先日書いたオーケストラランキングその2です。
(第5位〜第1位)

ということで
第5位 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
日本人なら誰でも知っているオーケストラで
正直ケチのつけようも無く、ふくよかなサウンド、最高の音楽家集団です。
特にホルン・オーボエの音は一聴してこのオーケストラと判るので
個性も伝統を頑なに守る楽団です。
(オーケストラに音楽監督を置かないことでも有名)
好んで聴いているのが

そう、マゼールです。この復活は第4楽章?で破裂するほどの強奏があり、オーディオが壊れそうなくらいの大袈裟な演奏をします。
でもウィーンフィルなら嫌味にならないのが良いです。

第4位 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団ノイマンやマーツァル、コバケンまでいろんな指揮者と演奏をし、「ジブリの作品」の演奏までするという多芸ぶりですがその実力は信じがたいほど高く、深みのある弦楽器、ボヘミアらしいホルン・トランペットなどかなり好きですね。
チェコの人は枕元に楽器を置いて眠るらしいので上手くて当然か・・。


第3位 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーンフィルと双璧ですが敢えて3位に下げております。
(それでも3位ですが・・)
フルトヴェングラー・カラヤンが世界一のサウンドを創り上げましたが
80年代から分散し始め、アバドで少しよくなったものの演奏に議員バッジが
ついている感じ(例えばの話です)ですがラトルがどこまで変えてくれるか
楽しみです。

第2位 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
昔はあまりこのオーケストラをCDとかでも聴かなかったけど
聴けば聴くほどこのサウンドに魅了されます。
特に日本ではそれほど人気の無いハイティンク(風貌が地味?)との
コンビは名演が多いですね。
ヤンソンスが首席で振っているみたいですがもっとCDを出して欲しい
です。

そして
第1位 ドレスデン・シュターツカペレここのオーケストラはもともと東ドイツの所属であり、一時期の政治的、経済的な事情から一般的にはおとなしい評価ですが、このオーケストラを聴いてしまうと
音の透明度、暖かい音色、弾力、匂いにはまってしまいます(自分がそうです)
スイトナー、ザンデルリンク、ブロムシュテットなど渋い指揮者が振ってきただけあります。このオーケストラのフォルテは力任せでない分、どこまでも音が伸びて拡がっていきます。