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 北海道に帰省している間のこと。
 両親の隣に住んでいる弟の話では、最近元気の無い母は、あまりきちんとした料理を作らずまともに食事をとっていないという。
 父が危篤で入院してからはそれこそ食事が喉を通らないようだ。
 食欲がない何も食べたくないと言い、私の用意する食事にもなかなか手を付けてくれない。
 やっと食べたいと言ったのが寿司。近くのスーパーで魚屋さんが作ったお寿司というのを買ってくると良く食べた。
 しかしこれが千円するので毎食というわけにはいかない。
 でも、母にはきちんと毎食食べて欲しいので、ちらし寿司を作ることにした。酢飯を使わなかった(実家になかった)から海鮮丼ということになるか。
 材料に使ったのはサケ、マグロ、ブリ、甘海老、マグロ中落ちなど。時々使った卵焼きはコスト削減策だ。合わせる汁物に野菜やワカメ、ヒジキなどを入れることで栄養のバランスも取ったつもり。
 これが飽きずに毎食良く食べてくれた。
 材料の刺身は高いから、私は母の隣で北海道限定カップ麺を食べてたよ。昼飯は父の見舞いの帰りに外食してたけど。


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 父が退院してからは父の分も作ったので、10日ほどの間に25~26食も作ったろうか。
 工夫した点と言えば、母は高血圧なので食べるときに醤油をあまり使わなくてもいいように、刺身を軽く醤油洗いにしてみたり、顆粒の無塩出汁で味付けしてみたりした。


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 海鮮丼以外にも、蕎麦と調味料で濃い味のついた市販の餃子なら良く食べると分かったのは、実家を去る前日のこと。
 もうちょっと早く分かっていれば、海鮮丼ばかりでなく織り交ぜて食べさせてやれたのにねえ。
 父も戻ってきたことだし、母も元気を取り戻して、毎日きちんと食事を採って体力を養ってくれているといいなあ。