シベリア抑留の悲劇を語るスレ

1: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/01/16(木) 09:33:43.45 ID:WKzxStmZ0

このカテにシベリア抑留の悲劇を語るスレがなかったのは驚いたから立てました。
なんでもいいですから、この歴史について語ってください。よろしくお願いします。
６０万人拉致されて、酷寒の地でまともな衣食住の環境も与えられず強制労働で６万人亡くなったそうですが、なんでこんなことがまかり通って、まともな謝罪もなく今日までに至っているの？？

2: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/01/17(金) 11:11:56.35 ID:IvVb0j300

ソ連の６０万人拉致は合法だったの？
ソ連は、敗戦の帰還兵ではなく戦争の捕虜だと言っていたらしいけど
敗戦の帰還兵はいけなくて、戦争の捕虜ならいいという理屈がわけわからない

3: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/01/31(金) 17:21:50.40 ID:aPx0gnAr0

>>1
謝罪なら一応エルツィンが日本訪問の前にシベリアで遺憾の意を表明している。
天皇陛下や首相が遺憾の意を表明したとき外務省やマスコミは元首クラスの遺憾の意の表明は謝罪と同義としていた。
当然ロシアにもそれを当てはめなきゃ不公平だろ

6: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/03(月) 18:39:37.61 ID:luGdacDc0

共産主義の試験に合格しないと帰らせてもらえなかったって？？
日本は社会主義みたいなもんだから合格しやすかったろうな

7: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/03(月) 20:02:25.03 ID:DprtqHjW0

表面だけ共産主義万歳とやっているひとと、熱心な活動家の人がいて必ずしも後者が先に帰国できるわけもなくランダムだったとか

8: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/03(月) 21:15:36.83 ID:luGdacDc0

帰ったら差別をうけたんだから、生半可な勉強では合格はできないでしょ？
まあ当時の日本人も寄生地主に利益搾り取られてた小作人が多かったから、私有財産がない共産主義者みたいみたいなもんだったと思うけどさ

9: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/03(月) 21:19:51.77 ID:DprtqHjW0

>>8
ちょっと陰口で怪しいと言われただけだよ

12: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/07(金) 22:09:13.04 ID:fnLsAW4K0

ロシアの黒パンが栄養高かったから助かったところもあったとは聞いた。ライ麦パンって日本じゃ馴染みないけどな

13: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/08(土) 23:59:22.84 ID:otia4bb70

最初は抑留者もまずいといって閉口していたのだが、しばらくたつと切り取る大きさに目を光らせるようになる。

14: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/09(日) 08:22:03.44 ID:J51ma2kZ0

死人が出て取り分が増えて喜んだとか言ってたな。

15: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/23(日) 07:39:24.41 ID:a/Tqi15t0

生き延びた人たちって何か共通点があったんですかね

16: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/24(月) 22:07:36.45 ID:LDNd5iD/0

条件が良いトコは生き延びやすかった。

17: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/24(月) 22:11:03.50 ID:LDNd5iD/0

イルクーツクとか大都会の周辺に配置されたのは生き延びやすい。食料をこっそり恵んでくれた老人とか、住民と物々交換すらできたからね。
第二シベリア鉄道建設に割り当てられた捕虜は住民と物々交換とかも出来ず、ひたすら辛かった。

18: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/25(火) 05:25:42.76 ID:ekT6P2Ij0

性格的にゴマスリが生き延びやすかったとか

19: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/25(火) 09:43:39.74 ID:e1tkozl90

ゴマスリしても黒パンの配給は棟単位だから変わらない。結局日本人担当者が均等に分ける。
帰国は熱心なシンパを演じても消極的に万歳しててもランダムだった。

20: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/26(水) 00:48:45.12 ID:5c9DYC+D0

近所のじいさんがシベリアで捕虜になってた時の本を書いて貰って今も家にある。販売してないやつね。
そのじーさんがいた所では、顔真っ赤に怒鳴り散らし、自動小銃で威嚇してきたりあるが、捕虜の4年間ロシア人の暴力は無かったって書いてるわ。
関東軍の豪の者がタボール（斧）構えて逆ギレしたらバツが悪そうに引っ込んだりもあったみたいやで。

23: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/27(木) 03:09:49.26 ID:Bqep5rP50

じーさんも、収容所での弁論大会で委員長に目を付けられ、3名で指導者講習を40日間エズベストコバヤの街で受けさせられたそう、「嫌です」といったらしいが。
立場的に講師もさせられたみたい。先に帰国したものがじーさんの家族に「筋金入りの共産主義者となって先生と呼ばれている」と伝えてたため、帰国したら誤解を解くのに大変やったそう。事実帰国しても故郷に帰らず京都舞鶴からその足で東京代々木の共産党本部へ入党手続きしにいく等の新聞報道が度々あったみたい

24: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/27(木) 20:01:35.74 ID:TzMLSsus0

>>23 

マスコミまで来てたんだ。あくまで生きていくためだったのに大変な思いしたんだね...

21: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/26(水) 10:38:43.06 ID:e1tkozl90

ソ連兵には女性がいて、女性将校までいたから日本兵はびっくりしている
満州での日本兵からの略奪がすごかったソ連兵、腕には略奪した腕時計が何個もつけていた
ソ連兵士は直接の上司から以外の急な命令は聞かず、階級の差が大きい日本兵は驚く
ソ連軍には体罰はなく、ものすごい剣幕で怒鳴るようにするだけ。これも驚く
日本軍高級将校とかは降伏してからも、おつきの兵士がいたりして、それを奴隷みたいに扱う人がいた。それを見たソ連一般兵は、その扱いをやめるように言った。
最初は夜学で共産主義を東大で学習した（当時の経済理論はそれが最先端だったし、仕方なかった面もある）兵士が教壇に立ったが、しばらくたつと詳しすぎるからかその人は辞めさせられ、肉体労働部門に移動させられた

25: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/02/28(金) 06:32:12.15 ID:h41kCruQ0

>>21 

日本とは同じ縦割りだけどすごいカルチャーショックだよね。
シベリアで学んだのは「ノルマ」という言葉だけだと思っておりやした。スマセン。

27: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/03/01(土) 13:23:20.94 ID:VKYjAJuk0

当時はソ連の方が日本より男尊女卑激しかったと思うけど、日本は女性の軍人活用しなかったのはまずかったな
あと体罰って日本独自なんか・・

37: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/03/17(月) 19:59:30.51 ID:CTa2C5pM0

>>27
軍人ではないけど市川房枝が女も戦やるべきだと東條に抗議したんだっけ？
さすがの東條もドン引きしたみたいだけど

38: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/03/18(火) 13:12:27.91 ID:3yUbPESG0

>>37
市川房枝は各種戦争条約を守った戦争を想定し、東條英機はやたら厳しいそれこそ餓死上等な戦闘を想定していたんだろ

28: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/03/02(日) 22:38:40.14 ID:xgBfBnym0

男尊女卑は日本の方が…

計算はソ連軍兵士はからっきしだった。基本的な九九も覚えておらず、日本軍兵士が助け舟を出しても意地でも納得しない。
朝に寒い場所に集めて、工場◯◯名、農場□□名、道路整備△△名と言われてもなかなか分けられない。
兵士は直属の将官でなければ、命令に従う義務はなかった模様。（詳しくはわからない）
道路工事で交通を止めていたのに、将官がそこを通ろうとすると、警備の一般兵が将官止まれ！と一喝して通行をストップさせた。
これを見ていた日本兵はもの凄く驚く！
満州での日本人への暴行、強姦は酷いレベルだった。
民間人の若者は捕虜を盛んに馬鹿にしていた。年寄は日露戦争で負傷した人は敵意をあらわにしていたが、ソレ以外は秘密で食べ物をポケットに入れてくれたりした人もいた。
日露戦争の捕虜でソ連に帰化した人がいた。その後の扱いを考えると、ソ連で妻をめとった方が幸せだったろう。

ソ連の若者は盛んに日本人を見て「マツオカ　マツオカ　ヤポンスキー」と節を付けてバカにした。
まあ、ソ連は和平条約を破ったと日本側から見るとそうなるけど、松岡外相のしたことをソ連の立場で見ると、自ら和平条約取り付けながら、いざドイツがソ連を攻めると一転して北進論を唱えているからなあ。不信感ありありで、A級戦犯で呼ばれるのも当然か？

余裕が出てくると、手に職を持っていて、散髪とかができる人は専用に理髪を仕事をするようになった。そこには、ソ連軍兵士も出入りしていた。
南京虫とかがひどく、髪を積極的に短くすることがソ連軍軍医からも指導されていた。

極寒の地では着替えが無い場合、汗をかかない程度に働くのがコツで、それを守れない日本人は１年目にバタバタ死んだ。
下着が汗にぬれると、就寝時に下着が凍って朝には凍死するわけだ。

31: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/03/04(火) 00:46:52.87 ID:44UBGxZf0

うちの爺さんは軍医だったからなかなか帰国させてもらえなかった

32: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/03/04(火) 23:06:04.99 ID:7zDrQL0Q0

近所のじいさんも指導者講習まで受けさせられたから最後だと思っていたが、作業中に骨折入院し帰国できるようになった、ナホトカで船にのったとき
「お前は講習受けているから最後まで残ってもらわなあかん、下船せよ」
と云われるかドキドキしてた、やっとエンジン音が高まった時
「ソ連よ！ドスビダーニャ！シベリアよあばよ！金を呉てももう絶対に来ないぞ！！」

35: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/03/17(月) 17:23:49.06 ID:XeLy6+i+0

シベリア抑留者は、工場などで働かされると、近くにウクライナ女子がいた。
なにしろ、ウクライナ人の男は多数戦死しているから、女子から色目をつけられる日本人捕虜も多かった。

日本に婚約者がいると、それを拒んだけど、いざ帰国するととっくの昔にその女性は結婚しているとかあったようだ。

36: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/03/17(月) 18:27:17.06 ID:Sz9GjTUQ0

映画のひまわりのようだ
マエストロヤンニがウクライナ女性役のサベーリエワに助けられて結婚、はるばるイタリアからマエストロヤンニを探しに来たソフィア・ローレンと修羅場を展開していた
こうした事は多々あったんだろう
ドイツの戦後記でも、捕虜生活が終わって帰ったら嫁が再婚してたとか
ドイツの場合女性補助員も捕虜になってたから夫が再婚してたってのもあった

どこも男不足だから、嫁の再婚確率はそれほどではなかっただろうけど

41: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/03/20(木) 22:06:03.68 ID:JEeog9RH0

近所のじいいさんは帰国後、某県庁に出向き復員にいたるまでの4年２か月で4200円が支給された
これは学生時だと隣の二階建ての大きな家が5000円で建ってた
すごい大金が手に入ったと思ったらしい
入隊前のハルピンで１２０円ぐらいの給料、内地で就職した友達は60円
その4200を支給された日にピースを買ったが、「40円」って言われてカートンかと思ったら、間違いなく10本で40円だった
金の価値の下落の恐ろしさを知った

45: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/04/04(金) 17:37:56.44 ID:dhvlVQ/y0

日本とロシア・ソ連では人を呼ぶときのハンドサインが逆だ

日本人捕虜が子どもが可愛いとこっちに来なさいと何か上げようと手でサインをすると、ソ連の子には「あっちにいけ」というサインになったという

48: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/04/19(土) 19:34:34.63 ID:9oD4TwD/0

>>45
日本とロシアと言うより西欧系と日本だな

46: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/04/06(日) 08:20:16.55 ID:zv15Qhtk0

わいも、オーストラリア旅行でホテル受付のジェスチャーの認識間違えたことあるわ
「こっちに来なさい」のハンドサインが「サヨナラ」の意味だったんだ
ソ連もいろいろと学ばしてくれたわけだな

55: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/08/02(土) 11:08:49.93 ID:1/70aEws0

戦後８０年
https://www.youtube.com/watch?v=LyeOWUZsgIo

58: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/08/10(日) 14:36:56.23 ID:uVSJCuEt0

終戦は８月１５日なのになんでソ連はそれ以降も攻めたの？
公式的に終戦日は２つあるってこと？

59: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/08/13(水) 19:56:58.92 ID:vFVK07p/0

>>58
いちおーミズーリ号での降伏文書に調印した9月2日が終戦だとする立場も…

65: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/08/25(月) 15:03:35.02 ID:eWUGPilV0

>>58
細かい事を言えば、大日本帝国陸海軍も8月15日に全軍がピタッと戦闘をやめたわけではない

対ソ戦闘を継続している関東軍や第五方面軍以外でも、南方の部隊は命令系統がズタズタで、命令が届いてない部隊がそこかしこにあった

また命令が届いても徹底抗戦を唱え無視した部隊もある

小野田少尉もなお継戦していた最後の1人だが、終戦後1年2年位は、終戦を認識していない部隊は相当数に登っていた

66: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2025/08/25(月) 18:04:32.91 ID:+jgpYNG80

ソ連はシベリアに送ったものたちは、降伏で武装解除して日本に帰っているものたちではなく、戦争継続中に捕らえた捕虜だから問題なかったと主張してたとか。
１５日以降とはいえ、武装解除帰国者じゃなく戦闘中に捕らえた者だから、シベリアに送ったのは問題なかったということ？？

引用元: ・シベリア抑留の悲劇を語るスレ

Comments

[1. 名無しの偉人さん]

自分が子供の時に通った床屋のおじさんとかは、俺は中国の奥地で戦ってたから戦争終わったこと知らなくて一週間くらいして終戦知ったんだ、などと語ってたな。いずれにせよ８月１５日は対米英中に対しての停戦の日でしかない。厚木航空隊だかが８月１８日だかに米軍機撃墜したり、有名な占守島の戦いも８月１５日の停戦はあったけど自衛戦闘だからという理由で行ったものだし。宇垣の特攻といい、９月２日までは何かと騒がしかったのは確か。

[2. 名無しの偉人さん]

ソ連のシベリア抑留は明らかにやりすぎだけど、太平洋やビルマ、中国の日本兵も８月１５日以降に降伏して捕虜になって２年くらいは帰国できていないんだよね（海外に２００万も出したから復員船の手配が間に合わないかった）

[3. 名無しの偉人さん]

母方の親戚には抑留先から手紙が届いた。
検閲されていたので「元気です」とだけ書いた手紙だった。

[4. 名無しの偉人さん]

じいちゃんが抑留者だった

[5. 名無しの偉人さん]

>酷寒の地でまともな衣食住の環境も与えられず強制労働

回想録やインタビューなどを見た感想だけど、過酷な強制労働は事実だが、酷寒の地でまともな衣食住の環境も与えられないのは看守のソ連兵も同じだった。
ソ連からすれば、懲罰と再建目的の強制労働を除けば、特に虐待するつもりはなかったという。
そのためかソ連を恨むがソ連兵を恨んでいない人はほとんどのイメージを得た。
少ないがそのまま現地民と結婚してソ連に定住した日本人も少数ながらいた。

[6. 名無しの偉人さん]

>>1
中国戦線には、蔣介石は内戦の備えを進むため、降伏した日本軍便宜を図り、帰国事業は比較的に順調だった。（「以徳報怨」政策）

しかし終戦以降にも、上司と国民党幹部の密約により、そのまま現地に残留して共産党と数年戦った部隊が居た（中国山西省日本軍残留問題、通称「蟻の兵隊」事件）
他には個人の希望によって国民党または共産党の顧問や戦闘員として残留した人は居た。中国国民党に協力した白団や、中国共産党空軍の成立と関わった「東北民主連軍航空学校」は有名。

[7. 名無しの偉人さん]

>>2
終戦時点でインドシナ半島に残留した部隊は殆どイギリス軍に降伏したため、イギリス捕虜キャンプに数か月から数年を過ごした日本兵は多かった。
不満も当然有ったが、概ね不自由ながら生活は日本軍時期より良かったという、特に食糧事情。

[8. 名無しの偉人さん]

>>6
同様の経緯で残った日本の将兵はインドシナやジャワにもいますね

[9. 名無しの偉人さん]

シベリア抑留はまだ語られるけど、ノモンハンで捕虜になった人は滅多に話題にならないよな。捕虜交換で帰還できた人もいたらしいけど、日本陸軍か基本として捕虜を認め無いので行方不明扱いにされたとか。シベリア抑留者でノモンハンの捕虜に遭遇した人もいるらしい。

[10. 名無しの偉人さん]

自分の大叔父が満鉄職員それも管理職で、戦局のヤバさを知り得たからさっさと帰国して助かったと話すのを聞いた。何というか昭和な暗部を垣間見た気がしたな。

[11. 名無しの偉人さん]

中学の先生のお父さんが抑留されてたって話は聞いたな
ソ連兵は将校まで算数できん奴が多かったらしい
物や人を数えるのに手間取ってるのが見てられなくて代わりに計算してやってついでに四則計算も教えてやったそうな
これが理由かわからんが以降は楽な事務系の仕事に回されて生きて帰ってこれたとのこと

[13. 名無しの偉人さん]

なんていうか、
｢理想として(今なお整備途上)の国際法上の戦争｣と
｢現実としての戦争｣の狭間にあるがゆえの問題なんだと思う
いくら戦争だからってここまでひどいことが許されるのかと言われたらノーだけど、
一方で戦争を決断したタイミングでこういうことをされたり、何ならしたりすることになるかもということが指導者たちの頭になかったのであればそれは指導者失格な気もする

[14. 名無しの偉人さん]

>>10
満州に取り残された満蒙開拓団や青少年義勇軍は悲惨としか言いようがない。国境付近の集落だと死亡率が50％前後だし。

[15. 名無しの偉人さん]

>>9
真偽不明ながら、「ヤン・キョンジョン」とされる、ノモンハンで捕虜されてソ連に渡った朝鮮系日本兵が、紆余曲折を経って独ソ戦でソ連兵となり、さらに捕虜されてドイツ軍の「東方部隊」となって、フランスで米軍に捕虜された伝説は、日本漫画『ハッピータイガー』や韓国映画『マイウェイ 12,000キロの真実』の題材となった。

大戦当時の混迷状態とアジア人一般兵の待遇を象徴する伝説であった。

[16. 名無しの偉人さん]

>>3
長く書いて横読み縦読み仕込むのも疑われるだろうしなあ
。

[17. 名無しの偉人さん]

>>15
ソ連は東西に長いから、領内に不時着した米軍爆撃機乗員もはるばるイラン国境線付近まで連行されたうえで脱走成功と思わせられて帰還してたもんな。

[18. 名無しの偉人さん]

>>15
滝沢聖峰のウクライナ混成旅団もそのネタからの作品だったね。

[19. 名無しの偉人さん]

>>13
戦争自体が愚行である場合が殆どだからな。
生存の為の闘争とか仕方が無い愚行である事も有ったが。

[20. 名無しの偉人さん]

>>13
捕虜の件を頭に入れなかった例だと、
二次大戦当時の日本軍には、捕虜になることや、捕虜収容に関する教育はなかったため、捕虜からの情報漏洩（何らか理由で捕虜になった日本軍人はペラペラと何でも喋る）と、戦争犯罪に繋がった捕虜虐待（当時でも明確な戦時国際法違反、日本人BC級戦犯の罪名は殆どこれ）の要因となった。

なお僅か約三十年前の第一次世界大戦当時に、青島の戦いで日本に捕虜されたドイツ軍は戦時国際法厳守の捕虜待遇を受けて、その中には合法範囲内捕虜労働の雇い主日本人にソーセージやバウムクーヘンの作り方を伝えたドイツ兵も居た。

なぜか二次大戦になると日本軍に捕虜された人の待遇は、前線にバターン死の行進やビハール号事件、本土にさえ九州大学生体解剖事件などが起きたほどのレベルに激しく悪化した。

この差から捕虜に関する教育の大切さを体感した。

[21. 名無しの偉人さん]

>>20
他に、実は朝鮮戦争の停戦交渉で最も難航した議題は、まさに連合軍に捕虜された共産党兵士達の処遇であった。（共産党軍は全員強制帰国と主張し、連合軍側は捕虜自身が決めると主張した）

現在進行形のウクライナ戦争にも、細かく捕虜と遺体の交換を行っており、ガザ侵攻になると捕虜と遺体の交換はさらに停戦交渉の中心となっており、現代戦争に捕虜の処遇は大切な事項だ。

[22. 名無しの偉人さん]

>>17
ドイツ兵の話であるが、捕虜となった人のソ連横断大脱走に関しては、映画『9000マイルの約束』 (So weit die Füße tragen )はおすすめ。
シベリア収容所の厳しさとロシアの広さの一部を体感できるロードムービー映画だった。

[23. 名無しの偉人さん]

大下剛史さんが言うには水原茂監督は
シベリア抑留されていたそうです

[24. 名無しの偉人さん]

>>21
米陸軍も第24師団長ディーン少将を戦死扱いしていたから捕虜の中にいたので面食らったらしいな。

[25. 名無しの偉人さん]

シベリア勾留の死者が6万以下だと考えると南京事件の最大犠牲者数が20万というのはやっぱり桁外れという気がするな

大戦後期の日本もあんまりソ連と変わらんかったやなー

[26. 名無しの偉人さん]

>>25
日本での信頼できる研究者の間では5万前後が定説な

20万とかプロパガンダに騙されすぎ

[27. 名無しの偉人さん]

>>5
同じって事はねえよ
場所によっては死亡率は三割超えるからな
これは泰緬鉄道など日本軍の過酷な環境と同じ

本当にシベリア抑留者の本をちゃんと読んだのか？
中央アジアとかと混同してるんじゃね

[28. 名無しの偉人さん]

>>26
5万前後というのは戦闘詳報など詳細に調べて推計した数字であり、捕虜になりおそらく虐殺されたであろうという数字も入っている
いずれにしてもきちんとした調査では10万すら超える事はない

最大20万がまともな数字と考えているなら大間違いだね
きちんと調べた方がいい

[29. 名無しの偉人さん]

>>28
虐殺への経緯だが
国民党の兵士が戦意喪失して逃亡、南京市街に紛れ込んだ
(一部便衣兵とかいうアホ連中もいるが、武装すら捨てているので逃亡兵でしかない)
この逃亡兵により南京市内の治安が悪化したので、各国公使からの要請もあり取り締まりを行なった
何人捕まえたという記録、場合によっては何人「処分」したという記録まである

取り締まりは杜撰なものであり、風体が怪しいとか会合を開いていただけで根こそぎ捕まったケースもある
日本軍は捕虜をとらない軍隊であり、一部部隊によっては帰農を促し解放した例も存在するが、捕虜を「処分」する事は常態化していた

[30. 名無しの偉人さん]

>シベリア勾留の死者数

他の戦域と比較すると、あの大戦の捕虜は戦争の暗部で、どれも統計は不明瞭ながら、自分の知る限りはこうだ。ソースは乱雑、参考までに。


大戦の捕虜死亡率に関しては最悪の部類は、ドイツに大量捕虜されたソ連兵、人種差別と収容政策の不備で死亡率は50%ほど登り、戦争終結後にドイツの捕虜となった約600万人の内に約300万人が獄死したとされている。生きてソ連に帰国した人も裏切り者とされて、戦後待遇は良くなかった。

次点はソ連に捕虜されたドイツ軍、約300万人内に100万人越えが獄死したとされる。特にスターリングラードの敗北で捕虜となったドイツ第六軍は、ソ連が初めて大量捕虜した部隊のため、報復の心理と収容政策の不備によって、捕虜となった約91000人内に帰国したのは僅か約5000人。

欧州西部戦線で捕虜の処遇は最もよく、連合国軍も枢軸国軍も捕虜の獄死率は概ね5％以下。虐待は少なく、死因は概ね戦傷や病気など要因によるとされる。


太平洋方面で日本軍に捕虜された連合国軍兵士約30-40万人の獄死率は30％前後とされて、東部戦線に次ぐ悪い。

戦時中に連合国軍に捕虜された日本軍は2万から4万人とされている、集団降伏例はほぼなく、収容された時点ですでに重傷や栄養失調となった日本兵は殆どのため、戦時中の獄死率も30%前後とされる。しかし停戦後に降伏した日本軍人数は160万人以上に登り、総じて戦時中を含めて捕虜収容所で獄死した人数は約8万人前後とされていて、比率は高いとは言えなかった。

[31. 名無しの偉人さん]

>>30
なお中国戦線の戦時捕虜に関しては、現地情勢の混乱よって信用できそうな明確な統計はなく、言えるのは当時の日本軍はアレだったので、汪兆銘政権と協力していたにも関わらず、日本軍人の回想録などを見る限り、捕虜となった中国軍兵士の処遇は人道には程遠い。中国戦線に従軍した三笠宮崇仁親王陛下も捕虜の悲惨さに関する証言を残した、というかあまりにもアレ過ぎて親王陛下が軍部に懐疑的となった。

戦闘における優勢と、基本的に捕虜にならないことで、中国軍に捕虜された日本軍人の数は少ない。とはいえ貴重のゆえに、余裕はなかった中国軍にしては、少なくとも日本軍の手に落ちた中国兵よりは良かった。

[32. 名無しの偉人さん]

>>27
ガチのタイガ地帯は酷かったな。とはいえソ連の看守も若干マシなレベルなのも確か、日本人抑留者は食うにも困って木の皮食べたりする壮絶な状態。トムスクとか中央アジアあたりはかなりましだったみたいだな。

[33. 名無しの偉人さん]

>>26
信頼できるというか左右問わず歴史学会の近現代史研究者の間では五万前後が定説だよ

[34. 名無しの偉人さん]

>>31
さしもの米陸軍も最末期にはドイツ兵の投降兵があまりに多くて収容所建設が間に合わず草原に監視つきで放置とかになって、消えた百万人伝説が生まれたりしとりますな。

[35. 名無しの偉人さん]

>>27
そりゃ過酷な環境+強制労働だからパタパタと死ぬ。これについて疑問はない。
しかしソ連兵の看守も強制労働こそないが過酷な環境で働いていた、シベリアに回されたソ連軍人も流刑を受けたようなこととされていた。
シベリアの自然自体は刑罰。

因みに現代でもアラスカ基地に回されたことは、米軍内部では流刑や追放刑、追い出し部屋などの意味とされている。

[36. 名無しの偉人さん]

>>25
南京大虐殺の死者は、戦後に増え続けた
原爆や沖縄戦の犠牲者みたいにカウントが微妙

[37. 名無しの偉人さん]

祖父は通訳で、他よりも待遇がマシだったらしい

[38. 名無しの偉人さん]

>>36
そりゃ正確な数字なんて算定しようがないからな。ただ日中共にあったというから公的にはあったにしかならんよな

[39. 名無しの偉人さん]

そういや歌手の三波春夫もシベリアに抑留されてたんだよな、以前、NHKの番組で抑留時代の話をしていた。それと瀬島隆三も抑留組。

[40. 名無しの偉人さん]

>>33
じゃあシベリア勾留並みにはやっぱりやっちゃったんだね

まぁ、これで南京事件はなかったと言う連中がいたら中国は激怒するわな

[41. 名無しの偉人さん]

>>9
旧軍は知れば知るほどロクでもない情報が出てくるな

[42. 名無しの偉人さん]

本スレ>20
>>そのじーさんがいた所では、顔真っ赤に怒鳴り散らし、自動小銃で威嚇してきたりあるが、捕虜の4年間ロシア人の暴力は無かったって書いてるわ。

実際、他の戦域の捕虜回想と比べれば、日本軍に捕虜された連合国軍兵士から、看守による日常的な殴り、平手打ち、蹴り、棒打など物理的暴力に関する証言は目立つ。日本軍にこれら暴力制裁は一般的であるが、連合国軍兵士はこれら暴力から強い侮辱と屈辱感を感じたという。
元々捕虜らは過酷な環境における栄養不良と強制労働などで体調は良くなかったため、さらに暴力制裁によって命を落とした人は多かった。暴力制裁の乱用からの捕虜虐待と傷害致死は、多くの捕虜収容所看守がBC級戦犯として有罪にされた要因ともなってしまった。

まあ旧軍の風習から派生したいじめや体罰は戦後の教育界隈にも横行していて、体調不良で死亡した生徒は多かった。痩せた捕虜はなおさらだ。

[43. 名無しの偉人さん]

>>41
まあ、部隊よって程度は違うが、旧軍の悪い部署にはとにかくブラックな体育会系組織の負的側面を極悪化にしていたようなところ、下っ端と捕虜などは人間と見なされていない。
海軍にも自サツか他サツか謎の落海が多発していて、戦艦陸奥の爆沈にいじめされた兵士の自爆説も存在している。
口封じとして返還された捕虜や厄介事項と関わった者を生還可能性低い激戦地に送った事例もちらほら。

捕虜収容所で軍隊の上下関係から解放されたため、逆に人望はない元上官が下克上された事例もあったという。

[44. 名無しの偉人さん]

>>43
なおシベリア抑留中に、元将校らが看守に協力する現場監督となり、旧軍時代のように元部下らを酷使していた事例も確認されたという。

[45. 名無しの偉人さん]

>>42
そういや昔から捕虜が脱走する戦争映画は数々あるが看守が直接に捕虜を殴る蹴るする場面て無いな、ソ連映画でさえね。ナチスドイツなんて悪役のフリー素材みたいなもんだし喜んで描きそうなのにな。

[46. 名無しの偉人さん]

シベリア抑留の収容環境と強制労働は確かに最悪だが、抑留者の死亡事例は環境に慣れなかったと食料が足りなかった一年目に最も多く、ソ連としては復興用労働力が減ったのは困るのようで、次年度から支給食料を増やし、死亡者を減らせたという。

知る限り、当時のソ連共産党は労働改造を信じていたため、原則的に強制収容所は生かさず殺さず程度の厳しい強制労働をセオリーとしていて、収容者は奴隷扱いされるが、労働力無闇に死なせることには比較的に否定であった。
とはいえ、「死んだら仕方ない」と、収容者の死亡事例に個別な対応は雑。どうやら、良くも悪くも、収容者を労働力としては生かせるが、人権や命を重視せず、例えば、一種の使役動物と見なしていた。

[47. 名無しの偉人さん]

暁に祈る事件は、やっぱやばげだからやめとこう

[48. 名無しの偉人さん]

>>43
プロイセン陸軍とイギリス海軍の悪い所をアジア的陰湿さで煮込んだような組織だからな

[49. 名無しの偉人さん]

>>45
映画『シンドラーのリスト』にも奴隷労働とホロコーストは描かれているが、単なる殴りはあまりない。
報道を見る限り、最近のカザ紛争でハマスから返還されたイスラエル人捕虜も多くは劣悪な環境の中に二年間ほど長らく監禁されていて、栄養失調になり、精神的圧迫も受けたが、日常的にむやく殴られた証言はない。

[50. 名無しの偉人さん]

悲惨ではあったけど軍と言う組織で団結できたからマシではあったでしょ。
バルト三国からシベリア送りになった人はスターリンが死ぬまで帰れなかったし。

[51. 名無しの偉人さん]

>>49
それで思いだしたが湾岸戦争の時にアメリカ兵捕虜が顔面ボコられた姿をテレビなんかに見せたが、実はイラクの拷問に見せかけるために捕虜同志で殴り合いしたという話を思いだした。欧米では殴るイコール拷問なのかもな。

[52. 名無しの偉人さん]

実はレーニンとスターリンも帝政ロシア時代でシベリアへの流刑を受けた。
ソ連が誇る銃器設計者のミハエル・カラシニコフと、ロケット技術者のセルゲイ・コロリョフもシベリア送り歴が有った。

[53. 名無しの偉人さん]

>>50
シベリア抑留は元の部隊編制（県制）を崩して作業大隊として再編したから団結力を削がれたらしい。そしと暁に祈る事件みたいな内輪での争いに（内容的には連合赤軍の山岳べースみたいな）

[54. 名無しの偉人さん]

>>51
グアンタナモで女性下士官がやらかした事件有ったな

[55. 名無しの偉人さん]

>>51
文化の違いがあるだな。
かの有名な映画『フルメタル・ジャケット』海兵隊新兵訓練パートにおいても、ハートマン軍曹は暴言をたくさん言ったが、殴りをしなかった。
旧日本軍だと、例えば鬼太郎を描いた水木しげる先生は兵隊時代でめちゃ殴られた。あの特徴な「しげるビンタ」表現は実体験を基にした。

[56. 名無しの偉人さん]

>>52
現場から外した技術者達を兵隊にして前線に送ったりはしなかったんだな。

[57. 名無しの偉人さん]

>>55
日本陸軍は中将と少将が殴り合いしたりする

[58. 名無しの偉人さん]

>>52
収容所で設計していた航空技術者とかいたな

[59. 名無しの偉人さん]

三波春夫さんは、やすきよさんの番組に出演した時に、重い鉄を運ぶ重労働をさせられたと話していた
よく無事で帰ってこれたと思う

[60. 名無しの偉人さん]

日本ダービーを牝馬ながら勝った戦前の名牝クリフジの騎手前田長吉はその後軍に招集された挙句にシベリア抑留となって23歳の短い生涯を終えている
ただ21世紀になって遺骨がDNA鑑定で前田の物と分かり日本に帰って実家の墓におさめられている

[61. 名無しの偉人さん]

近衞文麿の息子・近衛文隆もシベリア抑留で帰らぬ人となった。
シベリア帰還組が戦後で出世した代表例は、伊藤忠商事会長ともなった瀬島龍三であろう。ソ連と繋がった噂が絶えない人物だが、これもある意味最もシベリア抑留を象徴している経歴である。

シベリア抑留は確かに過酷であったが、ソ連と通じて、当時の日本人らしさを発揮していた上司役の人間はそこにおいても相変わらず厄介だった。

[62. 名無しの偉人さん]

>>59
確か赤化して帰って来たから一時期｢赤い浪曲師｣と言われていたと聞いたことがある

[63. 名無しの偉人さん]

>>61
近衛文隆のエピソードは四季がミュージカルにしてたっけ？

瀬島龍三は実際、どうだったんだろうか…

[64. 名無しの偉人さん]

>>61
近衛は「父親の罪滅ぼし」と思って、帰れないのを受け入れ、覚悟していたらしい
週刊誌に孫が語っていた

[65. 名無しの偉人さん]

>>60
前田がクリフジに乗れたのも同じ厩舎の兄弟子で若手のホープの保田隆芳が徴兵されたからという理由もな
保田隆芳は戦地から帰った後に名騎手、名調教師となったが前田が無事に帰ってこれたら競馬史が変わったかもしれない

[66. 名無しの偉人さん]

>>45
欧米は文化の違いで素手で殴るのでなく、鞭や棒など道具を使うからでは？
映画のナチスも鞭使うし、オランダがインドネシアで現地人に拷問や虐殺した時も吊るしたり、水だった。なぜか日本軍がしたことなった。

各国をいたぶる時の方法が文化歴史で違うみたい。韓国の日本兵士人形が椅子に座らせた朝鮮人を長い棒で足を締め付けるの現地の方法だし。朝鮮や中国の日本兵士が女性を生きた肉そいで、料理して食べたとされるのも、凌遅刑だろうし。