水質の話

2009年01月20日

化学式を使わない水質の話 腺陦販匹韻譴个垢戮椴匹!?もう一つの最終話!!

少し前の話になってしまいましたが
pH良ければすべて良し!?の話、どうでしたか?
実は、前回の最終話を書くにあたり
‘ボツ!’になった原稿がいくつかありました。
その一つの原稿を公開します。
校正不足であり
文字だけで少しわかりずらいかもしれませんが
前回と少し違った角度からなので
新たなご理解をいただけるのではないかと思います。
まだお読みでない方は、TOPページの下側に
ブログ<水質の話>にジャンプできるタグを設けましたので
ぜひご覧になってください。



最後に、今回は解決策をもう少し具体的にお話したいと思います。

身近な川で考えてみましょう。
川が汚れなくするにはどうすればよいでしょう?


やはりまずはゴミを“持ち込まないようにする”ことです。

洗剤を極力少なめにするとか、生ゴミは流さないとか・・・。
最近気を使っている方も多いですね。


水槽で言えば・・・、餌などをやり過ぎないという事です。

調整剤等を極力使いたくないという方も時々いらっしゃいますが、
“持ち込む”ことに抵抗を感じているのだと思います。

水が汚れるのは“持ち込んだ”からです。

‘なぜか’水槽がすぐ汚れると相談される方が多くいらっしゃいますが、
‘なぜか’ではなく、‘だから’なのです。
持ち込まなければ汚れません。
当社が水質検査でアドバイスするもっとも多い事例です。


さて、では汚れてしまった水はどうすればよいでしょう?

川では汚れをなくすために様々な試みがされていますが、
基本は“取り除く”ということです。

浄水場では汚れを凝集沈殿させて取り除く、
また植物を利用して取り除く・・・。


水槽では、水換えがこの“取り除く”にあたります。

熱帯魚屋さんで
‘色々な物を入れて水質調整しても、結局は水換えしなければだめだ’
と言われるのは
この取り除くと言う作業が必要だということに他なりません。

リバースはこの“取り除く”をやるのです。
それが再生ということなのです。
色々な物を入れてごまかすのは再生ではありません。

もしリバースを使っても良くならないという場合は、
その他に原因があるという事です。
その場合は、その飼育習慣などの原因を探り解決することが出来ます。
(例えば、アルカリ性成分を溶出するサンゴの飾りを入れながら、
アルカリ性成分を取ろうとしていたり・・・。)
取り除くと原因が浮き出てきます。


ここまでのお話いかがだったでしょうか?
一言で言えば、“引き算の理論”です。

これまでの中和剤の添加のように“足し算の理論”のみで思考すると
どうしても矛盾が生じてしますのです。

“引き算の理論”なんて当たり前だと思われるかもしれませんが、
この業界で、この話を私どもが訴えた時、
こちらが驚くほど驚かれました。
三年ほど前、雑誌社にこの話を持ち込んだ時は、
その他の広告主の手前、その理論は受け入れられないと断られたりもしました。
それほど中和による“足し算の理論”が当たり前の業界だったのです。

(もちろん私どもがあまりにも無名であったことと
説明力のなさが大きな要因でありますが。。。)

私共は、この理論の正しさとリバースを商品化するため、
あらゆるユーザーの水槽データーを取り調整を続け、
その数は約5,000件に及びました。
現在も現場の中で常に改良が加えられています。

リバースは、現場の声を聞きながら商品開発を行い、
それぞれの地域に根ざした販売をしていきたいとの思いもあり、
ご理解頂けるお店を中心として紹介のみで展開を広げる
特約店方式で販売しております。
まだまだ、扱っていただけるお店も少ないため
お客様にはご迷惑をお掛けいたしますが、
今後ともリバースをよろしくお願いいたします。


water_engineering at 00:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年11月28日

化学式を使わない水質の話 腺陦販匹韻譴个垢戮椴匹!?

なかなか更新出来ず、
楽しみにしていただいている方には
ご迷惑をお掛けしてすみません。
pH良ければすべて良しの最終話です。

前回まででタイトルの

“pHが良いからといって水質が良いわけではない。”

pHは表面的な数値だけでなく、
“<量>のバランスをイメージしなければならない。”

と言う事をお話しました。ご理解いただけましたでしょうか?


今回は、ではどうすれば良いかについてお話したいと思います。



お話してきたように、
pHの数値を合わせただけでは、水質管理はうまくいかないのです。
違う角度から見ると、どんどん悪い水質になって行きます。
元々あった物質もpHの数値を合わせるために入れた薬品も

“すべてが溶けて残っている”からです。
DCF_0024

これをすべての角度から見ても解決するには単純に
  “取り除くと言う発想”
を使えばよいのです。

だから、中性にしたい場合、
pHが高い(アルカリ性分が多い)時は、
DCF_0029

酸性の薬品等を入れるのでなく
アルカリ性分を取ればよいのです。
DCF_0033


逆に、pHが低い(酸性分が多い)時は
アルカリ性の薬品等を入れるのでなく
酸性分を取ればよいのです。

こうすれば、その他の数値も悪くなりません
こうすれば、魚たちが住むお水にもっとも近くなります。
こうすれば、pHは良いのに上手くいかないという問題はかなり解決できます。

この取り除くという方法を
誰がやっても安全に確実に出来るのが
“リバース”なのです。
“再生する”ということなのです。

いかがでしょうか?
とても単純なお話ですが、この事を確実に立体的にイメージできると
あらゆる水質の問題を見抜く事ができるようになります。
信じられないかも知れませんが、
根本はこんなシンプルなことなのです。

今後も別の角度から水質についてお話させていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
DCF_0034
アルミナくんファミリーです。よろしくね!


water_engineering at 16:26|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2008年11月11日

化学式を使わない水質の話 腺Hよければすべて良し!?

大変お待たせして申しわけありませんでした。
“pH良ければすべて良し供匹鬚話いたします。

前回の
砂糖と塩を使った“中和”調整のイメージは
ご理解いただけましたでしょうか?

今回はそのイメージを
水槽のお水に移して考えてみます。

,芭磴話をした
 砂糖を“酸性物質”、
 塩を“アルカリ性物質”
に置き換えてみます。

pHを調べて、アルカリ性に傾いたお水があるとします。
この時、皆さんはどうやって中性にされていますか?
DCF_0029


多くの方が、
酸性の薬品等を足して、
中性に調整されています。
DCF_0026

しかし、この調整は前回お話したように
大きな問題が残ります。

そうです、
もともとアルカリ性に傾いていた原因の
アルカリ性物質は無くなっていないのです。
しかも、
酸性物質まで多く加わっています。

“すべてが溶けて残っている”のです。
DCF_0031

本来、魚や水草が多く生息している地域のお水は
溶け込んだ物質が非常に少ないお水です。
DCF_0025

酸性に傾いたお水を調整する場合も同様です。

この方法で水質調整を行ない続けると
どんどん水に溶け込む物質の量が増え

魚や水草の調子が悪くなったり、
コケが大量発生しやすくなります。
DCF_0024

これが、
 pHは良いのに魚の調子が今ひとつ
という問題が起こる最大の原因です。

pHは表面的な数字だけでなく、
 <量>のバランスをイメージしなくてはならないのです。

この様な方法で飼育水が良い水になるのならば、
汚れた河川や海をきれいにするのはとても簡単です。
自然の魚も昔のようにすぐに増やせるでしょう。

でも現実は・・・

川などに垂れ流した生ゴミなどの酸化物は
アルカリ性物質を入れてごまかしても
消えてなくなる訳では無いのです。
魚たちは戻っては来ないのです。

どうでしょう?思い当たる方も多いのではないでしょうか?

これらの問題を解決するには
 持ち込まないという発想
リバースの基本的な考え方である
 取り除くと言う発想が必要になります。

具体的には次回の pH良ければすべて良し掘,任話します。


water_engineering at 16:48|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2008年10月28日

化学式を使わない水質の話 pHよければすべて良し!?

私がこの業界に入って一番不思議だと思った事の一つに
pHの見方があります。
この業界ではとても大切にされている指標の一つですが、
表面的な数値だけを目標にすると
水質(pH)は良いのに上手くいかない
と初心者が混乱する一つの原因となっています。

これから2回にわたり(たぶん・・・)
あまり誰も教えてくれない
大切なひとつの見方、
“PHは酸性物質とアルカリ性物質の<量>のバランスである
という事をお話させていただきたいと思います。

      
DCF_0010


pHという指標に敏感な多くの方は、
様々な薬品を投入して中和調整されます。

アルカリ性に傾けば酸性物質を入れ、
酸性に傾けばアルカリ性物質を入れます。
pHという数値は改善されます。

しかし、ここに大きな問題が潜んでいるのです。


−砂糖と塩で例えてみます。

コップ一杯の水に、
  砂糖と塩をそれぞれさじ一杯づつ入れて溶かしたものを
  中性 とします。
DCF_0009


この水にさらに
  砂糖10杯を入れて溶かします。
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すると、この水を 中性 にする為には、
  塩を10杯入れて溶かすことになります。
DCF_0008


中性という意味では
追加の砂糖と塩を入れる前も後も同じです。
見た目ももちろん透明で同じに見えます。

しかし、これを飲めと言われるとどうでしょう?
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後の方は飲むと体を壊しそうです。
 PHという数値だけをみて“中和”調整するという事はこれと同じことなのです。

何がおかしかったのでしょうか?
どんな問題が起きてくるのでしょうか?

次回はそんなところを中心に解説していきます。
お楽しみに!


water_engineering at 16:00|PermalinkComments(4)TrackBack(0)