2013年04月14日

再発レーベル覚書(暫定版)

70年代〜80年代のロック及びHR/HMを主に扱う再発レーベルについてのメモ。
とは言え買っている量が少なく参考資料不足、調査不足、直感的なので、あまりあてにしてはならない。


☆Repertoire Records
ドイツ(現在はイギリス?)の名門再発レーベル。60,70年代のサイケ・ブルースロック辺りが中心。
どマイナーとまでいかずとも、その時代の音楽を深く掘下げると避けては通れない様な中堅バンドのアルバムをカタログしており、非常に重宝する。メジャーレーベルで出ていない部分を補う存在。
自分の聴いた限りではどれも音質がすこぶる良く、ボーナストラック収録もあったりで、いたせりつくせり。また2000年代に作られた商品は、紙ジャケとデジパックの中間みたいなパッケージで特徴的。
優良レーベル

☆High Roller Records
80年代のB級ヘヴィメタル(特にNWOBHM)を中心に積極的なリリースを行っているドイツのレーベル。元々はアナログ盤専門だったらしいが、近年はCD盤も出している。
単なるリイシューのみならず、アーカイブス的な編集盤も数多く発売している。それにはアーティスト本人が音源提供や発掘に携わることもあるらしく、当時シングル1枚しか残せなかったバンドでも、デモ音源やら未発表音源やら満載なのが嬉しい。
ホームページが見やすく、本来ブックレットに載るべきであろうバンド解説をネット上で読めるのはたいへんありがたい。
全体的に音はとても綺麗で聴きやすいが、いかんせん時代が時代のマイナーなバンドを扱うだけに元ソースからどうしょうもないこともあり、とんでもない音質のライブ音源が紛れ込んでいることも。
ブックレットが割としっかりしており、またドイツ盤のくせに日本語帯が付いているのが面白い。あと大手通販サイトだと何故かべら棒に高い。
優良レーベル

☆Rockadrome Records
ハードロックやプログレが専門。Monster Recordsが前身会社らしく、カタログを引き継いでいる。
レパートリーと比べるとマイナー度が高く、よっぽどのオタクじゃないと名前も知らないアーティストの埋れた名アルバムの再発をしている印象だが、にも拘らず音もブックレットも申し分なく、非常に良い。ただ出すだけではなく、超マイナーバンドでもしっかり解説しているのはとても偉い。気になるのは近年はリリースのペースが落ちているか。
優良レーベル

☆Rock Candy Records
80年代のややメジャーから若干マイナーどころを再発している評判のいいレーベル。
半海賊盤が堂々と出回っているようなアルバムを、正規(たぶん)かつリマスターの高品質で出しなおしてくれるありがたい存在。
ブックレットが丁寧で、音質も良好だが、どれもやや音圧が高めの印象。ちょっと耳に疲れる。あと値段も少し高い。
優良レーベル

☆Lemon
イギリスのインディーズレコード会社Cherry Red Recordsの一部。
80年代メジャー寄りのアーティストがカタログに名を連ねる。俺はNWOBHM物数枚しか持っていないが、全商品リストを眺めると有名バンドの所謂低迷期のアルバムも扱っていることから、ニッチなところを埋めてくれるのかもしれない。音良し作り良し値段良しの三拍子が揃っている。
良レーベル

☆Metal Mind
ポーランドのレコード会社。扱うのは名前の通りヘヴィメタル。ポーランドは冷戦期から比較的統制が緩く、ロックの根差す環境が養われていたそう。
Satanしか持っていないが、出来のよいデジパックと、元の録音状況が明らかに悪い中でも、リマスターのお陰かまだ聴ける音なのは凄いところ。
このレーベルの商品は限定何千枚を謳うが、なかなか在庫切れにならないのは需要の問題か。ホームページがポーランド語のみなのはマイナス点。
良レーベル

☆Angel Air
イギリスの有名な発掘レーベル。
Ian Gillan Bandのライブ盤を当のイアン・ギランが関知していないところを見ると、権利関係のだいぶ怪しい会社だというのが窺い知れる。
故John Du Cann関連の物を数枚持っているが、これに関してはリリースに本人が携わったらしく非常に音が良く、またインタビューや解説もしっかりしている。ただ元々のレコード会社からライセンスを得ていないらしい。
回収騒ぎになったBad Companyの76年ライブ盤もこのレーベルからの発売だ。これもギターのミック・ラルフスかその周囲の人物が流したっぽいし、音源ソース提供者次第では高クオリティを期待して良いのかもしれない。
海賊に近い良レーベル

☆Krescendo Records
未CD化やとっくに廃盤になったNWOBHMを中心に再発しているレーベル。Zoom Club及びMajestic Rockの流れを汲んでいるそう。
ジャケットはLP盤をスキャンした発色の悪いものかつ、音はレコードから盤起しでプチプチとノイズが入り劣悪。「正規ライセンスを受けている」との表記があるが、その実は怪しいもんだ。
近年は他のレーベルや、日本の大手も同じアルバムを再発している場合があるので、そっちを買ったほうがいいと思う。
ただ伝説的バンドTytanはMajestic Rockの物を公式サイトで紹介しているので、物によっては公認/公式なのかもしれない。AZのMajestic Rock盤もややペラペラで軽い音ながらも、特段音が悪いとは思わなかった。Dirty Tricksは盤起し。
基本的に買ってはいけないレーベル

☆Rubicon Music
恐らく再発専門ではないが、気を吐く日本のレーベル。問題はKrescendoと同じソースを使っている場合があるらしいと言うこと。
俺の唯一持っているDark Starは、Krescendoとは別マスターから引っ張ってきたらしく良好な音質に多数のボーナストラック、さらにアナザージャケット封入と充実の内容であった。遅れて発売のRock Candy盤も恐らく同じマスターだろう。ルビコンは国内盤なだけに高いのが難点。
評価は保留

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