2006年12月

2006年12月31日

連鎖2006

2599fb32.jpgさあーやっと小説がおわったー久々に普通の日記になってなんとなく初々しい感じになっとる。
一年ぶりに物語を書いてみた。なんだか前半グダグダしてたのはうわぁー思いつかねぇー書きたくねぇーとか思って自分で愚作だとか思ってたけど反響があったのでやる気になった。個人的に一番最後の話がビシッとおわったのでやり切ったぜ。
この話は半分自分のいまの状況を出してて、半分ノンフィクションみたいなとこあって、意外と書きやすい感じだった。ちなみにまだ童貞です。感想なんか書いてくれると嬉しくて全身脱毛したくなります。



さてもう2006年も終わりを迎えようとしておる。自分的に2006年はほんとに濃かった。自分という人間をすごく垣間見ることができたというか。そんな気分さ。悲しいこと嬉しいことはんぶんあった。
高校入って新しい人間をいっぱい観た。人間関係もうまくいって楽しいよ。そしてなんてったって女子が可愛いんだよなー。なんでかね。
ライブにも行った。ライブの見方みたいなんが分かった。特によかったライブはサンボマスター。ロックンロールに犯された夜だった。そういやライブやったりもしたな。あんなんライブなんてもんじゃないけど笑。来年は絶対本物のライブをやろう。
CDもめちゃくちゃ買ったなぁ。ほんとにCD以外なんも買ってない。そんな感じだ。いちばん今年やばかったのはRADWIMPS。そしてゆらゆら帝国。IdolPunch。


まぁーほんと一年早かったなぁ。おれ時間についていけなかったもの。高校受験もあったなあそういや。みんな今なにしてんだろ。さあー来年はどうなるんだろうねぇー




来年のテーマはバンドと女性で!


water12 at 20:21|PermalinkComments(7)TrackBack(0)

2006年12月30日

小説さよなら涙くん最終話

七年後




あの時あの頃、僕らは共に苦しくも大人になっていっていたんだ。大人の意味もわからずに。今で精一杯の僕らに将来なんてわけがわからなかった。だけど、なんとなく僕らは大人になった。





隣の席の根津くんは国公立の大学の受験勉強の最中にたまたま聴いたラジオから流れるブルーハーツに触発され、バンドマンになった。神田さんは無事美容師の専門学校へ行き、その腕前が認められ若きカリスマとまで言われるようになったらしい。そして川下は介護士に。山本は受験に失敗。すべり止めの大学へ行くが中退。悔しさからとんでもないレベルの高い大学に受験し、合格。



あのときみんなは立派にもがいていたよ。輝きながらもがいていったよ。そしてその先に見えるものはきらきらしたものだったさ。

ひょっとしてまだもがいている人もいるかもしれない。夢のように早く過ぎ去っていった学生生活。僕らはもう戻ることはできない。みんなどうしてんだろ。






俺は…





俺は…






「さっきからどうしたの涙?」






「なんでもないよ、愛美」




「あのさ……あたしできちゃったんだって」



「え」







本当の幸せってってなんだ?安定か?金か?女か?


俺のほんとうの幸せは、俺のほんとうの幸せは、


でっかい声で、ただ、歌うことだ
GOINGSTEADY/青春時代



さよなら。涙くん






END


water12 at 23:06|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

小説さよなら涙くん第8話

ひたすらグッタリした。生きるエネルギーを吸い取られたかのような今の気力。なんだか気分も悪い。
冷静になるのには時間がかかった。すべての事態を把握したのは夕方四時ごろだった。突然携帯電話に着信がきた。なんとあの田中からメールがきた。俺はなんだか怖くなった。




「涙、さっきはごめん。私はお父さんの仕事で引っ越すことになって、よくわかんない淋しさから、涙とあんなことしてしまいました。ほんとごめんね。そして、さよなら涙くん。」




俺は「うそぉん」とつぶやいた。つぶやいて、また寝た。
引っ越すんだ…ああそうか…ああそうかじゃないよ。俺はあの田中の裸を観てしまったんだ。俺はあの田中とSEXをしてしまったんだ。そして逃げないで許してしまった自分がなんだかまた怖い。というかこれってやり逃げってことか?あ、ということは




「俺はもう童貞じゃないんだ」





もういいや。また童貞でいいや。だから昨夜のことはなかったことにしよう。はい、パンパカぱーーん。




田中の裸…



ああもう消せないや。そう言って俺はCDのプレイを押した。デッキから流れるでぶコーネリアスを聴いてわけのわからない気分になった。




丁度いいタイミングに連絡が来たので気晴らしに川下と山本と遊ぶことになった。
みんながうちにきた。川下は俺を見て「なんかグッタリしてない?」と言った。山本は別れてからもうすっかり元気になっていた。いまの俺ならあのときの山本の気持ちがわかる気がする。



三人と色々なことを話した。話したけれど、昨夜のことは一言も話さなかった。


「もう俺らも高3だぜ。もう高校も終わりで、あとはもう大人になるだけか。」

大人になるってなんだろ。責任とか常識とか安定とかそんな単語ってやつかな。いまのぼくにはわからない。わからないけど、ただひとつ言えることは、田崎愛美が好きということだ。


「あのさ」



「どうした涙?」



「あのさ俺さ…いまからメールで田崎愛美に告白してみる」



「…おいおいマジかよ涙!やってみろよ!!」



なんだかおかしいテンションになってしまった。こうなったら昨夜、今、将来、責任、常識、安定、そして大人などのよくわからないものをこのメールでブチ壊してやる。
俺はメールを打った。



「涙、ほんとに送るの?俺なんか緊張してきた」
山本がこぼした。




「あたりまえじゃん」
いつになく俺は強気だ。そしてついに送信ボタンを押した。
そのとき、少なからず俺は大人になっていたらしい。



「前から好きでした。付き合ってください。本気です。」
















































「ごめんなさい。。」


water12 at 17:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年12月28日

小説さよなら涙くん第7話

田中さんは上の服を脱ぎはじめました。俺はもうどうすることもできず、ただただ茫然とそれを直視できずにいました。


嘘だろ。
今まで同級生だった女子のこんな姿は俺にとってものすごくショッキングなものだった。
上をすべて脱ぎ切ってしまった。



「じゃあ脱がせてあげる」という田中の小さな声が聞こえたのが最後だった。







朝。眠らずに朝が来て、ふらつきながら帰る。

星山涙。今日僕は初めての性的体験をしてしまった。それはなんかわけのわからない間に終わってしまいました。
しかもその相手はかつての同級生です。
そのふたりの間に、愛はありませんでした。



家に帰ると、もう説明のしようがない。








現実と残像は くりかえし

気が付くとそこに


ポケットに手を突っ込んでセンチメンタル通りを


練り歩く 17才の俺がいた

NUMBER GIRL/OMOIDE IN MY HEAD


water12 at 23:34|PermalinkComments(5)TrackBack(0)

小説さよなら涙くん第6 話

俺はなんだろうあやしい気がぷんぷんするぜと思いながら自転車で駅へむかった。
田中とは中学の時によく話していた。綾瀬はるかにうっすら似てて、クラスでもなんだか好かれた存在だった。でも高校に入ると間違った高校デビューをし、噂じゃ尻軽なヤツらしい。そして高校に入っての田中とはあまりコミュニケーションをとっていない。



さあ駅に着いた。駅のベンチには若い若干高校生の女性がこちらに向かってなにか言っている。
「遅いって涙ー!」


「で、どうした?」


田中はなにか悩みながら言った。

「い、いや…なんか帰り道が怖いからついてきてもらおうと思って…ね!」


帰っていいかな?の言葉を飲み込んで、俺は「じゃあ早くしてちょうだい」と自転車を押して進んだ。


「あ!待って冷たーい涙くん冷たーい」と田中はうしろをついていった。


なんでこんな人と歩かなきゃいけないんだろう。スカートは果てしなく短く、化粧はバリバリだ。人ってこんな変わるもんなんだーと関心しつつ早く自宅へ帰りたい気持ちを抑えた。


「そーいやさ、涙はもう彼女できたでしょ?」


田中の質問に俺はベタにぎくっ、ときた。


「いや、いないよ」


「やだー童貞くん!?はやく彼女作っちゃいなよー」

「そんな簡単にいうなよ…」


田崎はクスッと笑い、また前を見た。
冬場の暗闇の道は寒さがキツいこと。




田中の家に着いた。田中はありがと。と礼を言った。

「じゃあ」
と俺の言う声の前に俺は考えた。


ま さ か 家 に 寄 っ て けと?


ないない。そんなことないもしこんな時間異性の部屋へ入ったらやることはひとつしかあらへんがな。そりゃない。







「じゃ家上がって」


















パンパカ




俺は「は?」と頭がまっしろになってその一言しか言えなかった。田中は冷静に「いや、中入って」と言って、玄関の扉を開けた。



「あ、はあ」と入るしかできないノリだった。
おじゃましまーす、と言い、中へ入った。

家のなかはいたって普通だが、誰かいる様子がない。俺は、なんだか血の引いていく感じと動悸がした。
「誰かいないの?」と田中に言った。
「今日はダレもいないの。」とサラリといたって普通に言った。















部屋へ入る。予想どおり小物その他で埋め尽くされてしまったゴチャゴチャな部屋だ。きっと名字は倖田になりたいんだろう。

「お酒何がいい?」


「えっ!酒飲むの?」


「あたりまえじゃん!ほら、グッといってみ」


と、ビールを飲まされた。なんかもうだめ、てな感じが似合う、そんな気分になった。もう帰らせてくれ。なんて言えなくなってきた自分が怖くなった。



午後10時。ビールは何杯飲んだろうか。その薄れる意識はあの一言で一気に醒めた。





「もう我慢できなくなっちゃった。いいでしょ涙?」


water12 at 23:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年12月27日

小説さよなら涙くん第5話

最近なんだか大人になった気がする。
なんだかよくわからないが、将来のことを考えはじめた頃からかもしれない。


こんな晴れた午後は外へ出たくなるじゃないか。そんな外にはAMラジオが似合う。あの音質が晴れ間にできた陰みたいで気持ちがいい。そしてそれが日曜日だとしたらもっといい。



あれから二、三日経って田崎とはよくメールするようになった。なんだかいざメールするとなると何を書いていいか分からなくて、相手に迷惑じゃないかとか考えて、なんか神経使って疲れてしまう。でも、田崎の知らなかったことも色々分かった。
出身中学が一緒だったこと。家が真反対だということ。趣味は音楽だということ。晴れた日はAMラジオを聴くこと。


少しでも彼女に近づくことはいいことだ。でも、なんで田崎は俺にメールしてくれるのだろう。相当暇な人なんかな。


二日後、部活のない日に川下と山本で集まろうとした。だが、山本だけ来ない。

「どうしたんだろやまもっちゃん?ちゃんと連絡したんだけど」


二人は気になって、結局山本の家に行った。


「ピンポーン、あ、どうも川下です。ケイスケ(山本の下の名前)いますか?」
出迎えたのは山本の母。(松居一代似)


「あら川下くん。ケイスケなら二階にいるわよ。でもなんか元気ないみたいで死んだ魚みたいよ」


二人はあ、そうなんですかーと言い、二階へ進んだ。「おい山本!入るよー」というと、いつもの声で返事が返ってきた。
入ってみると、山本は明らかに寝起きだった。

「どうしたんだよ山本?なんで寝起き?」と川下がはやしたてた。


「いやまあ…なんか昨日彼女と別れた」


「マジで!?」
二人は偶然声をそろえて言った。


「そんで…明け方まで話し合ってあんま寝てない」


「そうなんか…てかなんでそんな唐突に別れたんだよ?」


「なんか彼女今度引っ越すらしい。遠距離なんて自分にはできそうにないって。自分勝手な感じだよなぁ」

山本は少し笑いつつそう言った。


ふたりはどう接していいかわからず、沈黙的な時間が流れつつあった。


「じゃあ、今日は帰ったほうがいいか?」



とりあえず寝たいとか言うので、二人は山本宅をあとにした。


「おれさ、あんな状況彼女できたことないからわかんないよ。どうしたらいいかわからなかった」川下は言った。


「おれだってわからないよ。なんか未知の世界に行った感じだな。」


「山本はああいうの感情に出さないヤツだからな。実際はかなりキてるんじゃねえかなぁ。」



これからどうする?といってすることもないから二人は別れた。もうAMラジオは六時をさす頃。


恋ってなんだろ。愛ってなんだろ。一度愛した人は時間がすぎればいずれは愛せなくなる。あのときの淡し気持ちはどこかへ行ってしまうなんてウソみたいだ。一生、いや生を過ぎても二人の間に愛がある関係の二人はなんて凄いんだろう。この世界はなんて不思議なんだろう。I LOVE YOUの意味を忘れたなんてよく言ったもんだ。


いずれはワタシはあなたを愛さなくなるし、あなたもワタシを愛さなくなるだろう



自宅に帰ってしばらくすると、メール着信が来た。また田崎かなぁなんて思ってみれば、アドレス聴かれたっきりで一度も送っていない田中からだ。




「ねぇ、いま暇?すぐ駅に来てくれない?」


water12 at 22:05|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2006年12月26日

小説さよなら涙くん第4話

いつものように部活を終わらせた。いつもは川下(なにもかもが柳沢慎吾)が誘うが、今日は俺が遊びに川下と山本を誘った。川下は「なんだヨなんだヨ!星山さんめずらしいねぇ〜」と川下が柳沢をキめた。

「まあ遊ぶつってもここしかないんだけどね」
ここ周辺で遊ぶことも限られており、三人はいつもと同じ駅前のハンバーガー屋へ足を運んだ。
決まってやることと言えばくだらない話やエロ話、女の子の話ばっかなんですけどね。



「そういやさ、進路調査表どーしたよ?俺やっぱ福祉関係のとこいくよ」

「俺さ、けっこう考えたんだけど」


川下の問いに山本が口を開いた。


「それでどうした?」


「俺さ、先生になろうかと思う」


「オォー」


俺はいたく驚いたと同時に急になにか焦りを感じはじめた。やっぱ、みんな答えを出しはじめている…


うつむく俺を見てか、川下が話題を変えた。

「で、おまえ田崎となんかあった?メルアドくらい教えてもらえよ」


なんてタイムリーな話題ばかり投げ掛けてくるのだ。俺はギクリ的な驚きを飲み込んだ。

「いや、まあアドレスは教えてもらった」



「マジで!?じゃあもうメールしてんの?」

「いや、してない」

「どっちやねん!!!てかなんで?」

「いや、なんか送りづらくて」



恋愛勘違い病は口では表現できないのが特徴的。こんな俺の発言に山本がついに口を開いた。


「おまえさぁー、もうちょい積極的になったほうがいいと思うよ?そんでもい相手が好意持ってたら話は早いじゃん」


「まぁそうなんだけどさぁーなんかなぁ…」



二人とも少しあきれたような感じである。
「あ、じゃあこれから彼女にあうから」山本は言った。
「やっべぇスーパーJチャンネル始まる」川下は言った。



「じゃあ帰るか。」といって駅前にてバラバラに散った。帰り道は駅前でバラバラになる。

「じゃあおまえ今日絶対あいつにメール送れ!」


帰りぎわに川下に激励された。



実は、俺が遊びに誘ったのはただ遊びたいからではなかった。今日は月曜日。先週田崎に逢ったのも月曜日。だから塾があるのは月曜日にちがいない!と待ち伏せをするためだったのだ。まだ逢えると保証されてないのに。それを分かって帰る時間を遅らせる俺。トイレに行って髪型を気にする俺がなんだか恥ずかしい。

7時30分、塾の前がにぎやかになってきた。俺は待ち伏せを気付かれたくないので駅のホームへ出た。
複数の女性がいるなか、田崎は、いた。


こっちの存在に気付き、「あっ涙くん」と言ってこちらにむかってきた。



もう何回撃たれてもかまわねぇ。そう思ふ。


「いっつも駅で出会うよねぇ〜。あたしあの駅前の顔長塾に通ってるの。」


「へぇ〜そうなの!えらいねぇ」あえて知らないフリをした。馬鹿。


「というかさぁ〜メール送ってきてよー」


「えっ?」


俺は驚いた。そしてその時点で恋愛勘違い病だということに気付いた。


「もっとさぁ〜別に気軽に送ってきていいよ!」


「うん分かったじゃあ送るわ!」



と半分言い終えたところでベルがなってしまった。田崎は乗る電車が来てしまったので、強引に「じゃね」といって走っていった。


俺はポッカリとしていた。例えるならば、寝すぎて逆にねみぃよ!!って時の感じに近い。
別にメールしてよかったんだ。

ボンクラ青年、電車内にて爆死寸前



いつかの青すぎた夢も季節は教えてくれよう


再び出会ったときに見舞うその色は違えど

あなたを見ているんだあの日の若きシラベは


ワタシを羨むあなたが振り返ったときに言えよう


RADWIMPS/夢見月に何思ふ


water12 at 20:53|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

ジョゼ

なんか暇だろうと思ってレンタル借りて帰った「ジョゼと虎と魚たち」。どんなんか分からないでどんなもんかと思ったら、切なすぎてやばかった。
妻夫木聡なんてあんなシャバ僧が、とか思っていたけど、こんなん見たら妻夫木に申し訳ないよ。こんなにすごい演技を魅せた池脇千鶴と妻夫木聡、監督、脚本家すべてがすごすぎる。



「うちは深い海の底から泳いできたんや。あんたとこの世でいちばんエッチなことするために」っていうジョゼの台詞がすごいキュンときた。なんかどこの話しにもなかったロマンな台詞だな〜と思った。
ジョゼは扱いづらい女性みたいな感じで、不器用な性格だから最後あんなんなっちゃったんだろうか。最後の妻夫木が道端で泣くシーンから最後までが切なすぎてやれんかった。そんで切ないで終わってしまって嫌だった。こんな終わり方泣きそうで。エンディングくるりの歌がハマりすぎてもうダメだった。



是非愛する人と見ていただきたい。是非愛する人と見たい。ジョゼと虎と魚たち


water12 at 17:20|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2006年12月25日

小説さよなら涙くん第3話

電車に揺られ、さっきあったことをじっくりと頭に上映し、「ヤバいなぁ…」を連呼しながら余韻に浸っていた。
田崎愛美。なぜあなたを好きになってしまったのかわかりません。だから一緒にハワイに逃げようよ。


と、わけのわからないことをいいつつ(恋愛勘違い病の典型的な症状)家についた。星山家は父母と次男がひとり。いわゆる俺は長男。おう。おれがせがれだ。
家に入ると、父と母と次男は先に夕飯を囲み、関口宏の東京フレンドパーク2を熱狂して見ていた。


「んだよ!ヒロミまたタワシかよ!!」


ビッグチャレンジが終わったところで俺がかえってきたことに気付いた。

「あ、おかえり涙!月刊あしのうら買ってきてくれた?」


「おう。この本410円のくせに1800ページあって重いからもう頼まないでくれよ」


「あらいいじゃない。あ、それよりアンタ進路調査表どうすんのよ。あんたは長男なんだからしっかりしたこと書きなさいよ」



出た。またその話だ。俺を悩ませる最大の壁だ。ああ俺は長男だよ。ボンクラ学生の長男ですよ。
と、自暴自棄な気持ちになり、「うるさいよ」と吐き、二階の部屋へ駆け込んだ。



はぁ。
ため息。俺はほんとにどうなっちゃうんだろう。これが見えない不安ってヤツか。
就職。どっかのしらない公務員になって会社のためお客さまのため国のために働き、疲れていくんか。んなこといわれても他にやりたいことなんてない。いや公務員も立派な方々だ。んなもんケチつけたらいけん。だけど、なぁ…


こんな日に流れるエレカシのはじまりは今を歌う宮本浩次の歌声は、俺の心をやさしくポンとたたいてくれるやさしさがあった。


そのとき、携帯電話の着信が鳴り響いた。件名には
「田中だよーう( ̄□ ̄;)!!」と「田崎でぇす」

のふたつが書かれた電子メールが届いている。即「田崎でぇす」と書かれたほうを開けた。


「アドレス聞いた田崎です!登録よろしく」絵文字がほどほどに。



しかし、俺は返信ができなかった。なんか、俺なんかが田崎に返信したら迷惑するかもしれないという恋愛勘違い病の典型的な症状が発病してしまったのだ。

田崎、彼氏いるのかな。でもあんだけ可愛かったら彼氏がいてもおかしくない。でもいたら嫌やんけ!



いまの俺に進路のことなんぞいっさい消えている。




きみに彼氏がいたら悲しいけど


きみが好きだという


それだけで僕は嬉しいのさ


water12 at 22:42|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

小説さよなら涙くん第2話

慌ただしい街。師走。
色彩豊かな灯りに飾られた街の通りには若い男女二人が体を寄せあい歩いている。それも大勢。その中をキレたいのししのような眼で練り歩いていた俺。
部活終わりに母に頼まれた月刊あしのうらを求め書店へ向かったところ、どうだろう街はいわゆるカップルと呼ばれるアベック集団ばかりで俺は終始その場に浮いた存在となっていた。

最初は教室で話をしていたら川下に目撃され、付き合っちゃえよとからかわれた。それ以来なんか気になってしまい、教室で見るたんびに好きになってしまった。田崎のことを。
次第に気持ちは高まってしまった。いつしか田崎の瞳も声も手も髪も仕草も全部がキラキラ輝いているような、錯覚をおぼえるような、そんな気分になってしまった。



そんな田崎とこの日この通りをふたりで歩けたら、と思いつつため息をひとつして俺は駅へと向かった。

駅前に塾がある。そこには同じ高校の生徒が多数通っている。出口のほうへ目をやると、講義を終えた生徒がわやわやと出ていく。それを尻目に俺は改札を通ろうとした。その時



「なーみーだー」



という声とともに肩をたたく女性であろう人が背後にいるのを確認し、うしろを振り返った。「もしこれが田崎だったら」というメークミラクルを抱いてしまった自分に腹が立つ。



「涙久しぶりー。いま塾終わったんだ」


中学からの女友達の田中めぐみである。女友達っていうほど大げさな関係ではなく、まあ三日に一回話すくらいの関係を送っていた。高校は別々になり、かなりキャラがギャル系になった。噂によると軽い女らしい。



「やっと涙くんのアドレス聞けるじゃん。教えてよ」「あっいいよ」



アドレスを聞き終えると田中めぐみはじゃねぇ〜と手を振りホームへ駆け込んだ。


正直俺はちょい腹が立っていた。今のコミュニケーションのせいで電車が行ってしまった。トボトボと椅子にすがり、なにをするでもなくどこかを見つめていた。その時




「なーみーだー」



という声とともに肩をたたく女性であろう人が背後にいるのを確認し、うしろを振り返った。「もしこれが田崎だったら」というメークミラクルを抱いてしまった自分に腹が立つ。ちなみにこれはデジャヴではない。



「星山くん久しぶり。田崎だよおぼえてる?」






…マンガ並のベタな展開に俺はなぜか腰をやられてしまい、椅子に勢い良くすべりおちてしまった。



「キャハハなにやってんの星山くん!!おどろかせた?」


おちつきを取り戻した俺はあくまで紳士的な態度をとり、「やぁ」と発言をした。落ち着いて見てみれば、私服姿の田崎を見るのは初めてであり、星山の心をくすぐるのにはちょいとおいこれ可愛いすぎちゃうか度の数値が非常に高いものであった。



「あっそう星山くんのアドレス知らんから教えて!」


俺はすごくいい返事であっいいよと返して、アドレスを交換した。あんがと!と言って田崎はホームへ駆け込んだ。

俺はいま起こったことが頭に着々と刻み込まれるのを実感し、また電車が行ってしまったのに気付かず椅子に座ったまんまだった。星の降る夜。
                                   過ぎ行く季節も

ため息の日々も

きみの笑顔だけ


胸に抱き働いている

エレファントカシマシ/夢のかけら

water12 at 21:50|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2006年12月22日

小説「さよなら涙くん」第一話 

俺はこのままどうなってしまうのか。
隣の席の根津くんは国立の大学へ行くために今から勉強している。後ろではしゃいでいる女子の神田さんは美容師になるために専門学校へ行くお金を自らアルバイトをして貯めているのだそう。友達の木村はサラリーマン。クラスで浮いた存在の高山はバンドマン。不良の村下は・・・・父親の家業を継ぐらしい。


自分より劣っていると感じた人でさえ立派すぎる夢を抱え、それを実現しようと今から頑張っている。それに比べて自分は将来のことなんてみじんも考えていなかった。むしろ将来なんてくるとは思わなかった。みたいな今がよければいいじゃん的な考え丸出しな生きかたで気づけば人生十七年。高校二年生であります。
実は、自分のほうがあの人たちより劣っているんじゃないか。


12月22日昼休みの2年1組の教室にて、こんなことを感じつつ俺はまた友達のところへ向かった。



星山 涙。そのいかにも変わってる名前が名刺代わりになり、友達もそれなりにいる。家も複雑じゃないし、普通の家の生活をしている。ただ学力はない。そのことが将来を悩ませるタネになってるのかもしれないな。学年で入ると中の下くらい。外見はなんだろう、決してダメではないが、「森山未来を二日煮込んだ感じ」とか言われたときはどうリアクションしていいのかわからなかった。

部活も一緒で帰りも一緒に帰るみたいな友達グループは俺を含めて3人いる。一年からのつきあいで、一緒に遊ぶことも多々ある。みんな2年1組。



「でさーおまえ模試の結果どうだったのよ?おれ校内で116番」


このいかにもザ・柳沢慎吾な風貌のお方はそのグループの中心的な人物である川下(趣味は日曜大工)。部活で初めて見たときはロケが入ってるのかと思ったほどだ。発言の通り学力に関してはかなりぎりぎりの人だ。(2年は120人)

「はぁ?ヤバいでしょー川下も落ちぶれたな」

このグループで唯一インテリなヤツは山本。山本は生まれつき頭のキレがよく、国公立の大学を目指している。まさにエリートの道を進もうとしているがかなりエロい。舌の出し入れがかなり早い。
俺はふと聞いてみた。


「みんなさぁー将来どうすんの?」


「そりゃー俺は国公立いくよ」山本がすかさず言った。

「いってどうするの?」

「それは・・・・」

俺の質問に戸惑ってしまった山本。なんだか空気が思い。

「なんだよこの空気ーんなら涙はどうすんだよ〜」川下は言った。


「おれはなんだか気づいたら全然そんなの考えて無かったんだ。川下はどうすんの?」

「俺はなんか介護士になろうかと」


将来のことなど全く見据えていなさそうな川下は立派な夢を抱いていた。自分の祖父を面倒見ているうちになりたくなったのだそうだ。俺はなんだか気が遠くなり、はぁーとため息をつきたくなってきたのであった。


明日から冬休みに入るので、今日は半日で学校は終わった。
その帰り道。いつもの川下山本俺でいつも通る赤橋を通っていた。
「おまえさぁ〜はやく田崎に告白しろよぉ〜もうすぐクリスマスじゃん。なんか雰囲気的に、ね?」

俺には片思いしてる娘がいた。同じクラスの田崎愛美。一年の2学期からなんか気になってしまい、好きであるからして話しかけられたなどの際に、その異性の素振りから「うわぜってー俺のこと好きかもしんねぇー」と勝手に推測し思い込んでしまう恋愛勘違い病の末期に俺はいるようです。もうなんだかんだいってその人のことを考えなかった日はないと言っても過言ではないよ。

「うるさいわぁ〜もうダメだってできるわけねぇやん。それより自分の心配しろよ」

こういう話になると大概山本は話しに入ってこない。のくせに彼女がいる。(加藤ローサ似)先週Aをクリアしたらしい。
クリスマスなんてぜってー家族と過ごしちゃると逆に願うほど関係ない話だ。彼女なんて人生でできるわけないんだ。
はぁ〜
とまだ15時の明かりの空にため息を吐いた俺だった。







「たのしくないのにぼくたちはこころにだまって笑えるかな




せつなくないのにぼくたちはどこからか涙ながせるかな」
RADWIMPS/セツナレンサ






続く

water12 at 21:54|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2006年12月20日

今思うこと

7a939451.jpg今思うこと


ケンドーコバヤシがいちばん面白い
ためしにユーチューブで検索してみ



IdolPunch最高


water12 at 23:18|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2006年12月14日

ナース服の林檎にびんたされたい

チャットモンチーにハマッてしまった…。あとモッキーのブログの上原フトシ見たらまた気になってマキシマムザホルモンの恋のメガラバを今更買ったよ。ジョニー陰部LIFEが最高。そういえば最近中学生パワーが足りなかった。


しかしまぁー音楽のメロディとかリズムが非常に自分のツボにズボォとはまったときのあの快感はなんだろう。みんなももちろん体験済みだよね!
あの快感はすごいなんというか性感とは違うんだよ。むしろ性感よりメロディー性感(りょっくん並の単語が生まれました。みんな流行らせて)のほうが好きかも。
よく「ライブはSEXなんです」なんてこたぁーよく聞きますが、それがまさにそうメロディー性感!!まあ簡単に言ったらマキシマムザホルモンのライブに行きたいってことですよ。メロディー性感ビンビンに感じてロッキンアグリモーションかましたい。


日曜日初めてバンド(遊びのだけど)でスタジオ入ります!おっきな音だすのは八月のステージ以来だ。きゃーどしましょとりあえず弦かえましょ。ビンビンにメロディー性感感じたいぜ!


water12 at 00:57|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2006年12月12日

愚作

青い少女 忘れた唄を口ずさむ声
秋のあの色 なびかせてる風


少女は緑色の道を歩く シンバルが鳴る音が遠くからする
おまえはもう12月に生きる春
虎穴に入らずんば虎児を得ず

そして今までのメロディーはすべて嘘
だと思ったらホント
少女は下を見つめながらも笑った顔して泣いて飛んだ

ジャンピングは未体験


青い春に海に沈められた
淡い想い 喜ぶ気持ち
自転車からの風景は何かを知っているあああああああああ


NO.5 GIRL FRIEND


I LOVE YOU は いらない


water12 at 23:57|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

月に咲く花のように歯医者行くよ

c03f2ef2.jpgテストがおわたおわた(*^_^*)ぎゃへへ!!
テストが終わるということはどれだけすごいかというと今年のロックインジャパンのトリを熱く飾ったのは温水洋一!!くらい素晴らしいことです。


その軽い足取りで弦が切れたしピックを紛失したので(たぶんいやがらせだとおもう)楽器屋に行ったら見事に定休日だった。もう怒りとか通り越して、だっふんだだったね。※シムケン
実はこのケース過去に二度ありました。どんだけ休みたいんだ、どんだけ火曜にいきたがるんだ、ってね。(たぶんいやがらせだとおもう)弦が二本ないギターとすり減って半月状態のピックでやっとるわけですな。貧乏だよこんなの。


はぁーまだ学校あるんかい。やりたいことがいっぱいありそうにみえて実はない。とりあえずはよ日曜になってほしいな
チャットモンチーのシャングリラがよかった。売れてるからって関係ないサウンドやこりゃ



とりあえず近いうちに擬似小説第二弾を書きます。おもしろくみてくれる人なんていないだろうなぁと本気で思います


water12 at 21:45|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2006年12月08日

ラウ゛イズザワールド

9f3637c4.jpgらっどういんぷすの2と4を購入した。ありがとうたわれこ通販
なんどもきいた。これほんとにすごい。枚数をかさねるたびに異端さがでてきているというか、野田くんはまちがいなく天才というか。はぁーもうなんだかすごいくてびんびんしちゃう


もうすぐクリスマスだ。年末だ。なんかじかんがはやいぞ。はやくしないと高校がおわっちまう
バスから見える曇り空がすべてにみえます


water12 at 23:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年12月06日

ロックンロール来日

今日はクロマニヨンズのライブだったのになぁぁぁぁぁぁぁぁー
めちゃめちゃ行きたかったなぁー。あーライブ行きたい。メガマサヒデもういっかい観たいよ。テスト週間とか意味が不明ですし



まあヒロトに逢いたかったのはここまでにして
まあまあやっとります毎日がっこうもほんとたのしいわ。最近すごく話すのは一緒にバンドをやってるたっちゃん。入学した当初ぼくはあいつのことはかっこええ男やなぁーとか思って、一生仲良くならなそうだなっつって。まぁーかっこいい男。比較的イケ面グループに入ってたたっちゃん。今はグループとか関係なく話してるけど(これが中学と違うところ。)
まあー話さなかったし何も知らないしで夏休み突然メルアド教えてくれって来てビクーリしたよ。こっちがギターやってるの知って自分もやってるから話そうぜみたいになって仲良くなった。

まぁ聴いてみれば女子と話せないだの今のグループは嫌いだとか思っていたたっちゃん像とはまったく違った人で。ますますかっこいいっつうのこの野郎。


都会に出てみればいろんな人間がいっぱいいる。みんな顔も性格も何もかもちがう。それがなんかたのしいですね


water12 at 20:03|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2006年12月03日

ヒルズで遭難

先程笑点を見たのだがなんだあのスキルアップは。大幅なメンバーチェンジを計り、若手の参入により若干なキャリアの低下が見られ、番組の質が落ちるかと思われたが、以前に比べて真面目ないわゆる「ウマい」回答も光っていることながら、あのピンクの奴が空気を読めるようになり、木久蔵と楽太郎のけなし合いの最中のピンクの誰も期待していなかったウマい回答なんてこともなくなった。
恐れられていた若手の参入だが、師匠仕込みの山田イジリでオレンジのたい平が光っている。
ついに笑点戦国時代だ。



RADWIMPSのセツナレンサはヤバい。もう一度いうがRADWIMPSのセツナレンサはヤバい!アルバム楽しみ


water12 at 20:27|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

誰も見てない落語じゃん

90d48002.jpg勉強してたら絵ばっか書いてた偏差値推定7の俺ですよ。


ぶーん


ぶーん




どかーーん




やっべー事故った


water12 at 17:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年12月01日

あけまして

おめでとうございます


water12 at 22:22|PermalinkComments(4)TrackBack(0)