ついに準決勝まで勝ちあがってきた。
準決勝の相手は日大二。
昭和57年夏の甲子園、池田高校と2回戦で戦ったのが日大二、準々決勝で戦ったのが早実。
同じ大会で同じ相手に負けるとは奇遇だね。
日大二は、あの夏以来の甲子園を目指す。
だがしかし、今日は早実打線が初回から爆発して、そんな日大二に襲いかかる。
1回表2アウト3塁の場面で、今日は4番に復帰した石原君が期待どおりにライト前タイムリーツーベースで先制すると、続く中村君もタイムリーで2点先制。
山中君がフォアボールでチャンスを広げた後、國光君がライト前にヒットを放ちさらに1点追加かと思いきや・・・。
國光君はライトがボールを弾いているのを見て2塁を狙う積極的な走塁を見せたものの、2塁でタッチアウトに。その一方で、2塁ランナーはホーム生還前にスピードを緩め、ホームに到達していなかったために、國光君のアウトが先で得点ならず・・。
1塁ベースへの全力疾走のみならず、ベーラン、ホームへの生還も全力疾走を貫かないと点を取れないという良い教訓になったのでは。
2回表には1アウト1塁からエンドランを仕掛けるも、ショートライナーゲッツーとなり無得点。
しかも、2回裏に日大二に1点を返され、1点差に迫られる。
このままで行くと、ちょっと嫌な流れになりそうだった。
ところが、3回表、早実打線が止まらなくなった。
3連続フォアボールで満塁とした後、2回裏に盗塁を刺す良いプレーを見せた山中君が今度はタイムリーでチームに貢献して1点を挙げた。
ここから國光君、内囿君、灘本君と連続タイムリー。
灘本君は練習試合では結構打っているけれど、夏の大会ではこれがようやく初ヒット。
なかなか使ってもらえず、使ってもらえても即交代が続いていたので、これで良い波に乗っていくと、打線が本当に繋がるようになる。
三澤君の犠牲フライを挟んで、宇野君、高崎君のタイムリー。
石原君、中村君の連続フォアボールを挟んで、再び、山中君、國光君、内囿君と連続タイムリー。
怒濤の12得点だった。
2010年の夏の甲子園で中京大中京戦では初回に7得点、5回に12得点だったので、それ以来の怒濤の攻撃。あの試合で4番だった小野田君は、今日も都市対抗野球、東京ガス対ENEOS戦でタイムリーを打ちました。
3回表が終わった時点で14−1。
誰もが、今日こそは5回コールドと思ったはず。
ところが、今日も4回以降は攻守とも課題が残る展開になった。
4回表はフォアボールで出塁した高崎君が盗塁してチャンスは作ったものの、二高近石君のスローボールピッチャーの前に凡打で無得点。
5回表は再びマウンドにあがった二高のエース鈴木勝君の前に中村君がフォアボールで出たものの、凡打と牽制死。
さらに、5回裏には、二高の意地と中村君の疲れが重なったのか、集中打を浴び、しかもうち2本は長打(ツーベース)で2失点。
しかもランナーが3塁に残り、久我山戦の悪夢が頭をよぎる。
「コールドを回避されたら、またズルズル行ってしまうかもしれない。ここから試合中に気を引き締め直すのは難しいのでは」
そんな思いをしながら見ていた。
大量得点差と暑さで集中力が切れたのかもしれないけれど、これは大いに反省すべき終わり方。
5回コールドで終わったから結果オーライだけど、決勝に向けて不安要素。
この2イニングを選手たちがどう受け止めて、決勝に臨むか。
決勝の相手は日大三高。
しょっちゅう対戦しているようで、夏の決勝で当たるのは2011年以来13年ぶり。
左の谷亀君はスピードはないけれどコントロールがよく、スライダーもよくきまる。
攻撃陣も準々決勝で2本のホームランを打った2年生の本間君を筆頭に、相変わらず。
走塁もソツがない。
決勝で戦うに相応しいライバル校。
3年生は早実に入学してからの2年半の集大成。
2年生、1年生も甲子園に行ける大チャンス。
今まで見たことがないくらいの早実ファンで神宮球場が埋まるので勝手にアドレナリンが出ると思うけれど、気負いすぎず、緊張しすぎず、でも、全力で悔いなく戦って欲しい。
自ずと結果はついてくる。
「和泉監督、甲子園に行きたいです」
準決勝の相手は日大二。
昭和57年夏の甲子園、池田高校と2回戦で戦ったのが日大二、準々決勝で戦ったのが早実。
同じ大会で同じ相手に負けるとは奇遇だね。
日大二は、あの夏以来の甲子園を目指す。
だがしかし、今日は早実打線が初回から爆発して、そんな日大二に襲いかかる。
1回表2アウト3塁の場面で、今日は4番に復帰した石原君が期待どおりにライト前タイムリーツーベースで先制すると、続く中村君もタイムリーで2点先制。
山中君がフォアボールでチャンスを広げた後、國光君がライト前にヒットを放ちさらに1点追加かと思いきや・・・。
國光君はライトがボールを弾いているのを見て2塁を狙う積極的な走塁を見せたものの、2塁でタッチアウトに。その一方で、2塁ランナーはホーム生還前にスピードを緩め、ホームに到達していなかったために、國光君のアウトが先で得点ならず・・。
1塁ベースへの全力疾走のみならず、ベーラン、ホームへの生還も全力疾走を貫かないと点を取れないという良い教訓になったのでは。
2回表には1アウト1塁からエンドランを仕掛けるも、ショートライナーゲッツーとなり無得点。
しかも、2回裏に日大二に1点を返され、1点差に迫られる。
このままで行くと、ちょっと嫌な流れになりそうだった。
ところが、3回表、早実打線が止まらなくなった。
3連続フォアボールで満塁とした後、2回裏に盗塁を刺す良いプレーを見せた山中君が今度はタイムリーでチームに貢献して1点を挙げた。
ここから國光君、内囿君、灘本君と連続タイムリー。
灘本君は練習試合では結構打っているけれど、夏の大会ではこれがようやく初ヒット。
なかなか使ってもらえず、使ってもらえても即交代が続いていたので、これで良い波に乗っていくと、打線が本当に繋がるようになる。
三澤君の犠牲フライを挟んで、宇野君、高崎君のタイムリー。
石原君、中村君の連続フォアボールを挟んで、再び、山中君、國光君、内囿君と連続タイムリー。
怒濤の12得点だった。
2010年の夏の甲子園で中京大中京戦では初回に7得点、5回に12得点だったので、それ以来の怒濤の攻撃。あの試合で4番だった小野田君は、今日も都市対抗野球、東京ガス対ENEOS戦でタイムリーを打ちました。
3回表が終わった時点で14−1。
誰もが、今日こそは5回コールドと思ったはず。
ところが、今日も4回以降は攻守とも課題が残る展開になった。
4回表はフォアボールで出塁した高崎君が盗塁してチャンスは作ったものの、二高近石君のスローボールピッチャーの前に凡打で無得点。
5回表は再びマウンドにあがった二高のエース鈴木勝君の前に中村君がフォアボールで出たものの、凡打と牽制死。
さらに、5回裏には、二高の意地と中村君の疲れが重なったのか、集中打を浴び、しかもうち2本は長打(ツーベース)で2失点。
しかもランナーが3塁に残り、久我山戦の悪夢が頭をよぎる。
「コールドを回避されたら、またズルズル行ってしまうかもしれない。ここから試合中に気を引き締め直すのは難しいのでは」
そんな思いをしながら見ていた。
大量得点差と暑さで集中力が切れたのかもしれないけれど、これは大いに反省すべき終わり方。
5回コールドで終わったから結果オーライだけど、決勝に向けて不安要素。
この2イニングを選手たちがどう受け止めて、決勝に臨むか。
決勝の相手は日大三高。
しょっちゅう対戦しているようで、夏の決勝で当たるのは2011年以来13年ぶり。
左の谷亀君はスピードはないけれどコントロールがよく、スライダーもよくきまる。
攻撃陣も準々決勝で2本のホームランを打った2年生の本間君を筆頭に、相変わらず。
走塁もソツがない。
決勝で戦うに相応しいライバル校。
3年生は早実に入学してからの2年半の集大成。
2年生、1年生も甲子園に行ける大チャンス。
今まで見たことがないくらいの早実ファンで神宮球場が埋まるので勝手にアドレナリンが出ると思うけれど、気負いすぎず、緊張しすぎず、でも、全力で悔いなく戦って欲しい。
自ずと結果はついてくる。
「和泉監督、甲子園に行きたいです」