ついにやってきました。
9年ぶりの夏の甲子園。
ワクワクドキドキした高揚感が止められず、思わず開会式から甲子園に入り浸り、昨日は前夜祭の宴、今日は4時起きでの甲子園入り。
試合中ずっとテンションが高かったので、正直、試合内容はあまり覚えていません。
宇野君西東京大会以上にすごすぎるという印象と試合後に酒を浴びるように飲んで、新幹線は爆睡して気がついたら東京に戻ってきていた記憶しかない。
ですが、それだと観戦記にならないので、思い出して振り返ります。
試合は、1回表、1アウトから宇野君がライト前ツーベースを打ったところから動き出した。
外野が深く守っていたこともあり、ゴロの打球で迷わず2塁へ。
西東京大会のときと同じ積極的な走塁姿勢を見せる。
残念ながらこの回は得点に結びつかなかったけれど、これで他の選手たちも緊張から解き放たれたのではないかと。
チャンスの裏にはピンチあり。
ということで、1回裏、早実先発中村君はコントロールが定まらず、2連続フォアボールでランナーを貯めた後、連続タイムリーを浴びて先制を許してしまう。
嫌な展開。
ところが、このピンチを打開したのは、やはり宇野君。
2アウト満塁のチャンスに鳴門渦潮のエース岡田君との意地のぶつかり合い。
10球粘った末に、勝ったのは宇野君。
高々と舞い上がり、無風だったのに伸びて、レフトフェン直の走者一掃3点タイムリーツーベース。
これで逆転。
ここからしばらくは、早実中村君、鳴門渦潮岡田君が粘って試合は膠着。
試合が再び動き出したのはクーリングタイム明け。
ここからは一進一退。
まずは6回表。
國光君、内囿君の連打からチャンスを作ると灘本君のセカンドゴロの間に1点追加。
しかし、6回裏には、早実バッテリーのパスボールのミスもあり、1点を返される。
すると、7回表には、今度は高崎君、石原君の連続センター前でチャンスを作って、山中君、國光君が連続タイムリーで2点追加。
しかし、7回裏には、フォアボールでランナーを許したのをきっかけに1点を返される。
ところが、今日の早実は点を獲られても試合の流れを相手に渡さない。
8回表には2アウトから宇野君がレフト前ヒット&レフトお手玉の隙に2塁を奪うと、高崎君のセカンドゴロの送球が逸れる間に、宇野君がホームイン。
走塁で点を奪う、西東京大会と同じような面を見せる。
宇野君だけでなく、高崎君、石原君、内囿君の3年生、山中君、國光君、灘本君の2年生もよく振れていて、打線の切れ目なく点を奪える。足も使える。
甲子園初戦の緊張を感じさせないパフォーマンス。
8回裏からは川上君がリリーフ登板して、6回以降打線が目覚め始めていた鳴門渦潮を止める。
川上君は地元兵庫県に凱旋して、西東京大会に続く好リリーフ。
これで試合の勝敗へのムードはほぼ決まった。
鳴門渦潮の守備も意気消沈したのか、9回表には、レフト前ヒットを打った山中君を塁に置き、代打磯田君が打ったセカンドゴロを鳴門渦潮のセカンドゴロをトンネルするミスで1点追加。
それまでの緊張感のある展開からはちょっと考えにくいかたちで得点し、これがダメ押しに。
最終回も川上君が危なげなく抑え、9年ぶりの勝利。
やはり歓喜の紺碧はうれしいね。
次の対戦相手は鶴岡東。
昔の鶴商学園といったほうが馴染みがある人が多いかもしれない。
早実が甲子園から遠ざかっていたここ数年、山形県の代表として甲子園で結果を残している。
直近は、
2019年は高松商、習志野に勝って関東一に1点差で惜敗。
2020年は交流試合で航空石川に勝利。
2022年は盈進に勝って近江に敗戦。
今年のチームは、昨秋、今春とも東北大会で青森山田に5点を奪われて敗退。
鳴門渦潮と同じ4番エースの櫻井君のほか、春の東北大会では2年生の杉浦君が2試合とも先発して投げていた。どちらも左投げ。
今日の聖光学院戦では8番を打っていた田崎君が春は1番を打っていたので、田崎君の調子が戻ってきたら怖いかも。
あと3番の日下君は小柄だけれど長打力もある。
何度か見ているけれど、足も使うし、結構良いチームです。
次も一進一退の打撃戦になるかもしれない。
「和泉監督、全国制覇がしたいです」
9年ぶりの夏の甲子園。
ワクワクドキドキした高揚感が止められず、思わず開会式から甲子園に入り浸り、昨日は前夜祭の宴、今日は4時起きでの甲子園入り。
試合中ずっとテンションが高かったので、正直、試合内容はあまり覚えていません。
宇野君西東京大会以上にすごすぎるという印象と試合後に酒を浴びるように飲んで、新幹線は爆睡して気がついたら東京に戻ってきていた記憶しかない。
ですが、それだと観戦記にならないので、思い出して振り返ります。
試合は、1回表、1アウトから宇野君がライト前ツーベースを打ったところから動き出した。
外野が深く守っていたこともあり、ゴロの打球で迷わず2塁へ。
西東京大会のときと同じ積極的な走塁姿勢を見せる。
残念ながらこの回は得点に結びつかなかったけれど、これで他の選手たちも緊張から解き放たれたのではないかと。
チャンスの裏にはピンチあり。
ということで、1回裏、早実先発中村君はコントロールが定まらず、2連続フォアボールでランナーを貯めた後、連続タイムリーを浴びて先制を許してしまう。
嫌な展開。
ところが、このピンチを打開したのは、やはり宇野君。
2アウト満塁のチャンスに鳴門渦潮のエース岡田君との意地のぶつかり合い。
10球粘った末に、勝ったのは宇野君。
高々と舞い上がり、無風だったのに伸びて、レフトフェン直の走者一掃3点タイムリーツーベース。
これで逆転。
ここからしばらくは、早実中村君、鳴門渦潮岡田君が粘って試合は膠着。
試合が再び動き出したのはクーリングタイム明け。
ここからは一進一退。
まずは6回表。
國光君、内囿君の連打からチャンスを作ると灘本君のセカンドゴロの間に1点追加。
しかし、6回裏には、早実バッテリーのパスボールのミスもあり、1点を返される。
すると、7回表には、今度は高崎君、石原君の連続センター前でチャンスを作って、山中君、國光君が連続タイムリーで2点追加。
しかし、7回裏には、フォアボールでランナーを許したのをきっかけに1点を返される。
ところが、今日の早実は点を獲られても試合の流れを相手に渡さない。
8回表には2アウトから宇野君がレフト前ヒット&レフトお手玉の隙に2塁を奪うと、高崎君のセカンドゴロの送球が逸れる間に、宇野君がホームイン。
走塁で点を奪う、西東京大会と同じような面を見せる。
宇野君だけでなく、高崎君、石原君、内囿君の3年生、山中君、國光君、灘本君の2年生もよく振れていて、打線の切れ目なく点を奪える。足も使える。
甲子園初戦の緊張を感じさせないパフォーマンス。
8回裏からは川上君がリリーフ登板して、6回以降打線が目覚め始めていた鳴門渦潮を止める。
川上君は地元兵庫県に凱旋して、西東京大会に続く好リリーフ。
これで試合の勝敗へのムードはほぼ決まった。
鳴門渦潮の守備も意気消沈したのか、9回表には、レフト前ヒットを打った山中君を塁に置き、代打磯田君が打ったセカンドゴロを鳴門渦潮のセカンドゴロをトンネルするミスで1点追加。
それまでの緊張感のある展開からはちょっと考えにくいかたちで得点し、これがダメ押しに。
最終回も川上君が危なげなく抑え、9年ぶりの勝利。
やはり歓喜の紺碧はうれしいね。
次の対戦相手は鶴岡東。
昔の鶴商学園といったほうが馴染みがある人が多いかもしれない。
早実が甲子園から遠ざかっていたここ数年、山形県の代表として甲子園で結果を残している。
直近は、
2019年は高松商、習志野に勝って関東一に1点差で惜敗。
2020年は交流試合で航空石川に勝利。
2022年は盈進に勝って近江に敗戦。
今年のチームは、昨秋、今春とも東北大会で青森山田に5点を奪われて敗退。
鳴門渦潮と同じ4番エースの櫻井君のほか、春の東北大会では2年生の杉浦君が2試合とも先発して投げていた。どちらも左投げ。
今日の聖光学院戦では8番を打っていた田崎君が春は1番を打っていたので、田崎君の調子が戻ってきたら怖いかも。
あと3番の日下君は小柄だけれど長打力もある。
何度か見ているけれど、足も使うし、結構良いチームです。
次も一進一退の打撃戦になるかもしれない。
「和泉監督、全国制覇がしたいです」