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1: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/13(土) 15:27:48 ID:Tpv7vz7J0
大草原を駆け抜けたモンゴル帝国の英雄たちについて語る。









2: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/13(土) 15:31:27 ID:Tpv7vz7J0
とりあえず歴代の大汗(皇帝)を除いて、一番の英雄は誰になるだろう?

3: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/13(土) 16:17:07 ID:xG4yg6kW0
建国期の英雄が目立ちがちだけど、元朝末期のチャガンティムールやココティムールも、かなりの戦績。

4: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/13(土) 22:32:18 ID:lzQp1JYI0
何といっても最強はスブタイ。
モンゴル帝国の版図があそこまで広がったのもこいつのおかげ。

5: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/13(土) 22:52:33 ID:m4IUQGi+0
キプチャク汗国創始者、バトゥ。

7: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/13(土) 23:16:00 ID:6gd5zS2Q0
反乱を起こしたハイドゥもなにげにすごいかも。
鎮圧されることなく30年ぐらい粘っているし。

8: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/14(日) 01:06:16 ID:aywAVscy0
>>7
ハイドゥ、自分も頑張ったほうだと思うけど、この時代(フビライ死ぬ前の)カラコルム駐屯のバヤンも、なかなか!

8: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/14(日) 01:06:16 ID:aywAVscy0
フビライのひ孫のハイシャンかなぁ。好きだ。母親に虐げられて育った、悲劇の人でもある
ハイシャンの『大返し』の話は、高校時代に読んでわくわくした
おくり名は『武宗』ね
10: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/15(月) 00:43:39 ID:eucjL64x0
ジェベが一番男っぷりがいいだろ

13: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/15(月) 17:39:53 ID:lGsQGp/Z0
>>10
射雕英雄伝での描かれ方はかっこよすぎるよな。
主人公に弓矢を教えるおいしい役柄だし。

11: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/15(月) 16:26:25 ID:zhj6sQu30
小説の影響か、ジュチが好きだ。
「蒼き狼」読むと、これをジュチ視点で書いても面白いだろうなぁと思う。

12: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/15(月) 17:22:10 ID:XNpDcbPo0
耶律阿海を忘れないで。
海のものとも山のものとも知れぬ小勢力の頃のチンギスに仕えてサマルカンド総督にまで上り詰めた文武両道の人。

16: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/18(木) 23:28:56 ID:tyyK9ZPf0
肝っ玉母ちゃんなボルテもなにげに凄いだろう。

17: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/23(火) 23:37:16 ID:TgzzAQZy0
>>16
チンギスハーンが一番恐れたのは彼女かも知れないな・・・

18: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/25(木) 20:27:26 ID:wC6mI3FL0
後宮の支配者だからなあ、尻に敷かれてたと思うと楽しいかもしれんw

20: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/10/30(火) 23:20:45 ID:ODsL07ig0
>>16-18
ボルテ以外の側室が産んだ子は後継者候補から外されたのは言うまでもなく、名前すら記録に残っていないからな……

21: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/11/01(木) 11:34:48 ID:1iI9o2al0
ボルテの後も、皇后、皇太后がかなり権力を持ったりしているな、モンゴル帝国は

71: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/04/16(水) 19:50:18.56 ID:sJky8krQ0
チンギスハーンってやっぱりボルテの子供以外にもたくさん子供いたんだよな?

72: 名無しさん@お腹いっぱい。 2015/01/01(木) 05:11:07.47 ID:rT0j3ZC10
>>71
成吉思汗は尻に敷かれてるから冷遇、隊長クラスで記録が無いかと
後に皇太后陛下に粛清されたかと

22: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/11/05(月) 15:05:45 ID:Wsr0ttZr0
日本とか、ベトナムとか、ジャワへの遠征で活躍した英雄はいないのか?

44: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/03/24(火) 01:41:35 ID:OmuS4fwuO
>>22
元軍の武将2人は実はかなりの名将で、それぞれ三別抄鎮圧やアリクブカの乱の平定で功績あげてる。
彼らの後世の評価が低いのは偏に日本の武士達に大敗したから

45: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/03/24(火) 01:42:26 ID:OmuS4fwuO
>>22
>元軍の武将2人は実はかなりの名将で、それぞれ三別抄鎮圧やアリクブカの乱の平定で功績あげてる。
彼らの後世の評価が低いのは偏に日本の武士達に大敗したから


名前忘れたがベトナムで戦死した元の武将もそれまでは不敗神話を持つ名将だったようだ

55: 名無しさん@お腹いっぱい。 2010/04/14(水) 23:40:08 ID:O51A79dJ0
>>22
ウリアンハダイはベトナム遠征で大活躍だったよ。
僅か3000人の兵力で攻め込んだのに、ベトナム国王の軍を撃破し、首都を占領破壊。
翌年、ベトナムはモンゴルに降伏して属国化。

26: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/12/21(金) 15:55:36 ID:oPEJOKCD0
チンギスハーンの家臣団って、古参と新参の間では、譜代、外様みたいな意識はかなりあったのかな?

29: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/12/31(月) 14:09:21 ID:JzjeDMCe0
>>26
バルジュナ湖の誓いに加わった者とそうでない者との間には、やっぱり壁があったんじゃないかな。
これに参加した者は、後々まで優遇されたようだし。

苦しい時を共に乗り切った者こそ一番信頼できる。
バルジュナ湖の誓い

12世紀末、モンゴル部キヤト氏の長チンギス・カンは西方の隣国ケレイト部と同盟を結ぶことで勢力を拡大し、13世紀初頭にはモンゴル-ケレイト同盟はタタル部・メルキト部といった有力部族を滅ぼしてモンゴル高原の過半を制圧しつつあった。しかし、同盟勢力の拡大につれモンゴル-ケレイト間の主導権争いも激しくなってゆき、ついに1203年には両軍は激突することとなった(カラ・カルジトの戦い)。
この戦いに敗れたチンギス・カンは多くの臣下と離ればなれになりながらもケレイト軍の追撃を逃れ、オン・カンらの不義を責める問責状を送り、やがて「バルジュナ」の地に至った。

この時、チンギス・カンと行動をともにしていた臣下の数は少なく、1説には僅か19名しかいなかったとされる。チンギス・カンが辿り着いた時、バルジュナの水は涸れかかっており、僅かに残っていた水も濁りきっていた。そこでチンギス・カンの弟ジョチ・カサルは野馬を射てその革を矧ぎ、革を釜がわりにしてバルジュナの泥水を煮て飲んだ。バルジュナの水を飲む時、チンギス・カンは天に誓って「我をして大業なさしむるならば、我は諸人と苦楽をともにしよう。もしこの言に違うならば、バルジュナの河水の如くなろう」と述べたため、その場にいた将士で感涙しない者はいなかったという。

これを後世「バルジュナの誓い」と呼び、この時チンギス・カンとともに濁水を飲んだ者達は「バルジュナト(漢文史料ではこれを『飲渾水』と意訳する」と賞賛された。また、この時チンギス・カンは「我とともにバルジュナの水を飲む者は、後世に至るまで重用しよう」と語ったとされ、実際に「バルジュナト」の一族はモンゴル帝国-大元ウルスにおいて代々尊重された。


30: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/04(金) 22:40:32 ID:TO029vCP0
バルジュナ湖の誓い参加者は、子孫に至るまで栄華を保証されたからね。

32: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/27(日) 23:50:35 ID:puJfQAFe0
>>29>>30
バルジュナ湖の誓いっていかにもドラマ的だよな。

31: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/01/21(月) 22:00:53 ID:PWOzWo8B0
バトゥがいい。一応直系の孫だし。
毛並みも良くて実力もある。おじいちゃんに孫の代はお前が統括しろと言われていたみたい。
無能なのにプライドだけは高い二人の叔父を本国に送還してしまったりかなり格好いいな。
金帳汗国 青帳汗国 白帳汗国 

33: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/02/27(水) 11:54:50 ID:F1Jx6doS0
やっぱりトゥルイが最強。

41: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/07/19(土) 23:29:44 ID:0Z9i21KM0
>>33
子孫が、メインの元朝に加えて、四大ウルスの一つを創業したからね。

35: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/03/30(日) 22:30:45 ID:5dLUVIer0
襄陽で何年も篭城した人の評価が低いと思う

37: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/04/30(水) 22:23:52 ID:ZcImf/H30
>>35
呂文煥は高く評価されるべきだけど、
モンゴルの英雄として評価されちゃうと、本人的には不本意かもねえ。

74: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/24(日) 19:19:26.63 ID:dmlFcC490
横山光輝のマンガを読んだとき、印象に残っているのはボオルチュかな

75: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/27(水) 10:21:35.03 ID:k5w8MvdO0
横光版でチンギスがカサルに言う台詞が
「おまえはいつも言ってただはないか。草原のごとく広がれ。海のごとく布陣せよと……」

これってモンゴル軍の基本戦術なんだな。
どうやら弓騎兵に特化していたわけじゃないって最近分かってきたが、こんなところに真実があったんだな。

76: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/31(日) 15:00:24.28 ID:cwPorZt70
彼らは海をみたことがあったんかな。

それはそうと最近思うけどチンギスの代わりにジャムカ
ティムールの代わりにトクタミシュみたいな存在がいたけど
トクタミシュはともかくジャムカがチンギスに代わってたら、その後の征服はできたんかねえ。チンギスだからできたのか
あるいは環境決定論的な事が起きたのか

77: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/02/05(金) 08:15:24.67 ID:r8x8BNyH0
難しいよね。ワン・ハンにしろ、モンゴルを統一するということが前代未聞だからモンゴルを統一したものが
チンギスの役割を果たすことも全然考えられると思うけど。

78: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/03/03(木) 02:56:41.83 ID:BhCT8LoX0
ジャムカはチンギスほど寛容ではないようだから難しいだろうなあ

引用元: ・ⅡⅡ モンゴル帝国の英雄たち ⅡⅡ


A1ISnKCa54L._SY522_
大モンゴルの世界 陸と海の巨大帝国 (角川ソフィア文庫) Kindle版 杉山 正明 (著)