東洋の名将（除く中国・モンゴル）

1: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/04/17(火) 19:05:20 ID:rndjLjk00

近代以前の東洋における名将を上げていかないか？

7: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/04/18(水) 15:45:06 ID:OdKWoxd40

國岡上廣開土境平安好太王こと高談徳（位391-412）。
百済と争い、また百済を援護し新羅に侵略した倭国をしりぞけ南に領土を広げ、西は後燕と争い遼東を占領した。

16: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/04/19(木) 12:42:10 ID:UOfV06FS0

とりあえず文句が出ないだろう地域で冒頓単于、完顔阿骨打、ヌルハチを挙げてみよう
インドだとマウリヤ朝のチャンドラグプタ、ハルジー朝のアラーウッディーン

24: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/04/22(日) 20:08:42 ID:j8g/ywEW0

西アジアを除いて、いくらか挙げてみる

・朝鮮
金ユ信

・東南アジア
チャンフンダオ、ヴォーグエンザップ

・インド
マウリヤのチャンドラグプタ、グプタ朝のチャンドラグプタ2世、アラー・ウッディーン・ハルジー、アクバル

・アフガニスタン
ガズニ朝のマフムード、シェール・シャー・スール、アフマド・シャー・ドゥラーニー

・北・中央アジア
冒頓単于、檀石槐、トゥグリル・ベグ、完顔阿骨打、耶律大石、ヌルハチ

ティムールはモンゴルに入るのかどうかわからんので保留、もしOKならトップで確定

25: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/04/22(日) 20:30:14 ID:iEepWGiz0

>>24
おお、サンクス。
詳しくは知らない人物ばかりだったのでググったりなどして調べてみた。

とりあえずチャンフンダオ。
チャンフンダオ（陳興道、チャン・クォック・トァン）
1257年、首都を制したものの食糧不足などが原因で撤退する元軍に追い討ちをかけ大勝を上げる。
1285年、再び侵攻してきた元軍に対しゲリラ戦を敢行、補給線を絶たれ動きが止まった元軍を総攻撃し撃退。
1286年、過去の失敗を反省した元軍は食料輸送の強化を兼ねて大船団を繰り出し陸海両面から侵攻。
これに対しまず食糧輸送船を襲い陸軍の足止めをしてから、大船団を潮の満ち引きなどを利用して壊滅させる。
さらに逃走する陸軍を伏兵をもってこれも壊滅させた。

26: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/04/22(日) 20:52:56 ID:IQL32nQY0

渤海も入れていいんだけど
大武芸とか、史書残ってないんだよなぁ

31: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/07/28(土) 14:40:45 ID:Pa8xqWqb0

インドだと他にゴーリーやブリトビラージャって武将もいたな。

34: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/07/28(土) 16:30:30 ID:VM5tSYBL0

>>31
ムハンマド・ゴーリーを撃退し、かえって領土を奪った
ホラズムのアラーウッディーン・ムハンマドはモンゴルさえ来なかったら名将として知られてたかもな

32: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/07/28(土) 15:44:52 ID:Y+2BN5l70

アンコール朝の復興者ジャヤヴァルマン６世
とか
スコータイ朝にメチャクチャにされたタイを一代で再統一したターク・シン
とかどうよ？

つか、東南アジアはおｋなのか？

34: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/07/28(土) 16:30:30 ID:VM5tSYBL0

>>32
アンコール朝を復興したのは7世じゃないか？

35: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/07/28(土) 18:40:19 ID:Y+2BN5l70

>>34
たしかに7世でした

で、今気付いたが、ジャヤヴァルマン7世もターク・シンも名将というより名君（？　少なくとも将軍より君主）に分類されるんだよな

33: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/07/28(土) 15:49:14 ID:Y+2BN5l70

ベトナム西山朝の阮文恵は名将に値すると思う

37: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/08/06(月) 00:01:34 ID:D5v+h8oW0

ソンツェン・ガンポ

38: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2007/08/06(月) 01:18:41 ID:g1ZE8DLf0

ソンツェンは具体的な軍事的功績がよくわからんのだが

64: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2008/06/08(日) 11:31:50 ID:hI1BcTQV0

ソンツェンより配下のガルトンツェン、ロンチンリン親子の方が優秀な気がする

43: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2008/02/02(土) 21:13:44 ID:PIO4D9mD0

国王が名将だったのか配下がが大暴れしたのかすらわかんない国もあるから困る。
アラー・ウッディーン・ハルジーの宰相の宦官マリク・カーフールてのがいたような。

44: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2008/02/09(土) 14:05:57 ID:7M3cJJCb0

黒歯常之

47: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2008/02/26(火) 19:20:59 ID:6lAtZpDuO

マリクカーフールはモンゴルとドンパチやってた頃にはまだおらんな。

48: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2008/02/26(火) 21:30:13 ID:zWrFQJ3W0

マイナーすぎて名前出されてもわからん
紹介文も添えてくれよ

50: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2008/02/26(火) 23:11:48 ID:6lAtZpDuO

ほな
マリク・カーフール
インド・ハルジー朝の宦官なおっさん。英主アラー・ウッディーンに仕えて南インド諸国を伐ち、これらを屈服せしめる。ハルジー朝はマウリヤ朝以来1500年ぶりにインドをほぼ統一したようなしてないような感じになる。
おっさんは後に権を専らにしてぶっ殺される。

57: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2008/03/12(水) 23:56:31 ID:mKGytpri0

乙支文徳なんてどうよ？
１００万を超える隋の大軍を何度も撃退した高句麗の英雄。

59: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2008/05/09(金) 06:38:34 ID:+9FlB7bU0

突厥の木杆可汗（ムカン）

60: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2008/05/16(金) 11:55:17 ID:YZubJqGT0

南詔の勧豊祐　

71: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2010/01/23(土) 15:12:27 ID:ydrvuy+s0

高句麗：クァンゲトデワン、オンダル、ウルチムンドク、カンイシク、ヤンマンチュン、ヨンゲソムン
百済：フクチサンジ
新羅：キムユシン
渤海：テジョヨン
高麗：ワンゴン、カンガムチャン、チェヨン
李氏朝鮮：イソンゲ

78: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2013/12/25(水) 22:11:07.52 ID:2VwihT7iP

>>71
漢字じゃないと分からんｗ

74: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2010/11/12(金) 15:08:53 ID:AETUDWKzO

匈奴や鮮卑や柔然や突厥の名将も紹介してくれ

80: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2014/01/02(木) 23:30:32.19 ID:mttqCjw30

>>74
突厥 : 伊利可干 始畢可干 阿史那默啜
契丹 : 李楷固 孫萬栄 李盡忠 耶律阿保機
女真 : 完顔阿骨打
靺鞨 : 乞四比羽 乞乞仲象(＝大仲象) 黑水兀児
匈奴 : 冒頓単于 呼韓邪単于 劉猛
鮮卑 : 檀石槐 拓跋什翼犍 拓跋珪 拓跋燾 慕容廆 慕容垂
柔然 : 郁久閭阿那カイ
ウイグル : 懐仁可干

79: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2014/01/02(木) 22:19:59.79 ID:mttqCjw30

高句麗 : 淵蓋蘇文 乙支文徳 羌以式 楊萬春 大仲象

新羅 : 金庾信

百済 : 階伯 興首 允忠 殷相 黒歯常之

81: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2014/01/04(土) 08:52:58.00 ID:Vd5soRiz0

>>79
追加

高句麗 : 温達 温沙門
百済 : 成忠

65: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2008/06/11(水) 14:46:38 ID:E3dMuJgN0

辺境諸国は国主以外の名前がなかなか出てこないからわからんのだよ

引用元: ・東洋の名将二十選（除く中国・モンゴル）

Comments

[1. 名無しの偉人さん]

東洋かどうかは微妙だけど、ホスロー１世アノーシルワーン

初期の統治やビザンツとの講和時には騒乱が起きたが、それらに適切に対処して改革を打ち出してササン朝ペルシアの黄金時代を現出させ、ササン・ペルシア最長の４８年もの長い統治を全うした。最盛期のビザンツ帝国とは自ら軍を率いて戦い、アンティオキアをはじめシリア方面の各都市を攻め落とした。だが、さすがにベリサリウスに勝つことは出来なかったが、これは相手が有能すぎるからだろう。東部戦線ではエフタルを相手にあまりいいところがなく、エフタルを倒したのは事実上突厥であった。晩年にビザンツに土をつけられていますが、総合すると強力な戦闘力を有する遊牧民以外には概して勝利を収めているのだから有能と見て間違いないと思います。

[2. 名無しの偉人さん]

インドマムルーク朝のアイバクも前歴がマムルークとして力を示しているんだか、君主と名将を兼ねているだろう

[3. 名無しの偉人さん]

ポロス (古代インドの王)

紀元前４世紀後半のガンジス流域では既に絶対的王権が確立しつつあったが、インダス地方ではまだ国王といえども有力貴族たちの意向は無視できなかったと思われる。しかしポロスはヒュダスペス河畔でパウラヴァ貴族たちを綻びなく統率し、戦後はこの地域の盟主とされた。

タクシラ王は彼を最大の敵としており、アレクサンドロスも「自分の勇気に見合う雄敵」と認めた。２メートルを越す巨躯を誇り、ヒュダスペス河畔の戦いでは巨大な戦象い乗って力尽きるまで前線で奮戦したという。
アレクサンドロス大王軍の前に結局惨敗したが、これは相手が相手だけに大きな減点にはならないだろう。ただ、戦象を過大評価していたふしがある。ちなみにマケドニア側の兵力は約４万５千とも１万数千ともいわれる。アレクサンドロスに処遇の希望を訊かれたポロスは「王として待遇せよ」とだけ答えた。アレクサンドロスがさらに問いを重ねると、「すべてはこの答えの中に含まれている」と言った。アレクサンドロスは彼の勇気と誇り高さに敬意を払い、彼に領国すべてを安堵したうえ友人として遇したという。

[4. 名無しの偉人さん]

さすがにティムールは外せないだろ

あ、モンゴル系だから外してんのかな？

[5. 名無しの偉人さん]

チャン・フンダオ（陳興道）のゲリラ戦の伝説は、ヴォー・グエン・ザップに受け継がれている気がするンゴねえ
それとは別系統で、チュン姉妹（徴姉妹）→趙氏貞→グエン・ティ・ディンみたいな女性の系譜もあるし
ベトナムはいつだって国家総動員で国を守るンゴねえ

[6. 名無しの偉人さん]

インドならナーナーサ−イブもいるでしょ。大反乱でイギリス軍を苦しめた。

[7. 名無しの偉人さん]

高句麗の安市城主

李世民直々の攻撃を凌ぎ切った名将のはずなんだが名前が残っていない悲しき武将

[8. 名無しの偉人さん]

>>3
ダレイオスⅢの敵討ちをしたアレクサンドロスもこれには苦笑い

[9. 名無しの偉人さん]

高校世界史で聞いた事があるのは耶律阿保機・完顔阿骨打・冒頓単于・ヌルハチ・チャンドラグプタぐらいかなぁ。
あとは、専門に東洋史を学んだ人じゃないと分からないのでは。

[10. 名無しの偉人さん]

記録がちゃんと残ってないと君主のみクローズアップされがちで、将軍とかは分からないね

タイだと、伝説が多すぎるがナレスワン王かな

[11. 名無しの偉人さん]

インドネシアのガジャ・マダ

マジャパヒト王国の宰相にして将軍で、インドネシア各地に侵攻してマジャパヒト王国の最盛期を築いた

[12. 名無しの偉人さん]

金庾信は新羅が朝鮮統一に貢献した名将なんだろうけど
どの辺までが唐のおかげなのかそこら辺気になるな

[13. 名無しの偉人さん]

>>4
24番のレスにありますよ。

[14. 名無しの偉人さん]

金允侯（キム・ユンフ）。13世紀中頃に活躍した高麗人。金允侯が生きた時代はモンゴル帝国の全盛期であり、高麗国に侵攻したモンゴル帝国軍の主将のサリクタイを射貫くことでモンゴル軍を撤退に追い込んだことで知られる。奴僕身分の民兵を率いて、その士気を高め存分に生かし、70日間の蒙古軍の攻撃部隊を前に篭城を完遂した功績は大きい。

処仁（しょじん）城(京畿道龍仁郡)居住、元は寺の住職。１２５３年第５次侵略では忠州城の司令官に赴任。奴僕出身兵士の前で､奴僕証文を焼却して彼らの士気を高め､その勢いに乗じて反撃、モンゴルを撃退した。総じて高麗の将はだらしないと後世に批判される中で、市井の人間が国を保たせた好例と言われる。政治に関わる立場ではなかった為、高麗の元への臣従は防げなかったが、戦術的能力は卓越していた。

[15. 名無しの偉人さん]

インドネシアのガジャ・マダ

東南アジア最後の大帝国・マジャパヒト王国の宰相。ジャヤナガラ王からハヤム・ウルックまで三代の王に仕え、マジャパヒトの全盛を築いた。ガジャ・マダの生涯と風貌はさまざまな伝説によって彩られている。呪術を駆使し、額に第三の眼を持つ異能の人とも語られる。

彼ははじめ王宮の親衛隊長であったが、1319年に反乱が起こると国王を守って都を脱出し、王とともに密林に潜伏しつつ首都の情勢を窺い、やがて都に乗り込んで反乱軍を見事に鎮圧した。この事件によって彼は頭角をあらわし、1330年に東ジャワの反乱鎮圧から帰るとトリブワナ女王によってマハー・パティ（首席大臣）に任じられた。そのときガジャ・マダは「すべての島々を服従させるまで私はパラパを行なわない」と誓ったという。ただ、このパラパというのが何を指すのかは不明である。

いずれにせよガジャ・マダはこれ以降一切の酒色を絶ち、従来の密教儀式に基づく平和外交を停止して武力政策に転じ、精力的に対外拡大を推進した。その結果マジャパヒト王国の版図はジャワ島を中心にバリ、スマトラ、スラウェシ、スンダ、カリマンタン、さらにマレー半島にまで及ぶ広大なものとなった。1357年に西ジャワのパジャジャラン王が暗殺されて群島の統一がなると、ガジャ・マダは拡大政策の終了を宣言。ここにマジャパヒト王国の最大版図が完成し、現代インドネシア国家の原型となった。その後まもなくガジャ・マダは私領に退き、もっぱら瞑想にふけり、やがて忽然と消え失せるように世を去ったという。

ガジャ・マダは積極的な対外政策の一方で内政にも力を注ぎ、立法や司法の面ですぐれた功績を残した。偉大な征服者・政治家として彼は東南アジアのビスマルク、インドネシア史上最高の英雄と讃えられている。彼の死後、あまりにも広汎なその職務は一人の人間にはとうてい捌ききれず、五人の宰相たちによって分掌されたという。

[16. 名無しの偉人さん]

インドは東洋なんか？
近代以前って。
東洋が世界デビューしたのは近代になってからやろ。
中国とモンゴルは除くって。
世界史の教科書レベルだと耶律楚材とかヌルハチぐらいか。
北方騎馬民族は何回も中国に攻め込んで中国滅ぼしてるけど
リーダーの名前までは世界史の教科書にも載ってないやろ

[17. 名無しの偉人さん]

>>16
世界史の教科書に載ってるかどうかなんて名将の話に大して重要じゃねぇだろ

[18. 名無しの偉人さん]

>>16
インドは東洋だろ、西洋もアメリカも世界デビューは大航海時代からつまり近代だよ。

[19. 名無しの偉人さん]

セルジューク朝のアフマド・サンジャル

教科書どころか概説書からも無視されがちだけど、
マリクシャー以後の分裂時代に本家をまとめただけでなく、
東方諸国を征服して最盛期に匹敵する領土を誇った
西洋の中東・シルクロード系概説書はこの時代については、
屋上屋を架す十字軍叙述に夢中でサンジャルをスルーしまくる
日本のだって一言言及があればいいほう
これどうにかすべきなんだよね
永楽帝以後の歴代明朝皇帝の事績や土木の変などのモンゴル大事件とかを無視して、
倭寇や王直の話しかしない東アジア中近世史概説をやってるみたいなもん

[20. 名無しの偉人さん]

初期イスラームの名将ハーリドは欠かせない。