早実、黄金時代への道〜「早実、甲子園への道」第3章〜

ALYの高校野球観戦記。このblogは、 新・早実を応援するページの一コンテンツです

準々決勝、早実対國學院久我山戦、負けてしまいました。
寄りによって、仕事で見に行けず、ネットに接することもできない状況での敗戦。
呆然として、録画したビデオも満足に見られないままで、この記事を書いています。

負けた結果を知った状態で試合展開を振り返っているという前提で、読んでください。

まずは、スタメン。
これまでの1番〜3番の打順から2番の千葉君を繰り下げて、当たっている5番茅野君を4番に上げ、前の東村山西戦でやっと当たりの出た梅村君を2番に入れて、5番に代打の切り札松尾君を入れるという思い切ったオーダー。

なんで?

梅村君を外して茅野君を繰り上げるところまではわかるけれど、なんで、せっかく繋がっていた1番〜3番から千葉君を外したんだろう?単に4番茅野君にして、当たってる網野君あたりを5番にして、梅村君をその次か9番にすれば良かったんじゃないか、と。
松尾君も左キラーとしての代打でなら結果を残しているけれど、今大会も代打として特に当たっているわけでもないのに、右投手の高下君相手にスタメン起用するか、と。
外野が1枚足りないのなら、練習試合でもやっていたライトに生沼君、ファーストに西口君とか、パターンはあっただろうに。
練習試合でも見たことのないスターティングメンバーで、意図が謎すぎた。
去年の夏も練習試合で試したことのないスタメンで敗戦しただけに、嫌な予感がした。

東村山西戦の試合前ノックでも、セカンド西口君、ファースト松尾君という、夏の公式戦本番に入ってからコンバートしていたのを見て、もしかして準備不足のままこの夏に臨んでいるのか?とも思えてしまった。

試合は、エース伊藤君、久我山高下君の投げ合いで緊迫感のある試合。
早実は、6回裏に1点差を追いつかれ同点とされると、7回裏には伊藤君から東海林君にピッチャーを交代。
ところが、東海林君は神宮初登板の緊張感や違和感もあったのか、本来の調子ではなく、勝ち越しの1点を許してしまう。
初めての球場のときには、試合前ノックのときにでもマウンドから見た景色や傾斜を確認しておいた方がよい・・・って、都市対抗野球を一緒に見ていた社会人チームの元投手コーチが言っていたよ。

早実は、直後の8回表に久我山の守備の乱れもありノーアウト1・3塁のチャンスを作るも、代打長谷川君の犠牲フライで同点にするのがやっと。
スクイズだの何だの絡めて1点勝ち越しておきたかったところ。ここが勝負ポイントだったのではないかな、と。

8回裏から、マウンドには再び伊藤君。東海林君はベンチに下げてしまった。
東海林君は練習試合でも立ち上がりは悪くても、2イニング目以降はブルペンで修正して打たれないどころか、むしろ調子がよくなるパターンが結構多かっただけに、2イニング目となる8回裏以降も信じて任せれていても良かったのではないか。
最悪、マウンドから下げるにしても、ゴールデンウィークまで外野だっただけに、9回裏に伊藤君が乱調することを予期して、外野に残しておいてもよかったのではないかと。

この7回、8回のバタバタとした投手交代が結果的に早実の首を絞めた。
同点のまま迎えた9回裏、フォアボール、デッドボール絡みで満塁のピンチを迎えて、最後は4番の宮崎君に満塁ホームランを被弾。
結果的に、春の小山台戦と同じく一発に沈むことになってしまった。

トータルすると、スタメン発表時から試合終盤の選手起用まで、早実が勝手にバタバタと独り相撲をとって負けてしまったような印象を受けた。

夏の大会に入るまでにポジションや打線を固定できなかった準備不足が原因なのか、その前提となるベンチ入り争いをする選手層の底上げが不足していたのか、夏前から打線の調子が急降下して大会に入っても元に戻らなかったコンディショニングが原因なのか、おそらく複合的な要素が絡み合っての敗戦だと思う。

練習試合もたくさん見させていただいている自分からすれば、走攻守ともに日に日に選手たちのプレイスタイルが洗練されていっただけに、もっと今のチームが見たかった。
今年で言えば、大会が始まる直前の都市対抗野球のJFE東日本対明治安田生命の早実OB対決を見に東京ドームまで来てネット裏で野球の勉強をしている選手たちもいた。
それだけ勝ちたい意欲や強くなりたがっている選手たちが揃っていただけに、勝ちあがって欲しかった。
残念です。

今年のチームが甲子園に出られなかったことで、残念ながら、2006年以降、全学年が最低1回は甲子園に行く記録が途絶えてしまいました。選手たちが可哀想でなりません。

前兆はありました。
去年の秋のベスト4、清宮君(兄)の代の秋春優勝、夏準優勝、野村君の代の春ベスト4(相手は日大三)を除くと、金子君の代は秋2回戦敗退(相手は二松学舎)、春2回戦敗退(相手は昭和)、夏準々決勝(相手は八王子)、野村君の代は秋3回戦敗退(相手は国士舘)、夏4回戦敗退(相手は八王子)、今年の春は準々決勝(相手は小山台)と、勝ちきれなくなっている。
この代の敗戦を糧にして、夏以降何か変えて取り組んでいかないと、10年以上前のベスト4の壁のような「あと一歩」が続きそうな嫌な不安があります。

お願いします。
「和泉監督、甲子園に行きたいです」(本気で)

コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. 78年卒。
    • 2019年07月28日 08:13
    • 5 あなたの解説記事、素晴らしいです。 ただ、結論から言いますと、和泉が監督をやり続けているうちは、何を言っても無理です。和泉交替を言うと、『優勝監督』なんだからと、二言目には言う馬鹿がいますが、優勝したからと言って、永遠に監督を続けられるというものではありません。プロ野球だって、大学野球だって、優勝から遠ざかっていけば、責任をとって、かわるのは当然です。
      選手起用の頓珍漢ぶりは今に始まった訳ではありません。一昨年夏、まともに三塁の守備ができないのに、生沼を起用し、エラーで甲子園行きを逸したのも記憶に新しいところです。この時は、守れない生沼を虐待しているとしか思えませんでした。
      前監督の後、成り手が見つからず、急場凌ぎで和泉を起用し、今日に至っています。早くまともな者を監督に据えるべきです。そうじゃないと、また来年も、いや再来年もその次も永遠にこのような頓珍漢試合が続きます。保証しますよ。
      桐光の野呂なんかをよびたいところですが、この際、イチローを招聘するぐらいの度量が、早実には求められます。




    • 2. 78年卒。
    • 2019年07月28日 08:18
    • 捕捉。

      高校野球、負けたら終わりの試合では、主軸とはいえ、犠打は当たり前です。
      一点負けていて、無死一、三塁なら、スクイズで、一点取り、一死二塁から、安打を狙うのが最も確実なやり方です。
      こんな基本的なことより、先日の準々でも、投手の伊藤が三遊間を打ち、全力疾走で二死になって、どうして、次打者にツーストライクまで、ウエイティングをさせないのか、まあ、こういう緻密さは、和泉には期待できません。
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