「一寸先は闇」を照らす「とんぼの目」

「とんぼの目」の複眼思考で「一寸先は闇」の政治を読み解きます。国益に立つ毅然とした政治家を支持。国益に反する偽善政治家を糾弾します。旧ブログ名「鉛筆とマス目」「ひろしのお祭りワッショイ」   

コロナ最前線で闘う医療従事者を援護・支援する最善の道は!

      

 安倍首相が7日夜、緊急事態宣言を発令した。
 「ついに」とか、「やっと」とか、「遅すぎる」とか四の五のは言うまい。 政府の対策を検証するのは、武漢ウイルスとの闘いに打ち勝ち、感染拡大が終息して落ち着いてからでよい。いまは有事で闘いの真っ最中なのだ。

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 の闘いの最前線にいるのが医療従事者のみなさんだ。
 武漢ウイルスとの闘いは「戦争」である。全世界が、ひとつの「敵」を相手に苦戦している。6日現在で感染者数は累計で128万人を上回り、死者は7万人を超えた。
 感染した患者の命を救い、守るため、コロナウイルスに自らが感染する危険と向き合いながら日々、献身的に奮闘している医療従事者は、まさに「戦士」である。

 その「戦士」に敬意と感謝の念を払い、援護・支援をするのは後方にいる全国民の務めだと思う。

 ある若い看護師さんのこんな話をニュースで知った。
 この女性の看護師さんは、親から「危ないからもう仕事辞めなさい」と言われた。だが、自分が辞めたら誰かがやらなければならない。人を助ける医療の現場で働くのが自分の使命、と改めて自覚し、辞めることなく働き続けている。ただ、両親がいる実家を離れ、病院の寮に移った。万が一、自分が感染して、両親にうつしてはならないと判断したからだった。

 こうした話は数多くあるに違いない。
急速に増え続ける感染者数で医療の現場は、マスク不足ばかりか、医師や看護師ら医療従事者の数、患者を収容するベッド、人工呼吸器などの医療器具が逼迫するという崩壊寸前状態にある。

 最悪の事態となる医療崩壊はなんとしても避けなければならない。
 「ホテルなどを野戦病院のように使用できる」ー。安倍首相が、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて緊急事態宣言を行った大きな狙いは、医療体制を強化することにあった。

 安倍首相は7日夜の記者会見で、冒頭に言ったのが、過酷な現場で人の命を救い、守っている医療従事者や病院スタッフへの心からの感謝の表明だった。国民に医療現場の窮状をわかって欲しかったからだと思う。
 
 闘う「戦士」に私たちができる援護・支援は、もうはっきりしている。「密集」「密閉」「密接」の3つの密を避ける行動を徹底して感染者数を増やさないことにつきる。医療現場で身を捨ててまで献身的に働く医師、看護師らの仕事を軽減するために、今一度、一人ひとりが心がけたい。

 

 


 
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「自らを律することができる」日本人の美点で国難を乗り切ろう!

           

 緊急事態宣言の発令が秒読みに入った。武漢ウイルスの急激な感染拡大に対処するため安倍首相は、あす7日にも宣言を発令する見通しである。

 新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言は、コロナウイルスに対抗する政府の唯一最大のの“切り札”といっていい。発令により、コロナウイルスの感染拡大を封じ込める方向に動かなかったときは、収拾がつかないは事態に陥ることになる。

 コロナに打ち勝つカギを握るのは、国民一人一人の自覚であるのは言うまでもない。
 これまでの自粛に数段増しての心構えが求められる。
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 戦後最大の国難をなんとしても乗り切らなければならない。
 果たして乗り切れるのか。その方策を今朝の産経新聞に載っていた二人の識者の見解の中に見つけた。

 一人は、政治ジャーナリストの櫻井よしこさんで、『美しき勁き国へ』と題するコラムだ。

 「暴かれた中国依存の脆さ」の見出しがついたコラムのなかでで櫻井さんは、緊急事態宣言が他国と違って、要請、指示どまりで、ほとんど命令できない緩さが特徴、と指摘。わが国には、普通の国にはあって当然の力強い仕組みが欠けているため、「政府と国民の賢さによって国を保つしかない」と強調している。
 そのうえで政府が愚かで、国民が自己中心主義に走ったとき、著しく力を失う、と警告している。

 そして、ここからがポイントだ。コラムを引用する。

 「日本の美点を思い出そう。他者に迷惑をかけない。他者のために役立つ。社会の一隅を照らす。日本人が大切にしてきたこうした価値観を全世代で思い起こし、実生活に生かしていこう。そうすれば必ずウイルスに打ち勝てる」
 
 櫻井さんはこう綴っている。

 もう一人は、小説家の山本一力さんだ。江戸時代の人々を活写した小説で知られる山本さんは、特集記事『コロナに負けるな』のインタビューで、「日本人は自らを律することができる」と力強いメッセージを送っている。
 山本さんは、その根拠に「国民性に道義が備わっているからだ」と指摘する。

 「道義は法律より上にある」と山本さんは言う。
 そして次のように言っている。ポイントなので記事を引用する。

 「法律というのは人が後付けで作ったものだ。だから抜け穴もある。しかし道義のほうは、そもそも日本人の中に備わっているから抜けることがない。『やるなよ』と命令するより『やるのをやめよう』って呼びかけてやるほうが、うまくできる国なんだよ」

 櫻井んがいうところの「日本の美点」は、山本んがいう、日本人の中にに備わっている「道義」とまさしく同じことだと思う。
 期せずして、お二人は、日本人が培ってきた美徳が日本の底力であり、コロナウイルスに打ち勝つ「最大の“武器“」であると指摘しているのである。

 いまはまさに、「日本の美点」「道義」で国民が心をひとつにするときである。
 
 



 
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憲法審査会の審議を拒むのか?危機意識に欠ける立憲民主党

      
 
 「黙れ、と言いたくなった。
 今やるべきことは国会のすべての審査をコロナウイルス感染症対策に特化し、与野党協議を徹底すること。国民のために、世界のために出来ることをすべき時でしょ」
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 言論封殺ともとれるツイートをしたのは、立憲民主党の蓮舫参院議員だ。「言論の府」にいる国会議員が言論を弾圧するかのようなつぶやきをするとは言語道断。あとになってフォロワーからの指摘で、「言葉がすぎました」と反省したが、後の祭りだ。
 
 蓮舫議員が噛みついた先は、衆院憲法審査会の新藤義孝与党筆頭理事(自民党)で、新藤氏が3日、山花郁夫野党筆頭理事(立憲民主党)と会談し、「緊急事態における国会機能の確保」をテーマに議論するべきだと訴えたのが気に障ったらしい。

 
新型コロナウイルスの感染拡大が緊急事態宣言発令の瀬戸際にきているなかで、感染が国会議員に広がった事態を想定して、国会機能を確保する方策を議論しよう、というのが新藤氏の提案だ。

 なんでこの提案を蓮舫氏は「黙れ」と一刀両断で切り捨てたのか。
  「感染症対策の与野党協議を徹底する」と言うなら、新藤氏の提案もまた与野党協議を徹底する喫緊の課題であり、素直に応じていいはずだ。それを「黙れ」と言ったのは、のっけから憲法審査会の審議を拒んでいるだけなのである。
 
 立憲民主党、国民民主党、共産党など野党の抵抗で、憲法審査会はほとんど“休眠状態”にある。
 一作年6月に国会提出された改憲手続きを定めた国民投票法の改正案は、昨年末まで5国会続けて採決が見送られている。衆院憲法審査会で審議したのは3回。参院憲法審査会では3分開かれただけという体たらくである。

 国会の担当職員が暇を持て余して困っている、というから笑い話にもならない。

 野党は、共通投票所を駅や商業施設に設置することや、洋上投票を認めることなどの改正案の内容に反対はしていないというのに、審議や採決は拒み続けている。改憲手続きを定めた国民投票法の改正案が通れば改憲につながる、という短絡的な理由からだ。
 憲法96条に基づく国民投票をないがしろにしてはならないのである。

 今回の新藤氏の提案は、憲法56条で「総議員の3分の1以上」と定めている本会議の定足数に関し、コロナウイルスの感染が国会議員に広がり、定足数を欠いたときの国会機能を確保し続けるための方策を議論しようというものだ。
 国会の危機管理に関する提案であり、コロナ惨禍の今だからこそ議論しておくテーマである。

 山花氏は、新藤氏の衆院憲法審、9日開催の提案を党に持ち帰ったが、党副代表の蓮舫氏が「黙れ」と言ったほどだから、応じることはまずないだろう。またまた審議拒否である。
 立憲民主党は危機意識に欠けるというしかない。

 「国民のため、世界のために出来ることをすべき時でしょ」。蓮舫氏のツイートがなんと白々しく聞こえることだろう。

 
  







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財務省の軍門に降った自民党ー。若手議員よ、これでいいのか?

         

 「こりゃ、ダメだ!」
 ドリフターズのリーダー、いかりや長介さんがそう言っている。
 「現金給付1世帯当たり30万円 」で、安倍首相と自民党の岸田文雄政調会長が合意した、という話である。
 武漢ウイルス感染拡大の影響による家計支援の最大の焦点になっていたのが、所得税減税と現金給付だった。多くの自民党議員が、急激な景気後退に対処し、消費を喚起するには大胆な対策が必要として、その実現を望んでいた。
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 自民党の若手議員は3月30日に記者会見し、消費税の減税を求める緊急声明を発表。「景気の致命的な下降を食い止めるには、消費税の減税が欠かせない」として、5%への引き下げか、消費税をゼロにするよう求めた。
 自民党の衆参両院の国会議員100人以上が、消費税減税で“結集”していたのである。

 国民の多くもまた、所得税減税を期待していた。
 共同通信の世論調査では、消費税率を引き下げるが43・4%とトップで、次いで現金給付が32・6%だった。
 
 だが、結果は消費税減税はなし。現金給付は一律給付ではなく、所得が大幅に減った世帯に限って現金給付することになった。どのくらいの世帯数が給付対象になるかは、定かではないが、「現金給付1世帯当たり30万円」はまやかしなのである。
 
 いかりや長介さんならずとも、「こりゃ、ダメだ」と言うだろう。
 これでは大半の世帯が家計支援の対象にならないからだ。
 目に見えて収入が減っていなくても、学校休校で子供たちが自宅にいることで食費が大幅に増え、実質、家計負担が増えている世帯がどれだけ多いことか。「消費税減税ならだれでも恩恵を受けられたのに」との嘆き声が高まるのは必定だ。

 国民の期待の前に立ちはだかったのが財務省である。
 消費税減税には、ハナから消極的だった。「一度下げたら、上げるのが大変」という理屈だ。財政再建を至上命題とする財務省は、財政支出を嫌う。税金をとることには精を出すが、税金を投入することは極力抑えようとする。

 「『省益』あって『国益』なし」。財務省はその典型だ。

 現金給付にしても自民党の岸田政調会長は当初、すべての国民一律の現金給付が妥当との考えだった。それが限定的な給付になったのは麻生太郎財務相が、立ちはだかったからだ。
 麻生首相当時、リーマン・ショック後に全国民に1万2000円を定額給付したが、これの効果は「限定的だった」というのが、その理由だ。
 過去の反省を活かす、とでも言うのだろうが、それは詭弁にすぎない。今回、政府内にあったのは一世帯当たり20万円とする案だ。野党は一律10万円を求めていた。前回とは給付額が大きく違う。今回も前回同様、効果が限定的になるという推測は成り立たなないのである。

 財務省主導ですべて押し切られた岸田政調会長が、なんとも不甲斐ない。
 これで安倍政権の支持率は急落し、自民党支持者の自民党離れが加速するに違いない。同時に岸田氏の「ポスト安倍」も彼方に遠ざかった。
  

 

 

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1億総コメンテーター時代に情報の真贋を見極めるには!

 「1億総白痴化」と言ったのは、社会評論家の大宅壮一氏だった。いまは使えない言葉だと思うが、そう言ったのは1957年で、確か流行語にもなった。テレビが人間の思考力や想像力を低下させている、と大宅氏は警鐘を鳴らしたのだ。
 当時はテレビが普及し始めたころだったが、大宅氏の先見の明は鋭かった。テレビに毒される現代人に、まさにぴったしではないか。
 良くも悪くも現代人は毎日、テレビからあふれる出る情報に攪乱されている。加えてインターネット社会になり、世界中から情報がこれでもかこれでもかと押し寄せてくる。

 テレビを含めネット社会は誰でもが評論家、コメンテーターになれる時代である。
 その分、フェイク情報もあふれ出る。求めていた情報はすぐに得られるが、情報が玉石混交するなかでいかにその真贋を見極めるかが極めて重要になっている。

 ここではひとうだけ挙げる。いま最も忌避すべき情報発信者は、テレビワイドショーでしたり顔でコメントしている輩だ。ワイドショー自体がバラエティー番組というならそれまでだが、その場の空気に合わせ、お上手におしゃべりするだけのタレント・コメンテーターのコメントに左右されてはならない。

 政府が決めた全世帯に布マスク2枚配布をめぐって、ある芸能人が息巻いていた。

 「誰がこれをやりましょうと言ったのか。これを考えたのか」
 「国会議員はもうちょっと頭を使ってもらいたいよ。そらね危機感がないのよ。彼らは税金で給料もらっているし、てめえの金を使っているわけじゃないから」
 「そろそろ目を覚ましてくれよ。国民目線になって、何をしてあげるのかが一番大事なのかちゃんと考えてやってくれよ」

 この芸能人は居丈だけにモノを言うのが売りなのだろう。いったい何様のつもりか。
 国民の健康と命がかかっているこの政治課題をバラエティー扱いするな。
 何を言っても自由だが、物事には礼節と言うものがある。
 どうせ、「国会議員は税金喰いの“悪”」というステレオタイプの批判をするのが、オレの役割だぐらいにしか思わず、そのように演じた、というところなのだろう。
 芸能人は自分の持ち場で仕事をしていればよいものを、営業で、しかも無責任にコメントされては社会に悪影響を及ぼすだけなのである。

 もうひとつ例を挙げる。元女子アナというキャスターのコメントだ。

 「大事なことだと思うんですけど、各国がかなり大胆で大規模な給付だったり、補償を打ち出している中でマスクですか?ちょっとズレを感じてしまうところがある」

 この元K女子アナには全体像見えていない。給付補償とマスクは別次元の問題だ。現金給付など経済的な補償は、緊急経済対策で7日に決まる予定だ。マスクは国民の健康と命を守るための物資の支援であり、医療機関など優先順位をつけたうえでの全世帯配布だ。
 
 コメントするからには最低限の下調べするのが責任ある仕事だろう。厚顔無恥なコメンテーターは願い下げである。


 
 
 
 
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プロフィール

piccolo爺

団塊世代の年金生活者。富士山と桜をこよなく愛す。群れず媚びず、毅然として生きる人が好き。上辺だけ綺麗ごとを並べ、口先上手な偽善者が嫌い。piccoloはニックネーム

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