こんにちは。(これを執筆している2018325日時点では)限りなく2年生に近い1年生の松本です。

後輩との距離の取り方が分からないので新入生が入ってくるのが不安です。上級生に接するのは比較的楽なんですけどね。年上の人には気を遣うと言う人もいますけど、体育会系イデオロギーがこの身体に一滴も染み渡ってない僕としては、年上の人の度量に甘えながら好きなことを好きなようにお喋りできるので気持ちいいです。プロトタイプ的上級生からするとこういう後輩ってウザいんですかね。まぁ、少なくとも農楽塾の上級生はそんな僕の甘えを受け入れてくれる心の広い方ばかりだってことです。ここだけの話、媚を売るのは得意なんです。

今回は埼玉県の関谷農園で農作業体験をさせていただきました。僕と新3年生の女子3人の計4人でお手伝いしました。年上女子原理主義を標榜する僕としては至上の人数構成ですね。一人は農楽塾とゼミの先生に何よりも愛情を捧げる純情系女子。一人は最近になって率先して農楽塾にコミットしているしっかり者系女子。一人はまったりした雰囲気と女神的美貌を持ち合わせるレアキャラ系女子です。ところで、女神なんて見たこともないのになぜ「女神のような美貌」は比喩として適切と見なされるんですかね。SNSとか出会い系アプリでよくある「実際に会ってみたら()」みたいなことだって有り得ますもんね。男女公正を期したいのは山々なのですが、男版の「架空の実在 ✕ 一般的に良いとされる性質」の比喩がすぐに思い浮かんでこないので御容赦願います。ちなみに僕は、見た目のいかつさとは裏腹な内面のピュアさや素直さでみんなハートを鷲掴みにするアイドル系男子ですかね()。さっさと本題に入りましょう。

まっちゃん①
広々とした農場に到着した僕たちは、にんじんの収穫をするように言い渡されました。毎回その場に着いてからでないと何をするのかが分からないのでいつもドキドキです。なんでも紫色のにんじんと白いにんじんを収穫していくそうな。こういうギザギザの葉っぱがついたものを手でひたすらに引っこ抜いていけばミッション・コンプリートなようです。

まっちゃん②

実際に掘ってみると土の感触は固くて、指に力を込めないとにんじんの周りを裸にすることはできませんでした。同じ中腰の体勢を続けなければならず、照りつける強い日差しと僕の「ぬるい飲み物なら飲まない方がマシだ」というポリシーが相まって体力的にそこそこハードな作業でした。ただ掘り進めていくうちに段々慣れてきて、気がつけば色んな種類のにんじんが沢山並んでいました。昼食は農家さんの奥さんが自家栽培の野菜を使って料理を振る舞ってくださいました。こんなに健康的な食事は滅多にできないので有り難く完食させていただきました。

まっちゃん③
まっちゃん④

まっちゃん⑤

昼食を挟んでから作業を再開すると、お互いの近況や他のメンバーについての話、今後のバイト・授業・サークルに関しての展望といった話題で話が盛り上がりました。個人的にこれほど農楽塾のメンバーと集中的に話すのは久々だったのでどこか懐かしい感覚を味わいました。作業が終わるとお土産として農家さんから野菜をいただきました。労が報われたのを感じる瞬間ですね。軍手をしながら作業したのにこんなに泥がついちゃいました。頑張った証です。

まっちゃん⑥
まっちゃん⑦

その後、僕はキンキンに冷えたペプシコーラを流し込んで乾いた喉を潤わせました。ただ缶で500mlは致死的に多いですね。多すぎます。一気に飲めないから結局ぬるくなるっていうオチがついちゃうんですよね。僕は哀しいです。密かに後味の悪さを抱えながら帰りの電車に乗ると、途中で純情系女子とレアキャラ系女子が下車しました。内なる哀しみはやがて膨れ上がり、大いなる闇となってこの世界にワルプルギスの夜を呼び寄せようとしたその矢先、残ったしっかり者系女子が話しかけてくれました。実はその人とはあまり話したことがなかったのです。それがきっかけで話が弾み、特に自らの生きる糧ともいえるプロレスについて熱く語ることができたのはとても嬉しかったです。こうして大いなる闇は消し去られ、再び世界に安寧が訪れたのです。

この世の全ての年上女子(つまり満20歳以上の女子)に、乾杯。

Writer:松本