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 ブックオフを覗いたら、「航空ファン」のかなり古いバックナンバーが大量入荷していた。
 一番古いのは1963年8月号、私の生まれる前だ。
 値段は各冊とも105円。所持金が少ないためとりあえず11冊だけ選んで購入する。
 航空ファンという雑誌は文林堂より1952年以来刊行が続けられている軍用機を中心とした航空機専門の月刊誌だ。
 若干ミリオタな私は度々古雑誌を入手しては読んでいるんだけど、自分の生まれる前に発行された物を手にするのは初めて。
 これがなかなか面白いのだよ。
 既に引退した超音速機コンコルドが計画中の飛行機として紹介されている。あと、まだ現役で飛んでいるとはいえとっくに旧式となった旧ソ連の戦闘機ミグ21が、ベールに包まれた機として憶測まじりで紹介されているのがなんだか面白い。
 仮想敵国が新兵器を開発すると実際以上の評価を与えて、我が国は対抗上もっと強力な物を得ななくてはみたいなことが当時から今の今まで延々繰り返されているんだね~ とか考えながら読むと、古い情報であるのに最近の号よりむしろ興味を引くところも多いから面白い。
 とりわけ興味を引かれたのが特集の「陸軍五式戦闘機のすべて」だ。五式戦闘機というのは太平洋戦争時の日本軍の戦闘機なのだが、ここでは詳しく述べない。その特集記事で貴重なのは、開発当時のテストパイロットのや開発に携わった人々のインタビューが掲載されていることだ。1963年当時は、この方々がまだ存命だったんだね(未だにご存命の方もいらっしゃるかもしれないけど)。実体験を述べられているので真に迫っているし、資料としても貴重だ。 
 広告のレトロ感も楽しい。 
 月刊誌って割と新しい情報を得るために読む物だけど、古い雑誌を読むのも楽しいものだね。