1: 世界@名無史さん 2019/08/02(金) 15:21:55.70 0
古今東西、食文化の歴史について語りましょう。








871: 世界@名無史さん 2023/07/22(土) 19:07:33.66 0
炒飯をfried riceと呼んでるのを見て驚いた
西洋の炒飯は揚げ物なんか?

874: 世界@名無史さん 2023/07/26(水) 16:19:03.76 0
>>871
目玉焼は fried egg
それを作るための加熱用具は fry-pan もしくは frying pan
法蓮草のバター炒めは butter fried spinash

炒めると揚げるに区別なく要は油脂を介して加熱すればfry。
区別したければ、炒めたものは pan-fried、揚げたものは、deep-fried

ちなみにガイジン的にはfryは、サクサクカリカリでなく、くったりしんなり。
酒でヘベレケになった状態を、get fried という(get drunk と大体同じ)

875: 世界@名無史さん 2023/07/31(月) 03:01:21.03 0
フライドチキンはスコットランドが発祥だそうだけど、揚げ物を作れるような食用油と燃料が多量に手に入る土地なのかな
燃料は泥炭?油はひょっとして魚油とか?黒人のメイドが改良して今の味だから、もともとはもっと薄味だったのかもしれないけど

878: 世界@名無史さん 2023/08/11(金) 19:06:34.16 0
>>875
ラードで揚げたとか?

876: 世界@名無史さん 2023/07/31(月) 22:19:29.18 0
菜種油じゃね?
アブラナは寒い地域の方が取れるらしいし。

894: 世界@名無史さん 2023/08/19(土) 17:36:49.81 0
桐の漆器を買おうかなと物色していたら日本製と書いてはいても原木(外国産)とあるので躊躇していた。
米櫃だと袋ごと放りこめば直接食材に接することもないし、まあいいかと注文。

届いたのをみると外国産(北米)とあって、なんとなく外国産=中国と決めつけていたことに
変な笑いがこみあげてきたw

895: 世界@名無史さん 2023/08/21(月) 21:57:35.69 0
漆といえば、韓国には漆で煮込んだ鶏料理「オッケタン」がある
https://plaza.rakuten.co.jp/arichin/diary/201210280000/

900: ウムウル 2023/09/05(火) 20:36:15.01 0

901: 世界@名無史さん 2023/09/06(水) 14:29:25.73 0
フィンランド辺りだとネガティブリスト的に食べたら危険なキノコを数種覚えておけば後はだいたい食べられるということだけど、生物多様性の少なそうなイギリス辺りでも、すでに毒キノコはうっかりしたら「当たり」を引くレベルに種数が結構多いのか

902: 世界@名無史さん 2023/09/06(水) 14:31:03.87 0
北緯50度付近はまだ食毒含めキノコの伏魔殿か
もっと緯度の低く雨の多い日本で素人判断でキノコ採りをすることがいかに危険か

905: 世界@名無史さん 2023/09/07(木) 06:36:52.57 0
すでに『今昔物語』に、毒キノコによる毒殺未遂事件の逸話が載っている。
『遠野物語』でも、座敷わらしに去られた家が毒キノコ中毒で一家全滅とか

906: 世界@名無史さん 2023/09/07(木) 07:48:40.33 0
食べられる茸に共通な特徴はなく、毒茸も同様に特徴はないので、個々の種ごとに覚えるしかない、と聞いた。

907: 世界@名無史さん 2023/09/07(木) 08:59:09.27 0
それが別の土地に行くと
またやり直しと

33: 世界@名無史さん 2024/01/06(土) 12:53:24.85 0
タイの国民的調味料ナンプラーが、実はたった100年ほどしか歴史がないことにびっくりした
元はタイに輸入されていたベトナムのニョクマムで、そのニョクマムも中国由来という説もある
ナンプラーが日本のいわゆる「ソース」(約130年)より短い歴史とは

43: 世界@名無史さん 2024/01/08(月) 15:08:25.00 0
魚醤はもちろんそれまでもあったけど、液体の物を国産化できたことで下々に至るまでタイ料理のレベルアップになったんだろうな
ヌクマムが輸入品でしかも発酵させたものの上澄みとなるとそれなりの高級品だっただろう

45: 世界@名無史さん 2024/01/08(月) 16:02:15.21 0
タイの発酵調味料は
大豆系
エビ、魚などの魚醤(ペースト)系

で後者のうちナンプラーが日本では有名

36: 世界@名無史さん 2024/01/06(土) 13:46:41.23 0
タバスコ(1865)
オイスターソース(1888?)

40: 世界@名無史さん 2024/01/08(月) 06:45:33.73 0
マギーブイヨン(マギーキューブ(1908))

37: 世界@名無史さん 2024/01/07(日) 10:13:28.92 0
@意外な関係
リシュリュー公爵(枢機卿) 尖ってない食事用ナイフ
リシュリュー公爵(枢機卿の大甥) マヨネーズ

54: 世界@名無史さん 2024/01/11(木) 12:58:16.31 0
紅茶の産地は旧イギリス領が多い
マラウィ、ケニアなど

55: 世界@名無史さん 2024/01/11(木) 16:01:46.86 0
お茶の葉っぱは基本的に同じもので、それを緑茶にするか紅茶にするかは、製法上の違いだけなんだよね。
”北限の茶所の紅茶”なんてのを飲んだ事が有るけど、丸い味で飲みやすかったですね。

58: 世界@名無史さん 2024/01/12(金) 15:46:47.44 0
もともと同じ葉っぱで発酵させるか発酵させないか
蒸気で蒸したり窯でいったり

のちに品種を分けるようになった
紅茶向きのアッサミカ系(インド種)

緑茶向きのシネンシス系(中国種)

96: 世界@名無史さん 2024/01/27(土) 12:02:48.53 0
>>58
紅茶のいっちゃん有名な産地ダージリンで栽培しているのはシンネンシス型で、ダージリンのある州は西ベンガル州でアッサム州の隣

108: 世界@名無史さん 2024/02/01(木) 14:39:06.89 0
>>96
国産紅茶も当然シネンシス種だよな
紅茶と緑茶は同じ種類の木からできるというのは半分正解で半分間違いか

118: 世界@名無史さん 2024/02/09(金) 00:04:38.48 0
>>108
国産紅茶はハイブリッド型。
初期は、やぶきた品種で作られていたけれど、今は。殆ど、アッサム方とシネンシス方の交配で作られた、べにふうき品種・べにひかり品種ばかりになっている。

81: 世界@名無史さん 2024/01/14(日) 10:47:01.40 0
紅茶・緑茶 ツバキ科
マテ茶 イェルバ・マテの葉っぱ、モチノキ科
ルイボスティー 南アのマメ亜科
バナバ茶 フィリピンのミソハギ科サルスベリ属
ハーブティー 古代ギリシャなどのシソ科シデリティス属

119: 世界@名無史さん 2024/02/09(金) 01:08:23.10 0
アッサムは中国頼みの茶をなんとか自家産化したいと、イギリスがプラントハンターに探させたのが元だけど、イギリス人が「発見」する前にもシネンシスみたいに地元住民による長い利用の伝統は密かにあったのかな
それともイギリス人の「発見」までは密林の中のただの木?

122: 世界@名無史さん 2024/02/09(金) 12:23:03.75 0
>>119
ダージリンに茶プランテーション作った時にはまだアッサム茶樹は未発見でシネンシス型の茶樹を植えていたで。

123: 世界@名無史さん 2024/02/09(金) 18:23:46.38 0
伝説によれば、ウーロン茶の様な半発酵茶が英国に運ばれるまでにさらに発酵が進んでしまったのが紅茶である、とか言う話。
信じるかどうかはあなた次第。

125: 世界@名無史さん 2024/02/10(土) 12:31:38.05 0
>>123
これは多分語句の混用から。
中国語・日本語でいう「紅茶」は、英語で「black tea」。

紅茶もウーロン茶も、製法は自己醗酵(酵素醗酵)を利用。
殺青はせず、茶葉の持ってる酸化酵素で醗酵し、乾燥を以って醗酵を停止。
日本で十把ひとからげに「ウーロン茶」と言われている中には、醗酵の度合の浅い順から、白茶、黄茶、青茶とあって、鉄観音とか水仙とか凍頂とかは青茶。
紅茶はほぼ酸化し尽くした状態だけれど、製法自体は、醗酵にに取る時間が長いか短いかくらいの差。

中国語で「黒茶」というのもあって、これは、茶葉自体の酵素による醗酵に加えて、微生物で二次発酵させたもの。
醗酵に使う微生物は、乳酸菌、コウジカビ、クモノスカビ、ケカビ等。
一時期ダイエット食品として流行った普洱茶や、チベット人やモンゴル人が好む煉瓦状や円盤状に押し固めた磚茶や餅茶やらが「黒茶」の分類。
遠方に運ぶ目的で青茶や紅茶を乾燥する前に型に詰めて押し固めて、運ぶ段でもしくは中継地の倉庫で二次発酵することが多かった。

で、運ぶ途中で二次発酵する「黒茶」と、英語で紅茶を言う「black tea」をゴッチャにして言い出したのか単なる勘違いかで、支那から欧州まで赤道を二度越えて運ぶ船倉で……という話がでっちあげられた。

127: 世界@名無史さん 2024/02/11(日) 05:40:11.70 0
>>125 
飼いならした微生物じゃなくて自然な微生物作用を利用する感じか
ロットによっては悪い微生物が繁殖して「当たる」お茶もあったのかな

128: 世界@名無史さん 2024/02/13(火) 04:24:15.42 0
日本の紅茶の一大産地

神奈川県寒川町

129: 世界@名無史さん 2024/02/13(火) 14:46:49.69 0
>>128
よくある産品そのものに競争力の無い産地が目新しいことを始めたパターンなのか、都市近郊の観光農園なのか。

189: 世界@名無史さん 2024/03/10(日) 12:59:54.20 0
>>129
午後の紅茶の工場がある
静岡で茶葉を仕入れて神奈川県の東名高速道路沿いの工場でボトルつめて関東に供給する

埼玉・群馬・栃木の高速道路沿いに同様の仕組みの工場が多い

92: 世界@名無史さん 2024/01/25(木) 13:30:19.32 0
ビールって昔からずっと親しまれてる飲み物だけど、ビールと言えば泡だよね、炭酸だよねってなったのは近年だよね?
昔は、今で言うぬるくて気の抜けたビールを飲むのが当たり前だった?

93: 世界@名無史さん 2024/01/25(木) 22:45:36.59 0
もともと冷やさない常温でしょう

94: 世界@名無史さん 2024/01/27(土) 00:16:36.55 0
シナモンとか入っているホットビール

95: 世界@名無史さん 2024/01/27(土) 08:28:39.88 0
ビールの泡はホップの影響
イギリスはホップの無いエールがあるというが飲んだことがない

97: 世界@名無史さん 2024/01/27(土) 21:33:15.23 0
実際、英国系なエールとかアイルランドのギネスとか缶入りの奴を飲んだことあるけど、炭酸が弱めだと思った問題。

98: 世界@名無史さん 2024/01/28(日) 08:52:47.68 0
昔のスタイルでビール飲んでる人とか、出すバーとかあるのかなあ

99: 世界@名無史さん 2024/01/28(日) 19:52:33.95 0
>>98
樽に斧が刺さっていて、斧をずらして注いだり止めたりするとかいうのか?
杯は牛の角で、置けないから一気飲みするしかないというような。

100: 世界@名無史さん 2024/01/29(月) 11:07:44.21 0
それ面白そうだな、行ってみたいw

101: 世界@名無史さん 2024/01/30(火) 01:56:00.34 0
ヨーロッパの時代劇でアングロ人やヴァンダル人やデーン人がクソ蛮族ってふうに描写される中でビールの樽の鏡板に斧を刺して牛やら羊やらの角の杯で飲んでるじゃないか。

102: 世界@名無史さん 2024/01/30(火) 02:48:07.42 0
人間の頭蓋骨で作った酒杯ってのが、世界各地の文明でよく使われていたって話。

103: 世界@名無史さん 2024/01/30(火) 12:23:25.50 0
頭頂部の平たいところだけで作ったのか、目や鼻の穴を塞いで使ってるのかで禍々しさがだいぶ変わるな

引用元: ・食物と酒、嗜好品の歴史@世界史板 112皿

引用元: ・食物と酒、嗜好品の歴史@世界史板 111皿目