チキンのカレー煮とか、山しぎの冷製とか、牡蠣とか……。
ハドスン夫人の作ったローストビーフを自分でパンにはさんだ簡単なサンドイッチをお弁当に持っていったり。新しいコックさんのゆで卵のゆで具合に文句つけてたり。クリスマスにハドスン夫人の作る山しぎ料理を楽しみにしてたり。
犯人を罠にはめるため絶食していた後、めでたく犯人が捕まったのでビスケットとクラレットで腹ごしらえしていたシーンもあった。

「四つの署名」では「僕の家政上の手腕」とかいうセリフがあって、このときはホームズが自分で料理したんじゃないかって言われている。

シンプスン・レストランや>56さんの言う通りイタリア・レストランで食事をしていた記述もある。依頼人の夫人が豪勢な夕食を作って待っていたシーンも(「唇の曲がった男」)。

>57さん(>58さんの言う通り「最後の挨拶」が正解)のトカイは確かトカイ・アスー・エッセンシア。
>58さんのディナーがコールド料理なのは、出前を取ったからじゃないかな。

トーストは食べているが、スクランブルエッグを食べてるシーンはなかったんじゃないかなと記憶。

91: 世界@名無史さん 2010/04/20(火) 23:58:18 0
そういやドリトル先生の食卓もまずしいものだね。
ソーセージをあつあつにいためただけとか。
でもうまそうであたたかそうで。

食事をおいしくあたたかく文章で表現できる作家はほんものですな

197: 世界@名無史さん 2010/04/26(月) 23:07:11 0
>>91
ちょいと古い作家になるけどアーロン・エルキンズ
スケルトン探偵シリーズで描写される食事シーンは実際に現地へ行って同じものを食べたくなるほど秀逸
学芸員シリーズはさほどでもないが…

93: 世界@名無史さん 2010/04/21(水) 00:17:24 0
あたたかさはうまさにつながるよね。

118: 世界@名無史さん 2010/04/23(金) 03:00:22 0
アメリカでは米が野菜扱いってマジなのかな?

121: 世界@名無史さん 2010/04/23(金) 05:46:14 P
>>118
欧米だとスペインぐらいじゃね?米を野菜扱いしてないのって。
南欧地域は比較的に欧州の牧畜肉食文化圏から離れた食文化だからちょっと違うよね。
魚介類やらパスタみたいなもんとかパン以外の形態の穀物食とかもやってる。

トルコの方だと米のミルク砂糖粥みたいなデザートもあったww
米が主食って言う固定観念がないから出来る発想なんだろな

119: 世界@名無史さん 2010/04/23(金) 03:14:50 0
欧米ではそんなもんらしいよ。
日本でジャガイモとかを野菜あつかいしている感覚といっしょ。

124: 世界@名無史さん 2010/04/23(金) 19:15:02 0
日本ではパンは長らくお菓子あつかいだったのと同じなんじゃないかい?

126: 世界@名無史さん 2010/04/23(金) 19:33:03 0
あまくした米を食う。そういう発想が日本にはないのか?
いやいや。
おはぎがあるじゃんか。

128: 世界@名無史さん 2010/04/23(金) 22:16:26 0
>>126
春なので「ぼたもち」ですよw

127: 世界@名無史さん 2010/04/23(金) 20:23:39 0
いや、それって甘くしてるのは『小豆』

米自体を甘く煮てるのとか無い。
甘酒あるけど、あれは麹発酵の過程、米自体を使うのって雷おこしみたいなんぐらいじゃないの?

130: 世界@名無史さん 2010/04/23(金) 22:29:18 0
そもそも米は口の中で百回かめばあまくなるんじゃい!

131: 世界@名無史さん 2010/04/23(金) 22:35:41 0
佃煮とか、おかずを甘辛く煮付けたりとか料理で砂糖は使うけど、白飯自体にはあんまり砂糖使わないよね

あ 寿司飯には使うか

133: 世界@名無史さん 2010/04/24(土) 03:21:18 0
お粥に少し砂糖入れるとうまいよ

134: 世界@名無史さん 2010/04/24(土) 03:52:21 0
イラクでは砂糖のたっぷり入った甘いお茶を出すのが最上の持てなしで、治安維持の根回しに部族長の家を回った米軍関係者が辟易したと聞いたのですが、あの辺って砂糖取れるんですか?

135: 世界@名無史さん 2010/04/24(土) 04:14:59 0
貴重だから持てなしになるんじゃないの

137: 世界@名無史さん 2010/04/24(土) 07:58:25 0
そーいやインド(つーても広いが)カルカッタのあたりでは糞甘いチャイを飲むよな
日本でも結構根づいてきたけど、熱い国だと結構甘いの疲労回復につながる。
ただ、あれいつも飲んでいると糖尿になるとおもう。インド人結構糖尿多そう。
階層にもよるだろうけど。

142: 世界@名無史さん 2010/04/24(土) 08:32:32 0
太っているのが富裕の印だからな。
先進国だとマクドみたいな代物食べて貧民でも太いの珍しくないけどw

145: 世界@名無史さん 2010/04/24(土) 09:21:29 0
インドでは、娘の結婚が決まると式までに一杯物を食べさせて太らせるんだとか。
太っているのが娘を大事にしている証拠なんだそうです。

146: 世界@名無史さん 2010/04/24(土) 11:46:43 0
>>145 
インド人は、そうやって、太ってる事が金持ちの象徴になってるために、体を痩せさせたり、エネルギーを消費させる肉体活動が下手で、特にスポーツが駄目という印象を受けるね。 

例えば、インドの人口は10億人を超えているのに関わらず、オリンピックで取るメダルの数は、全種目を数えて見ても、金メダルが1個、銅メダルが2個くらいに限られている。 

(例えば、2008年夏季オリンピックの例を参照) 
http://en.wikipedia.org/wiki/India_at_the_2008_Summer_Olympics

国民が10億人も居るのに、金メダルが1個とかじゃ~、
流石に、インドでのスポーツ蔑視の傾向は本当に強いと言わざるを得ない。

その理由は、インドの金持ち階級が、スポーツとか肉体活動を、下品な活動と見なしているために、そういう事に金を出したがらないし、選手を育成する社会機構も確立してないからという説を聞いた事が有る。

要するに、高級料理を沢山食べて太って、折角、金持ちに見えたのに、スポーツをして痩せてしまっては、貧乏人と同じに見えてしまうのを、極端に嫌っているからなんじゃないかな。

しかし、それならば、重量挙げ等の様に体重が要求される種目のほうに、投資すれば良いとも思えるんだが ...。 

結局、インドでは、重量挙げ等は「脳無しの無頼漢」の活動と見なされている、と結論すると、全て辻褄が合う結論が出来ると思うんだが、どうだろうか。

148: 世界@名無史さん 2010/04/24(土) 16:44:41 0
>>146
インドはクリケットメチャクチャ強いし、プロクリケット選手は社会的にもヒーローだぞ。
「草クリケット」も盛んに行われているし、一概にスポーツが蔑視されているとは思えん。

151: 世界@名無史さん 2010/04/24(土) 18:10:00 0
インド発祥のスポーツは多い。

172: 世界@名無史さん 2010/04/25(日) 22:59:46 0
今、テレビの上海特集で、ザリガニ料理を取り上げていたがうまそう
5年ほど前から上海で流行りだした、新上海名物らしい

チェーン店があるみたいだが、日本にも出店してくれ

173: 世界@名無史さん 2010/04/25(日) 23:49:03 0
ロブスターってぶっちゃけ、ザリガニのでかいヤツだろ

176: 世界@名無史さん 2010/04/26(月) 00:32:55 0
全部きちんと処理しないと寄生虫がわくタイプの食材だな。
しかもかなりタチが悪い。

177: 世界@名無史さん 2010/04/26(月) 07:26:45 O
>>176
ザリガニなら有名なのはジストマ(肺吸虫)だね。
結核に似た症状が出て、医者が間違えることもあるとか。
ほかにもサワガニとかモクズガニ(中国なら上海蟹も)とか、あとはそいつらを食った野生生物(熊とか)も生でいくと感染するお。

180: 世界@名無史さん 2010/04/26(月) 09:39:59 0
マテ、我々がイメージしているザリガニは淡水性のだろ?
だから淡水性の中間宿主にいるジストマをエサとともに食って汚染されるわけだが
一般にロブスターといっている奴は北米とかからの海産物だぞ?
当然エサも違うわけで、これにもジストマはいるのか?

181: 世界@名無史さん 2010/04/26(月) 09:50:35 0
北米でロブスターといってもイセエビと近縁、もしくはほとんどイセエビの場合もある。
日本じゃ普通に生で食ってるからな。

まあただ、この場合はアメリカザリガニとか言ってるから、やっぱアレじゃね?

184: 世界@名無史さん 2010/04/26(月) 11:45:09 0
英国人の約2割、「ハギス」は高地の生き物=調査

[ロンドン 23日 ロイター] 羊の肺や心臓、肝臓などを使ったスコットランドの伝統料理「ハギス」について、英国人の5人に1人は、高地に生息する別の生き物であると考えていることが分かった。調査を行った持ち帰り外食サービスサイトのJust-Eat.co.ukが23日に発表した。

それによると、ハギスを高地に住む生き物だと思っているのは、英国人の18%。スコットランドの楽器だと思っている人は15%で、人気小説「ハリー・ポッター」に登場するキャラクターだと考えている人も4%いた。

調査では1623人から回答を得たが、スコットランド人(781人)の14%はハギスの存在を知らなかったという。

http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-14995920100426
Wikipediaから、ハギス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%AE%E3%82%B9
● 国民的料理としてのハギス
茹でたヒツジの内臓(心臓、肝臓、肺)のミンチ、オート麦、たまねぎ、ハーブを刻み、牛脂とともに
羊の胃袋に詰めて茹るか蒸したプディング(詰め物料理)の一種。
さまざまなバリエーションが存在するが、内臓としては主として肝臓が使われ、心臓や腎臓を使う場合も
多い。胡椒などの香辛料を使うことが近年、一般的となっている。
こってりしており、スコッチ・ウイスキーとともに供せられる。
(後略)
● 動物としてのハギス
スコットランドで古来より存在が信じられている伝説の生物。ハイランド地方の山中に密かに生息し、
満月の夜に心の清らかな者だけが目撃できるという言い伝えがある。
さまざまな姿で表現されており、くちばしを持ち全身が毛で覆われて丸っこいカモノハシのような姿で
あったり、長い3本足ですばやく動き回ったりなど様々である。
前項の肉料理は見た目があまり良くないことから、この伝説の動物の肉を使っているのだという
冗談の種にもされる。
(後略)
http://get-inthehole.com/images/haggis0716.jpg
http://get-inthehole.com/images/haggis0716a.jpg

185: 世界@名無史さん 2010/04/26(月) 11:54:01 0
>>184
食欲を・・・・そそらんのう

美味いのだろうか?

186: 世界@名無史さん 2010/04/26(月) 12:04:42 0
結構いけるとはここで聞いたw
まあ肉料理だし、俺は食ってみればいけると思うけど。

187: 世界@名無史さん 2010/04/26(月) 12:07:41 0
食欲をそそらない・・・といえば・・・
80年代の終わり、九州出身の人から、大変美味しいオレンジが品種改良でできたのだが、形が悪すぎて売れない、と聞いたことがある。これって「でこぽん」のことだろうなあ

190: 世界@名無史さん 2010/04/26(月) 15:07:29 0
美味しければ見てくれが悪くても売れるわな。
林檎の「ふじ」なんかそういう代表例だろ。

それまでマイナスイメージで見られていた外観上の性質も、品質の良い品種が普及すると、逆に品質の良さの指標になる。
例を挙げると、梨の「二十世紀」の青肌とか、梅の「南高」の紅斑とか。

192: 世界@名無史さん 2010/04/26(月) 19:59:45 0
二十世紀梨の青色は、最初はダメだったのか

最近は、二十世紀梨よりも幸水なんかの方が多いよね
俺は、二十世紀梨が好きなんで、寂しいんだが

202: 世界@名無史さん 2010/04/27(火) 05:55:36 0
もし本当に食べ物がその外見だけで判断されてるなら、アメリカのジャンク・フードなんてとっくの昔に、色の配合も美的で段違いな日本料理に駆逐されてるハズだね。

近頃では日本料理が世界的に流行り出した点は認めるが、単にインテリ層を中心とした静かなブームに留まってるし、アメリカのジャンク・フードの広まり方には適わないね。 

204: 世界@名無史さん 2010/04/27(火) 06:07:58 0
マクドナルド成功の秘密は藤田田がビジネス書で再三公言しているが、米国内の既存の競合店が店が汚く統一されたレシピが存在せず非効率で、トレードマークなども認知度を意識せずバラバラであったこと、価格競争力を高めるためワールドワイドに展開歯ていくことなどなどを上げている。

もう田が亡くなってからだいぶたつが、今ではこの手のビジネスのイロハともいえる部分の大半が日本では田によって立ち上がっている。

基本的に外見動向とはまたちがう種類のフードビジネスだよ。
日本料理と比べて動向という話ではないな。

引用元: ・食物と酒、嗜好品の歴史@世界史板 43皿目

引用元: ・食物と酒、嗜好品の歴史@世界史板 42皿目