月と風とキヨタblogと

尼崎の重症心身しょうがい者の地域生活(入浴・外出)を支え、アートを通じて地域と本人さんを繋げる『NPO法人月と風と』代表キヨタによるブログ。

March 2005

年度末末

気がつくとテレ朝の深夜番組みてます・・・
確かにおもしろいですね。
キヨタです・・・



今日は人を見送ったあと、
自転車を買いました!
障害者が働く小規模作業所で購入。
4200円をナゼか200円まけてくれる。

しかし作業所の職員って愛想悪いね〜

『何しにきたの』

って顔で迎えられてもねえ・・・
あたしゃ客だよ!大衆演劇出身だよ!!
と浅香光代ばりに気分を害しました。





そして15時より出勤。

事務所にて来月の派遣予定を介助者にメール。
結局1時間ばかりかかる。

なーんだかんだで20時まで仕事する。

8時半〜21時

今日は8時半〜9時半で身支度介助。
手が痛い、肩が痛い、腰が痛いと言うお母さん・・・

約2年の付き合いで、そういう弱音をはく人でないのは知っている。

本当に痛いのだろうなあ・・・と思いながら仕事。



そのまま一人暮らしの本人さんと10〜18時で外出介助。
今は平日日中いっている「青葉園」という施設が春休みなので
日中はかめのすけのヘルパーが動きまくりです。

かめのすけ事務所に赴き、
一緒にパソコンを見たりして楽しむ。

しかしかめスタッフ前田クールビューティなつきには
本人さん弱そう。てかお気に入りっぽい。つーか話してて楽しそう。

『なつきはんは筋肉フェチやで』
と教えるとしきりに

『俺の腹筋みてくれ!』
と興奮していた。なんでやねん。

そしてお風呂に入り、終了。




しかし支援費になって旅行をする本人さんが減った。
支援費では日をまたぐ介助は一人暮らし以外認められてないので、
旅行にヘルパーをつけることはできないのだ。
つけたとしても実費負担になる。国からはおりません。

「旅行は社会参加ではない」

というのが理由だが、
「九州で講演」
とかの時も支援費使えないらしい。
仕事をするのは社会参加ではないのか?
障害者のことを伝えるのは社会参加ではないのか??





そのまま19時からかめ事務所での運営委員会に参加。

今回は僕らの給与やキャンセル対応について話し合う。

しかしながらどーも積み重なっていってる感じがしない・・・
やってることは無駄ではないが、
もうちょっと効率よくならないものか。





その後大急ぎで帰り、
彼女の引越しを手伝う。
ほこりまみれ。

NPO法人ロンの家

83a4fa19.jpg楽天初勝利!
次の試合26失点!!
このマンガみたいな展開いいよね〜

キヨタです・・・
あまのじゃくな僕はどうしても楽天派とです・・・




本日は午前中に8時半〜9時半で身支度介助。
お母さんの「息子溺愛っぷり」に顔がニヤける。



そしてお昼からお休みいただいて

かめのすけ理事の藤村さんと
伊丹にあるヘルパー派遣事業所
『しぇあーど』代表の国本さんと3人で
千葉県習志野市にある知的さんの地域生活全般を支援している

『NPO法人ロンの家』

というところにお邪魔しました。

このブログもロンさんのPCお借りして夜中うっています。




ここの代表小出さんは
9年前から、2003年に支援費始まる前から
知的の方の地域生活支援をなさっていた方です。

ご自宅の一軒家をそのままレスパイトサーービス
(親ごさんの介護休養)
に使ってはります!熱い!!

レスパイトする家があって、
生活ホームがあって、
正直ハードだけみると目新しくはないですが、
そこで働く小出さんはじめスタッフの方が
とてもいい顔してたのが印象的でした。

ウチの方がお金もあるし給料もいいし
支援費の支給額的にも西宮の方が断然いいのですが、

なーんだろ、昔かめのすけもそうだったように
『後先考えてられへん、必要なものは必要やねんっ!』
とばかりに事業を拡大していった、しかし金がついてこない
状況が逆に楽しそうだなあ、と。
千葉なのでナニワなまりではないですが。

その前向きなバタバタ感がちょっとうらやましかったです。




じつは実家がすぐ近くの藤村さんオススメの中華料理屋で出前をとり、
夜はそのまま話すハナス。

話は多岐にわたりました。

『100%相手(本人さん)の気持ちなんてわからへん。
 でも少しでも分かろうとする、寄り添おうとする姿勢が介助者には大切』

と国本さんが言っていて、
それは僕が常日頃おもっていることと
『まるかぶり』だったのでうれしかったっす。



『私にはまだ夢がある、高齢者も知的も身体も精神も、
 誰もが集えるデイサービスを作りたい』



と言う小出さんの顔の、輝きっぷりったらなかったです。
なんでしょう、「金はないが夢がある」的な。




<写真の説明>
概観。普通に民家
ここにいろんな本人さん(主に知的の方)が出入りします。

ここのほかに3件の民家・部屋を借りています。

しかしながらこのロンさんがある習志野は支援費は月12時間と
上限が設けられていて、
つまりはガイドをつけた6時間の外出が月に2日しかできない!

一人暮らしなんて到底ムリなのです。

西宮が月435時間でてたりするのは
ガイドラインの存在が大きいとか。
中にいるとわからないもんですね〜

そんな習志野市にあるからこそ、
『本人さんに必要なサービス』
というのが見えやすいのかもしれません。








お引越し

今日は私事でお休みいただき、
尼崎への引越し作業しました。

ようやく新生活の実感がわいてきました。

4月からやるぜ!

ドームミーティングパーティ夜逃げ屋

おおかみ王ロボ…

正直最初SFだと思わなかった?
おおかみ型ロボットが人間に対して反乱起こすも、

そもそもそれを作ったのは人間で…

みたいな『寄生獣的訓示あり』のディープな作品だと思わなかった?
岩明均のデビュー作と思わなかった??

キヨタです…
思い入れが強くてちょと暴走してしまったとです…






今日は10〜18時で
阪神と中日のオープン戦介助!!
・・・しかし実は介助でいくとあんま楽しめません。


体調に変化はないか?
汗かいてないか?
足元が寒くないか?
ベルト部分が痛くないか?
本人さんは楽しんでいるのか?
トイレのタイミングは?
トイレの位置は?
服をぬぐ?着る?
グラウンド全体見えてる?
帰りの時間は?
雨ふってないか?
食事は?
水分は?
おこづかいは足りてる?
冷たいもの食べる????????


この本人さんは自分で
「こうしてくれ」
ということは言える人ですが、
それでも言えないことが、
体調について自分の環境の変化について
言うのを忘れてるコトがあるんじゃないか?

と考えながら野球みても
100%楽しめないのです。

まあ僕も介助者として成長したってことでしょうか?
とかいいながら声からして盛り上がりましたけどね(なんじゃそら)



試合は鳥谷のホームランで逆転勝ち!!
今年はおもしろくなりそうです。。。




その後西宮に自分たちの映画館を作ろう!
という大胆な市民団体『シネギミック』のミーティング。

今回は解体の決まったプールでの上映会です!
西宮北口の『西宮コマスイミグプール』
てトコでやるのです!

上映作品『グーニーズ』!!

集まれ昔を懐かしむ映画ファン!
集まれコマに通った西宮っ子!
集まれ廃墟マニア!
集まれファミコン(8ビット)好き!

しかし泣く泣く途中退席・・・




そのまま尼崎へ。
僕の引越しパーティと4月から新生活始める人の送別会と誕生会と・・・
とにかくごちゃまぜの集まりへ直行しました。


そして夜中に引越し作業・・・
友達も手伝ってくれましたが、
黒い服を着た人が機敏に動いて荷物を運び出してるさまは
中村雅俊そのものでした・・・



池田市

新幹線でとなりの席になった母親と子どもの会話

ムシキング大百科的なものを見ながら
『俺これもってる〜!お母さんシゲちんこれもってんねんて〜!ええなあ!』

『電車の中では静かにしてください』

『お母さん僕これほしいわぁ〜』

『すいません。買えません』

『何で買ってくれへんの〜?』

『お金がないからです』



ナゼ敬語!?

もしか『岡』という名前のプロ意識の強い、
『子どもも一つの人格をもった存在だ』
と主張してはばからないヘルパーさん!?

キヨタです…
結局博多まで敬語だったとです…





今日は本人さんと大阪池田にある
『インスタントラーメン発明記念館』
にいきました。

日清について僕の企業イメージが悪いので
(ゴミ増やす・体に悪いものを売る)、
正直楽しむ気ゼロだったのですが、

カップヌードルやチキンラーメンを自分でカスタマイズできるんですよ!
中身もデザインも!しかも入場料無料!!

『ウムム…楽しい』

と感じずにはいられませんでした。



ここ最近は
『この仕事してなかったら絶対行かないところ』
ばかり行かせてもらってます!

こういう外出先なんかは
かめのすけはもんのすごいたくさん持ってるハズなのに、



その情報を集めたら売れるよな〜



とかよく思う。
こういったノウハウを売るということも必要かなと。
支援費でおりるお金が少なくなる昨今。




夜は前田クールビューティなつきと彼女と3人で
心斎橋へ芝居を見に行く。

「くじら企画」

というこの劇団、なんとも骨太で頑固一徹!!
て感じがよかったです。

当然芝居もうまいし、題材もおもしろかった!



『自分ではない誰か』の気持ちになってみる、
『自分ではない誰か』の気持ちになって自分というものを考える


これって介助と似てるのよなあ。

ポップ大サーカス!

050323-1719.jpg
始まりました選抜高校野球!
ぼくはヤンキース松井秀喜と同い年でして。
やつが高3の時ぼくも高3でして。
しかし今やつは年収6億、ぼく300万以下でして。


松井君よ!
オラに食事とかマンションとかを分けてくれ〜!


松井と飲みに行って
『2500円オールね』
とか割カン宣言されたら暴動だよ!決起集会だよ!
オーディエンス総立ちだよ!!
上げたコブシを下ろさないよ!!!

キヨタです・・・
ちなみに笑い飯とも同い年です・・・






今日は11〜18時で外出介助。
なんと神戸で開催されてる
『ポップサーカス』
なるものを見に行きました。

約20年ぶりのサーカス!

楽しかった〜

何かかなりレベルは上がってましたが。
20年前地元熊本で
「キクチ大サーカス」
というスマイリーな名前のヤツ見たのです。

しょぼかったな〜今思えば。

2リットルのジュース一気飲みの方が楽しいくらい。


このサーカスに行くために電車に乗ってると
「どこ行くんですか?」とおばちゃんに声をかけられました。

「サーカスです」と言うと

「え!?私も知的障害者のガイドヘルパーなんですが
 行き先に困ってたんです〜!もしよかったら
 そのチラシくださいませんか?
 あと私水木金の昼間あいてるんです!
 これ名刺です!」
 

と何とも自己都合な感じで話して次の駅で降りていきました。

元気な感じでいい人だったのですが、
もらった名刺に

『(有)おかあさん』

と書かれていました・・・
なんたる直球勝負。無添加保存料ナシ。純度100・・・
でも忘れられない名前ではあるな。




そして夜は運営委員会
色々決まる。動き出すカンジ。

福祉をダメにした人

空き店舗に突然チャリが大集合してる時あるじゃないすか。

『テナント募集』

て貼ってあんのに、おばちゃん(おばあちゃん)で大盛況、みたいな。
しかしながら一ヵ月もすればまた空き店舗に…
と思ったらすぐ近くでまた別の空き店舗に
おばチャリ(さすべえ標準装備)が群がる…
竹村健一風に言うと
まさに都会の蜃気楼やね。
ビルの谷間に舞い降りた現代の神話やね。

てかあれ中で何やってんすかね〜2分でいいからのぞいてみたい!

キヨタです…
『新しい流通のカタチ』
と称してものすごい事が行なわれてる気がするとです… 



今日は夕方にお風呂介助を終えて

そのまま夜はのまねっと西宮の清水さん・竹田さん
デイサービス職員さんと4人で飲む。
のまねっととは障害者の相談窓口です。

おもしろかったのは福祉をダメにしたのは誰か?
という話。



ぶっちゃけ入所施設や作業所や授産施設の団体が
自分達の保身のため、職業確保のために

障害お持ちの本人さんが地域にでるのを
この社会をノーマライゼーションするのを
妨げてきたという現実。


「地域福祉は徹頭徹尾、初志貫徹でやらないと意味がない
 ものすごく大変で、時間も手間も人手もいくらでも必要。
 しかしそうしないと個人を大切にする国にならない」


というお言葉いただきました。
思ったが清水さんはアジるのがうまい。
何かその気になってしまう。

あーざっす!

介護保険改革

夜分にどうも。
ぼくの知り合いが応援している
民主党のやまのい和則さんの
メルマガをとってるんですが、
とても分かりやすく書いてあったので紹介します〜


以下転送




 メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。今は、19日(土)の夜中12時。
 今週も朝から晩まで、厚生労働委員会の審議や介護保険改正法案や
 高齢者虐待防止・介護者支援法案の審議打ち合わせなどで慌しく国会を
 走り回りました。
 昨年の年金改革審議のときもそうでしたが、3月4月5月は通常国会の山場です。

◎さて、このメールマガジンでは、最近、ホームヘルパーさんに同行してまわった
 在宅のお年寄りのことを書きたいと思います。

◇19日に訪問したフメさん(90歳)は一人暮らし。要介護1。
 昨年骨折により半年入院。
 「話し相手がいないから、こうちゃんとしろちゃんといつも話してるの」
 と、黒と白のネコのぬいぐるみを抱くフメさん。
 週2回のデイサービス、週2回の2時間ずつのホームヘルプを利用している。

 足腰が弱り、トイレに自力で行くのがやっと。買い物には行けない。
 手の指も昨年骨折し、その後遺症もあり、料理は自分では無理。
 ときどき近所のお店からお寿司やうどんを注文することもある。

 ホームヘルパーさんは、週2回の2時間ずつの訪問介護で、フメさんの
 注文を聞いて、まずは買い物。今日は3日分の料理をつくる。
 「ひかりものの魚を食べるとジンマシンが出る」とフメさん。
 その後、ヘルパーさんは買い物から戻ってきて、栄養満点の美味しそうな
 クリームシチューや野菜の煮物を手早くつくる。ご飯も炊く。同時に洗濯。
 3日分をつくって、冷凍しておく。この料理を三日かけてフメさんは食べる。
 食べるときには電子レンジで暖める。
 しかし、一人で食べるのであまり食欲は湧かないという。

 家族は近所に住んでいるが、息子さんが病弱であり、奥さんが看病している
 こともあり、フメさんの介護まではなかなか手がまわらない。
 フメさんもあまり息子さん夫婦には面倒をかけたくないと思っている。
 生活援助2時間で介護報酬は約4600円。それで9食分をつくる。
 1食あたり500円くらいの調理費か? もちろん、調理以外にも買い物、洗濯、
 掃除ほか、あらゆる身の回りの世話をする。

 実は、今週の国会での勉強会で私はショックを受けた。というのは、
 「介護保険でホームヘルパーさんがお年寄りに食事をつくるのは、高くついて、
  贅沢だ。ホームヘルパーは食事作りは辞めて、配食サービスにすればよい」
 という意見を何人かの方から聞いたからだ。
 そこで、早速、今日、ヘルパーさんの食事づくりに同行したわけだ。

 「ホームヘルパーさんの調理はコストが高い。配食サービスでよい」
 という意見があるが、と、ヘルパーさんに聞いてみた。
 「配食サービスのお弁当は飽きる。食べないお年寄りが多い。ときどきなら
  仕方ないが、一人暮らしのお年寄りは死ぬまでずっと配食のお弁当しか
  食べられない、というのはかわいそう。一人暮らしのお年寄りにとって、
  一番大切なことは食事をしっかり食べてもらうこと。栄養が一番重要。
  そのためには、毎日、配食のお弁当ではよくない。好きなものの注文を
  聞いて、それに合わせた食事をつくるからお年寄りも食べてくれる」
 とのこと。
 また、
 「だからオムツ交換などの身体介護のほうが、生活援助よりも簡単。特に、
  生活援助の調理は、お年寄りの味の好みがあるから難しい」
 とのこと。
 お年寄りの好物をヘルパーさんがつくるのは贅沢と考えるか否か?
 賛否両論分かれるところだ。
 さらに、ヘルパーさんの仕事は、冷蔵庫の中を見て、腐ったものがないかを
 チェックしたり、食事をちゃんと食べているかのチェックもある。

 10年ほど前、私は2年間、スウェーデンに住み、連日、ホームヘルパーさんと
 同行して、お年寄りの家を日夜訪問していた。
 スウェーデン人は国民性からして、食事にあまり価値を置かない。
 だから、朝も昼も晩もサンドイッチということもある。それに簡単なスープや
 冷凍食品のミートボールやポテトがつくくらい。なので、スウェーデンの
 ヘルパーさんは調理にあまり時間をかけない。
 私はイギリスでも3ヶ月、老人ホームや在宅で実習したことがあるし、
 デンマークやドイツ、アメリカでも調査をしたことがある。
 
 しかし、日本のお年寄りの食事への愛着は非常に強い。
 日本のお年寄りのヘルパーさんへの要望のトップが調理であり、これに
 ついては、「贅沢だ。ムダだ」などと賛否両論がある。
 今回の介護保険改正で、このフメさんのような要介護1の人は、今までの
 訪問介護でなく、「予防訪問介護」を受けることになるという。
 「予防訪問介護」では、ヘルパーさんはフメさんと一緒に調理をすることに
 なるという。しかし、指も痛めているフメさんは、一緒に料理することは
 ほとんどできない。

 今日もじっと見ていたが、3日分の料理を手早く作るために、ヘルパーさんは
 大忙しである。その姿をフメさんが見つめ、話しをしていた。
 フメさんにできる範囲で調理を手伝ってもらうことは可能である。
 しかし、そうすればヘルパーさんは、調理のスピードを大幅にダウンさせねば
 ならないので、ホームヘルプの時間はさらに長くなるであろう。
 さらに、一緒に調理したからと言って、90歳のフメさんが将来的に一人で
 調理ができるまでに回復することはほぼ不可能である。
 フメさんは、介護保険が改正になれば、どうなるだろうか? 要介護1だから、
 おそらく介護予防(新予防給付)になるだろう。しかし、ヘルパーさんは、
 「フメさんに、筋トレマシンの筋トレなんか無理よ」と笑う。

 電子レンジの下の棚を掃除。お皿の上に黒い点々が・・・。
 そう、ごきぶりの糞がいっぱいついている。
 フメさんは自分で掃除ができないので、衛生的な暮らしをするためには
 ヘルパーさんが欠かせない。

 介護保険が改正されたら、ヘルパーの調理はなくなり、配食サービスが
 増えるのか?
 もちろん、多少はうどんなどの出前や「ほかほか弁当」の出前などもいいかも
 しれない。時には、配食のお弁当もよいと思う。
 しかし、その出前の方々はお年寄りの生活を支えてくれるわけではない。
 栄養は大丈夫か? 健康は大丈夫だろうか?

 「デイサービスやヘルパーさんが来てくださるとき以外は、一人ですねん。
  でも、私、話し好きでしょ。寂しいときは、ネコのぬいぐるみと話すんです。
  私が死んだら、こうちゃんとしろちゃんも棺おけに入れてもらって、一緒に
  天国に行くことになってるんです」
 と、フメさん。

 ヘルパー任せにせず、もっと近所の家族が面倒をみればよいという意見も
 あるだろう。
 また、ヘルパーが調理までするのは贅沢だという意見もあるだろう。
 しかし、私には今のホームヘルパーさんは、フメさんにとっての在宅で
 暮らす「命綱」のように思えた。
 美味しそうなクリームシチューができた。美味しそうに食べるフメさん。
 別れ際にヘルパーさんは、私にこう言った。
 「『ホームヘルパーは食事をつくらずに、毎日、お年寄りは配食のお弁当で
  よい』と主張する国会議員には、一回、配食のお弁当食べてもらったら
  ええんちゃう? 何日連続で耐えられるか。飽きるよ」

 まあ書き出すとキリがありません。すでに時計は夜中1時。簡単に書きます。

◇先日は、要介護2の一人暮らしの義男さん(80歳)を訪問。
 トイレが間に合わず、部屋がウンチまみれになっていることもあるということで、
 私も替えの靴下を持ってヘルパーさんと共に訪問。
 義男さんもヘルパーさんが前日につくったクリームシチューを電子レンジで
 温めてもらい美味しそうに食べた。
 義男さんの家にはヘルパーさんが毎日来ている。

◇次に100歳(!)のヨネさんを訪問。要支援。70歳の娘さんが同居してお世話中。
 しかし、娘さんも外出することがあるので、その留守番、見守り、身の回りの
 お世話などのために、ヘルパーさんが週1,2回訪問。
 ヨネさんは一人でトイレにも行けないからだ。

 「見守り」や「身の回りのお世話」でヘルパーさんが行くのは贅沢かもしれない。
 しかし、この「見守り」「身の回りのお世話」がなければ、同居している娘さんは
 あまり外出もできず、ストレスがたまり、介護疲れで倒れてしまうかもしれない。
 このようなケースは、介護保険の改正でどうなるのか?
 「家族がやりなさい!」となるのか?

◇次に訪問したのは、70歳のお嫁さんが、90歳(要介護1)と92歳(要介護4)の
 両親を介護している家庭。二人をおいてお嫁さんは外出できないので、
 お嫁さんの外出の際に、ヘルパーさんが来ている。

◇さらに訪問したのは、78歳のアルツハイマー認知症のタネさん。一人暮らし。
 要介護1。ヘルパーさんがうまく誘導しないと一人でお風呂に入れない。
 食事も一人で食べれない。週3回のヘルパーさんの訪問のおかげで、
 一人暮らしが可能になっている。
 
◇今も夜中1時半だが、最近は連日、夜中1時2時まで介護保険改正法案の
 問題点をパソコンに書くために、起きている。
 そして、連日厚生労働省と協議をしたり、現場の方々や学者の方々から話を
 聞いたり。
 なかなか晩も眠れない。今回の介護保険改正で、
 「あのお年寄りのケースはどうなるのか?」「このお年寄りのケースは?」と、
 考えるとふとんに入っても目がさえる。
 もし、この改正でホームヘルパーのサービスが切れたり、減ったら、
 「あのお年寄りは一人暮らしが無理になるのでは?」
 「介護者が共倒れするのでは?」
 「フメさんは、ちゃんと食事を食べるだろうか?」
 「タネさんは、ヘルパーが切られたら、ウツ症状が悪化するのでは?」

 「国会議員だから、もっと大局的に制度全体を考えるように。山井さんの話は、
  いつも『あのおばあさんは、どうなる?』とか、個別の話になる。
個別の話は国会審議ではわからない」
 と、同僚議員から言われた。
 確かにそうかもしれない。しかし、今回訪問したフメさんやタネさんのような
 要支援、要介護1のお年寄りが全国で約200万人もいる。
 その方々の家事援助サービスを大幅にカットし、筋力トレーニングなどに
 誘導しかねないのが今回の介護保険改正である。
 責任は重大である。

 先週の委員会質問で私は、尾辻厚生労働大臣に
 「ホームヘルパーさんと同行して、お年寄りの家に行ってほしい。そこで、
  家事援助の現場を見て、お年寄りや家族、ヘルパーさん、ケアマネさんの
  話も聞いてほしい」と要望した。
 尾辻大臣も西副大臣も「現場を見に行きます」と約束してくださった。
 その報告を次の委員会質疑の際に、聞くことになっているので楽しみだ。
 大臣、副大臣とも素晴らしい報告をしてくださるに違いない。

◎福祉にはお金がかかる。介護保険の保険料がアップする中、サービス切り下げも
 ある程度はやむをえない。しかし、切ってよい部分と切ってはならない部分がある。
 政治家が現場をしっかり知って議論したうえでの結論なら仕方ない。
 しかし、現場のことをあまり知らない政治家が、また自分で家事もほとんど
 やったことない政治家が、安易に「家事くらい家族がしろ」「筋トレで身体を直して、
 家事くらいお年寄りがやれ」と国会で決めるのはおかしいのではないか?

 以上でメールマガジン終わります。長くなってすいません。寝ます。山井和則

家事レクチャー&実家へ。

今日は午前中に一人暮らしの本人さん宅へ。
1時間ほどかめスタッフのイシバシステム(介助中)と打ち合わせ。

お母さんに掃除の仕方を教わるので。

かめのすけのウィークポイント
掃除・調理・家事
を何とかするのが目標です。


その後10〜11時で入浴介助。

ここのお湯も熱かった・・・




そして所用で実家に帰りました〜