1: 世界@名無史さん 2018/08/20(月) 11:07:40.76 0
古今東西、食文化の歴史について語りましょう。







599: 世界@名無史さん 2018/09/21(金) 03:13:52.15 0
ある飼料のカロリー単位1がある家畜の食肉(可食部分)形成能とする場合、
3で鶏肉に、
5で豚肉に、
9~10で牛肉、となる。

ここで問。
飼料単位2で食肉(ヒトのタンパク源)となれる生き物はなんでしょうか?

605: 世界@名無史さん 2018/09/21(金) 14:05:36.10 0
>>599
虫?

674: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 11:30:03.54 0
>>605
正解。ウジ虫だよある種の虻の

606: 世界@名無史さん 2018/09/21(金) 16:48:57.74 0
家畜化したものということはやっぱり昆虫の家畜化したものか
でもお蚕さんは偏食だっけ?人は桑の葉を通常食べないけど、蚕も人の食物を食べない
ということは.....

ショウジョウバエの幼虫か。いろんな変異が出るくらい累代で飼われまくってる
原種をこれから家畜化するにしても種親の調達も簡単

607: 世界@名無史さん 2018/09/21(金) 17:47:47.19 0
昆虫の家畜化だと蚕と蜜蜂かなあ、蚕は人の手がないと繁殖できないほど家畜化が進んでいる、最近は農業用の受粉のためにいろんな昆虫の家畜化が進んでいるみたいだけど

609: 世界@名無史さん 2018/09/21(金) 18:27:57.83 0
中部でもイナゴとかは昔から食われてたし昆虫は貴重なタンパク源なんだよな、食用に養殖されてるみたいだし

英国の某サバイバル番組でも貴重なタンパク源とかいってヤシオオオサゾウムシの幼虫生きたまま食い潰してたからなあ

後は見た目さえクリア出来ればな...

610: 世界@名無史さん 2018/09/21(金) 18:47:01.65 0
何で虫とあんなに似ている海老は受け入れられているんだろう
不思議

611: 世界@名無史さん 2018/09/21(金) 18:59:36.64 0
俺は海鮮系は好きだけど海老とシャコは苦手だなあ、見た目がダメだわ

616: 世界@名無史さん 2018/09/21(金) 21:33:03.34 0
日本も養蚕盛んな頃は糸とった後の蚕の蛹は子供のおやつだったのう。はっきりいって旨くないが。オオスズメバチの幼虫とか東南アジアのミルワームは結構旨い。

話を世界史に戻すと、昔読んだイエス・キリストの偉人伝で、ヨハネが荒野でイナゴを食ってという話があり、その後イナゴじゃなくてイナゴマメだという説が出たりで、結局、ヨハネは虫食ってたのか豆食ってたのかどっちなんじゃろ。

617: 世界@名無史さん 2018/09/21(金) 22:26:37.93 0
中東版のタマリンドみたいなもので、さやの中の、そら豆でいえば綿にあたる部分が甘い果肉になってるみたいだな
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%B4%E3%83%9E%E3%83%A1
豆の方は家畜の餌
ヨハネは甘い果肉を取った後の豆を恵んでもらったってことか?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E8%95%A9%E6%81%AF%E5%AD%90%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%88%E8%A9%B1
そして自業自得でそんなものしか食べられないような状況に陥った元アホボンも、金持ちの実家に帰ると、なんということでしょう、不問どころか焼け太りw

618: 世界@名無史さん 2018/09/22(土) 01:27:56.89 0
ヨハネは粒あんを食べてたのかイナゴの甘露煮を食べてたのか
イナゴ(豆)と野蜜を食べてたんだろう

620: 世界@名無史さん 2018/09/22(土) 04:53:07.35 0
イナゴだとしたくないから豆だと主張しているような

621: 世界@名無史さん 2018/09/22(土) 05:35:35.00 0
コーシェルで虫食うってどうなのと思って調べたら
アルベ
サルアム
ハルゴル
ハガブ
の四種類は食べても良いらしい
と言われてもなんの事か良くわからないがイナゴとコオロギの種類を言っていると解釈されているようだ
つまりイナゴを食べていたとするなら別に変なものは食べていなかった事になる
カーシェールの食べ物はカシュルート(ユダヤ教の食のタブー)の規則に従う食品。ユダヤ法ハラーハーに従い消費される食べ物はカーシェールと呼ばれる。ユダヤ法に従わない食べ物はテレファと呼ばれる。
カーシェールの食べ物とその規則はレビ記11:1-47と申命記14:3-20に挙げられている。

648: 世界@名無史さん 2018/09/22(土) 20:39:38.53 0
>>621
アメリカ五大湖周辺のユダヤ人なんかは、十七年蝉とか十三年蝉とかをそのイナゴだとこじつけて、せっせと食ってるよな。
シカゴ名物、蝉料理。

656: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 00:10:23.56 0
>>648 
実際セミは植物の汁しか吸ってないから、動物性の食物としてはこの上なく清浄だよな
ウシ科の家畜ですら誤食で何をうっかり口にしてるかわからないし。
ましてニワトリやアヒルといった家禽だと、そもそも雑食だし....

624: 世界@名無史さん 2018/09/22(土) 11:45:58.12 0
旧約聖書の出エジプト記でイスラエルの民が40年間食べ続けたマナってどんな食い物なんだろうな
マナは旧約聖書「出エジプト記」第16章に登場する食物。

イスラエルの民がシンの荒野で飢えた時、神がモーゼの祈りに応じて天から降らせたという。この時人々は「これは何だろう」と口にし、このことから「これは何だろう」を意味するヘブライ語のマナと呼ばれるようになった。

マナは、神が作った超自然的なものだとされている。聖書には、「見よ、わたしはあなたたちのために、天からパンを降らせる。」(出エジプト記16章4節)と記述されている。また、40年間にもわたって群衆の腹を満たし続けたことからも、自然のものではないとされている。


625: 世界@名無史さん 2018/09/22(土) 12:20:48.94 0
アブラムシの分泌物が乾燥して固まったものという説もあるとか
大量に採れるのか?

647: 世界@名無史さん 2018/09/22(土) 20:18:09.75 0
カボチャって優秀な救荒作物なのに、なんで甘くない品種を作って主食に引き上げようとする文化が無いんだろう?
保存とか運搬の効率の問題?
ならイモも条件は同じだと思うんだが

651: 世界@名無史さん 2018/09/22(土) 21:22:06.83 0
>>647
甘い主食が何か不都合なのか?

661: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 02:31:26.19 0
>>651
お菓子だけ食べてるとイヤになるのと同じじゃないかな
ジャガイモが続くのはいいけどサツマイモが続くのはつらい

665: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 06:30:15.15 0
>>661
俺が鼻垂らし小僧の頃の話。
味噌汁の具にサツマイモを入れて劇甘になり、両親が大げんかしてたのを思い出したw

667: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 07:06:15.17 0
>>665
貴方の家でサツマイモ入り味噌汁に激怒したのは父親の方だったのではなかろうか?

私の今は亡き両親は第二次世界大戦中に食糧難の少年期を過ごしたのだが、父はサツマイモとカボチャが大嫌い、母は普通に好きだった。
家の食卓にサツマイモやカボチャが出る時は、最初から父の分は無しだった。
父は子供の私らが美味しく食べているのを見て不機嫌だったような記憶がある。

好き嫌いの男女差は絶対にあったと思う。

663: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 02:45:36.44 0
戦中派の人はカボチャ作って食べてたのがあまりよい思い出になってないみたいだからあまり主食に(量を食べるのに)向かない食べ物なのかも

670: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 10:29:45.29 0
>>663
長らく甘い栗かぼちゃ(セイヨウカボチャ)は涼しい高冷地や北国のもので、耐暑性があって薄甘くて水っぽい二ホンカボチャを食べてたんだろうな
栗かぼちゃが主流の現在も、産地は断トツで北海道
http://www.maff.go.jp/j/kids/crops/pumpkin/farm.html
茨城や鹿児島は強健な台木の開発や、品種改良で暑くなる前に採れる早生の品種ができるようになった?

664: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 06:27:29.24 0
ほのかに甘いからなあ。
あれはおかずだわ。
主食にしたら、イヤになるだろうね。

669: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 10:05:44.47 0
甘いが故にパンプキンパイやジュースみたいに主食というよりは嗜好品としての立場が強いのかね

671: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 10:48:42.11 0
飢饉までやらかした程主食になってたジャガイモさんとは偉い格差だな

673: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 11:01:46.55 0
一個あたりの収穫面積が広くて効率が悪かったからとかかなあ、ジャガイモやさつま芋は同じ茎から何個も出てくるし

680: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 14:31:39.72 0
>>673
この夏に作ってみたけど、とにかく広さが必要だね
都会の貸し農園なんかじゃ持て余しそう
そのぶん、全く手間を掛けずとも光合成面積を広げてデンプンを作ってくれるんだろうけど

682: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 14:47:07.52 0
>>680
耕作面積が狭い日本では他の作物に取って代われなかったんだろうね

当時のプロイセンやアイルランドのような痩せた土地では必然的に作付面積あたりの収穫量が高いジャガイモが奨励されたんだろう

683: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 15:12:51.73 0
甘いサツマイモやカボチャではなくジャガイモなら穀物の替わりに主食にしてもそんなに不満は感じないのに、なぜジャガイモを栽培しなかったのだろうと思ってたんだけど日本じゃ栽培しにくいのか

693: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 22:38:13.39 0
>>683
南米の原産地では甘い馬鈴薯が主流でヨーロッパに広まったのが何故か珍しい部類の甘味の乏しい系統。

ついでに、アングロアメリカで主流の甘藷も、甘味が乏しい。これも、中米から一旦、ヨーロッパに渡ってから、出戻ってきたもの。
色は、皮が褐色、中が鮮やかな橙色。
これとは別の、19世紀に支那経由で地球を一周して入ってきた、皮が象牙色で中身が灰白色の甘藷は甘い。

中米、ポリネシア、ニューギニア、東南アジア、日本(沖縄、奄美、薩摩・大隅・日向)で主食として食べられてたのも甘い系統。
色はまちまち。日本の、皮が赤紫色で中身が鮮黄色のものは、別段甘藷の世界標準ではないよ。

685: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 16:03:55.89 0
コメが育ちにくい寒冷地、高地となるとソバの栽培があったから、近世になって入ってきた外来作物に抵抗があったのかも

691: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 20:50:04.45 0
>>685
外来作物とか言い出したらジャガイモもサツマイモも新大陸原産やから
日本でも中華でも西欧でも旧世界のどこでも外来作物やで

695: 世界@名無史さん 2018/09/23(日) 22:45:30.41 0
>>691
日本で外来作物でないものったら、わずかしかないな。
栗、梨、三ツ葉、百合根、山椒くらいしかない。
百合根も、経済栽培・商業的流通は、支那原産のオニユリにほぼ取って代わられてる。
712: 世界@名無史さん 2018/09/24(月) 00:55:13.31 0
丹波で生まれ育った叔父の話だけど、戦後の食糧難のときに松茸が豊作で山のように食わされたとか
もう見るのも嫌だそうだ

甘さよりも嫌な思い出と結びついているから嫌なんじゃないかと

727: 世界@名無史さん 2018/09/24(月) 12:28:45.34 0
>>712
うちの祖母も戦後しばらくまで丹波にいたけど松茸食べたっていう話は無かったな
祖母の場合はトウモロコシばかりだったらしい
だから同じ理由でトウモロコシなんか見たくもないって言ってる

714: 世界@名無史さん 2018/09/24(月) 02:18:25.13 0
>>712
西原理恵子がある人の体験談として恨ミシュランに描いてたな
松茸が飢えをしのぐ食べ物で、ある時母親に他の物を食べたいとせがんだら、川に毒流しをして魚を取って、でもそれは村の掟で禁じられてて....

718: 世界@名無史さん 2018/09/24(月) 05:53:55.97 O
所謂「毒もみ」か。
風の又三郎では山椒の粉を使っていたな。

737: 世界@名無史さん 2018/09/24(月) 21:33:48.70 0
コメなんか見たくもない、もう一生分食べたわ、っていう人いる?
あるいは別の炭水化物でもいいけど(ウドンとか、パンとか)

739: 世界@名無史さん 2018/09/24(月) 22:44:39.55 0
嫌なのに生きるために毎日毎食ひたすら米を押し込まないといけない
って日々が続けば米も見たくなくなるかもな

740: 世界@名無史さん 2018/09/24(月) 23:06:44.62 0
マダガスカルとか世界的にも貧しい国なのに、米の一人当たり消費量は世界トップ(クラス)だそうだな
当然おかずは大したものは毎日は食べられないだろう
米嫌いだけど仕方ないから食べてるって人いそう
でもマダガスカル料理はなんかおいしそう
http://jp.ndish.com/world/madagascar/
少なくともフィリピン料理と同等には?イギリス料理は超えたか

742: 世界@名無史さん 2018/09/24(月) 23:32:17.77 0
>>740
リンク先のページより
>香料やスパイスが入らず、発酵調味料が存在しないマダガスカルの料理は、悪く言えば旨味に乏しく、良く言えば素材の味が生きています。

なんかアフリカ料理一般に対する私のイメージ(もしくは偏見)と合致する。
東南アジアの料理とはまるっきり違う。

741: 世界@名無史さん 2018/09/24(月) 23:12:33.99 0
粟や稗しか食えなかった日本の寒村から見れば「ぜいたく言うな!」だな

745: 世界@名無史さん 2018/09/25(火) 00:44:03.10 0
>>741
粟や稗のほうが米より高価やで
嘘やと思うんやったらAmazonで価格確認してみぃ

752: 世界@名無史さん 2018/09/25(火) 08:30:29.17 0
>>745
そうだね。
小麦なんてすげえ高いよ。精製された小麦粉よりも、粒の小麦の方が高い。
高い ← 粒の小麦 > 皮も芽も入った全粒粉 > 精製小麦粉 → 安い

753: 世界@名無史さん 2018/09/25(火) 08:43:30.96 0
>>745
支那では、漢の頃まで、粟がメインの穀物で、稲は異民族の野蛮な作物って扱いだった。
周の粟を食まず
なんていうように、高官の禄も粟だったわけよ。

755: 世界@名無史さん 2018/09/25(火) 12:18:07.60 0
玄米はもっと供給量が増えて値段がこなれて欲しい

757: 世界@名無史さん 2018/09/25(火) 18:03:13.13 0
米しか食べられなくても何とか生きられるようにするためか

758: 世界@名無史さん 2018/09/25(火) 18:05:55.30 0
白米で江戸患いになる江戸っ子はアホ

759: 世界@名無史さん 2018/09/25(火) 18:13:57.32 0
脚気患者は麦を食え

763: 世界@名無史さん 2018/09/25(火) 22:05:12.19 0
江戸患いは蕎麦を食って対処してたんだってな

764: 世界@名無史さん 2018/09/25(火) 23:10:50.43 0
「蕎麦の自慢はお里が知れる」っと

引用元: ・食物と酒、嗜好品の歴史@世界史板 104皿目