1: 世界@名無史さん 2005/08/12(金) 01:47:37 0
あるいは誰が主人公の小説を読みたい?

俺はフリードリヒ1世(バルバロッサ)ね








13: 世界@名無史さん 2005/08/12(金) 03:47:05 0
東ローマ皇帝ヘラクレイオス一世。

「シリアよさらば」の台詞に人生の無常を感じて泣きたい。

15: 世界@名無史さん 2005/08/12(金) 08:05:37 0
あるカザフ人の羊飼いの生まれてから死ぬまでのひたすら羊の世話をする淡々とした生活の描写。

17: 世界@名無史さん 2005/08/12(金) 10:43:59 0
鄭和を主人公とした冒険活劇。
夜行性の国とか、獣人の国とか、機械人の国とか、遠い不思議な国々を鄭和の艦隊が旅して行き、トラブルを起こしたり解決したりする連作。
ストーリーの基本構造は《スター トレック》と同じ。

19: 世界@名無史さん 2005/08/12(金) 11:45:01 0
>>17
イリアッド読め

20: 世界@名無史さん 2005/08/12(金) 15:00:56 0
>>19
オデュッセイアでは?

22: 世界@名無史さん 2005/08/13(土) 08:44:01 0
海、それは最後のフロンティア。
そこには漢民族の想像を絶する新しい文明、新しい珍獣が待ち受けているに違いない。
これは中華帝国最初で最後の試みとして、7回の調査航海に出航した鄭和艦隊の、驚異に満ちた物語である!

23: 世界@名無史さん 2005/08/13(土) 09:46:24 0
>鄭和
宦官のセクシュアリティとかも主題にしたら結構すごい話になりそうだ。

24: 世界@名無史さん 2005/08/13(土) 11:39:46 O
『三宝太監南海周遊記』とかいう(題名うろ覚えスマソ)演義があったはず。
原案の一つとしてつかえるかな?

25: 世界@名無史さん 2005/08/13(土) 15:27:44 0
三宝太監西洋記だろ。
原案になるも何も>>17のストーリーそのままだよ。

28: 世界@名無史さん 2005/08/13(土) 22:15:56 0
少年~青年期イエス、空白の十数年間の謎を小説に!

30: 世界@名無史さん 2005/08/14(日) 05:20:16 0
シャジャル・アッドゥッルその周辺

34: 世界@名無史さん 2005/08/14(日) 10:56:10 0
ド・ゴールはどうよ。
大河小説向きの見せ場の多い男だ。

35: 世界@名無史さん 2005/08/14(日) 12:31:40 O
レオン・トロツキーの一生を大河で。

38: 世界@名無史さん 2005/08/25(木) 03:00:14 0
張学良が父を殺された恨みをもち蒋介石を監禁して説得し中国をひとつにまとめるまでの話。

48: 世界@名無史さん 2005/09/04(日) 18:58:08 0
ティムールの青年時代から中国遠征途上で病死するまでの一代記を読んでみたい。

52: 世界@名無史さん 2005/09/19(月) 14:27:13 0
>>48
ご当地なら大河ドラマくらい既に放送されていそう。

59: 世界@名無史さん 2005/10/26(水) 18:34:52 0
>>48
「草原の彗星」とかいう小説があったはず

49: 世界@名無史さん 2005/09/04(日) 20:39:14 0
小ピット視点でナポレオン戦争をイギリス側から見つつ、後の大英帝国の基礎を作った人たちの泥臭い話が読みたい。

50: 世界@名無史さん 2005/09/04(日) 23:01:03 0
>>49
活劇と言うよりドキュメントだね

51: 世界@名無史さん 2005/09/06(火) 18:31:28 0
14世紀以降のビザンツ帝国なら、さそいい被虐的小説になると思うが

55: 世界@名無史さん 2005/10/24(月) 21:50:35 0
ニキアス
アテナイの良心
悲劇の人
糞DQNのクレオン、アルキビアデスと対比して

58: 世界@名無史さん 2005/10/25(火) 23:12:36 O
フリードリヒ2世とアル・カーミルのダブル主人公

60: 世界@名無史さん 2005/10/29(土) 21:45:05 0
曽国藩

非常に内省的でウジウジした青瓢箪であり、またかなりの戦下手でありながら、抱え込んだ私軍が抜群に優秀なおかげで軍功を重ね、ついには出世しすぎて身の振り方に困り果てる。

63: 世界@名無史さん 2005/11/03(木) 00:30:24 0
西欧が覇権を握る[この歴史]の起点となったのはポルトガルのアフリカ探検で、
それはエンリケ航海王子という一人の個人によって引き起こされた事象である。

その人がいなくても、どのみち別の誰かがやっただろう……という、「時代の流れの必然」というべき事象も歴史の中には多い。しかしアフリカ探検は、そういう「時代の流れの必然」ではなく、その時期までの西欧の歴史の慣性は、その方向には向かっていなかった。
だが、エンリケが一人で流れの向きを変えた。
大航海時代・新大陸発見・西欧による世界の統合……と続く、将棋倒し的な大変動の最初の駒を、エンリケは倒したのだ。

この世界史的重要性のわりには、エンリケ航海王子の知名度は低い。
もっと小説や映画で語られ、知られていい人物だと思う。

64: 世界@名無史さん 2005/11/03(木) 03:04:12 0
個人的には読みたいけど、船酔いしてゲロ吐きながら名言吐かれてもなあ。

ヨーロッパ躍進の機転ならカール・マルテルをトゥール・ポワティエの戦い以後の教会領の没収と騎士団創設込みで死んだ翌年シャルルマーニュが生まれるところまでつなげないか?

66: 世界@名無史さん 2005/11/25(金) 22:21:12 0
>>64
>船酔いしてゲロ吐きながら名言吐く

逆にかっこいいじゃないかそれ!!

65: 世界@名無史さん 2005/11/03(木) 16:34:13 0
アブー・ヌワースを主人公にして、アッバース朝バグダードの栄華と頽廃を書けば腐女子に受けそうだ。
副主役はハールーン・アッラシードで。

66: 世界@名無史さん 2005/11/25(金) 22:21:12 0
>>65
腐女子受けが必要なのか?w

67: 世界@名無史さん 2005/11/25(金) 22:27:26 0
どうせアッバース朝ならアブー・ムスリムの勝利と没落がいい。

タイトル「黒衣の帝国」
主要登場人物
・アブー・ムスリム
・ジヤード・イブン・サーリフ
・マルワーン2世
・アブー・アル・アッバース
・アル・サッファーフ(マンスール)

サブキャラ
・アブドル・ラフマーン1世
・高仙芝将軍

68: 世界@名無史さん 2005/11/26(土) 10:37:02 0
>>67
面白そう。
個人としてのアブー・ムスリムの人格や背景は史料にほとんど記述されてないから、作家の腕の見せ所だろうね。

69: 世界@名無史さん 2005/11/26(土) 11:26:08 0
偽ドミトリー一世の野心と栄光、そして破滅にいたるまで。

20代の若さ、そして、一説には奴隷あがりとまで言われるほどの出自でありながら、時流に乗って一時は全ロシアのツァーリにまでなりあがったんだから。
他の偽ドミトリーたちに比べれば本人の才覚という点でも間違いなく優れている。

70: 世界@名無史さん 2005/11/27(日) 02:57:38 0
ザクセン選定候モーリッツは明智光秀タイプで歴史小説の題材には良さそう。

宗教改革の最中、新教派の代表諸侯のザクセン選定候家の分家の身分でありながら、神聖ローマ皇帝カール5世の選定候位を本家から剥奪して与えるという餌に飛びつき裏切り新教派を崩壊させてしまう。その過程で舅のヘッセン方伯をも皇帝の捕虜にさせる。かつての仲間である新教派の諸侯からは領地からもじって「マイセンのユダ」と呼ばれる。
選定候位を得るとともに、皇帝の信頼を獲得して最後まで抵抗する新教派の都市マクデブルクを討伐する司令官に任じられ大軍を与えられる。だが皇帝の圧勝による権力強化を嫌い、マクデブルクの包囲を解き、皇帝のいるインスブルックを急襲し、皇帝はやっとのことで脱出。結局旧教派の皇帝も妥協しアウグスブルグの宗教和議が成立し、皇帝権は失墜していく。


71: 世界@名無史さん 2005/12/13(火) 22:01:38 0
マルクス・アグリッパかなあ。わざとアウグストゥスは外して。
資料が少ないのが難点だけど、腐女子受けはしそう。

73: 世界@名無史さん 2005/12/27(火) 19:53:41 0
コンスタンティノス11世

86: 世界@名無史さん 2006/01/29(日) 13:15:16 0
>>73
このスレはマゾが多いな

74: 世界@名無史さん 2005/12/27(火) 23:52:38 0
ドレークかなぁ・・・
エリザベスから騎士の称号貰ってスペインの無敵艦隊破るし。

75: 世界@名無史さん 2005/12/29(木) 15:51:17 0
意表を突いてカオナボ一代記。
カリブ族との闘い、コロンブスとの遭遇、蜂起と制圧、最後はマドリード行きの船に乗せられ遭難死・・

81: 世界@名無史さん 2006/01/22(日) 17:06:22 0
ムサイリマ

イスラームに敗北したアラビアの教祖の物語・・・

83: 世界@名無史さん 2006/01/28(土) 21:53:35 0
ユスティニアヌス。
小説の要素がすべてそろった人生。

84: 世界@名無史さん 2006/01/29(日) 05:21:37 O
匈奴のボクトツゼンウの小説読みたい

85: 世界@名無史さん 2006/01/29(日) 12:57:01 0
タレーラン
その強烈な生き残り手腕と老獪な政治手腕を探る

91: 世界@名無史さん 2006/02/03(金) 19:22:35 0
マジで大学の頃、古代アテナイの将軍ニキアスを主人公にした小説を書こうかと考えたことがある。
結局、資料がろくすっぽ無かったし、なにより自分の文才が信用できなかったので、書こうと考えるだけで終わってしまったが。

要するに、ペロポンネソス戦争時、アテナイはアルキビアデスが主張するシチリア遠征を企てた。名門の生まれの将軍ニキアスは無意味な遠征だと反対したが、衆愚政治の中で、遠征は可決されてしまい、しかもよりによってニキアス自身が遠征軍の総大将とされてしまった。
それでも神々に対して信心深く、有能なニキアスはなんとかシチリア遠征を成功裏に納める直前までいくが、偶然日食があり、信心深いニキアスはその間、神の怒りに触れることを恐れて軍事行動を控えることにした。
それが裏目に出てしまい、最終的にはアテナイ遠征軍は全滅の憂き目を見ることになる。

ニキアスは名門の生まれで有能、しかも功成り名を遂げたうえに、信心深く、人格者でもあった。故郷アテナイが間違った進路をたどろうとしたときにはあえて反対するが、その間違った決定ですら名門生まれの人間として潔く服し、しかも成功を収める一歩手前までたどり着く。
ところが偶然(自然現象)と神々への信心深さとが徒(あだ)となり、不運に見舞われてしまう。

つーか、プルタルコスのニキアス伝だけでも十分に悲劇だ。


101: 世界@名無史さん 2006/03/12(日) 19:33:16 0
リチャード獅子心王とサラーフ=アッディーンを主人公にした小説。
歴史がわかるだけでなく、二人の別々の視点から見ることによって読解力がつく。

108: 世界@名無史さん 2006/04/11(火) 11:32:17 0
ハイラム・ビンガム。
空軍パイロットにして下院議員にして考古学者。

インディ・ジョーンズのモデルになった御仁。
のちにマチュ・ピチュ遺跡を発見するお方。
映画と同じくロマンスも数多し。

113: 世界@名無史さん 2006/05/09(火) 23:40:58 0
ベルサリウス + ナルセス

題名は『将軍と宦官』てなかんじで。

118: 世界@名無史さん 2006/06/03(土) 13:18:29 0
呂后・則天武后・西太后

オムニバス形式の愛憎・権利欲・残酷物語

123: 世界@名無史さん 2006/06/20(火) 20:33:10 0
金の熙宗、海陵王、世宗
太祖の孫で従兄弟同士、両親(熙宗母と海陵王父)の再婚で義兄弟でもある二人。
金朝随一の実力者でありながら庶子であったがために帝位に就けなかった父を持ち自らもその庶子であった海陵王のコンプレックスとか、嫡流中の嫡流でありながら疑心暗鬼に陥って狂っていく熙宗との微妙な関係とか。
もう一人の従兄弟後の世宗との関係とか三人の生い立ちから政権闘争まで描けば立派な大河ドラマになる気がする。

130: 世界@名無史さん 2006/06/30(金) 04:16:12 0
「異端審問の手続き」を書いたトゥールーズの異端審問官ベルナール・ド・ギー
信仰と良心の間で板ばさみになり苦悩するその姿を描く

132: 世界@名無史さん 2006/07/20(木) 18:49:12 0
なんといってもノートン一世一代記!

引用元: ・歴史小説書くなら誰を主人公にする?