とある大学生の話 Part2

「何かアピール出来る経験はありますか？」と面接官が言った。
村松知顕は、その質問に対する答えを用意していなかった。
アピール出来る経験？そんなもの、普通の大学生にあるわけないじゃないか。
いったい、なにがある？

学校とは関係ないのですが、昨年、ラーメン屋のプロデュースを経験しました。
ラーメンプロデューサーの渡辺樹庵さんという方と知り合いで、
その方に声をかけていただき、品川のお店のオープンに関わりました。
味の提案・レシピ提案など、味に関する部分において、全面的に関わりました。
一つの店舗を作り上げる工程を経験出来たことは、とてもいい勉強になりました。

とっさに出てきたのは、大好きなラーメンの話だった。
当然、レシピ提案なんてしていなかった。
全面的に関わってなんていないし、作り上げる工程にも一切関わっていなかった。
真実は、渡辺樹庵と知り合いで、「こういうのを作って下さい」と頼んだだけだった。

村松知顕は、自分の話に満足し、酔いしれていた。
完璧にストーリーを作れたし、そしてそれを完璧に演じた、と。
あの面接官は完全に信じきっていた。
自分の話に食い入り、次週のジャンプを待ちわびる少年のような顔をしていた。
目を輝かせ、陶酔し、最後には、憧れと尊敬と畏怖の念を持って自分を見ていた。

面接の帰りに「渡なべ」に寄り、渡辺樹庵本人に、そのことを得意げに話した。

でも、いくら待っても、次の面接のための連絡は来なかった。  

ど・みそ

「樹庵さん、最近、ど・みそってお店に食べに行きました？」と市川に聞かれた。

え？なんでそんなこと知ってんの？
僕の行動は筒抜け？

「なんで知ってんの？」と聞いてみると、「常連さんから聞かれたんです」と。

なぬ？
も、もしかして、、、
僕が食べてた横でラーメンの写真をとってる人がいたから、そこから漏れた？

「その常連さんはなんで知ったの？」と聞いてみると、
「店主さんのブログにのってるみたいです」と。

あ・・・さうですか・・・

気が付かれてないと思ったんだけどなぁ。
まったくそんな感じはしなかったんだけどなぁ。
普通の素人のフリして、「何がオススメですか？」なんて聞いちゃったんだけどなぁ。
は、恥ずかしい・・・  

週休6日

数日前に、ホスト（ホストクラブ経営者）をやってる友達から電話がかかってきた。

樹庵さん、なにしてますー？
オレ、ちょーヒマなんすよ。
週に1回、店にミーティングに行くだけで、
あとは、ラーメン食べてるか、ワイン飲んでるか、キャバ行ってるか、だけですよ。
今のオレ、めちゃめちゃイケてないっすね。

イケてなくてもいいから、僕も週休6日欲しいです。
はい。  

お遊び（8/5、6）解説

「ガレット風冷やしそば」
レシピは市川と僕、作ったのは市川。
名前の通り、ガレットをイメージして作りました。
タレは、蜂蜜とワインビネガーをきかせたリンゴのソース。
具は、ハムをイメージした燻製チャーシュー、半熟卵、チーズなど。
麺には、そば粉を入れました。

面白い企画ではあったのだけど、微妙な仕上がり。
面白さだけを見て食べて下さい、、、なんて祈るような気持ちでした。（笑）
結果的には、好意的な感想が多くて安心しました。

「鶏白湯ラーメン」
レシピは僕、作ったのは市川。
スープは、鶏モミジを主体に作りました。
麺は、博多麺。
Wテイストとして、トムヤムペーストを添えました。

これは、とろみに驚いた人が多かったですね。
僕自身、鶏モミジ100％で鶏白湯を作ったのは初めてだったので、勉強になりました。
かなりのゼラチンが出ていて、口のまわりがベタベタと。
好みが分かれるかなぁ、と思っていたら、「美味しい」と言う人が多くて驚きました。
トムヤムペーストは、、、あまりウケが良くなかったです。
個人的には美味しいと思っていただけに、残念。

次回のお遊びは、企画ものです。
今年2月の「安田直矢の卒業記念ラーメン」の続編ですね。
同じく今年早稲田大学を卒業した常連さんの、「卒業記念ラーメン」。
3月は海外を放浪していたため、夏休を待っての開催となりました。

題して、「村松知顕の卒業記念ラーメン」！
いろいろと面白いものを考えているみたいです。

よろしくお願いします。  

第2回 麺喰王RECの結果

お待たせしました。
結果の発表です。

今回の挑戦者は、36人。
最も食べた方は、1300グラム（13玉）でした。

以下はこんな感じ。
1000
900
900
900
700
700
600×10人
500×9人
400×6人
300×4人

500、600グラムのところに山が出来ているように、今回は伸び悩みましたね。
平均は、約570グラム。
前回は半分以上の方が1000グラムを越えたのと比べると、
かなり食べにくかったみたいです。

前回は「マンネリ感（飽き）」との戦いという部分が大きかったのだけど、
今回は、「スープのアブラ（重さ）」が敵でした。
食べやすいような濃度にしたつもりだったけれど、やっぱり豚骨は重いですね。

え？そんなことよりも、僕はどれくらい食べたのかって？
まぁ、それは、、、ねぇ、、、

300グラムで、最下位でしたっ！

最近あまり食べてなかったんで、、、まあ、、、
多く盛られたような気もしたんで、、、←これ、多くの人が感じたはず。（笑）

次回は、今年の秋に「つけ麺」で開催する予定です。
よろしくお願いします。  

HERO'S

サク、可哀想・・・
あれはやばくないです？
前田日明が怒るのも当たり前だってばっ。

それに対しての、谷川氏の説明が、これ。

自分のいた位置からはよく見えなかった。
桜庭選手はよく亀の状態になるからレフェリーにとって判断が難しい。

ひどすぎる・・・
サクを使い捨てする気満々な感じですね。  

重大なお知らせ

ちょっとバタバタとしてます。
なぜバタバタしているかは、、、10〜11月くらいにお知らせする予定。
たぶん、「え？まぢ？」という内容なんじゃないかな、と。
それまで、「どんな内容なんだ？」と想像を膨らませておいて下さい。（笑）

これから年末まで忙しくなりそうだぁ。  

お遊び（8/5、6）予定

六坊の味をいじらないといけないし、いろいろとやることがあるし、
何人かに「8月はお遊びを休みます」なんて言っていたのですが、、、予定変更。

今回は以下の2種類。
「ガレット風冷やしそば」
レシピは市川と僕、作るのは市川。
名前の通り、ガレットをイメージして作ります。
タレは、現地ではともに飲むというシードルから引っ張って、リンゴを使います。
甘味と酸味をきかせたリンゴのソースを作る予定。
具には、燻製のチャーシュー、半熟卵、チーズなど。
麺は、そば粉を入れます。

ガレット：フランス・ブルターニュ地方の郷土料理。そば粉を使ったクレープ。

「鶏白湯ラーメン」
レシピは僕、作るのは市川。
鶏モミジを主体に作ります。
何かを使って、Wテイストにする予定。

場所は、六坊にて。
5日（土）：18時頃〜21時
6日（日）：15時頃〜売切れまで

よろしくお願いします。  

WBA世界ライトフライ級王座決定戦

昨日の試合、見ました？
見事にやってくれましたね。

1人めの判定で、「あ、真っ当にジャッジするんだぁ」なんて安心していたら、
2人めで、「え・・・？こ、この流れって、もしかして・・・」と不安になり、
3人め。

いやぁ、ほんと、やってくれましたね。

ここまで亀田あげあげムードだったマスコミはどう反応するんだろう？
なんて思ったので、今日、スポーツ新聞を買ってみました。
買ったのは、「ニッカン」「サンスポ」「スポーツ報知」「東スポ」の4紙。

4紙を比較すると、それぞれ微妙にノリが違う。
内容はほとんど変わらないのだけど、
肯定的な部分を大きく出すか、否定的な部分を大きく出すかの違いがあった。
僕の主観で、肯定的な順に並べるとこんな感じ。

サンスポ：ダウンの写真を3面に小さくのせ、否定的な記事も小さい。
スポーツ報知：2、3面にダウンの写真と否定的な記事を大きくのせている。
ニッカン：否定的な記事は小さいが、1面に大きくダウンの写真をのせている。
東スポ：1面にダウンの写真をのせ、全体的に否定的なノリ。

今回の3人のジャッジもそうだけど、
同じ事象に対しても、スタンスによっていろいろな解釈があるものですね。  

てっぺん 自由が丘

接客で有名な居酒屋。
「丁寧な」接客ではなく、「勢いの」「元気の」接客がウリ。
ラーメン業界でいえば、「一風堂」の方向性に近いですね。
まあ、好き嫌いが大きく出る接客であることは間違いないです。

以前、何かの雑誌で、社長（だったかな？）がこんなことを言ってました。

「うざい」「うるさい」というクレームが増えるのと比例して、売り上げが伸びた。

こういうノリって、個人的にはあまり好きではないのだけど、
お店が繁盛しているところを見ると、商売としては正しい方向なんでしょうね。

勉強になるお店でした。

てっぺん 自由が丘
03-5731-5568　目黒区自由が丘1-26-3 升本ビルB1
17：00〜翌1：00　不定休
http://www.teppen.info/