みました。

この映画、クレイアニメーションです。
アカデミー短編アニメ賞とったらしく
興味ありました。
1日に4秒しか撮影できない
コマ撮り手法を使ったようで…。
この前情報あると、映画の体感としてのすごさ倍増。

オーストラリアに暮らす少女と
ニューヨークに住む孤独な中年男性が、
文通を通して20年以上にわたり
きずなをはぐくんでいく。

そんな話なんですが
まあこの二人が不遇中の不遇。
家庭環境も精神状態も交遊関係も…。
パッと見かわいいクレイアニメのキャラなのに
出来事がえぐいのと、全体的にグレーな世界観に
ちょっと中盤ぐったり…。

しかし!おたがいの周辺に変化が起こりだして
そのタイミングが絶妙にズレてしまい
こっちがアガってるのに、かたやダウン。
みたいになって二人の間に亀裂が…。

あたりからスクリーン釘づけ!!

それでもふりかかる不遇!
されるがままになる二人!
そしてすごいのはここまで
二人は会ったこともないということ!

SDなブサかわいい、グレーーなキャラが
悲壮感を倍増させます。

そしてすべてはラストの名言に集約される…。
はい、正直泣きました。

なーんの努力もせず
流れに身をまかせてる
世間的には不適応とされる人が
ケセラセラ…とラストを迎える。

何てあったかい人類愛にあふれた物語だー。
と感動しました。
何か落語の世界観に似てました。

すばらしい映画体験させてもらいました。