明後日から4月。
 えっ、4月になるのか。
 なんだかそんな感じがしないなぁ。
 梅や桜が春近しを告げてくれたけど、
 春の足音はほとんど感じられなかったし。
 昨日は32年ぶりの春の雪で、季節が冬に戻ってしまった。
 こんなに春の感覚がしないのは、はじめてだ。

 こんな感慨にとらわれながら4月を迎える。これも武漢ウイルスの感染拡大で、例年とは違って季節感が薄れてしまったからだ。

DSC_0678_R いつもなら春の選抜高校野球で、もうすぐ春到来を感じていた。
 3月の甲子園はまだ寒い、そんななかでの高校球児たちの熱戦をテレビ観戦しながら、春到来の足音を聞いた。決勝戦が終われば、いよいよ春がくるなと、季節を感じたものだ。
 そしてプロ野球が開幕。わくわくしながら開幕を待ち浴びていたのは、寒さに別れを告げ、暖かさが戻ってくるという嬉しさもあってのことだった。
 ほぼ並行してアメリカではMLBが開幕。大谷翔平選手ら日本人選手の活躍にウキウキする日々がはじまる。
 まるで冬眠から覚めたかのように、春を意識したものだ。

 スポーツばかりではない。卒業式、入学式では、装った子供たちの晴れやかな笑顔と、それを眩し気に見守る親御さんたちの姿が、春を感じさせた。
 大学では、卒業式を迎えた色鮮やかな袴姿の女子学生たちが、キャンパスに華やかな色どりを添えて春の息吹を伝えていた。
 
 ことしは、それらすべてが無くなった。
 武漢ウイルスに季節感をも奪われてしまった。悔しい。

 スポーツのテレビ中継がめっきり減り、いまはお気に入りの映画をテレビで観るのが数少ない愉しみになっている。
 武漢ウイルスという、未知の敵に人類が打ち勝つまで、テレビ映画で我慢の時間を凌ぐしかない、今日この頃である。

 
 
 
 
 

  
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