早実、黄金時代への道〜「早実、甲子園への道」第3章〜

ALYの高校野球観戦記。このblogは、 新・早実を応援するページの一コンテンツです


ベスト16の相手は桜美林

予想だにしていなかった接戦になった

試合は序盤〜終盤に掛けては投手戦
中村君と桜美林のエース沼田君の投げ合いで均衡破れないまま緊迫した展開

中村君のメリハリのあるピッチングだけでなく再三にわたる好フィールディングのほか、川上君のマメな声かけ、灘本君からのライトゴロを狙った送球(残念ながら逸れてしまい、國光君と桜美林のバッターランナーが衝突することになってしまったけど、狙いは良かった)など、こんな暑い中、守備が集中していた

さらに、白仁田君がベンチの一番外野寄りから終始外野陣にポジショニングをアドバイスするなど、ベンチの一体感もあった

その白仁田君が今日は試合の流れをたぐり寄せた

8回表に灘本君の代打として凡退したあと、8回裏から着いたポジションはライト

普段はセンターで広い守備範囲を魅せるので、白仁田君がセンターに入って、脚を攣り気味の渡邊君がライトに入るのかと思っていたら、白仁田君がそのままライト

すると、8回裏、2アウトランナーなしからの桜美林のバッターの当たりはライト白仁田君の頭上を超えるあわや右中間フェン直という大きな当たり

これを白仁田君がいつものごとく左回転、右回転と繰り返しながら背走し、最後はフェンスの側を向きながらキャッチしてフライアウト

試合の流れを引き寄せる大きなプレイだった

これぞ和泉マジック

こういうプレイが出ると、早実打線に勢いが着くはず…

と思いきや、9回表も2アウトランナーなしまで追い込まれる

だがしかし、ここで最後にチャンスを作ったのは3年生

中村君、山中君の連続レフト前でチャンスを拡げる

打席には渡邊君

この日はセンター前、レフト前を放ちバッティング好調だったので敬遠されてもおかしくなかったけれど、桜美林は勝負してくれた

渡邊君はファウルで粘った末に、センターオーバースリーベースを放ち、待望の先制点

最後は中村君が本気モードのピッチングで桜美林打線に反撃を許さなかった

これこそ本当の粘り勝ち


苦しい試合だった

次は国士舘戦

久我山打線と日鶴打線を抑えた長身サウスポー鎌村君が登板するのか、それとも右の井村君、草島君が登板するかわからないけれど、打ち勝つのみ

「和泉監督、甲子園に行きたいです」


夏の2戦目は、ここまで2試合を勝ち上がってきた石神井との試合


7月に入ってから静岡、愛知、長野、山梨の試合は見に行っていたので第107回大会にはどっぷり浸かっているものの、早実の初戦はバーチャルで見てたので、ようやく今日がこの夏初の早実公式戦生観戦になった

早実先発は浅木君
先頭打者に初球デッドボールを出し、その後も腕が触れず置きに行くようなピッチングで制球が定まらず苦しい立ち上がり

しかし、ショート川上君がマウンドに声を掛けに行くと、急に腕が触れ、力のあるボールが行きはじめる

投手経験者ならではの自信を持たせる何かを伝えたのかな?

ここから浅木君は立ち直り、打者一巡はほぼ真っ直ぐ、時折変化球くらいの割合で石神井打線を封じる

その浅木君を早実打線も盛り立てる
田中君、三澤君のタイムリーで3点先制すると、山中君のスリーランで初回から6点を先取

田中君、三澤君は今日は当たっていた
3回にフォアボールなどでランナーを溜めたところで、ふたりに更にタイムリーが出て、仕舞いには川上君、國光君、代打片桐君にもタイムリーが出て、怒濤の23得点

ずーーっと当たってなかった三澤君と、ここ最近不調気味だった川上君に当たりが出たの頼もしい

しかも、喜澤君や代打高木君、代打五木君もバントをしっかり決めてチャンスを自分たちで作りながらの得点だったのも、今後に生きそう

川上君は今日は守備でも三遊間の難しい当たりを、やや深めに守ったところからアウトにする好守備を連続で披露

雑になりそうな試合を守備で引き締めていたのは、見てて安心感があった

投手陣では今日は1年生の酒本(さかもと)君も無難にデビュー

次の相手は桜美林か国立か
どちらが来ても早実が勝つだけ

「和泉監督、甲子園に行きたいです」


早実対玉川学園
いよいよ待ちに待った夏の大会が始まった

初戦の相手は、和田監督時代最後の甲子園(1988年春)に出場したときに外野手だった三井さん率いる玉川学園。

和田監督門下生同士の対決になった。

早実は、序盤、玉川学園の守備の乱れに乗じて点を重ねる

初回はランナーを貯めたところで、4番に抜擢された田中君、喜澤君のタイムリー、2回にもランナーを貯めたところで國光君、喜澤君、山中君のタイムリーや押し出しで点を重ね、2回終わったところで、8点リード。

先発した小俣君が、変化球主体の投球で玉川学園打線を封じていたこともあって、早々に試合が終わりそうな感じになった。

しかし、早実打線は全体的に湿っていて、タイムリー以外には良い当たりはなく、追加点もなし。ズルズルと5回へ。

5回からは田中君がマウンドに上がるも、田中君もピリッとせず、内野の守備のミスも重なり、失点してしまう。

そんな中で光ったのは、5回裏の國光君の走塁と、6回裏の灘本君の走塁。

5回裏2アウト1・3塁で一塁走者國光君の場面で、続く喜澤君の当たりはショートにボテボテの当たりでタイムリー内野安打に。

このとき、ショートがファーストに放るのを見て、國光君はサードに向けて走り、それを見た玉川学園のファーストからの送球が逸れる間に國光君が生還し得点。
10点目になった。

また、6回裏1アウトランナーなしの場面で打った灘本君の当たりはフワッと上がったセンター前への当たり。

打球が緩かったこともあり、灘本君は二塁に到達しツーベースになった。

ヒットだからと気を抜かずにちゃんと走っていたのが功を奏した。

こうした隙のない走塁ができると、相手守備にもプレッシャーになるし、打てなくても点に繋がる。

6回からは中島君と朝日君のバッテリーに交代し、試合を締めた。

最後の2イニングが、今日は1番安心して見られたかもしれない。

今大会、このバッテリーが登場する機会も少なくないと思うので、今後も二人の活躍が楽しみ。

ということで、なんとか初戦を突破。

次の相手は石神井。
武蔵関駅から昔の武蔵関グラウンドに行く途中に見えた、あの高校。
試合を見たこともないし、今大会2試合ともエースの徳山君(昨夏もエース)が先発完投していることくらいしか情報がないけど、きっとなんとかなるはず。

「和泉監督、甲子園に行きたいです」

↑このページのトップヘ