お天気お姉さんのプチ日記 | livedoor 天気情報

気象予報士

役に立つ天気予報の使い方☆

2011年12月29日

こんばんは☆

今日は朝からもさもさと雪が降っています。午後に晴れていた時間もありましたが、夜になってまたもさもさと降っています。発達中の低気圧が北海道を通過していることによる雪のようです。明日の朝の除雪が大変そうです

今日は、私が予報士試験の勉強をしていた時に学んだ、役に立つ天気予報の利用について書いてみます。

「降水短時間予報」と「降水ナウキャスト」いう予報があるのをご存知ですか?
私は、予報士試験の勉強をして、初めてこのような予報があることを知りました

気象庁の説明をお借りしますと、「降水短時間予報や降水ナウキャストは、過去の降水域の動きと現在の降水の分布を基に、 目先1〜6時間までの降水の分布を1km四方の細かさで予測するもの」です。

1km四方って、お天気の世界のスケールから考えると、とても細かいんですよより細かい範囲で精度の高い予報ができるようになるということは、いろいろな技術がそれだけ発達してすごくなったんだということなのです。

降水短時間予報は、6時間先までの1時間降水量を予報します。1時間降水量というのは、その時間までの直前の1時間に降る雨や雪の量、ということです。
たとえば、「今10時で14時から15時の間に外に出るんだけど、その時間にどのくらい雨が降るのかな?」ということも調べることができます。
また、降水短時間予報は、30分間隔で発表されますので、最新の降水の状況に基づいた新しい予報を常に手に入れることができます。通常の天気予報は1日3回の発表なので、予報をみる時間によってはあまり新しくないもの(といっても数時間前の予報ですが)をみることになってしまいます。その点、降水短時間予報は、見る時間によらず、いつでも新しい予報をみることができます。

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降水短時間予報は、こんな感じで見ることができます(気象庁のホームページです)。

降水ナウキャストは、1時間先までの5分ごとの降水を予報します。「今から出かけるんだけど雨はどんな感じかな?」という今すぐの予報を知りたい時に便利ですね降水ナウキャストは、発表も5分間隔です。ちなみに、私が試験勉強をしていたときは、降水ナウキャストは10分ごとの予報でした。1年くらいの間にまた進化したんだなぁと思いました。

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降水ナウキャストはこんな感じで見ることができます。

日常生活で、数時間後や今すぐの降水の予測が知りたい時にも便利ですが、防災にも役立てることができます。気象庁の説明をお借りしますと「降水短時間予報を利用することにより、数時間の大雨の動向を把握して、避難行動や災害 対策に役立てることができます。さらに、数十分の強い雨で発生する都市型の洪水などでは、 降水ナウキャストが迅速な防災活動に役立ちます。降水短時間予報と降水ナウキャストを併 せて利用することで、防災活動に有効な情報を得ることができます」ということです。

通常の天気予報に加え、降水短時間予報や降水ナウキャストを、日常生活や悪天候時の防災に、ぜひ活用してみてくださいね

こちらからご覧になれます↓


降水短時間予報

降水ナウキャスト


吹雪。

2011年12月26日

こんばんは

今日は久々の大雪になりました。
朝から吹雪いていて、猛吹雪の時間帯もあり、時々ちょっとおさまりかけたかな〜と思ったら、また吹雪く・・・といった感じの一日でした。朝は歩道の除雪もまだできていなくて、雪に埋まりながら仕事に出かけました子どもたちも、雪まみれになって学童にやってきました

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今日の大雪をもたらした天気図(気象庁)はこちら。
北海道付近は等圧線がこんでいて、強い冬型の気圧配置になってますね。
こういう天気図のときって、やっぱりこういうお天気になるんだなぁと思いました。

気象庁の天気予報では、「ふぶきや吹きだまりによる交通障害、高波に注意、27日にかけてなだれに注意」とありました。気象予報士試験ではこうしたことも出題されて、注意する事柄として「交通障害」は頻出事項でした。今日のお天気では、吹雪や地ふぶき(風も強かったので)により、ほんとに見通しが悪く、試験勉強の時によく出てきた「交通障害に注意」は実感として納得でした。
明日の予報では、お天気はもうちょっと穏やかになりそうです

雪が積もりました。

2011年12月23日

こんにちは。
発達中の低気圧の影響で、私の住んでいる地域でも、昨日の夜から、久々に除雪が必要なくらいの雪が降りました
今回の雪が降るまで、道路がみえていましたが、道もこのような感じになりました。

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青いですけど、雪の写真です。日没後に撮ったのでこのような色なのです

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気象庁の天気図です。
北海道付近を低気圧がゆっくり進んでいます。この低気圧が、24日にかけて、北海道付近を通過し、日本付近は26日頃にかけて、強い冬型の気圧配置が続くとのことです。低気圧が通過して東方へ去っていっても、西高東低の冬型の気圧配置になるので、油断はできないんですね。
今年のクリスマスイブは土曜、クリスマスは日曜になっていて、おでかけの予定の方も多いかと思いますが、クリスマスが終わるまで、引き続きお天気の変化に注意してくださいね

高層気象観測の見学(ゾンデの打ち上げ☆)

2011年12月15日

みなさま。こんばんは。

今日は昨日の続きで、気象台に見学に行った時のことを書きます

今日は、ゾンデの打ち上げの見学のことを書きますね

天気を予測するためには、気象を観測することが必要で、
いろいろな方法で気象観測が行われているのですが、
そのひとつに、高層気象観測というものがあります。

高層気象観測では、高度約30kmくらいまでの大気の状態
(気圧、気温、湿度、風向・風速等)を観測しています。

その方法が、気象を観測するための機器をとりつけた気球を打ち上げる、というもの。
この観測は、毎日2回、世界中で同じ時刻(日本では9時と21時)に行われています。

高層気象観測に関して、詳しくは、こちらをご覧ください。
気象庁・ラジオゾンデによる高層気象観測について

その気球の打ち上げの見学を、とても楽しみにしていました

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気球をふくらませているところ。

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やや縦長にふくらんだ気球。いつもはもっと丸いのだそう。
気象台の方に「珍しいものがみられてよかったですね〜♪」と言われました。

たしかに、上に紹介した気象庁のリンク先に載っている写真では、
風船が、もっとまんまるですね。

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気球スタンバイ。気象台の方が、気球を持っています。

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放球

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はるか天高く、のぼってゆきました

ちなみに、この日はカンカン照りのものすごく暑かった日で、
地上の風はほとんどありませんでしたので、
気球はほとんどまっすぐ上がっていきました。
見学に行った人たちで、気球が小さくなるまで、しばらく眺めていました。

気球に取り付けたゾンデからは、上空の気圧、気温、湿度などの情報が常に送信されてきて、
高度約30kmまでの大気の状態(気圧、気温、湿度、風向・風速等)がわかるのだそうですよ。

約40kmほどまで上がっていって、風船が破裂すると、パラシュートが開いて、ゾンデが降りてきます。
風によっては、日高山脈の方まで飛んでいくそうですよ。
降りてきた機器に気象台の連絡先がついていて、
「拾った人は連絡してください」
というようなことが書いてあって、機器が回収されているそうです。
一度、拾ってみたいものですね

ゾンデの打ち上げは、
普通に気象台の敷地内で行われていて、通りすがりにもみられそうな感じでした
近所に住んでいたら、毎日みられますね。
ご近所の方には、珍しくない光景なのかな?

上に紹介した気象庁のリンク先で、高層気象観測を行っている場所が紹介されています。
機会があれば、ぜひ見に行ってくださいね


気象台見学。

2011年12月14日

みなさま。こんばんは☆

今日は、気象台に見学に行った時のことを書きます

気象予報士会北海道支部の企画で、
8月に札幌管区気象台に見学に行きました。

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こちらが、札幌管区気象台です

写真で見ると、気持ちのよい青空ですね
実際はカンカン照りの暑い日でした

はじめに、8時30分頃より、高層気象観測(ゾンデの打ち上げ)の見学をしました。
これは一番楽しみにしていたもので、写真もたくさん撮ったので、
また別の日にご紹介します

気球の打ち上げを見終わった後は、中に入って、
予報会報(予報課の夜勤者から日勤者への引き継ぎの様子)を見せてもらいました。
こちらは、実際の業務の様子で、
なかなか見ることができないものだと思いますので、とても貴重な体験でした。

その後は、防災気象情報についてのお勉強。
この前も書いたとおり、防災に関する啓発が、
気象予報士の一番大切な役割である、ということを再認識。

それから、地震火山課という部屋にも入れてもらって、見学させてもらいました。

いろいろと業務をみせてもらった一番の感想は、
気象、地震、火山現象を常に監視していて、
ほんとに、日夜絶え間なく自然現象と向き合うお仕事なのだなぁ、と思いました。
私は、ずっと人にかかわるお仕事ばかりだったので、とても新鮮でした

気象予報士を目指して試験勉強中の方は、
気象予報士になると、こういう見学などの興味深い機会もいろいろありますので、
それを試験勉強の励みのひとつにして、ぜひがんばってくださいね☆

ドカ雪。

2011年12月13日

こんばんは☆

今日もよい天気で、学童は毎日そり遊びです
子どもたちが、雪の中を転げまわって雪まみれになりながら、
楽しんでそりすべりをしている姿は、ほんとに無邪気でかわいいです(≧▽≦)
(写真にとってのせたいくらいです

というふうに、私の住んでいる地域は、
昨日も今日もお天気はよい方だったのですが。

今朝の朝刊(北海道新聞)の見出しは

「岩見沢 局地的ドカ雪」

岩見沢はもともと雪が多い地域ですが、
今回の大雪で、積雪が最大106センチとなり、
これは平年の4倍で、
12月中に積雪が100センチを超えたのは、
1974年以来とのこと。
除雪が追いつかなくて、たいへんだったみたいです

新聞に今回の大雪の解説が出ていました。

まず、見出しにもあるように、
今回の大雪は、「局地的」なものだそうです。

確かに、私の住んでいるところも、岩見沢から車で40分ほどのところで、
そんなに遠くはありませんが、よいお天気でした。

どのようにして局地的な大雪になったのかというと、

ロシア極東で発生した雲が北西の季節風にのって、
発達しながら筋状となり、今回の大雪が降った地域に到達し、
夕張山地とぶつかって、風上側の岩見沢周辺で大雪を降らせた


ということが書いてありました。

発達した筋状の雲は、幅が10キロから20キロ程度だったので、
局地的にドカ雪が降ったのだそうです。

また、
11日から12日にかけて、気圧配置に変化がなく、
一定方向に季節風が吹き続けたことにより、
筋状の雪雲が絶え間なく流れ込んだことも、
今回のドカ雪をもたらしたそうです。

お天気に、
地形の影響、ってやっぱり大きいんだなぁと思いました。
気象予報士の試験勉強では、
「地形による強制上昇の効果」が、頻出のキーワードです。

たとえば、山がある方向にあたたかく湿った風が吹くと、
山の斜面で、空気が強制的に上昇させられて、
山の風上側に局地的な大雨が降ったりする、のです。

自分の実感としても、
「なんで、自分の住んでいるところはそんなに雪が多くないのに、
そんなに遠くない岩見沢はあんなに雪が降るんだろう???」
とずっと思っていました。
夕張山地の地形の影響があったんですね。

お天気に地形が影響している、なんてことは、
気象予報士の試験勉強をするまで、考えたこともありませんでした。
お空の現象が地形に左右されるなんて、
なんかちょっと不思議な感じもしますね。
今回のドカ雪の記事を読んで、
実際に、勉強した通りのことが起きているんだなぁと思いました。


気象予報士の任務

2011年12月11日

みなさま。こんばんは。

今日は12月11日です。
毎月11日になると、思うことがあります。
「震災から〇か月たったな」と。
テレビなどでも言われています。
今日で、9か月たちました。

私は、第35回の気象予報士試験の合格者です。
私は、自分の気象予報士としての出発点に立ち返る時、
必ず思い出すことがあります。
私と同期の合格者の方もそうかもしれません。
それは、あの東日本大震災です。
2011年3月11日が、合格発表の日でした。
合格を確認した数時間後、あの地震が起きました。

気象予報士試験のお勉強をする前は、
私にとっては、気象予報士のお仕事といえば、
「今日は雨ふるのかな。傘持って行った方がいいのかな」
「今度の運動会の日は晴れるのかな」
というような、お天気が晴れか雨かを当ててくれる、
というイメージが強かったです。

もちろんそういうことも大切なお仕事ですが、
気象予報士の試験勉強をしていくうちに、わかったことは、
気象予報士の、一番大切な任務は、
「防災」
である、ということです。

災害につながる自然現象が予想されたときに、
命や生活を守るために、どのように注意を促していくか、
ということです。

予報業務の仕事をしている予報士ではない、
一般市民予報士の自分も、
防災に関する啓発、という点で、
何をしていけるのかな、と模索しています。
とりあえず、
もっと実力をつけないと何をするにも話になりませんので、
今自分のすべきことは、お勉強です。

自分の予報士としてのスタートの日に、あの大震災があったということ、
そのことをずっと肝に銘じながら、
防災に関して、
ちゃんと気象予報士としての任務を果たしていける予報士になることが、目標です。

天気予報の見方について。

2011年12月05日

おはようございます。
私の住んでいるところは、気持ちよく晴れています
ですが、石狩地方は吹雪の予報で、雪だるまの絵がななめになっています。

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こんなかんじです(気象庁の天気予報)。
私の住んでるところも石狩地方です。
よくよく読むと、吹雪のおそれがあるのは、石狩地方北部とか中部と書いてあります。
私の住んでいるところは南部なので、南部は該当するのかどうかわかりませんが、経験的には、同じ石狩地方でも、お天気は相当違います。

たとえば、同じ石狩地方でも、北に住んでいる人にとっては「あたり」、
南に住んでいる人にとっては「はずれ」、
そういうことはよくあると思います。

天気予報もほんとに難しくて奥が深いですね

予報は、いまは、気象庁の降水ナウキャストとか、
民間の業者のいろんなサービスもありますので、
それらを上手に活用することによって、
もっとそれぞれの人にとって役に立つものとなると思います。
私が気象予報士の勉強をしていた約2年の間にも、
いろんな天気予報の技術が進んでいました。
予報の世界はほんとうに日進月歩です。

なので、それぞれの方が、自分にとって役に立つ天気予報の見方を
研究されると面白いと思います
そのために役に立つ天気予報の見方を伝えていく、
それが気象予報士のつとめだと思います

あと、気象については(他の自然現象もそうですが)、
「悪い場合」を想定することが大事だと思います。
たとえば、ふぶきの予報で、服装など吹雪対策の準備をして出かけて、
実際は吹雪かなかったとしても、
「なんだ、ふぶかなかったよ、そんした」って思うよりも、
「ふぶかなくてよかった」って思ってみる、
そういうふうにお天気とつきあうことが
いざという時の、重大な災害の予防のために、大切だと思います。

オオカミ少年にならないように、防災の大切さをよびかけていくということ、
それが、気象予報士の一番重要なつとめだと思っています

追記・こんなことを書いている間に、いつの間にか雪が降り始めていましたついさっきまで、あんなにスッキリ晴れていたのに、この雪雲、いつの間にどこから来たの!ってかんじです。お天気って、おもしろいですね

雨が降りました。

2011年12月04日

みなさま。こんばんは。

昨日の日記に書いた低気圧の影響ですが、
私の住んでいるところでは、昨日の夜に雪が降って、朝起きたら、積もっていました。
除雪車も走っていたようでした。
今日は、あまり荒れた天気にはなりませんでした。
晴れている時間すらありました。
あと、雨が降っていました。
こうなると、雪が少しとけて、シャーベット状になって、車の運転がしづらいです

ちなみに、予報で、雨になるか雪になるかの判別は、
温度と湿度で判断します。
実際の予報の雨雪判別は難しいと思いますが、
これを簡単にした問題が、気象予報士試験に出たりもします☆

北海道の太平洋側の地域には、暴風の警報が出ていたようでしたので、
悪天候で大変だった地域もあったかと思います。
今日も、「暴風と高波に関する全般気象情報」が出ていて、
千島近海で低気圧が発達し、日本付近は強い冬型の気圧配置となっているとのことです。

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(気象庁の天気図)

ほんと・・・。教科書に出てきそうな感じの冬型の図ですね。

そして、気象情報によると、北海道は、上空約5000メートルに寒気が入るため、
日本海側を中心に大雪に注意してください、とのことです
明日のお天気はどうなるのでしょうか。あまり吹雪かないといいなぁ。

ちなみに、天気予報で、「約5000メートル上空に寒気が入る」という言葉がでてきたら、
「大気の状態が不安定になる」ということですので、
発達した雲ができて悪天候になるおそれがあり、
大雨や大雪などに注意が必要になりますので、覚えておいてくださいね☆


気象情報とパン教室。

2011年12月03日

皆様、こんばんは。

北海道は、数日前から、日曜日のお天気は荒れるとの予報でしたが、
やはり明日は悪天候のようです。

この荒れた天気のもとは、発達しながら進んできた低気圧です。
この低気圧に関して、12月1日から「気象情報」が出ています。
気象情報というのは、「警報や注意報に先立って注意を呼びかけたり、
警報や注意報の内容を補完するために発表」されるものです(気象庁)。
警戒が必要な時に出される情報ですので、
荒れた天気になりそうなときは、ぜひ「気象情報」をチェックしてください。

気象庁・気象情報はこちら

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天気図はこちら↑(気象庁)。
低気圧が二つありますが、気象情報によると、この低気圧が、
千島近海で一つになってさらに発達し、強い冬型の気圧配置を形成するとのことです。
明日以降のお天気にも十分注意してくださいね。

さて。話はかわりますが。
ふだん、私は学童クラブで働いています。
今日は、学童の行事で、パン教室を開催しました。
パン屋さんをしているお母さんに講師をしていただいて、
親子でパンを作りました

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今日作ったパンです
プロのパン屋さんに教えていただいただけあって、とてもおいしかったです
特に焼きたては最高でした(≧▽≦)