月と風とキヨタblogと

尼崎の重症心身しょうがい者の地域生活(入浴・外出)を支え、アートを通じて地域と本人さんを繋げる『NPO法人月と風と』代表キヨタによるブログ。

しょうがい福祉

イマジネーション

キヨタヒトユキ32才後厄。
今年こそ笑い飯にM-1をとってもらいたい!!

しかし「オトコマエ×おもろい」
という図式を見事に成立させてる
チュートリアルもがんばってほしい!

久馬はシェイクダウン時代から
なだぎはスミス夫人時代から
しってるので、思いいれがある。
ザ・プラン9も一花咲かせてほしい!

何にせよ楽しみ!





今日は9〜15時で介助。




そのあと17:30〜18:30でおふろ介助。

先日本人さんと
プラネタリウムをみた時に聞いた話。




太陽の大きさを
「にぎりこぶし」とすれば

地球は
「砂粒」の大きさで

人間が知る限りの
宇宙最大の惑星は
「甲子園球場」の大きさ
だそうな。


てことは甲子園の砂の一粒に
ぼくらは住んでることになる。
しかもそこの・・・


日本という小さな島
の兵庫県
の西宮市
の甲子園町
のマンション
の一室
のおふろ
に入ってる本人さんと僕。


なんですよ〜
と、本人さんに言ってみた。

キョトン
としていたが・・・



この人は今何をかんがえてるんだろう?
どんな気持ちなんだろう??
どんな思いがうずまいてるんだろう???

宇宙ってどこまで広がってるんだろう?



他人の心の中を想像し
宇宙のことをも想像できる。




人間の想像力ってすげえ




やはり個人は宇宙の中心だ。
くだらない常識や正論やその場の感情で
その宇宙を否定してはいけないなあ。

ことばはともだち→ことばち

coco-band


coco-child


coco-shibai





あれだけシチューのCMを
続けてるにもかかわらず、
なかなか北海道のイメージがない

緒方直人

そして・・・

キヨタヒトリ31歳厄年。



今日は天王寺にある
アート系NPO

ココルーム

というところに行ってきました。

今日は

アートを通じて色んな人たちと繋がろう
というワ−クショップ(稽古みたいなもん)
を通じてできた3つの作品?プロジェクト?
の発表会だったのです。




【しょうがいお持ちの本人さんたちによるバンド】

写真左

結局バンド名もハッキリ決まらないまま
月イチ2時間×3回だけの練習をへて
本番を迎えたこのバンド。

ドラム担当の知的の方が
練習では座っていられなかったのに
本番ではけっこう長い時間ドラムを叩いててビックリ!

やはり空気がよめるのですねえ。
本番の緊張感かバンドとの仲間意識がそうさせたのか。

やはり本番は
【一緒にやってる感】がよくでてました。
回数を重ねれば



いつかはみんな他人に興味がでますからね。



だからまず、ワークショップでは
その人がどんな人なのか、何に興味があるのか
をみんなで共有化する作業をするそうです。



ワークショップって
人と人とが繋がっていく作業なんですねえ。



【子どもによる4コママンガ&漫才】

写真真ん中

自分が好きな虫になりきって
漫才を繰り広げるという
シュール度1000%の漫才の連続。

韓国・フィリピンなど
多分化放課後の児童を預かることをしてる
NPOと協力して

「このまちの中で自分の好きな風景をカメラに撮ってきて
 そしてその中の写真から4枚選び、
 それを4コママンガにする」

というワークショップ。

おもしろいが、
子どものつながり作りになったのでしょうか・・・?



【市民参加の紙芝居】

写真右

下は5才から上は78才までの老若男女が
10人ほど集まって
紙芝居を作ってました。
物語、絵、全部話し合って自分でたちで作って。


世代を超えた共通項を対話によってみんなで探り
伝えていきたい、聞いてみたいことを題材に。


全員が舞台上に出演し、
台本持って一人一人が
割り当てられたセリフを読んでいく。
たまに間違いをツッコんだり。



芝居みたい〜



しかもこの敷居の低さよ!





結局これらがすばらいしところは

○敷居が低い
○うまくやらなくていい
○しかしながら心に響く瞬間を体験できる

これがキモですね。

より心に響くような作品にするには
中心にいる人の存在が大きいのですが。



あー!
紙芝居にもっと演劇の要素を取り入れて
本人さん交えてできないかしら!

とそんなことばかり思ってしまう。

関係づくりの1日

新庄はすげえ。
号泣してるとき
何がアタマをよぎったのか

藤田平に正座させられたことか
オールスターで応援拒否されたことか
ソンドンヨルから逆転タイムリー打ったことか
レフト坪井をさえぎってフライを捕り、
捕殺したことか・・・

ああ〜きりがない!

要はキヨタは新庄が大好きだってことで!
もってるねえ、ホントに。

キヨタヒチョユキ31才厄年。



今日は昨日に引き続き夜勤。

『ヘルパーともども7時半起床で!』

との本人さんの指示でしたが、
8:50にはデイサービスが迎えにくるので、
1時間ちょいしかないっ!


顔拭いて、
着替えて、
食事して、
薬飲んで、
食器洗い物して、
引き継ぎ書類を記入して、
戸締まりガス電気確認して、
布団たたんで、
外の車イスに座って、


…とここで8:52!
デイサービスが迎えにきました。

ギリギリ間に合った!
次回からヘルパーだけはも少し早く起きます…




休む間もなく10〜14時で外出介助。
しかし本人さん『今日は外出しない』とのこと。
ストレッチしたり雑談したり。


そして次は15:15〜16:00で
養護学校から下校する本人さんを受ける介助。
家のベッドに移して、
着替えなどを手伝う介助です。


そしてそして!16:10〜17:10で入浴介助!
口笛ふ〜い〜て〜♪
本人さんわらった〜♪
よっ教育テレビ!


何と何と!17:30〜19:00で入浴介助!
お母さんに
『昔からぷりぱにいたみたい』
と言われる。もともと図々しいからかなあ。



ほいで最後は
本人さんちに贈り物を届けにいきました。
これは仕事ではなく。

てか

「関係作り」という意味では



今日の活動は
どれも仕事ではないかもしれないですね。

もっくよう

僕は今

○かめのすけ
○しぇあーど
○そして尼崎のヘルパー派遣事業所ぷりぱ

と3つの事業所の登録ヘルパーとして活動している。

これを今日はこれをふまえた話です。

キヨタヒトユキ31才厄年。



今日は10〜14時で介助。
やはり雨…

『かめのすけさんがくるといつも雨やねえ』

とお母さん。
うむむ否定できないほど雨の確率が高い。



この本人さんは
○西宮のヘルパー派遣事業所かめのすけ
○おなじく西宮ヘルパー派遣事業所メインストリーム
○伊丹のヘルパー派遣事業所しぇあーど

と3つの事業所からヘルパーが家に派遣されている。



僕がしぇあーどさんから行った
別の本人さんとのお風呂介助(二人介助)のときに、

今日の本人さんの話になり、
いろんな情報交換ができた。
それを今日は実践してみた。

僕は月に1回くらいしか会わないので
本人さんとの関係性がそれほどできてないのだ。
ので、しぇあーどさんと全く同じことをしてもうまくいかない。

しかし本人さんの「人となり」
を考え直すいいキッカケになった。



1対1で介助をすることが多い
居宅生活のヘルパーは、
同じ事業所内での情報交換はあっても
他事業所とはそこまでのことはない。



自分でいろんな指示をするのがむずかしい本人さん。

本人さんを支えている様々なところが
積極的に情報交換をする必要性を改めて感じた。



だって本人さんのためになるんだもん。確実に。

ニシムカントク

2ec61755.jpgゴージャスな調度品


キヨタヒトユキ31才厄年

今日は3部作です。

11時から三宮で前の職場

『重度身体障害者授産施設』

の本人とボランティア外出。


この月イチ外出
なーんと今月で丸3年。

いろいろあったなーなどと話しつつ


しかし今日



『キヨタさんを怒らせると
 もう遊びに行けなくなると思って
 あんまり言いたいこと言えてなかってん』




と言われショック!
そうか・・・
本人さんなりに
そんな気を使って遊びにいってたのか・・・



すまんすまん、何でも言ってな。
ほいでまた遊びに行こう



とニシムラ珈琲で伝える。

震災前は会員制だったこの喫茶店
ラグジュアリーな雰囲気に本人さんも口アングリだった。

hige

6c239769.jpg



最近ヒゲを生やしてます。

アゴのラインにズラーッと。
元々ヒゲは濃いので、
たった一週間でこの有り様。

別にオリラジ中田に憧れたわけでなく、
ホントに不精ヒゲなのです。

剃るのがめんどくて


『ちょっとだけ剃って、
あえておされでやってるように見えないかしら?』


と考えた結果なのです。
プラン9久馬や江川達也とか言われた方が本望です!

しかし周囲から
「やせて見える」
「小顔になった」
と思わぬコトバがっ!

デーモン閣下効果絶大です。

キヨタヒトユキヒチョリ31才厄年。





今日も今日とて介助。
医療的ケアが必要な方です

…が

この人歩きます!走ります!いたずらします!
それを吸引器(7〜8キロあるのでは?)
持って追っかける昭和49年生まれ…

ややへばりました…。

でも表情豊かな人で楽しかった〜


夜は神戸でフリースクールの副理事長をしてる人と飲む。

感心することしきり。

○不登校の子は、場の空気を読める鋭い子が多いらしい。
○いじめはあくまで引き金であって、
 不登校になるにはそれまでのいろんな要因が重なっている。

兵庫県にはトライやるウィークというセンスゼロの行事があります。
動物病院、スーパー、福祉施設、JR…

3〜5日いろんな仕事を体験し、
世界を広げ、これからに活かすというもの。

しかし当然フリースクールの子はいけません。
もしくは行っても続きません。

でも同じ年齢・学校の子が
そういった社会経験的なものをしていると
やはりちょっと行きたいとか、ソワソワするらしいです。



同じように福祉NPOはそういった実習の対象にはなりません。

それならば!



『福祉やるウィーク』



とかって銘打って、
トライやるの対象ではないもの同士で
やってみてはどうでしょう?

あーこれいつか絶対やりたいっ!

『田中としお』という男

昨日面白い話を聞いた。


今の地域福祉での話題といえば

国からおりる支援費がこれから確実に減ってきて
さあこれからどうしよう???


てことです。




それならウチはこうしよう!
という対策案は

1、支援費に頼らず経営をしっかりとして
  自分のところで稼いだお金でやっていこう。

2、支援費に頼らず小規模だけど
  自分たちの手の届く範囲で、
  自由に本人さんたちと関わっていこう

です。雑な言い方すれば。

「1」は愛知県半田市のNPOふわり
「2」は千葉県任意団体のばおばぶ

を参考にしたものですが、
そこにもうひとつのやり方が。




同じことをやっているのに
今年4月から売り上げの15〜35%ものダウンを
勝手に国に決められるのは納得いかん!
勝手に本人の生活を制限されるのは納得いかん!!

てことで
国に損害賠償請求を起こそう!
と言っているのが

尼崎市の田中としおさん

この人アツい人でして。
ちょと紹介すると・・・



○塚口の商業施設「つかしん」オープン時に
  障害者の方が働くお店を出店したいと、
  知り合いでもなんでもなく、
  資金も全くない状況で

  西武グループ会長(当時) 堤義明

  に情熱あふれる膨大な量の手紙を書き、実現。
 

○小規模作業所を支援費制度に組み込むよう要望、実現。

○尼崎市営バスにノンステップバスを増やそうと
 
2年間。『毎日』
 
  尼崎市役所に出向き、訴え、実現。
  その時の感想

  『カレンダー通り休めるから楽やったで』
 
  そして今現在ほとんどの車両がノンステップに。
  当然ながら尼崎市のノンステップバス走行比率は日本一。
 


とまあ福祉関係の『武勇伝』だけでも大変なもんです。

本当にやってる人のすごさってのは
長く続けること、気持ちが折れないこと
にありますね。

色んな人から色んな考え聞いて

自分の考えを構築していきたいと思います。

福祉をダメにした人

空き店舗に突然チャリが大集合してる時あるじゃないすか。

『テナント募集』

て貼ってあんのに、おばちゃん(おばあちゃん)で大盛況、みたいな。
しかしながら一ヵ月もすればまた空き店舗に…
と思ったらすぐ近くでまた別の空き店舗に
おばチャリ(さすべえ標準装備)が群がる…
竹村健一風に言うと
まさに都会の蜃気楼やね。
ビルの谷間に舞い降りた現代の神話やね。

てかあれ中で何やってんすかね〜2分でいいからのぞいてみたい!

キヨタです…
『新しい流通のカタチ』
と称してものすごい事が行なわれてる気がするとです… 



今日は夕方にお風呂介助を終えて

そのまま夜はのまねっと西宮の清水さん・竹田さん
デイサービス職員さんと4人で飲む。
のまねっととは障害者の相談窓口です。

おもしろかったのは福祉をダメにしたのは誰か?
という話。



ぶっちゃけ入所施設や作業所や授産施設の団体が
自分達の保身のため、職業確保のために

障害お持ちの本人さんが地域にでるのを
この社会をノーマライゼーションするのを
妨げてきたという現実。


「地域福祉は徹頭徹尾、初志貫徹でやらないと意味がない
 ものすごく大変で、時間も手間も人手もいくらでも必要。
 しかしそうしないと個人を大切にする国にならない」


というお言葉いただきました。
思ったが清水さんはアジるのがうまい。
何かその気になってしまう。

あーざっす!

介護保険改革

夜分にどうも。
ぼくの知り合いが応援している
民主党のやまのい和則さんの
メルマガをとってるんですが、
とても分かりやすく書いてあったので紹介します〜


以下転送




 メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。今は、19日(土)の夜中12時。
 今週も朝から晩まで、厚生労働委員会の審議や介護保険改正法案や
 高齢者虐待防止・介護者支援法案の審議打ち合わせなどで慌しく国会を
 走り回りました。
 昨年の年金改革審議のときもそうでしたが、3月4月5月は通常国会の山場です。

◎さて、このメールマガジンでは、最近、ホームヘルパーさんに同行してまわった
 在宅のお年寄りのことを書きたいと思います。

◇19日に訪問したフメさん(90歳)は一人暮らし。要介護1。
 昨年骨折により半年入院。
 「話し相手がいないから、こうちゃんとしろちゃんといつも話してるの」
 と、黒と白のネコのぬいぐるみを抱くフメさん。
 週2回のデイサービス、週2回の2時間ずつのホームヘルプを利用している。

 足腰が弱り、トイレに自力で行くのがやっと。買い物には行けない。
 手の指も昨年骨折し、その後遺症もあり、料理は自分では無理。
 ときどき近所のお店からお寿司やうどんを注文することもある。

 ホームヘルパーさんは、週2回の2時間ずつの訪問介護で、フメさんの
 注文を聞いて、まずは買い物。今日は3日分の料理をつくる。
 「ひかりものの魚を食べるとジンマシンが出る」とフメさん。
 その後、ヘルパーさんは買い物から戻ってきて、栄養満点の美味しそうな
 クリームシチューや野菜の煮物を手早くつくる。ご飯も炊く。同時に洗濯。
 3日分をつくって、冷凍しておく。この料理を三日かけてフメさんは食べる。
 食べるときには電子レンジで暖める。
 しかし、一人で食べるのであまり食欲は湧かないという。

 家族は近所に住んでいるが、息子さんが病弱であり、奥さんが看病している
 こともあり、フメさんの介護まではなかなか手がまわらない。
 フメさんもあまり息子さん夫婦には面倒をかけたくないと思っている。
 生活援助2時間で介護報酬は約4600円。それで9食分をつくる。
 1食あたり500円くらいの調理費か? もちろん、調理以外にも買い物、洗濯、
 掃除ほか、あらゆる身の回りの世話をする。

 実は、今週の国会での勉強会で私はショックを受けた。というのは、
 「介護保険でホームヘルパーさんがお年寄りに食事をつくるのは、高くついて、
  贅沢だ。ホームヘルパーは食事作りは辞めて、配食サービスにすればよい」
 という意見を何人かの方から聞いたからだ。
 そこで、早速、今日、ヘルパーさんの食事づくりに同行したわけだ。

 「ホームヘルパーさんの調理はコストが高い。配食サービスでよい」
 という意見があるが、と、ヘルパーさんに聞いてみた。
 「配食サービスのお弁当は飽きる。食べないお年寄りが多い。ときどきなら
  仕方ないが、一人暮らしのお年寄りは死ぬまでずっと配食のお弁当しか
  食べられない、というのはかわいそう。一人暮らしのお年寄りにとって、
  一番大切なことは食事をしっかり食べてもらうこと。栄養が一番重要。
  そのためには、毎日、配食のお弁当ではよくない。好きなものの注文を
  聞いて、それに合わせた食事をつくるからお年寄りも食べてくれる」
 とのこと。
 また、
 「だからオムツ交換などの身体介護のほうが、生活援助よりも簡単。特に、
  生活援助の調理は、お年寄りの味の好みがあるから難しい」
 とのこと。
 お年寄りの好物をヘルパーさんがつくるのは贅沢と考えるか否か?
 賛否両論分かれるところだ。
 さらに、ヘルパーさんの仕事は、冷蔵庫の中を見て、腐ったものがないかを
 チェックしたり、食事をちゃんと食べているかのチェックもある。

 10年ほど前、私は2年間、スウェーデンに住み、連日、ホームヘルパーさんと
 同行して、お年寄りの家を日夜訪問していた。
 スウェーデン人は国民性からして、食事にあまり価値を置かない。
 だから、朝も昼も晩もサンドイッチということもある。それに簡単なスープや
 冷凍食品のミートボールやポテトがつくくらい。なので、スウェーデンの
 ヘルパーさんは調理にあまり時間をかけない。
 私はイギリスでも3ヶ月、老人ホームや在宅で実習したことがあるし、
 デンマークやドイツ、アメリカでも調査をしたことがある。
 
 しかし、日本のお年寄りの食事への愛着は非常に強い。
 日本のお年寄りのヘルパーさんへの要望のトップが調理であり、これに
 ついては、「贅沢だ。ムダだ」などと賛否両論がある。
 今回の介護保険改正で、このフメさんのような要介護1の人は、今までの
 訪問介護でなく、「予防訪問介護」を受けることになるという。
 「予防訪問介護」では、ヘルパーさんはフメさんと一緒に調理をすることに
 なるという。しかし、指も痛めているフメさんは、一緒に料理することは
 ほとんどできない。

 今日もじっと見ていたが、3日分の料理を手早く作るために、ヘルパーさんは
 大忙しである。その姿をフメさんが見つめ、話しをしていた。
 フメさんにできる範囲で調理を手伝ってもらうことは可能である。
 しかし、そうすればヘルパーさんは、調理のスピードを大幅にダウンさせねば
 ならないので、ホームヘルプの時間はさらに長くなるであろう。
 さらに、一緒に調理したからと言って、90歳のフメさんが将来的に一人で
 調理ができるまでに回復することはほぼ不可能である。
 フメさんは、介護保険が改正になれば、どうなるだろうか? 要介護1だから、
 おそらく介護予防(新予防給付)になるだろう。しかし、ヘルパーさんは、
 「フメさんに、筋トレマシンの筋トレなんか無理よ」と笑う。

 電子レンジの下の棚を掃除。お皿の上に黒い点々が・・・。
 そう、ごきぶりの糞がいっぱいついている。
 フメさんは自分で掃除ができないので、衛生的な暮らしをするためには
 ヘルパーさんが欠かせない。

 介護保険が改正されたら、ヘルパーの調理はなくなり、配食サービスが
 増えるのか?
 もちろん、多少はうどんなどの出前や「ほかほか弁当」の出前などもいいかも
 しれない。時には、配食のお弁当もよいと思う。
 しかし、その出前の方々はお年寄りの生活を支えてくれるわけではない。
 栄養は大丈夫か? 健康は大丈夫だろうか?

 「デイサービスやヘルパーさんが来てくださるとき以外は、一人ですねん。
  でも、私、話し好きでしょ。寂しいときは、ネコのぬいぐるみと話すんです。
  私が死んだら、こうちゃんとしろちゃんも棺おけに入れてもらって、一緒に
  天国に行くことになってるんです」
 と、フメさん。

 ヘルパー任せにせず、もっと近所の家族が面倒をみればよいという意見も
 あるだろう。
 また、ヘルパーが調理までするのは贅沢だという意見もあるだろう。
 しかし、私には今のホームヘルパーさんは、フメさんにとっての在宅で
 暮らす「命綱」のように思えた。
 美味しそうなクリームシチューができた。美味しそうに食べるフメさん。
 別れ際にヘルパーさんは、私にこう言った。
 「『ホームヘルパーは食事をつくらずに、毎日、お年寄りは配食のお弁当で
  よい』と主張する国会議員には、一回、配食のお弁当食べてもらったら
  ええんちゃう? 何日連続で耐えられるか。飽きるよ」

 まあ書き出すとキリがありません。すでに時計は夜中1時。簡単に書きます。

◇先日は、要介護2の一人暮らしの義男さん(80歳)を訪問。
 トイレが間に合わず、部屋がウンチまみれになっていることもあるということで、
 私も替えの靴下を持ってヘルパーさんと共に訪問。
 義男さんもヘルパーさんが前日につくったクリームシチューを電子レンジで
 温めてもらい美味しそうに食べた。
 義男さんの家にはヘルパーさんが毎日来ている。

◇次に100歳(!)のヨネさんを訪問。要支援。70歳の娘さんが同居してお世話中。
 しかし、娘さんも外出することがあるので、その留守番、見守り、身の回りの
 お世話などのために、ヘルパーさんが週1,2回訪問。
 ヨネさんは一人でトイレにも行けないからだ。

 「見守り」や「身の回りのお世話」でヘルパーさんが行くのは贅沢かもしれない。
 しかし、この「見守り」「身の回りのお世話」がなければ、同居している娘さんは
 あまり外出もできず、ストレスがたまり、介護疲れで倒れてしまうかもしれない。
 このようなケースは、介護保険の改正でどうなるのか?
 「家族がやりなさい!」となるのか?

◇次に訪問したのは、70歳のお嫁さんが、90歳(要介護1)と92歳(要介護4)の
 両親を介護している家庭。二人をおいてお嫁さんは外出できないので、
 お嫁さんの外出の際に、ヘルパーさんが来ている。

◇さらに訪問したのは、78歳のアルツハイマー認知症のタネさん。一人暮らし。
 要介護1。ヘルパーさんがうまく誘導しないと一人でお風呂に入れない。
 食事も一人で食べれない。週3回のヘルパーさんの訪問のおかげで、
 一人暮らしが可能になっている。
 
◇今も夜中1時半だが、最近は連日、夜中1時2時まで介護保険改正法案の
 問題点をパソコンに書くために、起きている。
 そして、連日厚生労働省と協議をしたり、現場の方々や学者の方々から話を
 聞いたり。
 なかなか晩も眠れない。今回の介護保険改正で、
 「あのお年寄りのケースはどうなるのか?」「このお年寄りのケースは?」と、
 考えるとふとんに入っても目がさえる。
 もし、この改正でホームヘルパーのサービスが切れたり、減ったら、
 「あのお年寄りは一人暮らしが無理になるのでは?」
 「介護者が共倒れするのでは?」
 「フメさんは、ちゃんと食事を食べるだろうか?」
 「タネさんは、ヘルパーが切られたら、ウツ症状が悪化するのでは?」

 「国会議員だから、もっと大局的に制度全体を考えるように。山井さんの話は、
  いつも『あのおばあさんは、どうなる?』とか、個別の話になる。
個別の話は国会審議ではわからない」
 と、同僚議員から言われた。
 確かにそうかもしれない。しかし、今回訪問したフメさんやタネさんのような
 要支援、要介護1のお年寄りが全国で約200万人もいる。
 その方々の家事援助サービスを大幅にカットし、筋力トレーニングなどに
 誘導しかねないのが今回の介護保険改正である。
 責任は重大である。

 先週の委員会質問で私は、尾辻厚生労働大臣に
 「ホームヘルパーさんと同行して、お年寄りの家に行ってほしい。そこで、
  家事援助の現場を見て、お年寄りや家族、ヘルパーさん、ケアマネさんの
  話も聞いてほしい」と要望した。
 尾辻大臣も西副大臣も「現場を見に行きます」と約束してくださった。
 その報告を次の委員会質疑の際に、聞くことになっているので楽しみだ。
 大臣、副大臣とも素晴らしい報告をしてくださるに違いない。

◎福祉にはお金がかかる。介護保険の保険料がアップする中、サービス切り下げも
 ある程度はやむをえない。しかし、切ってよい部分と切ってはならない部分がある。
 政治家が現場をしっかり知って議論したうえでの結論なら仕方ない。
 しかし、現場のことをあまり知らない政治家が、また自分で家事もほとんど
 やったことない政治家が、安易に「家事くらい家族がしろ」「筋トレで身体を直して、
 家事くらいお年寄りがやれ」と国会で決めるのはおかしいのではないか?

 以上でメールマガジン終わります。長くなってすいません。寝ます。山井和則

ノンステップバス

所さんと友達になりたい!
キヨタです・・・
なんかこじゃれた物がもらえそうとです・・・




今日は9〜17時で介助。
この本人さんとは先週も外出しました。

先週ノンステップバス(車いすがのれるヤツ)に乗ったのですが、
どうもノンステップバスを導入したのが最近らしく、
運転手が大慌て!

まずノンステップバスってスロープが出てくるわけです。
ウイーンと。自動で。
でもバスと歩道の距離があるとスロープがでにくい!

てことでバスをちょっとだけ移動すること2回・・・
ようやく乗りこみました。

そしてまた車いすを固定する場所が決まっていて、
フック付きのベルトみたいのんで固定するんですが、



これまたモタモタ・・・



なんか知らんが出発するまで10分くらいかかりました。


当然お客さんは白い目ですよ。
本人さん及び僕に・・・



『なんで乗ってくるんだ、車いすのくせに』的な目ですよ。



運転手がちゃんと練習してればこんなことにならなかったのに・・・

『もっと練習してくださいね』

と言うたりました。修行が足りんぞ神●市営バス!

以前ぼくがしあわせの村で働いてる時、

しあわせの村に来るのは老人、障害者含め多くの方が利用するのに
ノンステップでないのはオカシイ!

もしくはノンステップでないと
しあわせの村で生活してる障害者の方は外出できない!

と神戸市議会議員のいさかさん(30)に言ったことがあるのです。

フットワークの軽いいさかさんは
実際に来てくれ、本人さんたちの話しを聞いてくれました。


そして約2年後・・・


三宮〜しあわせの村の路線バス全部がノンステップに!!!

いさかさんが凄いのか、たまたまか・・・
僕としてもちょっとはお役に立てたかな??
と思ってみたり。


井坂信彦ブログ
かなり面白いですよ〜この人アタマいい!