1: 世界@名無史さん 2021/01/02(土) 16:22:01.28 0
主に中国の北に位置し強大な軍事力を持った匈奴、柔然、鮮卑から始まり、スキタイ、突厥、エフタル、フン、アヴァール、ハザール、ウイグル、契丹、ブルガール、マジャール、モンゴル、ティムール、その他、世界史に名を馳せた遊牧民たちの輝かしい歴史を大いに語るスレです。








2: 世界@名無史さん 2021/01/02(土) 16:24:02.94 0
世界史の地図は特に興奮した

特に匈奴の圧倒的な版図、そして「ノイン・ウラ」という謎の帝都、発祥の地

そしてそれを退けても鮮卑、柔然と全く敵は尽きない中国
強大な北方の遊牧民族!
ノヨン・オールまたはノイン・ウラとは、モンゴルのウランバートル北方、トゥブ県にある山で、西暦紀元前後の匈奴の古墳群によって知られる。

主な出土遺品には、青銅製容器・装身具・玉器・馬具と車蓋などその装具類がある。漢の遺物も多く出土しており、漆器には建平5年(紀元前2年)の銘があった。絹織物も多数出土した。一方、棺の下に敷いた毛氈や壁飾りの装飾はスキタイ・サルマタイの文物の特徴を持つという。

3: 世界@名無史さん 2021/01/02(土) 23:25:48.43 0
サルマティア人を忘れてもらっちゃー困るぜ

7: 世界@名無史さん 2021/01/08(金) 16:07:37.59 0
匈奴と言えばまず李陵を思い浮かべた。

65: 世界@名無史さん 2021/03/06(土) 10:34:34.22 0
エフタルは”白いフン族”と呼ばれているけど、イラン系だったのかな?

68: 世界@名無史さん 2021/03/11(木) 01:31:37.61 0
>>65
領土からしてペルシア人の一派としか考えられない
厳密には今でいうアフガン

66: 世界@名無史さん 2021/03/09(火) 02:30:42.65 0
アルコン・フン
ネザック・フン
白フン赤フン黒いフン~♪

73: 世界@名無史さん 2021/03/11(木) 18:06:41.56 0
>>66
以前はエフタルと混同されていたアルコン・フンだけど、今までエフタルの広大な領域と思われてたのは実は複数の連合国家だったってこと?よくわからん

これらはフン族との直接の繋がりはなくて、キオニタエ Chionitae族の一派ってことでよいのかな

75: 世界@名無史さん 2021/03/12(金) 12:46:51.42 0
結局みんな匈奴からの枝分かれなんか?

76: 世界@名無史さん 2021/03/12(金) 19:19:15.76 0
野蛮だからね
でもエフタルは違うと思う
ペルシア人の中でも荒くれ者の集まりなんじゃないか
パシュトゥン人とか
エフタルは、5世紀から6世紀にかけて中央アジアに存在した国家の一つで、エフタル人によって建国された遊牧国家である。

5世紀中頃に現在のアフガニスタン東北部に勃興し、周辺のクシャーナ朝後継勢力(キダーラ朝)を滅ぼしてトハリスタン(バクトリア)、ガンダーラを支配下に置いた。これによりサーサーン朝と境を接するようになるが、その王位継承争いに介入してサーサーン朝より歳幣を要求するほどに至り、484年には逆襲をはかって侵攻してきたサーサーン朝軍を撃退するなど数度に渡って大規模な干戈を交えた。さらにインドへと侵入してグプタ朝を脅かし(貨幣学においてこの集団は「アルハン」(Alkhan)と呼ばれる)、その衰亡の原因をつくった。

6世紀の前半には中央アジアの大部分を制覇する大帝国へと発展し、東はタリム盆地のホータンまで影響力を及ぼし、北ではテュルク系の鉄勒と境を接し、南はインド亜大陸北西部に至るまで支配下においた。これにより内陸アジアの東西交易路を抑えたエフタルは大いに繁栄し、最盛期を迎えた。

しかしその後6世紀の中頃に入ると、鉄勒諸部族を統合して中央アジアの草原地帯に勢力を広げた突厥の力が強大となって脅かされ、558年に突厥とサーサーン朝に挟撃されて10年後に滅ぼされた。


77: 世界@名無史さん 2021/03/14(日) 06:34:34.64 0
どこの民族も生きるためには野蛮になる気がするが

79: 世界@名無史さん 2021/03/15(月) 02:02:33.76 0
>>77
エフタルは周囲の民族が強すぎたのもあるし、さらにこれといった本拠地・首都が無いんだよね
バクトラ説とメルヴ説とかで分かれてる

81: 世界@名無史さん 2021/03/15(月) 08:28:50.33 0
>>77
いつの時代も野蛮認定は民族差別の一種

80: 世界@名無史さん 2021/03/15(月) 02:32:29.23 0
エフタルの王都はバクトラ説の方が有力と一応wikiにはあるね
色んな文献によって見解が違うが
簡単にまとめると
ペルシアの反乱軍みたいな感じで、突厥の積極的な攻撃で一度滅亡しているが、その50年後に王族が王を名乗り反アラブ連合などといった反乱を起こしている
ゲリラ戦は続いていた模様
そして7世紀終わりには何事も無かったかのように消滅している
文化はモンゴルっぽいんだけど中国の北魏や柔然と積極的に結ぼうとしている
そして服装などは豪華なのを好んで、かなりペルシアやインド風
遊牧民の無宗教ペルシア系民族なのかな

112: 世界@名無史さん 2021/04/14(水) 09:15:56.33 0
エフタルが歴史の表舞台から姿を消した6世紀中葉、突厥が急激に勢力を伸長させたな
東突厥の土門は546年、西魏に莫大な贈り物をして近づき、
後に西魏の公主と結婚した
突厥(とっけつ)、あるいはテュルクは、中央ユーラシアに存在したテュルク系遊牧国家。6世紀に広大な版図を支配した。

起源はジュンガル盆地北部からトルファン北方の山麓にかけて住んでいたテュルク系部族と考えられている。柔然に隷属していた。
その後、柔然の命令に従いアルタイ山脈の南麓へ移住させられ、鍛鉄奴隷として鉄工に従事した。

552年に柔然から独立を成し、部族連合である突厥可汗国を建て、中央ユーラシアの覇者となった。582年に内紛により東西に分裂した(東突厥・西突厥)。

113: 世界@名無史さん 2021/04/14(水) 21:53:21.06 0
突厥は大帝国だよな
匈奴よりでかかったかも

114: 世界@名無史さん 2021/04/14(水) 22:26:16.52 0
突厥は木汗可汗の時代に最初の全盛期を迎えた
その勢力範囲は東は高句麗に接し、西は西海(ハルバシ湖?)、北はバイカル湖、南はゴビ砂漠までだったという
民族でいえば、エフタル、契丹を破り、北はキルギスを征服した

116: 世界@名無史さん 2021/04/15(木) 14:43:12.80 0
東突厥の木汗可汗が569年頃死ぬと、弟の他鉢が可汗になった
他鉢が可汗になったころ、北斉も北周も極度に弱体化して、毎年、突厥に莫大な贈り物をして、命脈を保つありさまだった
577年、北斉はついに滅び、他鉢は北斉復興を名目に、北斉の王室の一族をたてて北周を攻めた
北周は王室の一族、千金公主を他鉢に嫁入りさせて突厥と和解した

138: 世界@名無史さん 2023/05/20(土) 12:14:25.16 0
西突厥の可汗がビザンツ帝国の使者に会ったときのセリフ

「ここに私の十本の指があるが、ローマ人はこれと同じ多くの舌を有し、欺瞞と偽証の言辞を弄する。かくして諸国民は次々と諸君の背信的な雄弁に欺かれてきた。貴下は自分の同盟者を戦争と危険に投げ入れて彼らの労苦を横取りしながら、これら恩人を平然と見殺しにする」

やっぱり突厥人からもビザンツ外交は狡猾とみられていたのか

62: 世界@名無史さん 2021/02/25(木) 08:48:42.96 0
今の新疆ウイグルにいるウイグル族はどの民族に近いの?
トルクメン?

63: 世界@名無史さん 2021/02/25(木) 10:38:40.84 0
>>62
ペルシャ系との混血でチュルク系言語を話して居ると言うことではアゼルバイジャン人に近いのでは。

64: 世界@名無史さん 2021/02/26(金) 03:10:02.33 0
なお言語としてはウズベク語に近いそうな>ウイグル語
共通チュルク語派のカルルク語群なんだって

67: 世界@名無史さん 2021/03/09(火) 15:58:25.52 0
ウイグル
簡単に纏めた
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Uyghur_man_kashkar.jpg

言語:ウイグル語(テュルク諸語)
宗教:主にイスラム教スンナ派(ムスリム)
関連する民族:ウズベク・テュルク系民族

国名と呼称:ウイグル
・かつてタリム盆地周辺のオアシス定住民は固有の民族名称を持たず、異教徒に対してムスリム、異邦人に対しては「イェルリク(土地の者)」と自称
・中国史書では袁紇、烏護、烏紇、韋紇、迴紇、回紇、迴鶻、回鶻などと表記
・突厥碑文ではUyγur(を表す突厥文字)と表記
・1314年、イルハン朝「ウイグル部族志」ウイグルはテュルク語で「同盟」「協力」の意
・清朝滅亡後、ムスリムの土地を意味する「回疆」や新しい領土を意味する「新疆」と呼ばれる
・1921年、タリム盆地出身者「ウイグル」
・1934年、盛世才政権「維吾爾Wéiwú'ěr」

民族
・本来ウイグルではない旧カラハン朝治下のカシュガル人やコータン人までもウイグルと呼ぶようになった、新ウイグルは古ウイグルは異なる、という森安孝夫の説
・イルハン朝「集史」ではテュルクモンゴル系の諸部族をイスラム的世界観の枠内で分類、これらを大洪水後に現在の人類の遠祖となったノアの3人の息子セム、ハム、ヤフェトのうちヤフェト(ヤーフィス)の子孫としている

詳しい伝承はWikipediaで読んで
面白かったけど長かった

71: 世界@名無史さん 2021/03/11(木) 04:44:03.90 0
>>67
>・かつてタリム盆地周辺のオアシス定住民は固有の民族名称を持たず、異教徒に対してムスリム、異邦人に対しては「イェルリク(土地の者)」と自称

もしかしてイェルリクてコレか?

Elrik (Erlik Khan)
シベリア神話:神の最初の創造物だが冥界に追放
トルコモンゴル神話:悪魔と冥界の支配者で豚の顔

72: 世界@名無史さん 2021/03/11(木) 05:48:08.29 0
和光大学さんのページに宇宙神話が載ってた
シャーマニズム信仰の諸族に広く伝わった神話らしい

トルコ系諸語Erlickヱルリツク
トルコ語Erligエルリク
モンゴル語Tengriテングリ

記紀にも影響してそうな概念

78: 世界@名無史さん 2021/03/14(日) 12:26:07.46 0
Qan カン
Khān 汗 カン
Qā'ān カアン
han ハン(満洲語)
ハーン (モンゴル語)
テュルク系国家や西遼 khaqan
ペルシア語 qā'ānカーアーン

ボリウッドの3大カーンってこの流れなん?

86: 世界@名無史さん 2021/03/16(火) 08:36:20.80 0
>>78
モンゴルや満州はKを発音しないのか?

87: 世界@名無史さん 2021/03/16(火) 09:30:51.58 0
>>86
「カン(ハン)」はトルコ系・モンゴル系遊牧民が用いていた称号で王や族長を表す。
ここでやっかいなのがモンゴル語の発音では丁度「カ」と「ハ」の間の発音であることで、時代によってカに近かったりハに近かったりするが、近年の研究でチンギスが生きていた十三世紀は「カ」に近い音だったことがわかった。
一方で、現代モンゴル語ではカンではなくハンと発音するが、モンゴル史では当時の発音に則ってほぼ「チンギス・カン」と呼ぶことが定着しつつある。

https://call-of-history.com/archives/12450

95: 世界@名無史さん 2021/04/10(土) 23:27:21.02 0
ヌルハチの軍が最強
ほぼ鉄砲などなしで鉄砲など最新の装備をした中国の大軍破ってるからな

96: 世界@名無史さん 2021/04/11(日) 18:40:24.06 0
>>95
明軍は兵力が優勢だっただけではなく、大砲、小銃の火器を装備していたからな
これに対してヌルハチは城に立てこもって砲火の攻撃を受ける不利を避け、野戦における決戦策をとった

97: 世界@名無史さん 2021/04/12(月) 14:24:54.04 0
モンゴル人がフェルト製の天幕生活をしていたのに対し、女真人は原始的な茅葺きの小屋で屋居生活をし、川辺に沿って点々と部落をかたちづくっていた

99: 世界@名無史さん 2021/04/12(月) 15:11:48.75 0
>>97
女真は遊牧じゃなくて狩猟が生業なんだけど

102: 世界@名無史さん 2021/04/12(月) 23:03:01.38 0
女真は狩猟のほかに副業として豚も飼っていた
また、狩猟といっても鳥や獣や魚を取って食用に供するのが主な目的ではなく、むしろ交易用の商品の蒐集である
松花江をくだってアムール川に入ると、両岸ではテン、キツネ、リス、ミンクなどの良質の毛皮が豊富にとれる
また、長白山脈の原始林のなかでは、朝鮮人参、キクラゲ、キノコ類、松の実などが
とれる
また淡水産の真珠もとれる

104: 世界@名無史さん 2021/04/12(月) 23:45:15.35 0
>>102
スレタイ

106: 世界@名無史さん 2021/04/13(火) 18:30:01.96 0
>>104
女真はやばいぐらい強い北方の遊牧牧畜民族だろ

110: 世界@名無史さん 2021/04/14(水) 00:44:30.09 0
>>106
人種に関する色んな本を読んだ感覚だと、女真系(後に金や清を立てる)は生粋の遊牧民ではないし、性質的にも広義のモンゴル系(元を立てる)ほどイケイケではない
過酷に虐げられていたから金朝は起こったし、清朝も征服というよりは共存同化を望む社会だった

女真は元々は北の狩猟系であったが、寒冷化で狩猟だけでは食っていけなくなったため、南下して農耕民となり豚を飼い始めた、つまり遊牧民ではなく定住者になったんだよ

108: 世界@名無史さん 2021/04/13(火) 23:51:23.67 0
白蓮教の乱のころの八旗兵でも、満州に駐屯していた者はなお素朴さを保っていて優秀だったが、北京出身の者はまったく惰弱で役に立たないばかりか、民家や茶房、酒家を占領して大騒ぎをし、緑営兵からさえ軽蔑されるので、ついに北京に召還されるという始末だったとか
それは彼らが平素、困苦欠乏に耐えるということを知らず、遊惰な都市の消費生活に憂き身をやつした結果だった

123: 世界@名無史さん 2021/04/22(木) 18:23:09.92 0
遊牧民の軍隊って安上がりだよな
俸給というものがないし、戦利品の十分の一をリーダーの取り分として差し出した残りは全部個人の所得になる
補給も楽で、輜重隊がなくてすむ
出陣の際は、めいめい腰の革袋にチーズや乾肉を入れて出かけるが、それで約3か月間は行動できる

124: 世界@名無史さん 2021/04/22(木) 19:18:21.77 0
>>123
モンゴルの西征軍は羊も生きた自分で歩く食肉として引き連れていったが。

132: 世界@名無史さん 2022/02/05(土) 23:39:26.74 0
>>123
しかも勝ったら相手の兵士を捕虜にして戦奴にできる
次の戦では戦奴が前線に出されるので本隊は温存できる
これで永久的に領土を拡張できる

133: 世界@名無史さん 2022/02/15(火) 21:37:15.00 0
なんか将棋の駒使いみたいだなw
まあ将棋が実戦の反映なのだろうけど。

135: 世界@名無史さん 2023/01/17(火) 14:25:25.95 0
北方民族が中国に攻め込んで、ひとたび中国の内戦に関わると、意外にもろさを暴露するということがよくあったな
彼らが山岳戦や水上戦を苦手としただけでなく、長期のゲリラ戦に悩まされたから
そのことはまだ、日中戦争時に旧日本軍が経験したことでもある

144: 世界@名無史さん 2023/10/17(火) 07:16:37.21 0
万里の長城って強固なレンガ造りの所以外は、ただ単に国境線を示すものだと思ってたんだけど、さっき見たNHK・BSプレミアムの空旅中国って番組によると、まず遊牧民って食料となる家畜を連れて移動するじゃん?それを妨害するものであれば、低い土作りの長城でも効果があったらしい。
なるほどと思ったよ

引用元: ・【強大な北方勢力】◆世界史上の遊牧民族を語る2◆