1: 依頼スレ 2006/10/25(水) 09:06:00 ID:ev4vjFcD0
三皇五帝とそれに関わった人物をのっそり語りましょう
三皇五帝(さんこうごてい)は、最初の世襲王朝夏の以前の中国の神話伝説時代の帝王。
後々の世まで理想的な治世を施した存在として帝王となる者の理想の姿とされた








2: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/10/25(水) 09:52:30 ID:HyYQq4GsO
三皇五帝にはさまざまな説があるんだな

3: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/10/25(水) 13:09:15 ID:U6V65n6EO
>>2
後付けで設定が曖昧な人物が多いから仕方ない。例えば、黄帝は儒教と道教で別々に話が存在する。

4: 奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. 2006/10/25(水) 20:35:26 ID:2+nBQSXw0
天皇・地皇・人皇
伏羲・女[女咼]・神農

三皇は絶対後付けだよなあ。

6: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/10/25(水) 21:18:33 ID:I85tXdK20
>>3-4
他に三皇だけでも
燧人・伏羲・神農説
伏羲・祝融・神農説
伏羲・神農・共工説
伏羲・神農・黄帝説 もあるそうで。

三皇五帝の概念は漢代に定着したということらしいね。
共工(龔工、きょうこう)は、古代中国神話に登場する神。四罪のひとりにあげられている。

姿は人面蛇身、洪水を起こす水神とされている。『管子』「揆度」の描写では朱色の髪を持つとされる。『路史』での記述に従えば、祝融(しゅくゆう)の子供であり、炎帝の一族にあたる。
九首人面蛇身の家来である相柳(そうりゅう)を従え天下を乱し、不周山を破壊することで大地の崩壊をも引き起こした悪神として伝説では描写されるが、乱を起こした時代は文献ごとに定まっておらず、年代順に並べると以下の時期が並んで存在している。


7: 奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. 2006/10/25(水) 21:20:01 ID:2+nBQSXw0
燧人と炎帝、炎帝と神農は同一説もあるしさ。
共工まで出るとそれはちょっと、と思うけど。

8: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/10/26(木) 21:59:17 ID:YK3MNVS00
この年代で人間の姿をしているのはゲイくらいなんだろうか?

9: 奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. 2006/10/26(木) 22:00:21 ID:jsCxPhiS0
半蛇だの蛭の親戚だの亀だのばっかりだもんね。

10: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/10/27(金) 00:08:30 ID:X6f4Dp+60
太陽が10個あったって、どれだけまぶしいんだか
羿(げい、拼音: Yì イー)は、中国神話に登場する人物。弓の名手として活躍したが、妻の嫦娥(姮娥とも書かれる)に裏切られ、最後は弟子の逢蒙によって殺される、悲劇的な英雄である。


羿射九日

天帝である帝夋には羲和という妻がおり、その間に太陽となる10人の息子を産んだ。この十体の太陽はそれぞれ鳥に乗せられていて普段は極めて巨大な神樹である扶桑树の所で生息や入浴をしていた、そして交代で1日に1人ずつ地上を照らす役目を負う、この十日を一旬と呼ばれることになる。

ところが帝堯の時代に、太陽達が遊びたくて、いっぺんに現れるようになった。地上は灼熱地獄のような有様となり、作物も全て枯れてしまった。このことに困惑した帝堯に対して、天帝である帝夋はその解決の助けとなるよう、天から神の一人である羿をつかわした。

帝夋は羿に彤弓(紅色の弓)と素矰(白羽が飾った弓矢)を与えた。羿は、帝堯を助け、初めは威嚇によって太陽たちを、元のように交代で出てくるようにしようとしたが効果がなかった。そこで、1つだけ残して9の太陽を射落とした。これにより地上は再び元の平穏を取り戻したとされる。

12: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/10/27(金) 00:45:53 ID:IjmnEMpNO
>>10
同時に出たのは蜃気楼みたいなものだったと考えれば、一個分でしかない。神話的に考えれば、目は眩み地は枯れ果てるだろうね。

太陽十個といえば、どこかの少数民族の崇めていた巨人の神話が、天照大神が岩屋戸に隠れる逸話に似ている。

13: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/10/27(金) 10:09:46 ID:lNWZ84EDO
太陽が共通しているだけで、神話の系統としては別物でそ

14: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/10/27(金) 11:28:13 ID:IjmnEMpNO
>>13
あまりよく覚えてないんだが、太陽が洞窟に隠れる(月も一緒)、巨人とその他の動物が太陽と月が無くなって困る、大勢で行って出てくるように説得する、鶏が鳴く、力持ちの猪?が塞いでいるものを除けようとする。

15: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/10/27(金) 20:00:49 ID:fDBrCFgG0
淮南子にゲイの妻は嫦娥とありますが、この嫦娥、舜の妻と同一人物?でいいのかな?

ゲイの太陽10個話は旱魃話、その残った1個の太陽が隠れたままなかなか昇ってこなかったのは日食話かな。
中国古代の天文の考察本を図書館で借りて読んだのですが、この時期の記述はありませんでした・・・残念。

16: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/10/28(土) 08:00:27 ID:Z/8JLypmO
舜の妻は堯の娘ふたりだから違うかと。
月に逃げてガマガエルになった悪女だよね?
不老不死の薬

自らの子(太陽たち)を殺された帝夋は羿を疎ましく思うようになり、羿と妻の嫦娥(じょうが)を神籍から外したため、彼らは不老不死ではなくなってしまった。羿は万仭の崖を登り崑崙山の西に住む西王母を訪ね、不老不死の薬をもらって帰ったが、嫦娥は薬を独り占めにして飲んでしまう。

嫦娥は羿を置いて逃げるが、天に行くことを躊躇して月(広寒宮)へしばらく身をひそめることにする。そして、羿を裏切ったむくいで体はヒキガエルになってしまい、そのまま月で過ごすことになったと言う説もある(嫦娥奔月の項も参考)。

なお、羿があまりに哀れだと思ったのか、「満月の晩に月に月餅を捧げて嫦娥の名を三度呼んだ。そうすると嫦娥が戻ってきて再び夫婦として暮らすようになった」という話が付け加えられることもある。

21: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/10/28(土) 19:58:48 ID:KYLuUDHq0
>>16
そうですそうです、不老不死の薬を持ち逃げした女性のことです。

20: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/10/28(土) 19:43:04 ID:lyNnnONY0
黄帝の娘、魃カワイソス。
蚩尤戦での活躍に反してあの扱いだからね。
存在自体が平時では災害になってしまう身というのも不幸極まりないよ。
(ばつ、ひでりがみ)は、中国神話に登場する旱魃の神である。女神の「魃」は、『山海経』の「大荒北経」に記述がある。もとの名は妭(ばつ)。黄帝の娘である。古代においては「妭」と「魃」は同一の字だった。

黄帝が蚩尤と戦った際、蚩尤陣営の風雨を司る雨師と風伯に対抗して、体内に大量の熱を蓄えている娘の魃を呼び寄せて対抗した。魃が雨を止めることで無事勝利を掴んだ黄帝であったが、魃は力を使いすぎて天へ帰れなくなっていた。

魃の力はそこにいるだけで周囲に旱魃をもたらす。彼女を処刑することもできないため、やむなく黄帝は彼女を赤水河の北方の係昆山へ幽閉した。しかし魃は時折中原へやってきて旱魃を起こすので、人々は「神よ、北へ帰りたまえ」と言って魃を帰すのだという。


31: 黄緑 ◆/06cFHuang 2006/11/03(金) 01:21:33 ID:qigy1SfQ0
禹はさかなだったでFAでお願いします。
読みも一緒だしって説です(笑)

32: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/11/04(土) 01:11:12 ID:DMppIbBxO
禹は蛟龍

でもいいっすか?(笑)

36: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/11/06(月) 14:09:50 ID:V8MlL4X+0
>>32
蛟と龍の違いって?

37: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/11/06(月) 16:15:42 ID:/VpfAkWQ0
蛟は龍が成長する過程での名称で
大まかに蛇→蛟(蛟龍)→龍というように長い年月をかけて成長していく
という説の他に、龍の種類だとかいう説があったかと。

39: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/11/12(日) 00:42:51 ID:qenjQ+kY0
全長千里の燭龍。
目が縦についてる不思議ちゃん。

44: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/11/13(月) 21:14:23 ID:G0LjRKHh0
蛇と龍は明確に区別されてなかったのかな?

49: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/12/11(月) 14:41:24 ID:yaxSax580
中国で、龍は英語でドラゴンになるけど、西洋でドラゴンはあまりいいイメージの動物じゃない、ということで議論になっているらしい。

88: 名無しさん@お腹いっぱい。 2015/08/17(月) 21:55:39.92 ID:mE5SD9Zv0
>>49
西欧のドラゴンは地底の宝を守る役目をもって火を吐く怪獣
中国の龍は水神(雨降らし)
もともとぜんぜん系統の違う別々の精霊だよ

50: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/01/14(日) 12:31:38 ID:X6I2hBEg0
龍よりちょっと格下の「蛟」ってのもあるね。

52: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/02/08(木) 09:32:53 ID:M8oit8+C0
>>50
蛟が成長して龍になるんだよ。

54: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/03/18(日) 15:36:59 ID:162yLwmk0
三皇については諸説あるが、以下のような5説がよく知られている。

1天皇・地皇・泰皇(人皇) - 前漢・司馬遷『史記』秦始皇本紀において皇帝という称号を定める文脈で、この三皇が挙げられており、泰皇の泰を除き、「帝」号をつけて皇帝としたとある。
ただし、ここでは「三皇」という語でまとめられていない。注釈である唐の司馬貞『史記索隠』では泰皇=人皇としたり、天皇・地皇・人皇を三皇としてその前に泰皇がいたとしたりする。司馬貞が補った『史記』の三皇本紀(補三皇本紀または補史記という)では三皇を伏羲、女媧、神農とするが、天皇・地皇・人皇という説も並記している。

2 伏羲・女媧・神農 - 『春秋緯運斗枢』(『風俗通』皇覇篇に引く)。唐の司馬貞補『史記』三皇本紀もこれを継承する。

3 燧人・伏羲・神農 - 『礼緯含文嘉』(『風俗通』皇覇篇に引く)

4 伏羲・神農・祝融 - 後漢・班固『白虎通』号篇

5 伏羲・神農・黄帝 - 西晋・皇甫謐『帝王世紀』

55: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/03/19(月) 14:28:29 ID:fAuoEs4lO
春秋五覇と一緒で、まず「三皇五帝」の枠組みが先にあって、候補となる神話的人物が多数あって、無理矢理枠に入れてる感じかな?

56: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/03/19(月) 15:12:46 ID:0WaBvt3g0
>>55
五胡十六国もそんな感じだっていうしな。
まずは座りのいいゴロ合わせの数字が先にあって、後から色々と当てはめられていったっていう。

57: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/04/21(土) 10:39:01 ID:w/mvnHvj0
賤ヶ岳の七本槍も、実際は九本槍だったけど、語呂のいい七本槍にするために、二人を削ったって言うし、どこの国もそんなものなのかもね。

86: 名無しさん@お腹いっぱい。 2015/07/22(水) 21:09:47.37 ID:ENkpeW+l0
黄帝(姫水)、神農(渭水)というが、結局はただの治水をした黄河の土地の話でしかないんだよな
羌や蚩尤が開拓をしただけの歴史

89: 名無しさん@お腹いっぱい。 2015/08/21(金) 12:50:39.27 ID:9r77USaD0
どこの神話でも治水の神は大事にされてる
それだけ人々の生活には欠かせない物だからな
現代人の感覚では分からない部分だと思う

95: 名無しさん@お腹いっぱい。 2018/03/10(土) 00:19:35.80 ID:5Z6nxD9w0
三皇五帝は逸話自体の記録がない。

これが女媧と伏羲の洪水神話なら長く辺境で民間伝承で残ってた。けど三皇五帝は少ない記録だけで民間伝承すら少ない

ワイはこれ儒教神話、史記神話と解釈しとる。中国古代史じたいが考古学矛盾が多くて、「あきらかに儒家と司馬が政権批判神話として作り変えた」と解釈してる。

史記は常にパターン的な蛮勇神話がおおいけど、これも武漢を批判するためにさくいしたってかいしゃくされるのは主流解釈

107: 名無しさん@お腹いっぱい。 2020/09/09(水) 19:42:00.57 ID:oUbuAg0d0
>>95
何か無懐氏とか物凄い大量に古国時代とかやってるんだけど、、、
無懐氏は、中国の古国時代における原初諸氏最後の氏族である。また、帝蒼芒一人を指す場合もある。燧人氏を祖とする風姓の一支族である。伏羲・女媧の後の時代に世を治めたとされる。

陰康氏の後にその名が見られ、五帝や夏王朝に入る前の時代に挙げられている中では最も新しい時代の統治者にあたる。無懐氏の世の後にあたるのが黄帝あるいは神農の時代であるとされているが、『史記』(三皇本紀)などの史書では、伏羲たちの時代の後ではなく人皇(三皇のひとり)のあとの時代、あるいは伏羲たちの前の時代に位置するという解釈も存在している。


98: 名無しさん@お腹いっぱい。 2018/08/25(土) 00:30:04.32 ID:+2XGuEzJ0
帝丹朱とか囚堯城の逸話発見されないかなあ

105: 名無しさん@お腹いっぱい。 2020/08/30(日) 21:46:24.39 ID:CMJhzpGM0
黄帝は元々は皇帝だったってどっかで見たんだけど本当なのかな
別で皇帝の文字も結構古いところから発見されたとか


117: 名無しさん@お腹いっぱい。 2022/03/12(土) 21:12:40.88 ID:CgJkL7Bg0
泰皇が最も尊かったとか

引用元: ・【神話】三皇五帝【歴史】