December 06, 2008 14:11

キングコングからのプレゼント

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シュートボクシングの盟友、、
元世界三冠王
“キングコング”
岩下伸樹君とは、格闘技以外で服や靴の趣味があうみたいでね。一度双方じっくり酒を酌み交わしつつジックリ話がしたかったんですよ。


取りあえず彼は靴好きみたいでね、、ただ好きで色んなのを買いあさるタイプではなく永年使えるしっかりした造りの物を自分でもメンテナンスしながら大事に大事に育てて行くタイプですね。
靴に限らずレザーはそうじゃなくっちゃねー。


この前ウチに遊びに来てくれた時もピッカピカに手入れされた『シルバノ・マッツァ』のサイドゴアブーツで登場。
大事に磨き込まれた革靴はなんとも言えん輝きで正直、、めっちゃかっちよいい。
で、岩下君に必殺の磨き方を伝授してもらいました。


1・ブラシで埃を落とす。(靴底、コバは専用の歯ブラシみたいなやつで)


2・汚れ落とし
真水かモヴレイ社スティンムーバーを古いTシャツに付けて拭きあげる。
汚れの酷い時は「靴の保革汚れ落としスプレー」を使用。


3・乾いたらシュークリームを塗込む。歯ブラシみたいなブラシで瓶からすくいとり靴に塗り付ける。


4・ブラッシング
大きなブラシで全体に塗り広げブラッシング。片方の靴で人差し指の爪位の量。ブラッシングすれば脂分の浸透が良くなるので丁寧にブラッシング。


5・約30分から1時間置いて置いて、ゆっくりと脂分を革に浸透させる。


6・古いTシャツで余分なクリームを拭き取る。その時爪で傷つけないように注意。


7・短い毛のブラシに古い靴下をかぶせて拭きあげる。


8・最後にブラシにパンストを2重に重ねて被せてブラッシング。
これらの工程によりワックスの輝きではなく革本来の輝きが滲み出てくると、、

ポイント
1・靴をはいたままか、シューキーパーをはめて手入れする。


2・革底の靴なら底も磨く。


3・30分から1時間かけてゆっくり脂分を浸透させる。


今回は牛革の普通になめされた革の手入れ方法で、無論革の種類により若干方法が変わってくる。
レッドウィングやDrマーチンに多いオイルドレザーにはミンクオイルが良い。

月1の手入れでバッチリ!革の手入れは女性のお肌同様に早いうちからの方が美しい効果を生むみたいです。


補足として、、シュークリームはワックスより乳化性クリームの方が良く、モヴレイ社『アリニンカーフクリーム』とコルドヌリアングレーズ社の『無色クリーム』がおすすめだそうです。


で、岩下君愛用のシューブラシをいただいちゃいました。
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早速ブラシを使わせてもらい教えてもらった手順でやってみる。
ピッカピカだピッカピカ!それもギラついた輝きでなく、、なんちゅうかなぁ…黒からジワ〜ッと滲み出る輝きと言うかなぁ、、そんな感じ。クロムレザーのビルケンのロンドンなんかは感激する程の光沢ですからね。
良いこと教えてもらっちゃったぜー。
是非お試しくださーい。


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コメント一覧

1. Posted by kingkong   December 07, 2008 03:51
私は店主さんのような洒落者じゃなくってダサダサなんですからねぇ。誤解を招く発言は勘弁してくださいよー。私の場合、靴のサイズが29〜30センチあるためになかなか手に入らない。だから大事にしてる次第です。
ちなみにおふくろは私の靴を鞄と間違えた事があります。凸(ー_ーメ)

2. Posted by 店主   December 07, 2008 07:02
kingkongさん
いやいや、、以前立志会館の坂口会長にハリスツイードやヘリンボーンについて熱く語っていたじゃないですか。立派な正統派の洒落者ですよ。靴はピッカピカだし。笑

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