お天気お姉さんのプチ日記 | livedoor 天気情報

藤田友香さん

ありがとうございました!!

2008年11月30日

今日で私の担当も最後となりました

日記を読んでくださった方、またコメントをくださった方、

質問してくださった方、色々教えてくださった方…

本当にありがとうございました

みなさんのおかげで、とても楽しく書くことが出来ました

今回日記を担当させていただくにあたって、

どういうことを書こうか決めていました。

それは、大学に入ってから勉強してきた「生気象学」についてです

天気や気温によって、機嫌が悪くなったり、肌が乾燥してきたり、

皮膚の温度が変わったり、手袋をしたくなったり、食べたいものが変ったり…

きっと体感していることばかりだと思います

生気象学とは、

「人間を含むあらゆる生物と気象・気候との関係」についての学問です

あまり生気象学という名前は知られていませんが、

とても生活に密接していることが多く研究されています

季節が違ったので書きませんでしたが、

熱中症がどういう環境で起こりやすいかなども多くの方が研究されています

このような研究があって、熱中症予報や肌荒れ予報などは作られました

せっかく多くの方に見てもらえる日記を担当するなら、

そんな生気象学について多くの方に知っていただきたかったのです

もし今回の日記で、生気象学について面白いと思っていただけたら幸いです

 

私は、高校生の頃に気象を勉強したいと思ってから、

気象を学ぶことが出来る、現在の大学に進学し、

気象・気候に関わる勉強が楽しすぎて、大学院生になりました

今まで勉強してきたことや、気象気象予報士の資格を取ったことで、

多くの人と知り合うことができ、色々な経験をすることができました

プチ日記を担当する機会をいただけたことや、

みなさんに日記を読んでいただけたことも、貴重な経験の1つです

本当に大好きな気象を勉強してきてよかったな〜と感じます

これからもたくさん勉強をして、

天気予報以外のことも伝えていけるような気象予報士になりたいと思います

バイトでのことは少ししか紹介しませんでしたが、

『天気・地震・台風速報』という携帯サイトで、

気象予報士としてコメントを書いていますので、よかったら読んでください

それでは、みなさん!1ヶ月間、本当にありがとうございましたっ

いつかどこかで、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています

これからも、お天気お姉さんのプチ日記をよろしくお願いしますっ

 

ふじた


水の不思議

2008年11月29日

雲、雨、雪、ひょう、あられ、ダイヤモンドダスト、これらのもとは全て水です

物質は温度や圧力によって、固体・液体・気体の3つに変化します

固体は氷、液体は水、気体は水蒸気と呼ばれますが、全部同じ物質です。

この私たちの生活に欠かせない水ですが、特別な特徴があるんです

液体と固体では、固体の方が物質を構成する粒子がしっかりと結びついているため、ほとんどの物質では液体よりも固体の方が密度が大きくなっています

例えば、ロウソクに使われているロウ

中学校の理科の実験で、ロウをとかして液体にした時に、どこまで入っているか印を付けて、冷やして固体になった時どうなったか観察しましたよね

↓ こんな感じでした

vo1030_tnl

真ん中が凹み、体積が小さくなってしまいます

このように多くの物質は、固体になると密度が大きくなるため体積が小さくなりますが、水は違うんです

水は固体の方が密度が小さく、氷にすると体積が大きくなるんです

冬、北海道などでは水道管の中に水があると、凍って水道管が破裂してしまうため、これを防ぐために夜は水抜きをして凍結しないようにします

また、よく清涼飲料水などの缶にも「凍らせないで下さい」という注意書きが書いてありますが、それもこの水の性質が影響しているんです

このように、液体で密度が大きくなる水ですが、

実は、密度が最も大きくなる温度というのが決まっているんです

その温度とは…

 

4℃

 

この最大密度が4℃ということがとっても重要なんですっ

もし、水が他の物質と同様に密度が固体>液体だったら、

私たちは存在しなっかったかもしれません

もし、水が密度が固体>液体の場合、氷は水の中で沈んでしまいます

これが海や湖で起こったら(例えば寒い所)、水面で凍った氷が沈み、

沈んだ後にまた水面が凍り、また沈み…を繰り返し、

海や湖は底から水面まで全て凍結してしまいます

これでは、海や湖の中で生物が生存できません

水の密度が液体である4℃であるために、

凍った氷が上部で浮いて、完全凍結しにくくしてくれるんです

また、4℃で密度最大となることで、

湖などの上部と下部の水循環(対流)が生じます

それによって水の中に溶けている酸素を深層や底にまで届け、

そこに生息する生物が生存できるのです

この水の性質のおかげで、生物が生存のチャンスをもらえたわけです

水は本当に素晴らしい物質であり、私たちに欠かせない物質です

水のおかげで私たちが生きているのですから、水は私たちのお母さんですね


内から見る空の色

2008年11月28日

先日charon1978さんから質問していただいた、

「地球以外の星の内側から(その星の中に立って)見た空の色は何色か

について大学の先生に聞いてみました

青?蒼?藍?blue?で、私たちの空はレイリー散乱という散乱によって

空が青く見えているということを書かせていただきましたが、

散乱の仕方によっては、空が青以外の色に見えるそうです(夕焼けがそのひとつです)

光の中の私たちの目に見える可視光では、

の順に光の波長が長くなっています。

レイリー散乱は、波長の長さが短いほど、よく散乱するため、

波長の短い紫から散乱していきます

そのため、飛行機に乗っているときに空(上の方)を見ると、

な、な、なんと空がかかって見えるそうです

下層までくると紫は散乱しきってしまうため、

私たちの見る空は青いというわけです

では、他の星の空の色についてですが、何色かに見えるかというのは、

散乱させる大気の厚さによって決まるそうです

(大気の組成にも多少影響されるそうです

光の通過する空気の厚さが厚いほど、波長の短い色はどんどん散乱されて、私たちの目に届かなくなってしまいます

地球を饅頭にたとえると、大気の厚さは薄皮くらいと、とても薄いのですが、

木星や他の惑星にはとても厚い大気を持っている星があります

厚すぎると光が届かなくて暗い空になってしまいますが、

地球よりもう少し厚いくらいの星ならば、緑色の空もあり得るってことです

つまり、ドラゴンボールZで出てくるナメック星のような星が、

存在する可能性もあるっていうことです

↓ナメック星

ナメック星あるなら行ってみたいピッコロさんに会いたいです

私たちは空の色は青という固定観念がありますが、その他の見たことのない色、見てみたいですね

 


tuna

2008年11月26日

今日は海洋に関する授業の日でした

今日の内容は『マグロ

私たち日本人はマグロが大好きで、世界中のマグロを胃袋に収めてきました

そのマグロですが、昔は血なまぐさいからと嫌われていて、下級の人の食べ物だったそうです

また、名前もシビと呼ばれていたので、「死日」を連想させるため、縁起が悪いと嫌われていたそう。

でも、醤油漬けにする「ヅケ」やネギマ(焼き鳥のネギマのマはマグロのマなんです)の登場で、

庶民たちにだんだん好んで食べられるようになり、江戸の文化人たちの間にも広まったそうです

そんな日本人に愛されているマグロですが、世界的な日本食・「sushi」ブームによって

マグロの消費量が増大し、マグロの価格が高くなりました。

日本も輸入マグロの割合が増え、価格の影響を受けやすくなってきています

さらに価格高騰に拍車を掛けているのが、原油価格高騰・漁船燃料高騰による出漁のコスト増、

マグロ減少による漁場の遠距離化、出漁に対する成果の低下などです。

なんで原油価格の高騰がそんなに影響するのかというと、

輸入する際、遠い場所から空輸などされる時にも飛行機の燃料が必要だからです

食品の生産地と消費地までにかかる燃料を表す言葉で、フードマイレージというものがあり、

移動距離×重さ=フードマイレージ で求めます

フードマイレージという言葉の語源は、「食料の (=food) 輸送距離 (=mileage) 」です

また、マグロの量が減っていることに対応して、

地中海では25年以上前から日本向けの出荷を目的にマグロの「蓄養」が行われています。

蓄養とは、天然のマグロを漁獲して生簀に移し、日本人好みのトロの部分を増やすために、

脂肪分を多く含む餌を与えられて丸々と太らせてから出荷することです。

なんと、マグロを1kg太らせるのに15kgも餌が必要なんだそう

このように、私たちがマグロを食べるのには、たいへんなエネルギーが使われているんです

マグロの消費が増えている一方で、マグロ以外の魚の消費量は減っているそうです

スーパーでは、儲けを重視するばかりに、

マグロ以外の魚を仕入れない(マグロの方がが売れるから)こと、

また、名前や調理の仕方がわからない魚は、

消費者が敬遠されてしまうことも原因なんだそうですが、

これではマグロも資源も減る一方です

マグロ以外にもおいしい魚はたくさんあります

旬の魚や住んでいる土地でよく獲れる魚などをもっと私たちが消費することでも、

間接的ではありますが、資源を大切にすることにつながるんですね


地球の最低気温

2008年11月25日

けさは、北海道でとても冷え込みました

けさの最低気温のベスト3は…

第3位 北海道 後志支庁 喜茂別 -20.6℃

第2位 北海道 上川支庁 美瑛 -20.8℃

そして第1位は…!!!!

北海道 上川支庁 下川 -20.9℃ でした

いずれも11月の1位の値を更新したんです

-20℃って冷凍庫の温度と同じぐらいなんですが、世界にはもっと寒い所がたくさんあるんです

地球上で一番低い気温が測定されたのは、やっぱり南極

1983年7月21日にボストーク基地で-89.2℃が観測されましたもう想像が出来ません

冷凍マグロ保存が-50〜-60℃らしいので、

南極ではマグロをその辺においておくだけで保存ということです

『南極物語』のタロとジロはこんな過酷な環境で生きていたなんて、すごいですよね

ちなみにガソリンが凍るのが-90℃ぐらいらしいので、ギリギリ南極では使用可能です

気温が違うと生活もまったく変わってしまいますね


雨の日の悩み

2008年11月24日

今日は、低気圧が本州の南岸を通過しているため、

関東でも昼過ぎから雨が降り出してきました

そんなですが、私は雨の日にちょっとした悩みがあります

それは…くせ毛が暴れ出して言うことを聞いてくれないからです

前髪のサイドがくるっとなってしまったりで、

髪の毛が原因で、なんとなくもやもやしてしまいます

雨の日に髪がまとめられなくなってしまうことに悩んでいるのは、

私だけではないはずです

ところで、雨の日に髪がどうなるのかというと、雨の日は湿気があるため、

髪の毛が空気中の水分を含み、膨張したり、伸びたりすることで

うねりを起こし、全体が広がってしまうからなんです

この髪の毛が湿度によって伸びたりすることを利用して、

昔は湿度を測っていたんですその名も毛髪湿度計

実は私、大学2年のときに、大学で壊れて捨てる予定だった

毛髪湿度計を頂いたんです

コレクション(?)として、部屋に置いています

湿度計1湿度計2普通の人から見たらガラクタですが、私には宝物なんです

見た目がかっこいいです

毛髪湿度計ということで、人網が使われています(2枚目の縦に伸びている線のようなやつが毛髪です)

 

金髪の女性の髪が一番いいのだそうです(先生曰く)

こんなものが、私の部屋にあるのですが、

最初のころは、誰だかわからない人の髪の毛と一緒に寝ているのか〜

と感慨深いものがありました

 

前にTVでヒゲを蓄えた男性が、ヒゲで湿度がわかると言っていましたが、

人の髪の毛は測定に用いることが出来るほど正確に伸びるんですね

私もいつか、悩みである髪の毛で、湿度がわかるようになりたいです

そしたら、悩みじゃなくなるかも

 


青?蒼?藍?blue?

2008年11月23日

『青』と言ったら、みなさんはどんな色を思い出しますか?

カラーパレットの中には少なくとも

↑これだけの『青』に関係する色があります

調べてみると、少し違うだけでも違う色として決められていて、

『青』といっても本当にたくさんの種類があります

さて、青といったら思い出すのがの色ですねっ

では、なぜ空が青いのかというと…

太陽の光は、たくさんの色(目に見える色から見えない色)を含んでいて、

その中でも、青い光は空気の粒にぶつかり、四方八方に散乱されやすい性質があり、

この散乱しやすさは、その色の波長の長さによって決まります。

このように空気の粒のような光の波長よりも小さいサイズの粒子による光の散乱を、

レイリー散乱といいますが、空が青く見えるのは、このレイリー散乱が起きているからなんです

一方、ほこりや雲などの大きな粒による散乱はミー散乱といいいます!

光全体を白い色のまま反射するため、雲は白く、空気が汚い時は空が白っぽく見えるんです

(わかりやすい説明はキャノンサイエンスラボ(動画つき!)をご覧ください

空の色というのは、このような散乱によって決まります

太陽の高度や角度や距離、空気の水蒸気量、チリやほこりの量などなど…

様々な要素によって空の色は毎日、季節・場所・時間によって違って見えるんです

例えば、春と秋では、秋の方が空気が乾燥しているため、澄んだ青に見えます

このように、たくさんの青の種類があるように、空の色も毎日少しずつ変わっています

カラーチャートを見ながら「今日の空はどの青かなー?」なんて

観測してみるのも楽しいかもしれませんね

今日の私の家から見える空は「勿忘草(わすれなぐさ)色 」かなぁ

みなさんの今いる場所から見える空は、何色ですか??


白い畑

2008年11月21日

今日の朝も冷え込みましたね

寒い朝は、布団から出たくなくなってしまいます

そんな冷え込んでいた朝、学校に行く途中にある畑が白い

よ〜く見てみると、霜がおりていたんです

今日は、熊谷で初霜でしたが、東京の多摩北部である小平も初霜(?)だったようです

霜と聞くと、思い出すのが霜柱ですよね

私は霜柱を見つけて、ざくざくやるのが好きなのですが、

霜柱が見られる所というのは、世界中でも少ないそうです

ところで、霜と霜柱というのは名前が似ていますが、発生の仕方が違うんです

霜は冷たい地表物に触れた空気中の水蒸気が昇華して出来た氷です

このため、霜はすでに出来た氷の上に次の氷が出来て成長していきます

霜柱は、地中の水分が凍って出来た氷です

その氷が出来るときの水分補給は地中の深い方から行わるため、

霜柱は下で成長し先に出来ている氷を上へ上へと押し上げるため、柱のような氷となります

霜柱は、粒子の細かい火山灰土壌で水が良く通る土質のところができやすいそうです

関東地方の関東ローム層は、土の粒子が霜柱を起こしやすい大きさであることから、

霜柱ができやすいそうです

季節ごとの様々な自然現象を見ると、いつも日本って素晴らしいなぁと思いますねっ

狭い国ではありますが、四季があって、地方によって気候も全然違ったり…

こんな季節の姿を見ると、日本に生まれて良かったなぁと感じます


初雪の便り

2008年11月19日

今日は、日本海側の広い範囲で雪が降り、初雪の便りがた〜くさん届いています

今日初雪となったのは、

釧路、軽井沢、新潟、輪島、福岡、下関、金沢、長野、山形、山口、富山、広島、福井、酒田、若松、秋田です(17時現在)

なんと、福岡では平年より24日早く、去年より41日も早いんです

そのほかにも、広島・山口・下関は

平年よりそれぞれ20、21、22日早く、去年より41日早い初雪となりましたΣ(・ω・ノ)ノ

↓気象庁の17時の衛星画像(赤外)

200811191700-00

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

離岸距離が短く、筋雲もたくさんです

太平洋にも筋雲が見られ、寒気が強いことがよ〜くわかります

まるで真冬の画像を見ているようですね…

今夜も冷え込みますので、暖かくしてお過ごしくださいっ


将軍襲来

2008年11月18日

、やってきました冬将軍

19日は、全国的に気温がぐっと下がり、

最低気温・最高気温ともに大幅に低くなる所がほとんどです

西日本では真冬並みの寒さになる所も

さて、寒気が来るとよく聞く「冬将軍」という言葉。

なぜ冬将軍と呼ぶかご存知ですか??

「冬将軍」という言葉は、辞書にものってるんです

大辞泉によると□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

ふゆ−しょうぐん[−シヤウグン]【冬将軍】

≪モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから≫冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「_の訪れ」≪冬≫

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1812年のロシア戦役でのフランス軍の敗退を、イギリスの記者が

general frost(和訳:冬将軍)」と表現したことが語源になっているそうです

 

一気に冬の空気に包まれますので、体調を崩しやすくなります

私は、さっそく気管支炎になってしまいました(寒気が来る前ですが

みなさんも体調を崩さぬように、暖かくしておやすみください