【J】小麦←なぜ主食の王様になったのか

1: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 21:55:57 ID:FfSB

あんなの粉やん

3: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 21:56:26 ID:gKZf

パンとか普通に作るのめんどくさそうよな

4: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 21:56:42 ID:oBfU

クレープ
麺類
お好み焼き
うどん
すいとん
パン
なんでもくえる

6: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 21:57:03 ID:jtnZ

たかが粉ごときにカロリーがめっちゃ詰まってるってヤバくね？

12: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 21:57:48 ID:2idY

人口産出力で米に負けた敗北者

22: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 21:59:06 ID:6uKQ

>>12
米は産地を選ぶし手間がかかりすぎる

18: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 21:58:37 ID:zipQ

大麦はなぜ負けたのか？

26: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 21:59:27 ID:gKZf

>>18
味がおいしくないとかかな?

31: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:00:13 ID:zipQ

>>26
大麦って用途が広くて重宝するから「大」ってつけられたらしい

40: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:01:25 ID:gKZf

>>31
はえ～
小麦よりも耕作できる地域が広いって聞いたけどそれやったら上位互換みたいに思えるんやけどな

34: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:00:30 ID:LIiH

大麦はビールにするにはいいけども、パンに向いてないんよ

25: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 21:59:20 ID:jtnZ

今の世界一はもろこしだけど小麦の方が歴史長いからな

27: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 21:59:30 ID:zipQ

日本でも主食のようにトウモロコシ広まらんかな

38: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:00:50 ID:h35P

とうもろこしは飼料やバイオ燃料用が多いやろ

41: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:01:30 ID:edYT

トウモロコシは焼きとうもろこしとかたまに食べるから美味いのであって、米みたいに毎日食べるのは飽きる

43: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:01:51 ID:LIiH

とうもろこしは加工したら何にでもなるからね
油、コーングリッツ、コーンシロップ
アメリカ人の主食と言って良い

46: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:02:10 ID:zipQ

収量だとか栽培のしやすさで言ったら米・麦・トウモロコシでどれが世界で重宝されるんやろ

51: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:02:32 ID:LIiH

コメは水がめちゃめちゃ必要だし

57: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:03:40 ID:zipQ

>>51
温暖湿潤で川沿いのみかな
川沿いだけじゃなくてもいけそうではあるが

60: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:04:17 ID:edYT

麦がいけるなら蕎麦も主食にできるな

65: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:05:41 ID:zipQ

昔は北海道でも寒くて米が育ちにくかったとか
樺太になると小麦も難しくて大麦と蕎麦だったかな？育ててるの

68: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:06:26 ID:SnKr

>>65
今は北海道のお米美味しいよね

66: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:05:44 ID:0fIn

米の強みは温帯地域やと年2回以上採れるとこやね
麦じゃ不可能

72: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:07:53 ID:6uKQ

小麦の栽培は近代以前だとかなり粗放的だから米と比べると労力クッソ少ないのよな
だから土地生産性は低いけどその分面積で補える

73: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:08:21 ID:FfSB

小麦が一番加工大変なイメージやわ
大変順位でいくと

小麦　＞　米　＞　とうもろこし　＞　じゃがいも

かな

76: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:10:23 ID:TU9y

加工は機械あればどうとでもなるから生産しやすい方が覇権とるやろ

81: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:13:02 ID:LIiH

炊飯って必要な燃料多すぎね？
SDGsにはやっぱ粉よ粉

84: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:14:06 ID:SnKr

>>81
米を粉にしたら寿司や炒飯食えなくなるで

82: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:13:25 ID:zipQ

広い土地が必要で水が少なめのところは麦系
狭くても水が豊富で暖かいところは米になるか
トウモロコシはようわからん

85: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:14:34 ID:zcWm

米は水稲栽培せなアカンのがキツい
芋とトウモロコシと新大陸が原産
ユーラシア大陸で小麦が覇権を取ったのは必然やな

87: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:15:35 ID:viDg

小麦は早い段階で品種改良で生産量が高まったのが大きい
米は中国ですら10世紀以降にならないと小麦に勝てなかった

99: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:20:40 ID:zcWm

単位面積あたりの収量だと米は小麦の5倍くらいあるんだけど水田を作れる場所が限られてるから乾燥地じゃ無理なんよな

101: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:21:12 ID:LIiH

陸稲ってどうなんだろ、昔は日本でも作ってたみたいだけど

105: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:22:28 ID:mZzA

>>101
畑は水田より雑草が多いし連作障害も出る

113: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:27:19 ID:zcWm

>>101
連作障害については上でも言われてるけどあとは収量が倍くらい変わる
そらみんな田んぼで稲作するよね

令和5年産水陸稲の収穫量
＞水稲の全国の10a当たり収量は533kgと見込まれる。
＞令和5年産陸稲の作付面積（子実用）は401haで、10a当たり収量は208kgとなり、
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/sakumotu/sakkyou_kome/suiriku/r5/syukaku/

114: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:28:46 ID:LIiH

>>113
田んぼの水や畔の管理とトレードオフかもね
山奥だと林業をメインでやってたから、水田だと管理しきれなかったのかもしれない

115: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:29:35 ID:zcWm

>>114
だから昔は水利権の争いが耐えなかったんやな

104: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:22:22 ID:viDg

コメも美味いコメになるまでに赤米とか黒米みたいなクソまずいけど量はたくさん取れるコメばっかり作ってた

111: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:24:55 ID:33Sm

>>104
赤米はクッソまずいらしいな
黒米はそんな悪くないらしいけど見た目以外

117: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:31:03 ID:9JaD

うちの畑でも小麦作っとるけど。小麦ほど環境整備が楽で保存が容易でカロリー高いものがないから

118: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:31:28 ID:TnJ9

小麦は戦争に愛された食料や

129: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:37:58 ID:zcWm

>>118
これは反穀物の人類史にも似たようなことが書いてあったな
芋は地面に埋めて隠せるけど小麦は隠せないし徴発しやすい
さらに保存も効くと

120: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:32:07 ID:ES1q

小麦からパン作るのめんどくさすぎるやろ
米が最強！

121: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:32:52 ID:FfSB

めんどくさい理論で行くととうもろこしが最強になる
じゃがいもは毒があるし

124: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:35:49 ID:9JaD

トウモロコシは現代のように農薬が開発されそれをガンガン撒ける時代になったからこそ収量上がったんやぞ
農薬散布するのすごく面倒だし管理も大変だわ

159: 名無しさん＠おーぷん 24/07/28(日) 22:54:44 ID:zcWm

穀物は一年生植物で季節になると一斉に実をつける
徴税する上で誤魔化しが効かないんよな
芋は地面に埋まってるし豆は長期で実を摘み続けることができる
社会にとって最も都合のいい植物が穀物だったんや

引用元: ・小麦←なぜ主食の王様になったのか

Comments

[1. 名無しの偉人さん]

>芋は地面に埋めて隠せるけど小麦は隠せないし徴発しやすい
>さらに保存も効くと
これは大嘘
芋類（サツマイモもサトイモも）は水分含有量が多いから穀物と違って圧倒的に保存が効かない
チューニョや粉に加工すれば保存出来るがヨーロッパでは専ら芋の形のままで消費されてきたから基本的に保存が効かない作物だった
ついでに言うとジャガイモを収穫せずに埋めておくと一定の温度幅を保たないと勝手に発芽するか腐るから結局収穫時期の内に収穫しないといけない環境のが多いと思うよ
近世ヨーロッパ農民がジャガイモに助けられたのは戦時の軍隊向け徴発以外では国家や領主様に徴発される事がほぼ無い作物だったから

[2. 名無しの偉人さん]

・小麦は乾燥地帯原産の植物なので必要な降水量が少なく栽培しやすい
・古代で文明の進んでいたメソポタミアで栽培されていたので文明の伝播と共に広まった
・同じくメソポタミアで栽培されていた大麦などとの違いはグルテンによりバンなどいろんな食べ方ができることなど

[3. 名無しの偉人さん]

世界の主要穀物の中で一番アレルギーが出やすいのが小麦？

[4. 名無しの偉人さん]

栄養価や収穫量は米や豆に及ばないんだよな

[5. 名無しの偉人さん]

>>1
単位面積あたりのカロリー面だけなら芋はピカイチなんよな
じゃあなんでアジアとかではそんなに見ないの？と言えば貯蔵が難しいからで

[6. 名無しの偉人さん]

>>3
よく言われるよな
現代だと真っ白な小麦粉は上白糖、なんなら味の素辺りとセットでやたらと槍玉に上げられるイメージがある

[7. 名無しの偉人さん]

米は籾を指で軽くｽﾘｽﾘするだけで籾殻と玄米にたやすく分離することが出来るが
小麦はそうは行かない、実ごと挽き潰して風などで皮を除去していくしかない

銀シャリも羨望の的だったが、真っ白な小麦粉はそれに輪をかけて大変な産物だっただろう
正直世界の主軸になってるのが不思議だけどそれは面積で圧倒しているのかと思う

[8. 名無しの偉人さん]

>>1
元レスは(小麦は)保存も効くって意味じゃないの？
話の流れ的に

[9. 名無しの偉人さん]

ちょっと涼しい地域で米がとれないから代わりに...

[10. 名無しの偉人さん]

古代ギリシャはアテネの下層市民の４人家族の１年間の支出
主食　大麦　１年間で１０００Ｋｇ　１００ドラクマ
オリーブ油、乾イチジク、蜂蜜、ブドウ酒など　５０ドラクマ
その他衣服・住居費など　１００～１５０ドラクマ
合　　計　２５０～３００ドラクマ
なお、１ドラクマ（銀貨）は現代日本円でおよそ６０００円相当

[11. 名無しの偉人さん]

もしかして昭和以前なら北陸や東北、北海道辺りでは小麦を主食にした方が良かったのかな？

[12. 名無しの偉人さん]

米と麦を比較した際、選ばれた理由は租税徴収しやすいから

[13. 名無しの偉人さん]

麦のほうが換金性高いからとも言える

[14. 名無しの偉人さん]

米がチートをやたらと力説する奴は
米と小麦を植えてから収穫するまでの手間が一緒だと思ってる節がある

[15. 名無しの偉人さん]

>>11
実際北関東は小麦が主食みたいなもんだったし。
東京都の多摩一帯もやたら小麦を食っていたし、武蔵野ウドンとか茹で饅頭とか。
だからそうかも、二毛作やってましたっけ。

[16. 名無しの偉人さん]

>>15
だから明治に北海道はジャガイモ栽培をすることのに

[17. 名無しの偉人さん]

江戸時代東北地方の農民が飢饉で地獄見たのって米にこだわったからだよね

[18. 名無しの偉人さん]

>>17
まぁそうね
「領民から安く買上げ→大都市で高く売る」の利益高に目が眩んで他の産業を疎かにした結果、
全国的に豊作→米価が下がって藩財政は大赤字
全国的に凶作→米価が上がって藩財政は大黒字
のサイクルで自転車経営に陥った挙げ句、東北で大飢饉が起きた時に「領民が飢えてても米を藩外に売らないと藩財政が保たない」という地獄みたい状況になった。

[19. 名無しの偉人さん]

>>17
東北に限らず全国的に
『米価が下がって収入落ちた？なら新田開発で収入を増やすんや！！』
が俗に言われる「江戸時代の名君」のスタンスだぞ


尚、供給過多で更に米価は下がる模様

[20. 名無しの偉人さん]

>>19
名君は特産物の開発とかにも力置いてるけど。

[21. 名無しの偉人さん]

単純に繁殖力やぞ
大半の植物は大量栽培出来ないけど、イネ科の一部だけ可能だった

後、米は水稲ではなく陸稲から始まってる

[22. 名無しの偉人さん]

アイヌは倭人に昆布や砂金や毛皮とかを交易で渡し代わりに米を得てた
蝦夷地に来航したロシア人も食料補給はお米を買ってた
北方どこまでお米文化広がるんや

[23. 名無しの偉人さん]

>>11
江戸時代の飢饉の原因が相応しくない土地で米を作っていたからというのはよく言われるな

[24. 名無しの偉人さん]

>>19
現代に至るまでそうだけど経済に明るい階層は自分が儲けることが第一で政治をみようとしないからなあ
商人が元首になることがあるアメリカが経済力最強になるのも頷ける

[25. 名無しの偉人さん]

>>11
北関東と甲信は小麦や蕎麦を元にした郷土料理多いもんな

うどん、御焼き、焼きまんじゅう、ほうとう

[26. 名無しの偉人さん]

小麦は雨風に強くない
だから東南アジアでは芋類が中心だった
日本でも台風の多い鹿児島や沖縄は芋文化

あとはカロリーの話はされるけど、芋類のタンパク質は穀物類の数分の一しかない
小麦とじゃがいもだと7倍くらい差がある

これは今日の成人男性に必要な量で言うと毎日数キロのじゃがいもを食べないと行けない計算

現代では選択肢は色々とあるだろうが、近代以前だと基本的にイネが育つ場合はイネ優先になる

[27. 名無しの偉人さん]

>>17
米が換金作物になったのが悪い。

江戸の人々が米でなく麦を大量に、消費してくれたら、東北で麦を作り輸出。自分たちはヒエと粟で生活できたはず。

[28. 名無しの偉人さん]

ヒエとかテフとかより収穫は楽だと思う

[29. 名無しの偉人さん]

>1
イギリス占領期のアイルランドで小麦はイギリス人領主が税として持って行って
現地民はジャガイモを連作して食べていたという
まぁこれがあの悲劇を起こすことになるわけなんだけど

[30. 名無しの偉人さん]

イネ科は風媒花なので大量栽培し易い
虫媒花だと虫が大量に必要になる
野菜栽培ではミツバシを使うけど、そういう補助が不要なのが風媒花
仮にコメが虫媒花だったらどんな風景だったのやら

また風媒花と言いつつも大抵は自家受粉なので、品種改良が容易だった
ある程度気を付ければ野生種と混交することはないからね

[31. 名無しの偉人さん]

そういえば日本神話（古事記）における豊穣の神はオホゲツヒメノカミという女神で、自身の体内から出た食物でスサノヲを歓待したところ怒りにふれて殺され、その身体から稲や粟などの穀物、蚕、豆類などが発生したとされている

そして古事記では日本の国土を紹介する段で、四国には四つの顔がありそれぞれに神格名が与えられているんだけど、阿波の国の別名としてこのオホゲツヒメの名が出てくる。阿波の国はもと”粟”の国であって、神話形成時代の日本人は米よりもむしろ粟の主要生産地を豊穣の地と認識していたということになるんだよね

[32. 名無しの偉人さん]

※6
実際小麦アレルギーは食物アレルギーとしてはかなりメジャーだから、味の素なんかと同列に語るようなもんではない

[33. 名無しの偉人さん]

稲作伝来は弥生時代になってからだし
縄文時代はお米以外の何かを食べてたわけで。
古代神話だと宇宙人や巨人がやって来て穀物をメインに栽培するように人類に教えたって話が多い
自然界で生活してたら旧約聖書のアダムとイブみたいに木になってる果物の実を見つけて食べようって発想になるのは自然だけど
穀物のあんな小さい粒々を植えて食べようなんて発想にはならんやろ

[34. 名無しの偉人さん]

>>5
キャッサバも現地では毒抜き以上に加工しないで食うみたいだしな

[35. 名無しの偉人さん]

>>29
全国的病害無くてもナス科の連作はなあ…

[36. 名無しの偉人さん]

>>31
中国大陸では唐代まで華北は粟
隋唐くらいまでは米は江南文化なのよね

だから遣隋使や遣唐使の影響で粟になった……ということなだけ

[37. 名無しの偉人さん]

>>31
色んな食べ物を出したオオゲツヒメだけど芋は出していないんだよね。
お月見の供え物の団子も里芋を模したものだったりと言われたりするし、日本人の元々の主食は里芋類だった説が好き

[38. 名無しの偉人さん]

>>33
縄文時代終わり頃には稲食べてるよ

[39. 名無しの偉人さん]

>>30
ウンカの如く

[40. 名無しの偉人さん]

>>31
そうすると吉備の国は黍なのか

[41. 名無しの偉人さん]

>>36
ということなだけ？
他の個所ではそこまで強い影響が見られないのに、どうして阿波の国だけは華北の影響を想定するの？

それとも古代の日本では遣隋使の影響で稲作をやめて粟を食べるようになったって言いたいの？

[42. 名無しの偉人さん]

>>10
タンパク質って大麦からだけか

[43. 名無しの偉人さん]

>>37
里いもが重要な食料のひとつだった可能性は高いけど、主食って定義するのはどうかなと個人的には思ってる。狩猟採集型の定住民だった縄文人は、農耕文化の人々に比べてずっと多種多様な食物を獲得して季節ごとに色んなものを食べていた。そのひとつがイモやクリなどの栽培植物だったということかなと

近代以前、世界中の民族にわりと共通することとして、完全定住型の農耕民は狩猟採集民よりも質の悪い食事を食べてる。「主食」という言葉に表れているようにたった一種類もしくは数種類の農作物ばかりを食べなければならないので、広い範囲の土地を縄張りにして雑多な食料を集めていた時代よりも一人当たりの入手可能な栄養源が限られていた。日本の神話はほぼほぼ弥生時代以降の文化が反映されていて、豊穣の女神がもたらした恩恵の中にイモ類が含まれないのは、稲や粟といった主要農作物に労力を割いて集約的な農業を発展させた結果、副次的に栽培されていたイモ類の重要性が低下していたんだと思う

穀物のうちでも小麦とかに比べて米はタンパク質の含有量が少なく、肉・魚・豆類でそこを補う必要がある。ところがイモは米よりもさらにタンパク質が少ないので、イネ科の穀物が安定的に育つ環境では栄養価の観点から見て重要度が低い。縄文時代のように狩猟や漁労で豊富なたんぱく質にありつける食生活なら、むしろ安定的に獲得できる糖質であったイモはずっと有難がられたと思う

[44. 名無しの偉人さん]

>>40
桃太郎の黍団子は元禄の頃かららしいな

[45. 名無しの偉人さん]

>>14
ジャポニカ米こそヒトを奴隷化した植物とも言えそう。

水稲は生えてきたの採るだけみたいな時代もあったみたいだけど。

[46. 名無しの偉人さん]

栄養や面積当たりの収穫量を考えればコメが最強

コムギ主食のところは降水量が足りなくて仕方なくコムギ作ってるだけ。

[47. 名無しの偉人さん]

>>1
反穀物の人類史で挙げられる芋の欠点についての説明は強引すぎる物だと思うし、収穫する作物の実り方が徴税などの政府機能を拡充させた意見にはその地域の文化を軽視してるように見える
芋と言えばアンデス山脈だけど、トウモロコシよりジャガイモの方が栽培しやすいしそこで栄えたインカ帝国はキープによってその年の収穫量や家畜の数など精密に記録しているので、高度な官僚制が整えられていた事を無視している
またキャッサバはアフリカに持ちこまれてからはほぼ全域に普及し加工して調理している

[48. 名無しの偉人さん]

保存がきくからだろ
いっぱい作っても食べきる前に腐っちゃたら意味がない
小麦や米は採ったらちょっとずつ食べて数年でも持たせられる