月と風とキヨタblogと

尼崎の重症心身しょうがい者の地域生活(入浴・外出)を支え、アートを通じて地域と本人さんを繋げる『NPO法人月と風と』代表キヨタによるブログ。

April 2007

ロマンを感じる方々

今日は「理事・監事のお仕事とは?」
というセミナーに行ってきました。

NPOの監事は

『理事がちゃんと仕事をしてるかを見る』

のも仕事だそうな。
年に一回会計監査のときにハンコを押すだけではない。



市民社会形成の一歩としての
「NPO」というものにロマンを持ってはる
すばらしい講師の方でした。

どうすれば信頼される団体になれるか?
そのために活動をこまめに発信したり

『何のお金を何のためにどう使ったのか』

数字をまじえた資料を公開したり…

これだけの手間はかけないなあ。
法律で定められた以上の細かいことを
『自発的に』おこなうことの必要性を再確認しました。

ロマンあればこそ!

正直NPOは作るのも報告もめんどくさいです。
ヘルパー派遣事業所としてなら有限会社の方が楽でしょう。

これからの新しい価値観にもとづく社会、まちづくりに対しての
ロマンと自発性がないのなら、
NPO法人なんてとらなければいいと思います。



最終的に

「NPOが適正に運営されてるか、
 ミッションに沿った活動をしてるか
 をチェックするのは一般市民の方々です」


そのためには
NPOの資料や事業報告やお金の流れが

『見やすい資料』

である必要があるのですねえ。



じゃないと不親切だし透明性に欠けますよね。

それこそが市民社会を作っていく第一歩なのです!!



ぼくとスタッフ以外にも
理事さん一人と監事さん一人が
セミナーに参加していただきました。


本当にありがたいです。
月と風とにロマンを感じていただいてます(憶測)

その理事さんたちの期待感・一緒にやろう感が
ぼくらがロマンを感じ続けられる原動力になります!

がんばらにゃ〜

今日は理事監事セミナーにいきました。

説明会

キヨタヒトユキ32歳後厄。



今日は尼崎市主催の事業所説明会に行ってきました。
どうやら自己負担額が軽減されるようです。

まあよかった。
この説明会も10個ほどの福祉事業所が要求だしたら
開催してくれたそう。

尼崎は言ったらちゃんと反応してくれ市のようです。

それでもまだまだ足りないと思いますが・・・。




その後銭湯介助。

なんと入浴時間5分・・・

お母さんに聞くと
暑くなってくると入浴時間はどんどん短くなる
らしい。

これからどーなることやら!?




声なき声

どーやら「月と風と」が毎週配信してる

『月と風とメルマガと』

が好評なようです。
表立って批判する人はいないと思いますが(笑)

でも何人かの会員さんに

「おもしろい」
「ちょっと楽しみにしてる」

と言っていただいております。

キヨタヒトユキ32歳後厄。




実は昨日から夜勤してました。

夜中に寝返りを手伝うこと5回。

やっぱり気をはっているのか
あまり熟睡できませんでしたねえ。

9時に終了して
いざ次の介助へ。



ホントなら11時からの介助だったが
時間があったので

本人さんの顔を早く見たくなり、30分前にいく。
結局10:30〜13:00での介助。



個室の病室のベッドからは
空しか見えない。

西宮浜という
海・ヨットハーバー・緑の芝生がある
とても風景のいいのだが

ベッドで寝た状態では空しか見えない。

他のヘルパーさんの記録を見ると
どうやら病院では
看護師さんから水分をとらせてもらってないらしい。

ぼくらヘルパーがつくのは1日4時間だけ。
その4時間の中でしか水分をとってないことになる。

自分でいろんなことを
ガンガン要求する人ではないので


「水くれ」


と看護師さんに言ってないことは
容易に想像がつく。

正直看護師さんはその本人さんだけを
見ているのではない。

となると結果的にほっておかれてるのが
これまた容易に想像がつく。


のどはカラカラだろう。
ゴクゴクと水を飲んでいた。



・・・

なーんか
違うと思うんだよな〜



何も言わない=この状態に満足してる

と思うのは危険なことだよなあ。


「声なき声」


に気づかない・耳を傾けないってことは。

おうちで音楽

本日!

理事の方の家(一軒家)で
『おうちで音楽』と称した、

ちょっとしたイベントを開催しました。


おうちでご飯&さいころトーク&楽器を鳴らす


というよくわからない内容で
まだまだ模索段階まるだしでしたが・・・(平謝り)

きてくれた本人さんは
以前理事さんが介助に入ってた本人さん。

久しぶりに会うらしく
とても楽しそうにしてました。

あと一人きてくれた本人さんは
外出先のひとつとして
おうちにきてくれて。

まったりした雰囲気と
周囲の視線をうらぎることなく
笑顔をふりまいてくれました。



うーむ



表現がありきたりだなあ。

楽しさはこんなもんじゃあなかったのになあ。




本人さんは


『人の家におよばれする』


という経験も少なかったりするのかあ?
とも思いました。

そういう意味では今日のおよばれは
ちょっと意義があったのかも。

デイでもない公民館でもない場所に集まる。

これってありそうでないですねえ。



しかし



ウチの理事さんはこのくらいでは満足しません。

表現活動ということを考えて
この場所を活用するときに

次回からもこのやり方ではよくない。

まったりリラックスしつつも



アートを通じて
ちゃんと自分と向き合う
ちゃんと他人と関わる



こういう時間をとりましょう。
ということになりました。

目指すは



○○教室ほど義務ではなく
○○デイサービスより、
自分を気にかけてくれる人がいる居心地のいい空間




ちょっと前進です!おもしろいです!!

バス!

今日は朝からちょっと
身も心も重め。

仕事がはかどらない。

お昼2時すぎにえいやと自転車にのって30分。
そのまま15時半からの介助にむかうために30分。

そのまま通院介助。

バスや電車を乗り継いで移動する。

この本人さんのおかげで
尼崎のバス路線にとても詳しくなった。

たしかになくてはならないものだなあ。そして便利!

バイキング

アイスコーヒーは
日本人が作ったものだとか

キヨタヒトユキ32才後厄。
どーでもいいですけどね〜




今日は夜勤が11時におわり
そのまま尼崎に帰って12時半から介助。

昨日の夜はけっこ寝れたので
しんどさはなく、体も軽く

何と今日は自閉症の方と
バイキング昼食介助!

自閉症の方は
「ここにある食べものが目の前から
 全部なくならないと気がすまない」

という傾向をお持ちの方もいらっしゃるので
正直かなりビビっていた・・・。



知的しょうがいお持ちの方の中には

吐くまで食べ続ける人もいる。
あまりに水ばかりをのみすぎて
電解質のバランスが悪くなり
発作を起こして倒れるという話を聞いたことがある。
(人間は塩がないと生きていけないのですねえ)





今日の本人さんは
そんなことはないと思っていたが
それでも心配・・・。

大事の大事をとって
90分食べ放題でなく
60分食べ放題のお店をチョイスするという

『最後の最後は
 店員さんに止めてもらおうプロジェクト』

までしいていたのだが、


カフェなどでワンプレートランチが
のりそうな大きさのお皿に

一緒に料理をとりにいき、
これ食べたいと指さされたものをいれ
一緒に席について食べる。

ということ繰り返すこと4回・・・


4枚目のとき本人さん、やや自分との戦いの目になり、
5枚目の皿に好物のカラアゲをのせてるときは
「これだけは完食する」という決意めいた目になり・・・

さながら大食い番組の終盤戦ですっ!!

天を見上げて大きく息をはく
自閉症お持ちの本人さんを初めてみました(笑)

結局大きめの皿5杯と
メロンソーダ5杯
バニラアイス

これで「もういらない」という表情に。


「この食べ物がなくなるまでは」
というこだわり(気持ちのクセ)よりは


おなかの満腹感が勝った模様。

時間も40分くらいでお店をでました。




久し振りに

「満腹になるまで食べる」

ということができたのかも知れません。

本人さんもニヤリと満足そうでした。

しでかしちゃうカラダ

今日は

『しでかすカラダ』

というダンスイベントに行ってきました!

音楽家、
しょうがいしゃアート団体の事務局の方、
出演者のおやごさん、
尼崎の知り合い…

会場でお客さんで見たことある人の多さにビックリ!
それぞれの方が協力していただけたら
どんなにステキなイベントができることでしょう〜



このイベント自体も
ファニーで
ファンキーで
フレキシブル!



みんな楽しそうだったな〜
オレも体を動かしたいな〜



その夜

大学の演劇部時代の後輩が
ウチに遊びに来た。

後輩は卒業後8年たっているが
演劇を続けている。

在学中も含めて
10年演劇をやっている。


5月30日に月と風と主催で
『おうちで音楽』

というプチイベントをやるのだが
そこで演劇的手法を用いて

カラダを動かして、音を聞いて

というワークショップみたいなものが
みんなできないものかと

後輩に相談してみた。


すると


「30日手伝いに行きます」

との返事!
やった〜!!

後輩がでる芝居の公演のたびに
差し入れしてきたかいがあったぜ!(打算)


楽しくなりそうだ〜

24 -TWENTY FOUR -kai-joe

今日は19時から夜勤

のはずが

お昼に介助に行くはずだった子が
インフルエンザにかかり

何とお昼の11時から翌日の11時までの
24時間介助に急きょ変更。

てことで本人さんに

「まだおんのかいとか言わんとってよ〜」

と、おそるおそる介助に入る。



でも本人さんはちょっとうれしそう。

よかったよかった。


お昼食べて
外出して
部屋で休んで
ゲームして
ラジコンで遊んで
地域の方と話して
夕飯たべて
おふろ入って
テレビ見て
ふとん敷いて
となりで寝る・・・



1日を一緒にすごすと
なーんか「ヘルパー」という意識がうすれて
「同じ人間だなあ」という当たり前の感情がおこる。


この気持ちの変化がたのしいなあ。

座右の銘

先日サザエさんを流し見していたら


『あ、お父さん
 ぼくのスキンローションしりませんか?』



マスオが・・・

何か

違和感・・・




キヨタヒトユキ32才後厄。

今日は事務所にて仕事。
来週水曜のちょっとしたイベントの準備。


しかし段々と気がめいってくる・・・。

やはり合わない・・・。
事務仕事は・・・。




15時半〜17時で介助。

とても久しぶりに会う本人さんだった。

この本人さんはいつ会っても
ニコニコして迎えてくれる。


う、うれしい・・・。


帰るときもニコニコ


うう、うれCY(前おさる現モンキッキ)・・・。


こちらもニコニコで介助終了。




その後17時半〜18時半で入浴介助。

いつもお風呂すきな本人さん

今日は
ヨコになると体がガクガク震える。
その間呼吸が止まってるようで辛そう。

しかし
湯船につかると止まる。
体を起こすと止まる。
口笛をふいてみるが笑顔見られず。

お母さんによると原因不明らしい。


5月1日ウチ主催の医療的ケア講座で
先生に聞いてみよう。

こうやって現場で「ナゼ?」と思ったことが
聞ける状況というのはしあわせだなあ。

正会員さまさまです!

しかし本人さん心配だなあ。




その後19時半から

トリコロールの集まり。

◆◇◆◇

トリコロールとは・・・
西宮・尼崎の施設職員などによる、
しょうがいの区別をこえた参加者間の
情報交換、交流、相互のつながりの団体。

身体・知的・精神しょうがいを
お持ちの本人さんを支援する
「平均年齢28歳の福祉未熟者」が
自らの専門領域を超え結成。


◆◇◆◇

初参加の新メンバーがいたので
去年トリコロールで行った
ファッション&ヘアカットショー
の映像をみんなで見る。

みんな新たな気持ちになってくれたのか

次回以降の計画がある程度きまる。

いよいよ本格始動のきざし!!


みんながワクワクしてくれると
トリコロールを主催したかいがあります。

みんなが笑顔になってくれると
イベントを企画したかいがあります。


月イチで継続して集まっててよかった〜


ゼロをイチにすることを目指して
しぶとくしぶとく続けることに意義がある



最近の座右の銘です。

ことばにできない

先日京阪に乗ってたら

でっかいリュック背負った外人二人組みが、
車内の路線図を見ながら英語で話している。

すると・・・

枚方駅で降りた・・・



えええっ!?

三条四条出町柳でなく枚方!!??




キヨタヒトユキ32才後厄。

リュック外人=京都

という図式が崩れました・・・。




今日は8時半〜9時半で身支度介助。

とても久しぶりにいった本人さんのお母さんは
10キロ近くやせてはった。
本人さんも体温がとても低い。

ご家庭の環境も
本人さんの体調も

あっという間に変わっていく感覚。



「しばらく顔見せんと
 どこに浮気しとったん!」

と威勢よく言われるが

「あんたも色々あんねんな
 私とこも色々変わったわ」

とちょっと寂しそうに言わはった感じがした。



「またきます」



と言って帰るのが精一杯だった。

何を言ったらいいのわからなかった。



「一緒に生きていきましょうね」



と思うことぐらいしかできなかった。





その後11〜13時で外出介助。

病院に入ってはる本人さんの
食事等の介助をしにいく。


毎日色々なところのヘルパーさんがきているので
1冊のノートで記録をとっている。

それを見ると・・・



『車イスの足の部分が壊れているので外出を断念』



という記述が続いている。




気づくと本人さん
約一週間ベッドからおりていなかった。




今日は研修のヘルパーさんがいたので
二人介助みたいなものだった。

なのでぼくが車イスの壊れた部分を手で補って外出。



といっても病院内の喫茶店にいって
レモンティを飲んで
外でたばこを1本吸っただけだが。



たったこれだけのことに
本人さんの目が輝いた気がした。