
1: 世界@名無史さん 2015/04/17(金) 03:46:53.89 0
人相は最悪だよな
3: 世界@名無史さん 2015/04/17(金) 04:37:46.38 0
2メートルを超える巨人で人の塩辛を食う奴のどこが聖人なんだ
8: 世界@名無史さん 2015/04/21(火) 15:59:02.91 0
>>3
それは有名なデマだし
それは有名なデマだし
5: 世界@名無史さん 2015/04/17(金) 12:22:41.68 0
中国の古代の聖人はみな異相なのだよ。
目耳鼻の数が一般人と同じな孔子はまだマシな方。
頭頂が凹んでいるだけなのだからな。
目耳鼻の数が一般人と同じな孔子はまだマシな方。
頭頂が凹んでいるだけなのだからな。
350: 世界@名無史さん 2016/04/05(火) 01:23:34.94 0
>>5
ああいうのって、わざとああ描くの?
昔の中国の感覚的に超人レベルの人物を人間離れして描いてるの?
ああいうのって、わざとああ描くの?
昔の中国の感覚的に超人レベルの人物を人間離れして描いてるの?
351: 世界@名無史さん 2016/04/23(土) 15:08:39.80 0
>>350
瞳が2つあるとか身長が巨大だとか、超人性を誇張している場合もあるだろうけど、周の文王に乳が四つあったとかいうのは、事実そのままじゃないかな。
副乳はわりとよくあり小学校の同級生にもいた。
瞳が2つあるとか身長が巨大だとか、超人性を誇張している場合もあるだろうけど、周の文王に乳が四つあったとかいうのは、事実そのままじゃないかな。
副乳はわりとよくあり小学校の同級生にもいた。
6: 世界@名無史さん 2015/04/17(金) 14:45:57.50 0
論語って今読むと普通?すぎてこれのどこがそんなにありがたいのか、という感じなんだよなー 俺がガキだからか?
一方、荀子韓非子荘子なんかはスゲーなこいつら・・と感心する
一方、荀子韓非子荘子なんかはスゲーなこいつら・・と感心する
7: 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/ 2015/04/17(金) 15:10:02.04 0
当たり前かつ当たり障りがなくて応用しやすいですね。そういう意味で面白いです。
孔子の頭の窪みと高身長は『史記』にもありますが、軍人だった父親に似たのでしょうか。
「礼」の方面は巫女だった母親の影響でしょうが。
しかし、約半世紀も年の差があったのに母親を孕ませた孔子の父は強健ですね。
孔子の頭の窪みと高身長は『史記』にもありますが、軍人だった父親に似たのでしょうか。
「礼」の方面は巫女だった母親の影響でしょうが。
しかし、約半世紀も年の差があったのに母親を孕ませた孔子の父は強健ですね。
10: 世界@名無史さん 2015/04/21(火) 16:14:52.50 0
浸透してるわりには日本に儒者なんて居ないね。
仏教の坊主は何万人も居るのに。
仏教の坊主は何万人も居るのに。
285: 世界@名無史さん 2015/06/29(月) 03:11:02.56 0
>>10
儒教は宗教というより哲学だからな
道徳というか
儒教は宗教というより哲学だからな
道徳というか
11: 世界@名無史さん 2015/04/21(火) 16:49:14.34 0
江戸時代と違って儒者という職業は今はないから
12: 世界@名無史さん 2015/04/21(火) 16:51:41.34 0
いや、だから、そういう職業が無くなったのはなぜかということだ。
儒教が時代遅れになってしまったから儒者の需要も無くなったんだろ?
仏教の坊主が何万人も居るってことは仏教は儒教ほどには時代遅れになってないってことだ。
儒教が時代遅れになってしまったから儒者の需要も無くなったんだろ?
仏教の坊主が何万人も居るってことは仏教は儒教ほどには時代遅れになってないってことだ。
14: 世界@名無史さん 2015/04/21(火) 18:01:20.48 0
儒者のお抱え主の大名が政治から離れ、思想も多様化。
もともと江戸儒教は学問だったので儒者層は教師になったり官吏になったり。
もともと江戸儒教は学問だったので儒者層は教師になったり官吏になったり。
21: 世界@名無史さん 2015/04/22(水) 00:03:02.63 0
もともと儒教は日本では宗教性が薄いからな
道徳や学問として入ったから、明治維新以降は儒教学者大学教授に衣替えをしたのだろうな。
22: 世界@名無史さん 2015/04/22(水) 05:50:10.74 0
加地説によれば儒教は日本では「儒学」として儒教の学問としての面だけが行なわれた。
そして儒教の宗教としての面は仏教に仮託されてる。
日本の仏教(と、日本人は思ってる)の多くの部分は仏教ではなく儒教で、仏壇も位牌も仏教ではなく儒教である、と。
仏壇も位牌もどう見てもインド風のデザインではなく中華風のデザインだが、それはこれらが仏教ではなく儒教だから。
そして儒教の宗教としての面は仏教に仮託されてる。
日本の仏教(と、日本人は思ってる)の多くの部分は仏教ではなく儒教で、仏壇も位牌も仏教ではなく儒教である、と。
仏壇も位牌もどう見てもインド風のデザインではなく中華風のデザインだが、それはこれらが仏教ではなく儒教だから。
42: 世界@名無史さん 2015/04/23(木) 21:17:42.94 0
儒教思想は当時の欧州の思想家にも感銘を与えとるんよ
明代の中国社会の事を知った欧州人は非常に驚いた。なぜかというと、キリスト教の発想では、人間は原罪があって、神の恩寵に寄らずしては秩序のある社会を作れない・・筈だったのだが、中国の政治思想はほとんど神概念の助けを借りずに法も秩序もある社会を構築していた。
それが「文明社会は神概念なくても成立できるじゃんか」という証拠にもなり、啓蒙思想、民主主義社会の思想に寄与している
明代の中国社会の事を知った欧州人は非常に驚いた。なぜかというと、キリスト教の発想では、人間は原罪があって、神の恩寵に寄らずしては秩序のある社会を作れない・・筈だったのだが、中国の政治思想はほとんど神概念の助けを借りずに法も秩序もある社会を構築していた。
それが「文明社会は神概念なくても成立できるじゃんか」という証拠にもなり、啓蒙思想、民主主義社会の思想に寄与している
117: 世界@名無史さん 2015/06/18(木) 13:30:39.25 0
>>42
というか法家の思想みてたらかなり近代的な法治国家の思想に近いと思うんだけどどなんだろ?
あそこまでいってたらすんなり近代化しそうな法治国家の説き方といてて正直驚いた。
さすがに紀元前で近代化するには科学技術だったり、教育だったりがあるからいくらなんでも無理があるけど、君主論とほぼ同じような事が韓非子にも書いてあるし・・・・
というか法家の思想みてたらかなり近代的な法治国家の思想に近いと思うんだけどどなんだろ?
あそこまでいってたらすんなり近代化しそうな法治国家の説き方といてて正直驚いた。
さすがに紀元前で近代化するには科学技術だったり、教育だったりがあるからいくらなんでも無理があるけど、君主論とほぼ同じような事が韓非子にも書いてあるし・・・・
118: 世界@名無史さん 2015/06/18(木) 13:40:07.61 0
>>117
近代国家にあるべき人権思想がないから根本のところで近代化は無理だけどね
なんだかんだで近代国家は人権という背骨があるかどうかが前時代的国家とちょっと異なってる
近代国家にあるべき人権思想がないから根本のところで近代化は無理だけどね
なんだかんだで近代国家は人権という背骨があるかどうかが前時代的国家とちょっと異なってる
119: 世界@名無史さん 2015/06/18(木) 13:46:37.71 0
>>118
さすがにそこまで行ってしまうと紀元前で近代的国民軍が中華圏内を闊歩する事になるからさすがにないとは思うけど
三権分立の思想や(しかし、君主も法に従うという思想はあったから司法と行政権の分立の構想はあった?)、人権思想がないとやはり近代化は厳しいからねぇ
それでもヨーロッパが17世紀に確立したシステムをすでに紀元前の段階であう程度構想してた法家は本当にすごいと思う
さすがにそこまで行ってしまうと紀元前で近代的国民軍が中華圏内を闊歩する事になるからさすがにないとは思うけど
三権分立の思想や(しかし、君主も法に従うという思想はあったから司法と行政権の分立の構想はあった?)、人権思想がないとやはり近代化は厳しいからねぇ
それでもヨーロッパが17世紀に確立したシステムをすでに紀元前の段階であう程度構想してた法家は本当にすごいと思う
121: 世界@名無史さん 2015/06/18(木) 22:48:32.36 0
>>119
いや単に三十年戦争終わるかどうか辺りまでの欧州が後進地域だから
いや単に三十年戦争終わるかどうか辺りまでの欧州が後進地域だから
122: 世界@名無史さん 2015/06/18(木) 23:13:06.21 0
>>121
それもあるけど、紀元前の時点で ってのがすごくない?
憲法に基づいた統治の原型と司法権と行政権のある程度の区別を秦の時代に確立しかけたってことがさ。
確実に儒教に重きを置きすぎたってことで近代化おくれちゃったよね中国。
清末の話に限らずさ
それもあるけど、紀元前の時点で ってのがすごくない?
憲法に基づいた統治の原型と司法権と行政権のある程度の区別を秦の時代に確立しかけたってことがさ。
確実に儒教に重きを置きすぎたってことで近代化おくれちゃったよね中国。
清末の話に限らずさ
46: 世界@名無史さん 2015/04/24(金) 00:59:19.71 0
ギリシャ哲学における法理論やローマ法ってそんなに神に頼ってたか?
そもそも自然法みたいなものを考えて法哲学構築していく西洋と違って儒教的には法は反自然的なもので、法哲学的な掘り下げとか全くされていないように思うけど
そもそも自然法みたいなものを考えて法哲学構築していく西洋と違って儒教的には法は反自然的なもので、法哲学的な掘り下げとか全くされていないように思うけど
52: 世界@名無史さん 2015/04/24(金) 23:07:09.00 0
>>46
中華の法と西洋せかいの法とでは成立事情が違うから、中華のほうは法術といって支配者が集団を制御するシステムとして成立した事情があるけど、西洋の方は半ば自然発生的に集団の中で慣習が話会い等を通じて条文法になってきたから
それにキリスト教神学やギリシャ哲学が関わってきたから
中華の法と西洋せかいの法とでは成立事情が違うから、中華のほうは法術といって支配者が集団を制御するシステムとして成立した事情があるけど、西洋の方は半ば自然発生的に集団の中で慣習が話会い等を通じて条文法になってきたから
それにキリスト教神学やギリシャ哲学が関わってきたから
88: 世界@名無史さん 2015/05/13(水) 16:07:29.84 0
秦は仮想敵がいないと維持できないシステム。
法家を吸収しない儒家は強国が作れないのは戦国時代でほぼ実証済み。
両方いいとこ取りするのも分かる気がする。
法家を吸収しない儒家は強国が作れないのは戦国時代でほぼ実証済み。
両方いいとこ取りするのも分かる気がする。
137: 世界@名無史さん 2015/06/19(金) 11:35:11.55 0
>>88
戦時中だから国民は厳しい法を耐えて王も自分勝手な法を作らないように自制できた
2000年間栄えつづけた儒教の徳による統治も民主主義の公平さと柔軟さには及ばなかったが
でも2000年間も通用したのは凄いことだと思うよ
戦時中だから国民は厳しい法を耐えて王も自分勝手な法を作らないように自制できた
2000年間栄えつづけた儒教の徳による統治も民主主義の公平さと柔軟さには及ばなかったが
でも2000年間も通用したのは凄いことだと思うよ
92: 世界@名無史さん 2015/05/14(木) 15:11:25.41 0
儒家によるすさまじいコネ社会は一度できてしまえばそうは揺るがないのはわかるが、最初期によく広まったもんだな
94: 世界@名無史さん 2015/05/14(木) 19:27:05.43 0
孔子が発明したというよりは、元々下地があったんだろうね
102: 世界@名無史さん 2015/05/22(金) 06:37:12.50 0
孔子は独自の思想を想像したつもりなんて無かったろう
埋もれていきそうな礼楽を掘り起こしてつなぎあわせて体系化したとはいえ
埋もれていきそうな礼楽を掘り起こしてつなぎあわせて体系化したとはいえ
161: 世界@名無史さん 2015/06/20(土) 07:07:30.84 0
なぜ中国は欧州のようでなかったのか、というのはいかにもな愚問だが
春秋戦国時代に現代の諸制度のヒントとなる思想が出揃っていたにも関わらず、なぜそれらを生かせなかったかという疑問ならアリだろう
(ただそれを言うなら古代ギリシャにも古代インドにも素材だけならあったし、文字化されていないだけでどんな民族にもそういう思想の萌芽くらいはあったと想像するのはさして乱暴ではない、それを踏まえつつあえて言うなら)
春秋戦国期には様々な次元の異なる解決方法がそれぞれ対立するものとして拮抗していた
儒家の徳治主義と法家の法治主義は国家の原理として拮抗していて、併用すればいいじゃないかという現実主義に至るのは漢代を待たなければならなかったし、漢代以降だって中国では高官の人徳や高官とのコネがモノを言う人治主義が法治主義と併存し、法的な正義と人的な正義の間でバランスをとるような相対化された「正義」観のまま現代に至っている
近代に至って再評価される墨家の思想だが、いちいち儒家の反対のことを言っているのが面白い
おそらく儒家に対する当てつけ、アンチテーゼの思想でしかなかったのではないか
道家のような小国寡民や人為の否定といった反文明、反国家の方向ではなく、平等主義と反封建の合理主義を志向する、儒家とは異なる国家構想を持っていたらしいが
春秋戦国時代に現代の諸制度のヒントとなる思想が出揃っていたにも関わらず、なぜそれらを生かせなかったかという疑問ならアリだろう
(ただそれを言うなら古代ギリシャにも古代インドにも素材だけならあったし、文字化されていないだけでどんな民族にもそういう思想の萌芽くらいはあったと想像するのはさして乱暴ではない、それを踏まえつつあえて言うなら)
春秋戦国期には様々な次元の異なる解決方法がそれぞれ対立するものとして拮抗していた
儒家の徳治主義と法家の法治主義は国家の原理として拮抗していて、併用すればいいじゃないかという現実主義に至るのは漢代を待たなければならなかったし、漢代以降だって中国では高官の人徳や高官とのコネがモノを言う人治主義が法治主義と併存し、法的な正義と人的な正義の間でバランスをとるような相対化された「正義」観のまま現代に至っている
近代に至って再評価される墨家の思想だが、いちいち儒家の反対のことを言っているのが面白い
おそらく儒家に対する当てつけ、アンチテーゼの思想でしかなかったのではないか
道家のような小国寡民や人為の否定といった反文明、反国家の方向ではなく、平等主義と反封建の合理主義を志向する、儒家とは異なる国家構想を持っていたらしいが
166: 世界@名無史さん 2015/06/20(土) 16:14:50.04 0
>>161
法家や秦が王までも法律に従うという立憲君主制の扉をたたきかけてたのにちょっと惜しい気がする。
後漢代以降の学問は儒教以外なされてないイメージがあるんだけど、実際法家はどの程度勉強されてたんだろうか?
法家や秦が王までも法律に従うという立憲君主制の扉をたたきかけてたのにちょっと惜しい気がする。
後漢代以降の学問は儒教以外なされてないイメージがあるんだけど、実際法家はどの程度勉強されてたんだろうか?
167: 世界@名無史さん 2015/06/20(土) 16:53:34.61 0
>>166
漢代における法家と儒家の対立と均衡は『塩鉄論』にみられる
漢代以降の法家思想は新規の思想書の形ではなく、法の形で官僚たちの統治技術として継承されていったと考えられる
塩鉄論自体は官僚と知識人の討論を集めたものだが、それが制度化されず議会の形で発展もせず選挙制度も生まれず、また法の書き換えや撤廃も民主的な手段で行われず憲法と法律の役割分担もなく人権思想も生まれなかった
調べれば調べるほど違いのほうが際立ちただの無い物ねだりだと思えてくる
漢代における法家と儒家の対立と均衡は『塩鉄論』にみられる
漢代以降の法家思想は新規の思想書の形ではなく、法の形で官僚たちの統治技術として継承されていったと考えられる
塩鉄論自体は官僚と知識人の討論を集めたものだが、それが制度化されず議会の形で発展もせず選挙制度も生まれず、また法の書き換えや撤廃も民主的な手段で行われず憲法と法律の役割分担もなく人権思想も生まれなかった
調べれば調べるほど違いのほうが際立ちただの無い物ねだりだと思えてくる
168: 世界@名無史さん 2015/06/20(土) 17:08:11.75 0
>>167
あくまで自分の意見だけど、儒教武帝に国教化されて法家思想はある程度うけつがれているにせよ、表立って主張されづらくなったのもあると思うんだよね。
儒教だけが正当な学問とされてた時代もあったし。
学問の自由が阻害されてしまったのが立憲君主制や議会、人権方面に発展しなかった大きな原因じゃないかと個人的には思ってる
あくまで自分の意見だけど、儒教武帝に国教化されて法家思想はある程度うけつがれているにせよ、表立って主張されづらくなったのもあると思うんだよね。
儒教だけが正当な学問とされてた時代もあったし。
学問の自由が阻害されてしまったのが立憲君主制や議会、人権方面に発展しなかった大きな原因じゃないかと個人的には思ってる
169: 世界@名無史さん 2015/06/20(土) 17:19:08.71 0
>>168
儒教が官学化したからといって目立った思想弾圧があったわけでもないし議論が無くなったわけでもない
現に色んな時代に古文今文論争や廃仏論争や性理学での論争など自由に起こっている
天下が統一されて制度が整備され法家は役割を終え法文と法制度に形を変え、諸思想が競合する百家争鳴という発想・状況自体が無くなったんだろう
だいたい物事は議論によって進歩するという考え方自体が近代のものだし、儒教だから学問の自由が無くなったなんて型にはめた考えは現代中国とごっちゃにしてるんじゃないか
儒教が官学化したからといって目立った思想弾圧があったわけでもないし議論が無くなったわけでもない
現に色んな時代に古文今文論争や廃仏論争や性理学での論争など自由に起こっている
天下が統一されて制度が整備され法家は役割を終え法文と法制度に形を変え、諸思想が競合する百家争鳴という発想・状況自体が無くなったんだろう
だいたい物事は議論によって進歩するという考え方自体が近代のものだし、儒教だから学問の自由が無くなったなんて型にはめた考えは現代中国とごっちゃにしてるんじゃないか
170: 世界@名無史さん 2015/06/20(土) 17:41:28.47 0
>>169
漢代から宰相職儒者に独占されてたし、漢代の郷挙里選、隋からの科挙と儒学を重んじないと就職できない。
物理的な排斥が伴っていないにせよ、間接的な言論弾圧アプローチと同じことが起こってると思うんだけど
漢代から宰相職儒者に独占されてたし、漢代の郷挙里選、隋からの科挙と儒学を重んじないと就職できない。
物理的な排斥が伴っていないにせよ、間接的な言論弾圧アプローチと同じことが起こってると思うんだけど
178: 世界@名無史さん 2015/06/21(日) 02:20:36.25 0
>>170
そうじゃなくて、自由な発想は常に起こっているのに押さえつけられているという考えが現実に合わない
発想自体起こらないような環境になっているというのが近い
コロンブスの大西洋航路はべつに教会が教理や人脈や制度で禁止していたわけじゃないだろ
そうじゃなくて、自由な発想は常に起こっているのに押さえつけられているという考えが現実に合わない
発想自体起こらないような環境になっているというのが近い
コロンブスの大西洋航路はべつに教会が教理や人脈や制度で禁止していたわけじゃないだろ
179: 世界@名無史さん 2015/06/21(日) 03:37:07.78 0
>>178
コロンブスの場合は話が違う。
あれはアメリカ大陸が発見されてないから太平洋+大西洋という広大な海を無補給でいけないと考えられていたから航路をとらなかっただけ
もちろん教会の圧力もあっただろうけど、コロンブスは地球の半径を最小に、ユーラシア大陸を細大に見積もったから航海にでた。
自由な発想は押さえつけられてなくても李氏朝鮮や明なんかは科挙のせいで朱子学以外まともに学ばれなかったんじゃなかったっけ?
禁止されてなくても、暗黙の了解というか社会風潮で自由な学問ができなくなってるのはあるよね
コロンブスの場合は話が違う。
あれはアメリカ大陸が発見されてないから太平洋+大西洋という広大な海を無補給でいけないと考えられていたから航路をとらなかっただけ
もちろん教会の圧力もあっただろうけど、コロンブスは地球の半径を最小に、ユーラシア大陸を細大に見積もったから航海にでた。
自由な発想は押さえつけられてなくても李氏朝鮮や明なんかは科挙のせいで朱子学以外まともに学ばれなかったんじゃなかったっけ?
禁止されてなくても、暗黙の了解というか社会風潮で自由な学問ができなくなってるのはあるよね
181: 世界@名無史さん 2015/06/21(日) 08:58:57.00 0
>>166
法家は戦国期の学問らしく、覇者の学問だろうから、王や皇帝が法の支配を受ける様な立憲君主制に移行する事はないんじゃなかろうか。
(覇者は天の支配は受けても、法の支配を受けないんじゃないかと。)
人権とか平等という点では、墨家がキリスト教の様に墨攻等せずにカリスマが殉教し、奇蹟が語られる様になり、国教になってたら、違ってたんだろうなと。
(両者はあまりにも違いすぎるが。)
法家は戦国期の学問らしく、覇者の学問だろうから、王や皇帝が法の支配を受ける様な立憲君主制に移行する事はないんじゃなかろうか。
(覇者は天の支配は受けても、法の支配を受けないんじゃないかと。)
人権とか平等という点では、墨家がキリスト教の様に墨攻等せずにカリスマが殉教し、奇蹟が語られる様になり、国教になってたら、違ってたんだろうなと。
(両者はあまりにも違いすぎるが。)
184: 世界@名無史さん 2015/06/21(日) 11:52:51.84 0
>>181
それは秦が統一から15年で滅んでしまったのが惜しかった思うんだよなぁ
法家が発達したのは乱世の中だけだったからなぁ
治世を経験すればどうなったかわからないと思う
それは秦が統一から15年で滅んでしまったのが惜しかった思うんだよなぁ
法家が発達したのは乱世の中だけだったからなぁ
治世を経験すればどうなったかわからないと思う
185: 世界@名無史さん 2015/06/21(日) 11:56:27.66 0
>>181
あ、というより韓非子読んだらわかるけど、君主も法で縛ってるよ
韓非子で
「名君がでてきたらその政治に従えばいいだろうけど、そんな名君を数百年待ってるなんて非効率!だいたいは凡君だろうし、暗君が出てくるかもしれない。だから君主も法に従うべき!」
って考え方してるから、立憲君主制に近いものは生まれたんじゃないかと思う
あ、というより韓非子読んだらわかるけど、君主も法で縛ってるよ
韓非子で
「名君がでてきたらその政治に従えばいいだろうけど、そんな名君を数百年待ってるなんて非効率!だいたいは凡君だろうし、暗君が出てくるかもしれない。だから君主も法に従うべき!」
って考え方してるから、立憲君主制に近いものは生まれたんじゃないかと思う
186: 世界@名無史さん 2015/06/21(日) 12:22:10.95 0
>>181
話が逆で、墨守があってこその墨家であり
防衛に失敗した時数百人の集団自殺者を出して責任をとったというあたり人権もへったくれもないと思う
平等に扱うということはそれだけならいいことばかりじゃないわけだ
墨家への過大評価は清末~五四の知識人と同じ反儒教の目線だから生まれるのだ
それは墨家が単に反儒教的精神から出発してるからじゃないのか
儒家が不合理な部分に反発して合理的だったり、儒家の合理的な部分に反発して非合理的になったりしている
話が逆で、墨守があってこその墨家であり
防衛に失敗した時数百人の集団自殺者を出して責任をとったというあたり人権もへったくれもないと思う
平等に扱うということはそれだけならいいことばかりじゃないわけだ
墨家への過大評価は清末~五四の知識人と同じ反儒教の目線だから生まれるのだ
それは墨家が単に反儒教的精神から出発してるからじゃないのか
儒家が不合理な部分に反発して合理的だったり、儒家の合理的な部分に反発して非合理的になったりしている
162: 世界@名無史さん 2015/06/20(土) 12:26:19.38 0
墨家は儒家に対するアンチとするのはどうかと思うけどな
分立割拠の保守主義の過激派が墨家で国家の独立ってもんを重視してたし
祭祀に対する保守主義が儒家
分立割拠の保守主義の過激派が墨家で国家の独立ってもんを重視してたし
祭祀に対する保守主義が儒家
163: 世界@名無史さん 2015/06/20(土) 14:01:49.43 0
儒家的な「天下」概念を否定し国家間の序列化や統合による軋轢に反対し、覇者による会盟・懲罰戦争のような大義名分を認めず、平等主義の発想の延長で国家の自衛権を認めた墨家は儒家の正反対だろう
むしろ革新的だったとはいえないか
祭祀に関しては儒家は怪力乱神を語らず儀礼だけを守る形式主義、墨家は逆に鬼神の存在を認め倫理観の拠り所としながらも儀式を簡素にしろと主張する原理主義か
むしろ革新的だったとはいえないか
祭祀に関しては儒家は怪力乱神を語らず儀礼だけを守る形式主義、墨家は逆に鬼神の存在を認め倫理観の拠り所としながらも儀式を簡素にしろと主張する原理主義か
199: 世界@名無史さん 2015/06/21(日) 20:03:48.37 0
墨子の時代は孔子の弟子たちが活躍して広めた時代であっても、影響力は大きかったと思うよ
てか他に対抗できるような思想無いしな
あと韓非子は別に法によって君主から人民を保護しようとか、人民との相互関係から法治を唱えたわけではないだろ
法の運用の観点から君主も法に則るべきという思想がどのくらい立憲主義に発展しやすいか考えるのは難しいけど
韓非子の思想は法の正当性とか、改善の必要性とか、玉座以外から法に力を与えるシステムの問題とか解決してないと思うよ
秦が法治主義の行き過ぎの失敗例として捉えられたように、中華の思想では法治と徳治という二元論のバイアスに引っかかるだけだと思う
てか他に対抗できるような思想無いしな
あと韓非子は別に法によって君主から人民を保護しようとか、人民との相互関係から法治を唱えたわけではないだろ
法の運用の観点から君主も法に則るべきという思想がどのくらい立憲主義に発展しやすいか考えるのは難しいけど
韓非子の思想は法の正当性とか、改善の必要性とか、玉座以外から法に力を与えるシステムの問題とか解決してないと思うよ
秦が法治主義の行き過ぎの失敗例として捉えられたように、中華の思想では法治と徳治という二元論のバイアスに引っかかるだけだと思う
201: 世界@名無史さん 2015/06/21(日) 23:27:43.90 0
>>199
まあ、さすがにそこは紀元前だからな。
西洋の民主化の歴史を見ても、封建制から中央集権の絶対王政が確立して、そこから立憲君主、民主主義と移行してたから、君主が法律に従うという制度を作ってしまえば、英国議会のような制度が生まれる可能性もあったと思うんだよなぁ
まあ、さすがにそこは紀元前だからな。
西洋の民主化の歴史を見ても、封建制から中央集権の絶対王政が確立して、そこから立憲君主、民主主義と移行してたから、君主が法律に従うという制度を作ってしまえば、英国議会のような制度が生まれる可能性もあったと思うんだよなぁ