ID158874が渡りを始めました。

 

 map_158874_1010


すでに渡っていった他の3羽から遅れること1か月、ついに最後の一羽が渡りを開始しました。

このID15887479日、今回の調査で最初に送信機を付けた個体です。装着後は勇払原野周辺で数キロ以内を中心に利用しており、ときどき隣りの安平町や厚真町へ10㎞程度の移動をし、また勇払へ戻っていました。

 

他の個体が渡りを始めた8月下旬から9月初旬が過ぎてもまだ勇払にとどまっていましたが、926日頃、突然日高山脈の東側へ移動しました。
しかし、すぐには渡らず、更別村と大樹町の堺あたりに2週間ほど滞在していましたが、1010日の朝、ついに太平洋上にいることが確認されました。

 

最新の位置は北海道大樹町から760km、茨城県水戸市の東650kmほどの太平洋上です。

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ID158873がとうとう最初の陸地に着いたようです。

map_158873_20160916-s

9/15の重心点はニューギニア島へあと約80kmのあたりを示していましたが、日本時間の9月16日午前3時、ニューギニア島に着いたことがわかりました。

ここは島のインドネシア側、パプア州の州都ジャヤプラから約50kmのタナメラ湾付近です。

16日のデータはこの後まだ入るかもしれませんので、この図の重心位置は確定ではありません。
また、ここの場所に滞在するのか(そもそも降り立ったのか)はもう少しデータが集まらないとはっきりとはわかりません。


map_158873_20160916

もともと、海上を一気に渡るかもしれないという仮説はあったものの、勇払原野を発ってから5000kmあまりを7日かけて飛ぶとは驚きです。しかも実際の軌跡をたどると、おおよそですが、5800kmを移動しており、平均時速は40km/h程度と推測されます。



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ID158873は、南へ向かってさらに進んでいます。


map_158873_20160914


上の図のそれぞれの点は、その日に得られた位置情報の重心を示しています。
日本時間の9月14日19時に得られた最新データでは、上の図の最新位置より
少し南の北緯2度56分まで南下しているようです。

現在、ニューギニア島の北約700kmです。
13日と14日の間の距離は約760kmですので、このペースで飛べば、
15日には、ニューギニア島へ降りるのかどうかが判明するはずです。


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