早実、黄金時代への道〜「早実、甲子園への道」第3章〜

ALYの高校野球観戦記。このblogは、 新・早実を応援するページの一コンテンツです

新チームになっての第二戦。
課題が多く見つかった初戦から一週間、どれだけ改善されたかに注目。

対戦相手は聖パウロ学園。
八王子高校のコーチだった勝俣監督が就任してからメキメキと力をつけ、最近は夏のベスト8にも入るようになってきた、気の抜けない相手。

ふたを開けてみると、エース伊藤君の圧巻のピッチングが試合を支配。
2009年のエース内田君(早大→エネオス)ばりの伸びのある真っ直ぐを右バッターのアウトローにビッシビシ決め、三振の山を築く。

とはいえ、初っ端から気合いが入りすぎていたので、途中でバテないかなと不安もあり。
案の定、7回まで0点で凌ぎはしたけれど、途中にはピンチを迎えることもあった。
この夏の金足農吉田投手ではないけれど、相手の力やアウトカウントに応じてメリハリをつけられるように、練習試合で試していくしかないかなと。

さて、7回まで0点に凌いだのは、伊藤君だけの力ではない。
ランナーが出ると、ベンチ、キャッチャー、内野、外野がお互いに声を掛け合い、ちゃんと次のプレーで気をつける点を確認しあう。集中して、試合に参加。チーム全体で0点に抑えていた。

ただ、8回は牽制もなくなり、ちょっとチームの一体感が緩んだところで失点。
マメをつぶしたのは仕方がないけれど、一体感の持続が課題かな。

また、守備の課題も見つかった。
1つは、投内連携。
1塁方向に打球が飛んだときのピッチャーのファーストカバーのスピードがまだまだ。

もう1つは、セカンド・センター・ライトの守備範囲の役割分担。
ランナーがいないときに北村君がカープ菊池ばりに芝生にかかるほど深く守ってる分(ランナーが出ればゲッツー体制)、セカンド・センター・ライト間の当たりで、どっちが捕るかを決めていたほうが良さそう。
おそらく、あの守備の深さだとサードゴロ、ショートゴロでのカバーリングも遅れるかもしれないので、そうなると、キャッチャー長谷川君もカバーリングのスピードをあげないといけない。

一方、攻撃。

聖パウロの先発投手は、往年のプロ野球選手野田浩司(今の高校生は知らないかな)ばりのクイックからのサイドスローで、シンカーみたいな落ちるボールを投げる。
見ているだけでも打ちにくそうで、早実打線も打ちあぐねる。

とはいえ、初回に生沼君の先制打で1点を先制してリードし続けたのが大きかった。おかげで、心の余裕をもって試合ができたかなと。

2回以降もなかなか点を奪えず。

ただ、無策だったわけでもなく、打てば1塁まで駆け抜け、塁に出ればなるべく1つ先を狙う姿勢が徹底されていた(リード広ければもう少し余裕をもって1つ先を狙えるんじゃないのかな)。

1塁までの全力疾走のおかげで、相手の内野がバタバタして出塁でき、チャンスにつながった場面もあった。

特に、新井君のヒットで、1塁ランナーの千葉君が3塁を狙い、センターからの中継のボールがサードに送球それている隙を突いて、新井君も2塁に到達した場面。
これも走る意識、1つ先を狙う姿勢の現れ。集中していた。さすが、中学時代に陸上で強化選手だっただけある。

打つだけではなく、千葉君が相手の隙をついたセーフティーバントを試みたり、チーム全体で塁に出て点を奪おうとしている姿勢も、伝わってきた。

あとは、ランナーが塁上からピッチャーにプレッシャーかけたり、ランナーが動いて相手内野を動かしてヒットゾーンを広げたりできるようになると、もう一段階上に行けそう。

結局、6回に集中打で大量得点したのが決め手になった。
その前のグラウンド整備の間、ベンチでは選手たちが円陣を組んで、攻略しようと一丸になっていたのも、今まで見られなかった光景(ベンチ前の円陣は何度も見たことあるけど)。

こういう姿を見ると、成長していきそうな予感がするので、これからの試合が楽しみ。

次の公式戦は3週間後。
それまでに、この試合の姿勢や意識を続けられるか。それとも、いなほ祭の準備で頭いっぱいになってリセットされて先週のように戻ってしまうか。
意識し続けて練習してれば、おそらく、3週間後には、もう一段階上のプレーができるようになるんじゃないかなあ、と。
楽しみです。

「和泉監督、甲子園に行きたいです」

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