お天気お姉さんのプチ日記 | livedoor 天気情報

吉井明子さん

また会う日まで・・・

2005年05月31日

とうとう最後の日記となりました。

他愛のない内容ばかりでしたし、読みづらい部分もあったと思いますが、今までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。

これから予報士試験を受けるという方へ。
アドバイスと呼べるほど立派なことは言えませんが、一番おすすめなのは、問題の難易度と合格率を考えない、ということです!

自分が難しいと思う問題は、他の受験者にとっても難しいはず。それに、勉強を重ねていくうちに、難しいと思うものが減っていくと思います。

そして、合格率。私も最初の頃は「合格率5%といえば100人のうち5人だよなぁ」などとよく考えていました。そして「無理かもなぁ」と思っていました。
実際は、くじ引きのようにランダムに5人が選ばれるわけではないんですよね。確率だったら、たとえ合格率99%でも、選ばれない一人になる可能性はある。でも、予報士試験は自分が問題をきちんと解けて、点数が取れれば、必ず受かるのです!

私が予報士試験の勉強を始めたのは、就職試験に落ち続け、大学を出てもフリーターという状況が決まったときでした。たくさんの面接試験で落ちていくうちに、自分の存在をどんどん否定されているようで、自分は社会の役に立つことができないのかも・・・と、ひどく落ち込んでいました。何とかして、前向きにならないといけない、と力をふりしぼって試験勉強に臨んでいた気がします。

予報士の勉強をしている方は、それぞれ色々な環境にいらっしゃると思います。しかし、たとえ今つらい状況でも、大丈夫です。努力は報われます! 勉強をしながら、毎日の天気の変化を心に留めていると、予報士になったあとで、必ず役に立つと思います。毎日を楽しく、頑張ってくださいね。

みなさまの応援のおかげで、私の日記は、このたび一冊の本にまとまることが決まっ・・・てはいません、残念ながら★ ここまで読んで下さった方々に感謝致します。また、どこかでみなさんとお会いできたらいいなぁと思っております。

今日は、最後なのでコメント欄をオープンにしようと思います! 今までの感想など、書いて頂ければ嬉しく思います。もし誰も書いて下さらなかったら、自分で書いちゃうもんね。

栄光の架け橋最後の写真は、今日の雨上がりの広瀬川です。止まない雨はありません。
雲の上には、いつも太陽が輝いています。

それでは、6月のお天気お姉さ〜ん、よろしくお願いします☆
weather11 at 23:52|この記事のURLComments(25)

連続しているもの

2005年05月30日

秒針が、すべるように進む時計。
秒針が、一秒、一秒を刻んでいく時計。

私は後者のほうが好きです。

時計大学では哲学科に所属していたのですが「飛ぶ矢は止まっている」という言葉が、哲学に興味をもったきっかけでした。
動いているものも、ひとコマひとコマを切り取ってみると、止まっている瞬間の連続なのだ、というパラドクス=矛盾を表現している言葉です。
秒針が一秒ずつ刻む時計は、これにぴったりのような気がします。止まりながら動いているために、一秒が幅のある時間に感じられ、ゆっくりと休みながら進んでいるように思える。

でも、実際の時間は、止まることなく流れているのですよね。

天気予報も似ているんです。

予報をする際に使う予想天気図は、通常は12時間後、24時間後、36時間後、48時間後、そして72時間後と、見ていきます。天気図は、12時間毎と、プラス24時間後の断面ですが、実際の大気現象はつながっているんですよね。
予報を組み立てる際は、その間の天気を時系列で細かく追って、時間の流れに沿う天気を考えることが大切だと、気象の先生に教わりました。

時間も天気も「つながり」を意識すると
いつもと違うものが見えてきます。



weather11 at 23:54|この記事のURL

ビバ!山形☆

2005年05月29日

今日は山形へ行ってきました! といっても、免許も土地勘もない私が自由に行動できるわけもなく・・・。旅慣れていらっしゃるご夫婦に、同行させて頂いたのです。ふふふ。 

まずは、山寺へ。
山寺「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」と松尾芭蕉が詠んだ所です。山寺と呼ばれる通り、山に建っているお寺です。1,015段の階段を登りきらなければ、最終地点まで辿り着かないのです。

心拍数が上がってきた私の横を、ご高齢の案内人の方がひょいひょいと階段を下っていきます。案内人ということは、一日で何往復もするんだよなぁと、ふくらはぎに早くも筋肉痛の気配を感じながら、軽々と降りていくおばあちゃんの背中を見つめるのでした。
上の写真が、頂上近くからの眺めです。絶景です。風も心地よく、のどかな景色に心癒されました。

運動(?)した後は、山形名物そばのお店へ。

そば右側の真っ白なのも、うどんではなく、そばなんです。色が白いのは、蕎麦の実の一番中心にある白い澱粉質の粉=更科(さらしな)粉を使っているためだそうです。太さや食感も、普通のそばとは、また違った味わいなんですね〜。
今までは、そばって独特の匂いがあって、プーンとキツく感じることがありました。しかし、ここのそばは、ふわっと柔らかいフレッシュな香りがするんです。今までのそばの概念がくつがえりました。

続いては、文翔館という建物を見学しました。

文翔館「文翔館」とは、山形県の旧県庁と県会議事堂の愛称です。イギリス・ルネサンス様式を基調とした建物で、大正時代の手法で忠実に復元された部分も含め、素晴らしい建物でした。壁や、天井や、階段の手摺りには、彫刻が施されていて、とても美しいのです。灰色コンクリート・蛍光灯・効率重視の現代風のつくりとは正反対の、温かみのある素材とデザイン。
「ここに住みたい」を連呼していた私。本当に素敵なんですもの! せめて写真だけでも、自宅の前で撮ったという感じに写っていますか? 

その後、蔵王へ向かい、標高900メートルにある蔵王温泉大露天風呂に入りました。源泉が流れている渓流を、そのまま露天風呂にしてあるという、贅沢な温泉です。
木漏れ日の中で、手足を伸ばしてくつろぐと、足の指の先までほぐれました。大自然万歳!

最後は「お釜」です。

お釜蔵王刈田岳、熊野岳、五色岳に囲まれた火口湖を、釜状なので「お釜」。太陽の光によって、色が変わって見えるため、五色沼とも呼ばれているそうです。過去26回の噴火を繰り返したという、その火口は、今は静かにエメラルドグリーンの水をたたえていました。
手前に見える白い部分は、なんと雪です。もう6月も間近だというのに、山にはかなりの雪が残っていました。高い山にはこれから、春が訪れるんですね。

丸一日、自然を満喫した素晴らしい旅でした。これからくるだろう筋肉痛も、旅の思い出をしばらく体に残してくれると思うと、なんだか嬉しいです。

本当に幸せな一日でした。心からハッピーな日は、オチもなく終わるのです。きゃ。
weather11 at 23:37|この記事のURL

カミナリ雲

2005年05月27日

午後5時頃、とつぜん窓の外が真っ暗になりました。


雷雲普段だったら、まだ十分明るい時間です。
このときすでに、宮城県のお隣り山形県では、局地的に強い雨が降っていて、まもなく宮城県でも降るだろうというときでした。
昼間も、にわか雨はありましたが、雨雲の発達の度合いが違う!

雷雲2この二枚の写真、遠くのほうを見るとまだ明るいんです。まさに今雷雲が頭上を通り過ぎている最中、というところだったんですね。
しばらくするとピカッとして「ゴロゴロ、カシャーン」とカミナリの音が聞こえ、大粒の雨がいっせいに降り出しました。

広瀬川普段は橋の上からでも川底が見えるくらい水がキレイな広瀬川にも、雨水による濁流が流れ込んでいました。
雷一回のエネルギーは、約1億ボルトとも約10億ボルトとも言われています。家庭用の一般の電圧100ボルトの約百万倍です。1回の雷光で、100ワットの電球を10万個、一時間もの間つけられる計算になります。

これなら雷の力を利用してタイムトラベルができるかも、と考えるのもうなずけますよね。ネタが古いですか? 小さい頃は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」信じていました。

天気予報で「大気の状態が不安定」という言葉が出てきたときには、くれぐれも落雷にご注意下さい!

weather11 at 22:56|この記事のURL

Shall we・・・

2005年05月26日

今日は叫びたかったのです。

暮れなずむ街何があったというわけではありませんが、夕日に染まる街を眺めながら、帰り道に同僚と叫びました。本当は「わぁぁぁ」と絶叫したいところだったのですが、近所迷惑になるし、緊急事態だと思われると困るので、二人で「ひゃぁぁぁ」と小声で叫びました。

独りになってからは、歌いました。

周囲に人の気配がすると、むにゃむにゃと小声になりながら歌いました。しかし、誰もいないとわかっていても、なかなか大声では歌えないですねー。小さい声だと、歩くスピードに合わせて声が震えるので、単に寒くてこごえている人という感じになってしまいました。

昔、夜中の二時ごろ決まってB’zの歌を熱唱しながら自転車で走っていた人がいました。その人は、しっかりシャウトまで決まっていたからすごいなぁ。たとえ夜でもなかなか大声では歌えないものです。

家に帰ってからは、踊りました。

大学時代、社交ダンスサークルに入っていたので、踊るのはサンバやルンバやタンゴです。ただ、うまく踊れるようになる前にやめてしまったので、家では中途半端な独りサンバや独りタンゴを踊っています。残念ながら、リチャード・ギアはいません。

仕上げは、ミネラルウォーターを飲んで、お風呂にゆっくり浸かって、溜まったものを文字通り “水に流して” 終了。

ベッドに入る頃には、スッキリです。
明日も頑張るぞ。



weather11 at 23:31|この記事のURL

月を探して

2005年05月25日

夜道を歩くときは、月を探して歩きます。
そして、月を見つけると
「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」
という歌が浮かんできます。

遣唐使だった安倍仲麻呂が、帰国するときに、送別の宴で詠んだ歌で
「広く大きい空を、はるかに仰ぎ見れば(今この中国の地で見ている月は)昔、春日にある三笠山に出た、あの月(と同じ)なんだなぁ」
と、私は記憶しています。

初めてこの歌を知ったのは小学生のとき。そのときには郷愁の気持ちなどわからなかったのですが、独り暮らしを始めてからは、この歌が自分なりに理解できるようになった気がします。

安倍仲麻呂は、日本に帰る途中で暴風雨に遭い、帰国を果たせずに中国で一生を終えたそうです。
彼の運命を左右した天気。
当時に今の天気予報技術があったなら、暴風雨を避け、祖国である日本に帰ることができたかもしれない。

中国に戻った彼の眼には、月はどう見えていたのでしょうか。





weather11 at 23:01|この記事のURL

充電完了

2005年05月24日

電化製品を充電するのが好きです。
携帯電話、ポータブルMD、デジカメなど。
特に、全部使い切った状態から充電するのが好き。

空っぽのところに電気が流れ
だんだんエネルギーがたまっていく。
放出するためのパワーがみなぎってくる。

ランプが赤から緑に変わったら
充電完了。
それは同時に、信号機の「進め」を意味しているようにも見える。
力がたまったら、前に進むのです。

今日も空っぽになるまで、すべてを出し切る。
毎日を満タンで過ごすために
力は使い切っていい。

そんな毎日を積み重ねたいと思っています。
weather11 at 23:45|この記事のURL

降ったり止んだり

2005年05月23日

かもめ?今日の仙台は、ざーっと雨が降ったり、止んだり、を繰り返すお天気でした。
でも、午前中は晴れている時間もあったんです。
それがこの写真です。

街灯にカモメが4羽もとまっていたので、かわいくて撮ってしまったんですけど。顔がきりっとしてて「ふん」って感じだからウミネコかもしれません。あまり近づけないし、鳴いてくれないので見分けるのが難しいです・・・。でも、かわいい!

どんより空夕方はこのように、どんよりとした空。今日のような「所により雨」「雨の降りやすい天気」というときには、傘を持つ人と、持たない人に分かれますよね。折りたたみ傘というのが、一番の安全策ですが。

傘などを持って行かなかった場合、室内にいる間に雨が短時間で止んだときや、自分のいる地域以外で降ったときなどは「良かった、良かった」と得した気になりますよね。
だけど、その短時間にちょうど外にいる可能性や、局地的の「局地」にあたる場合ももちろんあるんですよね〜。

後者のような「持ってくれば良かった!」のときには、プラスのことを考えてみると良いかもしれません。

「今日天気予報で降るなんて言ってましたっけ? まったく困りましたよ」と、普段近づきにくい人と天気をネタに仲良くなったり、雨宿りをしているときに偶然傘を持っている素敵な人と出会ったり・・・。

もし、それを狙ってできたら、立派な予報士(!?)ですね。




weather11 at 23:09|この記事のURL

休日

2005年05月22日

今日のブランチメニューです。

ブランチ豆乳を入れたキャラメルティー、トースト、バジルオムレツです。このバジルは、育てている苗から摘みました♪ 新しい葉がどんどん出てくるので、定期的にお料理に使わないと、逆に元気がなくなってしまうようです。バジルにしてみれば「冗談じゃないよ! 頼んでないよ!」という感じかもしれませんが・・・。

そして、ベランダで休日恒例の靴磨きをしていると、アリがいました。アリって地上何階まで登ってこれるのだろう。そういえば、子供の頃アリに噛まれて痛かったなぁ。などと、とりとめのないことを考えているうちに、詩を思いつきました。

      「蟻」 
蟻よ 小さな体でどこへ行く
   巣からはだいぶ離れたろう
蟻よ どこまで登れば気がすむか
   巣からはどんどん遠ざかる
蟻よ 何を探しているのだろう
    帰れないかもしれぬのに
     戻れないかもしれぬのに

しんみりしたところで、地域気象観測システムと同じ名前の防水スプレーが、鼻に入りそうになりました。

靴磨き、布団干し、などなど。毎日はできないことを、一気に片付けると、気分がガラリと入れ替わります。

明日は月曜日。新たな一週間の始まりですね。仙台は雨のスタートとなりそうです。さっそく磨いた靴で、水をはじいて歩きます☆



weather11 at 23:12|この記事のURL

松島へ行く

2005年05月21日

今日は、松島へ行って参りました! 松島といえば、天の橋立、安芸の宮島と並ぶ日本三景のひとつです。

松島見渡す限りの青空と海。そこに浮かぶ緑の島々。聞こえるのは鳥の声だけ。何て気持ちが良いのでしょう! 
休日の人で賑わう仙台市街地から、たったの30分。身近に素晴らしい景色がある幸せを、ひしひしと感じました。

ところで、恥ずかしながら「松島や〜」の有名な歌を、今日まで松尾芭蕉作だと思っておりました。芭蕉は「言葉にできない」という言葉を残しただけで、あの歌は全く別人がのちに作ったものだそうです。確かに、中学生のときから使っている国語便覧にも、載っていませんでした!

これって、現代だったら「芭蕉は、松島のあまりの美しさに、思わずラップで松島YAH! 松島Yeah!Yeah! 松島Yo!と言ったそうです」というのを信じていたようなものですよね・・・。ううむ。

松島の夕日空に、薄雲が広がってきた6時過ぎ。夕日が、海に光の道をつくっていました。この日、仙台の日の入り時刻は18時46分。冬だったら、とっくに真っ暗ですよね。
ちょうど1ヵ月後の6月21日は「夏至」です。季節が移り変わるのは早いなぁ。そう、月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人なんですな。
weather11 at 23:11|この記事のURL