夢UFOa


 都内を車で移動していた。車内には私の他に2人ほど。
 空気が澄んでいるのだろう、遠くの山々がありえないほどくっきりと見えている。
 と、連なる山々の中腹くらいの高さに黒い円盤状の影が見えた。
 「ん、もしかしてUFO…」と呟くのと、その物体がこちらに向かってくるのが同時くらい。何10キロも離れていたように見えたのにわずか3~4秒で我々の乗った車の上空に達する。
 黒く薄い皿のような物体。車内からカメラで撮影するが、直径30メートル近い物体がわずか15メートルほどの距離にあるので、近すぎて全体を捉えられない。
 いったい、この空飛ぶ物体は何なのか?! 私は、いや我々は驚きを以て迎えた。不思議と怖さは感じなかった。道路脇に車を止めて、それをもっと良く観察しようとする。
 しかし、 我々が車を降りると黒い円盤はあっという間に空の彼方に飛び去った。
 円盤の飛び去った空を見送っていると、今度は白い雲が変化を始めた。
 SF映画化アニメに出てくるような宇宙戦艦のような形に変わったかと思うと実体化し、我々の上を超低空で通過していった。
 我々の周り360度の空で次々と同じ事が起こり始める。雲が一斉に宇宙船に実体化しているのだ。
 2階建ての建物の屋根と同じくらいの高さを無数の宇宙船が飛び交う。
 「いったい何なんだこれは!」

 そこで夢から覚めた。