2019年12月02日

旧古河庭園でバラと紅葉 その4

前回も紹介した池は心字池(しんじいけ)という名前。

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心字池? どこかで聞いたなと思って調べると、日比谷公園や東京大学にあるのも心字池で、日本庭園ではよく使われる名前らしい。上から見ると「心」という漢字を形取っていて、禅宗の影響を受けて鎌倉時代からある造園手法とのこと。

しかし、そんな通り一遍の説明で「そうなんだ」と素直に納得しないのが私である(^^ゞ

なぜなら、心という漢字を少々崩して書いたとしても2つの「点」は独立して必要である。仮に1画目、2画目そして百歩譲って3画目を一体として線として囲んでも、つまり1つの池として掘っても、4画目はやはり独立させないと、他の丸い形をした文字と区別がつかなくなるじゃないか。

そう思って心字池の形を地図で確認してみると驚愕の事実を発見!

旧古河庭園の心字池。
ためしに90度ずつ回転させて眺めてみたが、心の文字がどこに当てはまるかわからず。
旧古河庭園


日比谷公園の心字池。
これを漢字1文字と説明するのはどう考えても無理でしょ。
日比谷公園


東大にある心字池。
ブーメランやないか!
東大


      紅葉に
      深まる謎が
      心字池

オソマツな一句でしたm(_ _)m



心字池の近くに滝もあった。写真では陰になってわかりにくいが、中央部分に滝が落ちている(クリックすると拡大する)。
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庭の中にある滝としては立派だとしても、大滝という名前はちょっと大げさかな。それなりの水量があるのだけれど、その水をどこから引いているのだろう。なお立て看板に記されている小川治兵衛はこの庭を造園した人。数々の名園を手がけ近代日本庭園の先駆者とされる京都の庭師。
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紅葉をアップ気味に撮ったものや、お約束の構図の写真など。
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帰り際にまた洋館を芝生越しに眺めて。
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これを設計したのはジョサイア・コンドルというイギリスの建築家。あの鹿鳴館や、復元されて今は美術館となっている三菱一号館なども彼の作品。つまり建物も庭も、東西の超一流どころを起用して造ったのが古河サンちのお宅だったのである。何ともうらやましい。


日本庭園のモミジもよかったが、通路にあるサクラの色づきもなかなかの風情。
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おしまい





wassho at 23:43│Comments(0) お花畑探訪 

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