1: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:02:24 ID:SW74
騎士道小説みたいなのじゃなくてもうちょっと歴史ものなやつ








3: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:04:17 ID:DpoM
三銃士

5: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:06:19 ID:SH1o
ローランの歌とか?
『ローランの歌』は、11世紀成立の古フランス語叙事詩(武勲詩)である。
『ローランの歌』は、シャルルマーニュの甥であるローランを称える、約4000行の韻文十音綴から成る叙事詩である。レコンキスタの初期の戦いともいえる、シャルルマーニュ率いるフランク王国とイベリア半島のイスラム帝国の戦い(ロンスヴォーの戦い)を描いた物語である。

もともとは、ローランを支持するブリトン人が歌っていたといわれているが、その後メーヌに、アンジューに、ノルマンディーに広まり、国家規模で歌われるようになって行った。『シャンソン・ド・ジェスト』のように、フランスの偉大なる英雄をたたえる詩としては最初のもので、愛国歌の先駆的存在ともいえる。


6: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:10:36 ID:SW74
>>5
なんか叙事詩多いよな
英雄を讃えた詩やから三国志みたいに詳しい歴史とか伝わってこないこと多い気がする

10: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:18:14 ID:SW74
中国文学も史実ってテイで話盛りまくってるみたいな感じあるやろけど、英雄叙事詩系はそもそも詩人が聞いた話をもとに酒場で適当にホラ吹いてるだけやしな

12: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:19:14 ID:9EM5
>>10
演義の方とか大体創作らしいやん

14: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:24:37 ID:SW74
>>12
歴史小説やしな
ジャンル的には水戸黄門と同じ

15: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:25:21 ID:9EM5
>>14
せやな
封神演義とかそっち系よな

19: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:32:09 ID:SW74
>>15
中世とかの癖に娯楽に小難しい群像劇とか読むあたり、文学レベル死ぬほど高そう

22: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:36:43 ID:XVlw
>>19
もともと劇だろ。庶民は本としては読んでないだろ。

23: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:38:51 ID:9EM5
>>22
確かに庶民には劇として浸透してそう
でも聊斎志異で怪談ブーム見たいのも起きてたからそれだけとは言えんかもな
『聊齋志異』(りょうさいしい、聊斎志異)は、中国の清代前期の短編小説集。

作者は蒲松齢(1640年(崇禎13年) - 1715年(康熙54年))。藤田(1954)によれば「中國古来の筆記小説の系統を引く數多い文語體の小説の中に在って、短編小説として最も傑出しているということは、既に定評となって」おり、今井(2010)によれば、怪異文学の最高峰と言われている。


11: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:18:45 ID:XVlw
ガリア戦記とかあるだろ。
『ガリア戦記』は、共和政ローマ期の政治家・軍人のガイウス・ユリウス・カエサルが自らの手で書き記した、「ガリア戦争」の遠征記録である。

指揮官カエサル自らが書いた本書は、もともとは元老院への戦況報告の体裁を取っていたと考えられ、文中において自己に言及するときは「カエサル」もしくは三人称で書かれていることが特徴である。また文中の所々にガリア人・ゲルマン人の風俗についての記述がある。


13: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:23:54 ID:SW74
>>11
主人公が自分で書いてる戦記で後世で有名なのって珍しいよな

16: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:27:14 ID:XVlw
>>13
アナバシスとかもある。

中国のは正当化のための歴史捏造。
西洋は体験記という印象。多少の誇張はあるだろうが、実際にすごいことやった奴が書いてる。
『アナバシス』(古希: Ἀνάβασις、古代ギリシア語ラテン翻字: Anábasis)は、古代ギリシアの軍人・著述家であるクセノポンの著作。クセノポンがペルシア王の子キュロスが雇ったギリシア傭兵に参加した時の顛末を記した書物である。


21: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:34:46 ID:5IYW
確かにヨーロッパ版のそういう話は聞いたことないな
アジアじゃ聞かないだけであっちでは有名な話もあるかもしれんけど

29: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:44:04 ID:SW74
>>21
ワイが知らないだけでなんかあるんやろなあと思ってスレ立てたわ
ヨーロッパは騎士と宗教に文学リソース割かれたんかな?
ロマン派全ブッパみたいな

24: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:39:52 ID:IBJA
中国は自国の正当性を示すために前の政権の歴史を事細かに編纂するからすごい

27: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:42:59 ID:SW74
>>24
貴族制と官僚制の違いなんかもなそこが
学のある人口が多いから情報操作ガチらないと納得してくれないみたいな
ほっといたら在野の変な奴が変なこと始めるし

31: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:45:14 ID:IBJA
>>27
制度のほかには思想として易姓革命って考え方があったからな

33: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:46:50 ID:IBJA
ローマ関連の話がそれにあたるんちゃう?
逸話も多いやろう

34: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:48:11 ID:IBJA
ガリア戦記
ローマ建国史
プロコピオスの秘史とか

35: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:51:34 ID:SW74
>>34
やっぱヨーロッパの文学文化はローマが頂点感あるよな
なんか解像度がダンチやもん
中国の記録魔的性質に近いものがローマにもある

36: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:53:03 ID:IBJA
>>35
所謂ヨーロッパがいいのならフロワサールの年代記とかやろうが
読みにくいし史料感がつよいかね
ジャン・フロワサール(1337年頃 - 1405年頃)は、中世の年代記作家。

フロワサールの年代記
全4巻からなり、1322年から1400年までの百年戦争前半における出来事がフランス語で記述されている。彼が自ら目撃したことや目撃者から直接聞き取った部分もあるが、以前に記述されたジャン・ル・ベル(Jean Le Bel)の年代記をコピーしている部分もある。


40: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:57:04 ID:SW74
>>36
これか、Wikipedia見ただけやけどめっちゃ面白そうやん
こんなんおんJ民に教えてもらわなかったら絶対知らんかったわ、ワイ世界史受けてないし
ほんまサンガツ
https://www.gutenberg.org/cache/epub/13674/pg13674-images.html

38: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:55:44 ID:XVlw
史書を都合よく残すことで自分らを正当化しとしたからだろ。
ヨーロッパはキリスト教が正義だったから、史書で正当化するという習慣がなかった。

41: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:59:39 ID:SW74
>>38
はえ~、面白い視点
中国が歴史でレスバトルしてた代わりに、ヨーロッパは教義でレスバトルしてた訳か
国と教会(宗教)がイコールじゃないのも中国との違いで面白いわね
というか中華が国の歴史としては異常すぎるのか

43: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 03:01:03 ID:XVlw
>>41
中国の影響受けてる国では珍しくないのでは。
日本も中国の影響で天皇が日本書紀・古事記の創作史書を作ってる。

47: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 03:04:51 ID:SW74
>>43
藤原氏が職権濫用して自分の先祖エピソード盛るのすき

48: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 03:05:48 ID:XVlw
>>47
そもそもそういうもんだぞ。
中国も一緒。倒した王朝を悪く書いて、自分らを正当化する。

37: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 02:55:07 ID:UXWI
読み感が三国演義ぽいのならトゥーキューディデースあるで
トゥキュディデス(紀元前460年頃 - 紀元前395年)は、古代アテナイの歴史家で、オロロス(Olorus)の子である。
代表作は、ペロポネソス戦争を実証的立場から著した『戦史(ペロポネソス戦争の歴史)』である。
トゥキュディデスは、この戦争に将軍として一時参加したが、紀元前422年のトラキアのアンフィポリス近郊での失敗により失脚し、20年の追放刑に処された。このため、スパルタの支配地にも逗留したことがあり、この時の経験によって双方を客観的に観察することができたとも言える。

45: 名無しさん@おーぷん 25/05/12(月) 03:03:09 ID:SW74
>>37
岩波文庫か何かと勘違いしそうなくらいの語り口やな
古代のくせに文明進みスギィ!と毎回思うわ
https://www.gutenberg.org/cache/epub/7142/pg7142-images.html

引用元: ・ヨーロッパ版三国志みたいなのってないの?