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 妻が離婚裁判を起こした。俺が浮気したからだという。
 していない!
 妻の雇った弁護士は私が浮気したと切々と訴えるが、物証なく、状況証拠なく、心象だけで立証しようとしている。
 浮気相手の特定すらない。
 そんな無茶な。
 浮気していないのだから相手の特定のしようもないが。
 しかし、裁判は妻側の有利に動いている。
 なぜなら俺の雇った弁護士がスカタンで、「心象悪いですよ、負けですね。だって浮気するような顔してるもの。実際してるんでしょ、証拠ないけど。」と言い出す。
 こっちの弁護士まで敵の息が掛かっているのかよ。
 もう裁判なんか面倒くさいな。首括っちまおうと、裁判所を出て、ロープを調達しどこかの更衣室のような狭い部屋にロープを吊るす。
 このまま死ぬのでは浮気を認めるようなものなので、潔白を訴えて恨みも添えて死んでやるかと思った。
 そのまんまストレートに書くよりは、辞世の句にでも込めるかと、壁に向かって筆ペンを構える。
 が、浮かばない。
 教養ねえな、俳句ぐらい作れるようになっておけば良かったな…
 壁に向かって悩む俺だった。 

 嫌な初夢見たなぁ。