私は子供専門の民生児童委員(主任児童委員)をしている。
昨今の児童虐待や不登校の問題を思うと心が痛む。
なぜ、こんなに子供の問題が増えたのだろうか?。

ひとつの原因として考えられるのは子育てに未熟な親が増えているように思う。子育てに関する知恵や知識が足りないのだろう。
「親の無知は子供にとって罪」と言う人もいる。

もうひとつ考えられるのは望まない妊娠ではからずも親になる人がいることだろう。比較的若くして親になった人が多い。
自分自身が大人になりきれていないのに育児をしなければいけないのだから上手く子育てをするのは難しいのではないだろうか。
三世代同居の時代なら家族で育てるということもできたのだろうが、昨今のように核家族で育てると子供にどう接したら良いのか分からないのだと思う。

先月、私の住んでいる地域で子育ての講演会があったので参加して聴いてきた。福岡県行橋市の内田美智子助産師の講演だった。
「いのちをいただく」と題しての講演は涙無しでは聴けないものだった。
この世に生まれること自体が奇跡だと話される講師の話にせっかく生まれてきたのだから大事にしないといけないと思った。

下記はその講演会に参加した人たちの感想の抜粋です。

18歳女性

私はお父さん、お母さんにたくさんの愛を与えて育ててもらったのだとわかった。私も愛をいっぱい与えたい。「食べること」の大切さに気づかされた。聞きに来て本当によかった。

32歳男性

「食べることは生きること、生きることは食べること」心に残りました。私自身も、母の作り続けてくれた食事やお弁当のことを思い出しました。今の自分の育ててくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいになりました。チャンスは目の前にある。それを見る目に自分がブラインドをしていないことが大切ですね。ステキな講演をありがとうございました。

 

35歳女性

先生の実話に感動しました!! 食の大切さ、乳幼児期の大切さ、笑うことの大切さ。いろんな気づきがありました。ありがとうございました。自分の今後に活かして動いていきたいと思います。




http://aaa.news.coocan.jp/link/index.html